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【暴れ幽香と】森崎が幻想入り 12話目【鬱蓮子】
[313]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/07/18(日) 22:39:04 ID:whQ/qXUM ……… …… … 〜スタジアム・魔界チーム側ベンチ〜 神綺「ふぅ、なんとか治療完了っと。どう? 何処か痛いところは無い?」 魔界人三「バッチリです!」 魔界人十「神綺様、ありがとうございます!」 ぴょこん、と飛び跳ねる二人を見て、神綺が安堵の溜息をつく。 いかに勝つことが重要とは言え、自分の子供同然の存在である魔界人達が怪我をおしてプレーしていることに、 神綺は前半からずっと心を痛めていたのだった。 夢子「これで懸念はなくなりましたわね。スコアは2-2、状況は五分と言ったところでしょうか」 ユキ「五分じゃないわ! 相手のキーパーはやっぱりヘタレだったし、こっちは全然奥の手を出してないわ。 後半からはもっとガンガン押していけるはずよ!」 マイ「……ユキ、ちょっとうるさい」 高い声をベンチ中に響かせるユキを、マイが宥める。
[314]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/07/18(日) 22:42:06 ID:whQ/qXUM マイを含めたユキ以外の魔界チームのメンバーは、彼女ほどには戦況を楽観視していなかった。 確かにこの前半、敵のキーパーのセーブ率はそれ程でもなかったし、それに対して自分たちは切り札を何枚も温存している。 ……しかし。 夢子「しかし、あのレミリアに認められ、一度は打ち負かした人間。油断するべきではないですわ」 マイ「……それに、あの変態も居る」 マイの言う変態とは勿論幽香のことだ。 最初のワンプレーを除けば、中盤の支配権は殆ど彼女一人に奪われてしまっている。 魔界チームの中盤を任されている白黒姉妹にとっては、これは由々しき事態だった。 神綺「中盤……そうね、無策に当たりに行くわけにもいかないし。せめてあの子が居れば違うんだけど」 ユキ「神綺様、いなくなった奴の事なんか気にしないでください! 大丈夫、後半はわたしとマイであの変態を止めてみせますから!」 どこか遠い目をして呟く神綺に、ユキがさも面白くなさそうな顔で食いつく。 夢子「今回はユキの言うとおりですわ。無いものを嘆くより、今は現実的な作戦を練るべきです」 神綺「そうね……ごめんねユキちゃん、夢子ちゃん。よぉし、それじゃあ作戦を立てるわよ! まずは……えっと?」 マイ「……多分、あの変態への対策からがいいと思う」
[315]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/07/18(日) 22:44:00 ID:whQ/qXUM 土壇場で言葉に詰まる神綺に対し、マイが半ば呆れながら助け舟を出す。 魔界神を名乗りながらも、神綺には森崎のようなキャプテンシーはない。レミリアのように無理やり周囲を従え進む傲慢さもない。 ……だがしかし。それでも神綺は皆に愛されていた。 ……… …… … そして、いよいよ後半戦が始まろうとした時。その異変は訪れた。 ------------------------------------------------------------------------- きょうの天気です→!card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードのマークで分岐します ダイヤ→天気雨。全ての吹っ飛び係数に-1 ハート→雪。全ての攻撃側判定に-1 スペード→霧雨。全ての必殺技補正に+1 クラブ→烈日。15分時点のガッツ回復が発生しない。 JOKER→台風。とんでもないことになりやがった……。
[316]森崎名無しさん:2010/07/18(日) 22:45:00 ID:??? きょうの天気です→ クラブ6
[317]森崎名無しさん:2010/07/18(日) 22:50:17 ID:??? これはもう勝てたら奇跡レベルになってきたな
[318]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/07/18(日) 23:24:14 ID:??? 失礼、貼り忘れてました。 ☆ハーフタイムでガッツが200回復しました。 がんばりフォーレスツ 2−6−2 −J−H− Jリグル Hミスティア −−I−− I幽香 E−D−G E蓮子 D中山 G咲夜 −B−F− BメイドG F中里 −−−−− −C−A− Cメリー Aレティ −−@−− @森崎 FW リグル 490/600 ミスティア 540/620 OMF 蓮子 820/820 幽香 660/850 中山 730/730 咲夜 810/810 DMF メイドG 600/600 中里 750/750 DF メリー 830/830 レティ 720/720 GK 森崎 525/850
