※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【敗北と】小田Jr.の野望13【再生】
[286]森崎名無しさん:2010/05/22(土) 23:05:29 ID:NN9Hlal+ A >>285 ぶっちゃけこれでもまだ俺は意味わからんし、難しいと思う。 とりあえずこの台詞を ドロッセルなんたら「おのれシュガー!貴様のせいで小田jrの世界は破壊されてしまった!」
[287]小田ジュニア:2010/05/22(土) 23:27:45 ID:cQVqfBbQ >>285 何度かミスリードしてますからね。もしかしたらシュガーが神さまと同じ存在だと見破る人は出てくるかも しれないな、とも思っていましたが、同時にドロッセルマイヤーの真意に気づく人は絶対にいないだろうな と思ってました。(推理力云々ではなく、中の人が徹底的に悪人として書いていたので) >>286 結構簡単ですよ。この世界は量子力学の概念により世界は収束しない重ね合わせの世界が存在する。 (中の人はこれを世界の揺らぎと表現しています。まぁそれ以前にこの大前提を書いたのは 相当前なので誰も覚えていないでしょうが…) その重ね合わせの世界からの来訪者を取捨選択する役目がえりるだったのです。で、本来は弾かれる べき存在であるシュガー(この世界でいう神と同じ存在)がえりるの職務放棄により生まれてしまう。 ドロッセルマイヤーはこの世界がこれ以上おかしな方向に行かないように、シュガーとついでに 壊れてしまったえりるを回収する。それに気づいたジュニアは秋津姫の助力と、ドロッセルマイヤーの 根負け(?)により2人を返してしまう。 で、ドロッセルマイヤーはこれ以上この世界が独立しないように今のジュニアの世界に比較的近い 世界にえりると同様の介入をしている。 という事まで判明されました。 因みにディケイドのおっさんの台詞はどこかに潜ませたかったと中の人も思っていましたw
[288]小田ジュニアの野望:2010/05/23(日) 00:49:09 ID:KP+hKsSQ A.まだ話の途中だし最後まで聞く。 小「ここまで聞いたんだ。折角だから今日聞けることは全部聞いちゃうか…」 そう思ったジュニアはえりるに続きを話すように促す。 えりる「では続けます。その前に…ご主人様はドロッセルマイヤーさんから白紙のカードを2枚 貰いましたよね?」 小「ん?あ、ああ。そういえば『なんでも願いがかなう』っていわれたな」 そういいながらバッグから2枚のカードを取り出す。 えりる「では、そのカードの正体を考えた事がありますか?」 小「???いや、いわゆるドラゴ○ボールみたいなもんだろ?」 えりる「残念ですが違います。そのカードはこことは異なる世界という本の紙片です。『虫食い』により 破り千切られたものの怨嗟によって構成されてます」
[289]小田ジュニアの野望:2010/05/23(日) 00:50:12 ID:KP+hKsSQ 小「ブォ!!そ、そんなものだったのか?」 えりる「はい。なのでそれは異なる世界の概念の一部です。白紙であるのはそこに虫食いを倒すための 情報を書いてもらうため。そのためなら世界の欠片はそれこそ全ての力を使って叶えてくれるでしょう。 しかし、虫食いというのはそういう存在を糧に成長するのも事実。もしそのカードを使用するときは 御注意ください。願いをかなえる代わりにその効果が不十分だった場合、逆に虫食いに力を与えて しまう可能性があります。」 小「そ、そうか…」 ジュニアは僅かにこのカードが恐ろしいもののように感じ、素早くバッグの奥に隠す。 えりる「では虫食いとはなんなのか?それはえりるちゃんのデータ外の何かである。という事しか わかりません。恐らくドロッセルマイヤーさんにもわかっていないでしょう。ただ力を求めすぎた 世界の主人公であるという事は間違いないと思いますが…」 小「それで、この世界を救う方法というのは?」
[290]小田ジュニアの野望:2010/05/23(日) 00:51:48 ID:KP+hKsSQ えりる「一つは戦わずに勝つ。つまり虫食いの成長自体を止める事です」 小「あ、それはマリーさんに聞いたな。確か図面も貰った。」 えりる「図面?ああ、もう出来たのですか。流石はマリーさん。ですが、その案は本当に最後に した方がいいと思います。理由は4つ。一つは虫食いがマナとよばれる物質以外のもので 成長している可能性があるということ。二つ目はそれを作るという事はほぼ無関係な人間に マナという存在を証明させてしまうという事。そして三つ目は、急激なエネルギーの変動は 世界のバランスを崩し、もしかするとに虫食い以上の被害をこの世界に与えるかもしれません。 そして最後に…この世界から不思議が消えます。」 小「…いっていることがよくわからないな」 えりる「つまり、虫食いがマナを栄養に成長しているという事が過程であるという事、もしかしたら 他のもの…たとえば強力な魔法使いや、どこかの神さまを栄養にしているかもしれません。 それに全く関係にない人間にマナという存在を示してしまうと、それ以外の存在もまた発見される 可能性が高くなります。そしてそういったものを大量に使えば世界のバランスは崩れるでしょう。」
