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【敗北と】小田Jr.の野望13【再生】
[459]小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 19:21:27 ID:EjW5hKVM 小「…せめて見通しがいいところに出れば城の方向はわかるし、最悪タクシーの運ちゃんに頼めば 帰ることが出来るんだろうケド…」 そう思いながら… ジュニアてんてこ舞い?→!card お1人さまで!cardの数字を抜きコピペってください。 ダイヤ 「あの、お困りですか?」みすぼらしい少女が声をかけてくる。 ハート 何の問題もなく大通りに出ることが出来た。本日は何事もなく終了。 スペード げ!いつの間にか親父に貰ったタクシー代がなくなってるよ… クラブ 「ふっふっふ。形勢逆転だな。」悪人顔のスリが仲間を連れて三方を封じる。 となります。 ダイヤの場合はいつものとおり数字が容姿となります
[460]森崎名無しさん:2010/05/25(火) 19:24:30 ID:??? ジュニアてんてこ舞い?→ ハート9
[461]小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 20:47:09 ID:EjW5hKVM ジュニアてんてこ舞い?→ハート9 ハート 何の問題もなく大通りに出ることが出来た。本日は何事もなく終了。 小「まぁ最悪適当に歩いても城壁にぶつかるはずだし、そうすればイヤでも大通りに出られるからな」 クラリスタニアの街を良く知るジュニアはこういうときこそ冷静にと行動する。場所がわからないという事で 時間は非常にかかってしまい一般的にいう深夜にまであるきづめになるのだが、城壁沿いを歩いていくと 予測どおり大通りに出る。そしてそのままタクシーに乗り込むと、 特にイベントは起きないままクラリッサ公の宮殿に到着するのだった。 〜〜〜 公都クラリスタニア。 小国ルリタニアの第一の都市でクラリッサ公の宮殿である通称『銀とガラスの宮殿』が置かれている都市である。 既に時間も遅く門も閉められていたのだが、ジュニアはずっと昔そうしていたように裏門へと回る。
[462]小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 20:48:13 ID:EjW5hKVM 小(……さて、ロッテは今でもあの部屋にいるのだろうか?) それは裏門近くの使用人専用の宿舎。最低でも2年前までは一番端の部屋で鍵の管理も行っている まだ若いメイドさん(当時は見習い)なのだが… 実は彼女とは遠縁であるためジュニアはこのメイドさんと懇意にしており、部屋を抜け出したり 門限を破ってしまったりと様々な理由で宮殿に入れなくなっているときは彼女に頼んでいるのだ。 (実はメイドさん見習いが鍵の管理という重要な役目を担うわけはないのだが…) とんとん。 小「お〜い。ロッテ、起きてるか〜?」 暗くなっていた小窓に小石をぶつけるジュニア。 ぱちん! そしてすぐに電気がともり… ???「は〜い〜〜どなたですか〜〜」 なんとも間の伸びた声がかかってくる。
[463]小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 20:49:19 ID:EjW5hKVM 小「おれだよ。猛だよ。扉が閉まってるから開けてくれないか?」 ジュニアは聞き覚えのある声に懐かしさを覚えながら声をかける。 ???「え〜。猛様は本日はもうお休みになったとおききしましたよ〜〜」 どうやら父か母の計略でジュニアは疲れてすぐに休んでおり、レセプションには参加できないと 言い訳したようだ。 小「いや、でもこの声聞き覚えあるだろ?」 ???「………はい。たしか〜に、猛ちゃんですねぇ〜。でもそれなら守衛さんに頼めばいいのではない ですか〜?」 小「むう…それは流石にカッコつかないだろ。それに守衛に見つかったらグランパに報告されるし…」 ???「ふむぅ…確かにその思考パターンは猛ちゃんのようですね〜。少々お待ちを〜」 少々お待ちを…といってゆうに10分。かちゃりという音と共に寝ぼけまなこの女性が顔を出す。 年の頃は17.8だろうか?ナイトキャップにだぶだぶのパジャマ。肩にかかる赤毛に 緩いウェーブのかかっているのは普段みつあみにしているからだろうか?