[319]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/07/19(月) 00:26:55 ID:NUaBUjLg クラブ→烈日。15分時点のガッツ回復が発生しない。 実況「さぁたった今、審判に促されて選手たちがフィールド上に出てきました! 両チームとも交代はなし、しかしフォーレスツのフォーメーションが……こ、これは?!」 観客「なんだアレ? MFが1,2,3……6人?!」 「ゴール前に二人しか居ないぞ! どうなってんだ?」 神綺「へっ? こんなフォーメーションって……」 夢子「(これは……中盤争いでなら勝てると見て、完膚なきまでに押しつぶしに来たわね)」 森崎「(くっくっく、俺の天才的発想に凡人共が驚いてやがるぜ……)」 ホイッスル前。フォーレスツの敷いた大胆にもほどがあるフォーメーションに驚く周囲を見て、森崎が一人満足気に頷く。 美鈴「これはまた……随分思い切った布陣ですね」 レミリア「くくく。常識に囚われない思考、やるとなれば徹底的に……悪くない。悪く無いわ」 観客席のレミリアがニヤリと口の端から牙を覗かせる。 もはや大会恒例となっていた後半からの天変もなく、空は相変わらずの快晴。だが、不意に観客の一人が呟いた。 観客「なぁ……何か暑くないか?」 「ん、そういえば……」 「おかしいな。朝は涼しかったはずなのに……」 じりじり、じりじりと。観客が騒ぐ間にも日差しはさらに強くなり、スタジアム内の人間・妖怪たちの肌を容赦なく焼いていく。
[320]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/07/19(月) 00:30:45 ID:NUaBUjLg レミリア「……ちっ。美鈴、傘よ」 美鈴「! ……は、はい!」 レミリアの忌々しげな声に、美鈴が持っていた白い日傘を慌てて差し出す。 見れば、あまりにも眩い陽射しによって顔半分が無残にも焼け爛れていた。 レミリア程の吸血鬼なら5秒も経たずに再生する程度の傷であるが、悲鳴の一つすら上げないのはやはり流石というべきか。 早苗「これは……洩矢様」 諏訪子「間違いないね。……この日差しは私にもちょっとキツいよ」 森崎「(くっ、何だ? 急に日差しが……不味いな、この炎天下じゃ立ってるだけでも体力を持って行かれるぞ)」 レティ「(これ、は……くっ……)」 突然ギラギラと照りつけだした日差しをグローブを填めた手で遮りながら、森崎が独りごちる。 見れば、目の前のレティなどは見るからに顔色が悪い。なるほど、雪女の彼女にとっては確かに最悪の天候だろう。 幽香「(ふん、どこのどいつか知らないけど中々イライラさせてくれるじゃない。よっぽど命が要らないみたいね……)」 夢子「(気温が大幅に上昇……。幸いにも私には影響が少ないけれど、神綺様達は……)」
[321]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/07/19(月) 00:32:02 ID:NUaBUjLg 憎々しげに空を仰ぐ選手たち。 しかし、暴風雨ならともかく「日差しが強い」程度で試合が止まるはずもなく。 その3秒後、灼熱の空にホイッスルの音が高らかに鳴り響いた。 ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!! 実況「さぁ試合開始! 太陽がじりじりと芝を焼くこの炎天下の中、選手たちはどのような熱い戦いを見せてくれるのでしょうか! ボールは魔界チームから、ファーストタッチはFWの神綺くん! さぁどうやってフォーレスツの守りを崩しに行くのか?!」 神綺「(体力のことを考えるのは後……今はとにかく得点を!)」 センターサークル内でボールを受けた神綺が、そのまま一直線に走りだす。 傍らに従えるのは十番と九番、そして後ろには白黒姉妹。どうやら、一気に勝負を決めにかかるつもりらしい。 幽香「はっ、手間が省けて丁度いいわ!」 リグル「いきなり来た……!」 ミスティア「私だって、たまにはディフェンスくらい!」 神綺「(幽香に対して当たりに行けば相手の思う壺……大丈夫、私の後ろにはみんなが居る!)」
[322]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/07/19(月) 00:33:12 ID:NUaBUjLg ------------------------------------------------------------------------- 先着順(順番通りじゃない書き込みは無効)で 神綺→ !card ワンツー 47+(カードの数値)= 魔界人十→ !card ワンツー 40+(カードの数値)= ミスティア→ !card カット 42+(不屈+1)+(カードの数値)= リグル→ !card カット 37+(カードの数値)= 幽香→ !card カット 46+(サディストLv3(+3))+(最強の妖怪+1)+(カードの数値)= !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→神綺、ワンツーで突破! =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に (魔界人十一がフォロー)(中山がフォロー)(中里がフォロー) ≦−2→フォーレスツボールに。 【補足・補正】 接触プレイの際両側のカードのマークがクラブの場合、守備側の反則になります。非接触プレイは対象外です。 吹っ飛び属性のある技が発動し、技に設定された係数以上の数値差をつけられた選手は吹っ飛ばされてしまいます。 シューターとキーパーの数字が一致した場合ゴールポストになり、同時にマークも一致した場合は枠外になります。
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0ch BBS 2007-01-24