[291]小田ジュニアの野望:2010/05/23(日) 00:52:51 ID:KP+hKsSQ 小「ああ、所謂石油の枯渇とかそういうやつか」 えりる「そうですね。半分正解です。そして最後、これが恐らくご主人様には最大の理由になると思います。」 小「不思議がなくなるってやつか?」 えりる「はい。最低でも今いえる事は蝶化と、花のワルツ、フェアリーダンスが使えなくなります」 小「え!?それって…」 えりる「そのままの意味です。ご主人様には世界の異物を視る能力をドロッセルマイヤーさんから 貰ってます。なのでその力である程度認識は出来るでしょうが、顕現するための物質が圧倒的に 減ってしまうので、神格の高い秋津姫でさえ、めったに顕現する事は出来なくなるでしょう。」 秋津姫「とはいえ、この世界がある限り我は常に人の世を見守っておるがの」
[292]小田ジュニアの野望:2010/05/23(日) 00:53:56 ID:KP+hKsSQ ドラコ「そうだな。そうなったら私たちも元の世界に戻るしかないな」 セリリ「そうですね」 小「へ?ドラコたちって戻れるの?」 ドラコ「ああ、まだまだ先の話になるだろうと思って黙ってたが、この場所は特異点の塊だからね。 折角仲良くなったのにすぐにバイバイというのも悪いし、何よりドラミが成長するまでは 見守っていたかったし」 小「そうだったのか…」 どうやらこの図面の出番はないなと思うジュニア。そして、それを知る前に遊園地などに行かなくて 本当によかったと思うのだった。 小「でも他にもあるんだよな。勝つ方法」 えりる「そうですね。短期決戦であればえりるちゃんの5次元において見通す能力で発見、そして カードで速攻潰すという作戦でいけたのですが、今確認したところ虫食いさんはどこかに身を潜めて いるようです。ここから導き出される答えは3つ。一つは虫食い自体に知能がある。二つ目は 虫食いが他の存在と同化してしまった。そして最後に…虫食いを匿っている存在がいる。この3つです。」
[293]小田ジュニアの野望:2010/05/23(日) 00:55:32 ID:KP+hKsSQ 秋津姫「そうよな。我も同意見じゃ。そして、一つ目と三つ目であれば南葛市内にそれは存在しない。」 えりる「えりるちゃんもおなじです。そしてそうなると、一つ目だった場合が一番厄介です。 これに関しては、もうそうでないことを願うしかありません。えりるちゃんと神さまの目を欺き、 尚且つ力を貯め続ける事が出来る。そして恐らく大元のそれがそうであったように分裂飛散する 能力も有していると思われます」 秋津姫「それは安心せい。他の世界の奴を見たことがあるがそのほとんどは知力の欠片もない やつらじゃった。」 小「…もしかして倒した事あるんですか?」 秋津姫「まあな。その世界のお主が『神威』となり我の与えた神剣で打ち抜いたぞ」 小「…それ、俺にもくれませんか?」
[294]小田ジュニアの野望:2010/05/23(日) 00:56:33 ID:KP+hKsSQ 秋津姫「むりじゃな。今のおぬしでは神剣に取り込まれるがオチよ。それとも我と契約するか? 古今永劫我と共に歩む事を」 小「ごめんなさい」 秋津姫「いやよい。もし、了承しても我が認めぬ」 えりる「となると可能性は後半の2つ。誰かに取り付いているか誰かに匿われているか。」 ドラコ「秋津姫様。匿っているとしたらあいつらではないですか?」 秋津姫「馬鹿な?いかに暴力の化身とはいえ、自らをも破壊する存在を匿うなど…」 小「???」 ドラコ「今、秋津姫様が『神威』という言葉を使ったろ?この世界の秋津姫様の『神威』は私だ。 秋津姫様と契約し、その力の代行者となっている」 小「え?」 セリリ「ずっと昔言いませんでしたか?ドラコが時々ズタボロになって帰ってきているって」
[295]小田ジュニアの野望:2010/05/23(日) 00:57:38 ID:KP+hKsSQ 小「あ、ああ!そういえばいつの間にかテンプレにも!?」 ドラコ「そう。秋津姫様、いいですよね?」 秋津姫「そうやの。全く可能性がないということもない。よきにするがいい」 ドラコ「実はこの街は他の存在にも狙われているんだ。正確に言えばこの街ではなく、この国の神々は」 セリリ「その名前は国津神。まつろわぬ神とよばれるものとその眷属です。彼らは自然現象に理(ことわり) を加え信仰により生まれた秋津姫たち天津神とは異なり、力あるものが全てを喰らう力の暴力そのものです。 観測者としての人がその事象を認識する事で力を行使できる天津神とはことなり、それそのものが 力なので、観測者は必要とされません。ただ、信仰という後ろ盾がある天津神はその力を代理人に渡し、 対抗する事ができますが」 小「ここに来て新勢力???」 ドラコ「いやそうでもない。もし。もしだけどこの国津神を奉ずる一族やまつろわぬ民が、 この虫食いを匿っているとすれば全てが合点がいくんだ。」
[296]小田ジュニアの野望:2010/05/23(日) 00:59:12 ID:KP+hKsSQ えりる「2種類の異なる神の目があるのに発見できないのは他の神が妨害しているから…という事ですか」 セリリ「はい。今の会話を聞くにえりるさんも神に匹敵する力を持っていると推察されます。そして 恐らく違う可能性の神様なのでしょう。となると、見つからない方がおかしいのです。ならば答えは 簡単。第3の神が関与しているのですよ」 えりる「なるほど…やっぱり皆さんを集めて大正解でしたね。えりるちゃんだけではそこまで たどり着く事は出来ませんでした」 ドラコ「まあね。となると簡単だ。猛!お前は力をつけろ。そして国津神を奉ずる民を倒すのに 協力するんだ。そうするとおのずと結果がついてくる」 小「…今まで蚊帳の外で色々なことが起きてたんだな。だが、わかった。ただ闇雲に何かをしなきゃ いけないという焦燥感から目標が生まれたのは大きいぜ!」
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24