[464]小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 20:50:20 ID:EjW5hKVM 小「…相変わらずの寝起きだな」 ロッテ「そんな事いう子には扉開けませんよ?」 眠くて自分でも何をいっているのかよくわからないのだろう。ロッテは黄金に輝くどう考えても鍵には 向かない素材で出来た鍵をふらふらともっている。 小「ごめん。そして久しぶり。元気してたか?」 ロッテ「元気じゃないですよお。眠いんです〜」 そういいながら無造作に裏口の扉を開けるロッテ。裏手の門とはいえ24時間体制で監視カメラが 動いており、ロッテの動きもジュニアの動きもバレバレなのだが長年の慣例なのか、こういう場合のみ 家主であるクラリッサ公へ報告がいかないことになっている。 〜〜〜
[465]小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 20:51:22 ID:EjW5hKVM ロッテ「それじゃぁ猛ちゃん。さっきいったようにお部屋は昔と同じですから迷わないように してくださいねぇ〜」 ようやく寝起きの状態から解除されたのか、ロッテは手をひらひらさせながら非常灯しかともっていない 廊下を歩き出す。 小「大丈夫大丈夫。それじゃなロッテ。一週間だけどヨロシク」 そういいながら部屋へと入ったジュニアは天蓋つきのベッドの中でぐっすりと… むにゅ… 小(むにゅ?) 柔らかい感触に不思議に思ったジュニアは掛け布団をめくってみると、そこには紫乃とドラミが 寄り添うように眠っているのだった。 小(ああ。待っていてくれたのか…悪い事したな。明日からが本番だし、一日くらいはみんなで 遊ぶのも悪くないのかもしれないな…) そんな事を思いながらベッドの横に置かれたソファーで眠りにつくのだった。 〜〜〜
[466]小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 20:52:42 ID:EjW5hKVM ルリタニア2日目。 その日ジュニアはとても大きな声でおこされる。 ???「猛ちゃん!なんてお行儀が悪い!あと2.3歩でベッドなんですからギリギリで横着 しないでくださいませ!」 小(……ん?ここは…あ、そうか。グランパの屋敷に来たんだったな…) そんな事を思いながら目をしぱしぱさせると目の前にみつあみ赤毛、眼鏡をかけたややそばかすのかかった 女性がジュニアの顔面数センチの所まできていた。 小「おはようロッテ。今何時?」 そう聞きながらいつの間にかかけられていた毛布を引き剥がそうとすると とてつもなく重い。 小(???) 不思議に思ったジュニアが力ずくで引っぺがすと、そこにはドラミが包まっていた。
[467]小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 20:53:58 ID:EjW5hKVM ロッテ「まあ猛ちゃん。いつの間にかロリコンになっちゃって。クラーラさんに言いつけちゃいますよ?」 小「ちょいとまて、これは妹のドラミだ。グランパから聞いただろ?」 そういいながらドラミを揺り起こすジュニア。 ドラミ「ふにゃ?パパ、おはよう」 そういいながらぺったりとくっつくドラミ。 ロッテ「………これは…やっぱり報告するべき…かな?」 ジュニアの事を良く知るロッテからすればロリコンという事はありえないと承知しているのだが いたずらっ子のように眼鏡をきらーんと光らせる。 小「だからちょっと待ってくれ。誤解だよ」 寝起きという事で本気か冗談か気づかないジュニアはクラーラ姉さまに報告される事に恐怖を 覚えると必至に弁明する。
[468]小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 20:55:12 ID:EjW5hKVM ロッテ「…ふふふ。冗談ですよ猛ちゃん。ドラミちゃんの事は昨日の夜に紹介してもらいましたから」 あまりに慌てふためくジュニアに満足したのかロッテはそれでは10分以内にドラミちゃんを起こして 朝食に来てくださいね。 そういい残し去っていくのだった。 〜〜〜 そしてそれからきっかり10分後。ジュニアは最低限の身だしなみを整えるといくつもの椅子が並んでいる 大テーブル…その一番端に座る。 小「おはようございます。お爺様。」 一番の上座にはクラリッサ公。以前のような威厳は僅かに衰えているが、それでもその身に纏う威風は 変わらず、思わず背筋が伸びる。 クラリッサ公「うむ。おはよう。長旅ご苦労だったね。で、持病の膝頭ムズムズ病は治ったかね?」 小「は?…あ、はい!もちろんです。昨日は晩餐会に参加できずに申し訳ありません」 ジュニアは恐らく強がついたのであろう、でまかせの持病を肯定すると早速運ばれた食事に 口をつける。
[469]小田ジュニアの野望:2010/05/25(火) 20:56:40 ID:EjW5hKVM クラリッサ公「さて、わしは公務があるでな。早速じゃが今日はどうする?既にコーチは 雇っておるのだが…」 それは一番初めの約束。つまりはプチ留学の本来の目的であるサッカー訓練のコーチの事を いっているらしい。 どうしますか? A.今日はサッカーの特訓だ! B.今日はまだ体調がすぐれないのでやすませてください。 C.その他 先に1票入ったものを選択します。
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0ch BBS 2007-01-24