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【敗北と】小田Jr.の野望13【再生】
[586]小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 15:15:03 ID:KsMBlP0M >>583 プレシャスあるところに俺はいつもいるぞ!!! >>584 ごく普通にエルフのいる世界ですからぼちぼち移動すればいつかは見れますよ。 >>585 最近のゲームでは比較的ドワーフの女性というのもいますよね。自分が遊んでいた頃はドワーフといったら 男限定の種族だったのですが… (女性だろうが髭が生えてがっちりしているため見栄えが非常に悪いという話でした) 始まりの冒険者→ハートJ ハート がっしりした体形のドワーフだった。 その男は不審な目で見られていることに気づいたのか、そのフードを取り少しでも安心させようと こころみたようだ。 ぱさり… フードをとった姿はジュニアより拳半分大きいだけなのだが、その見事に蓄えられた髭や もじゃもじゃの髪の毛、それに鉤鼻は人間のそれに近いものだとしても、あまりにもがっしりした体躯、 一瞬の油断も見逃さないような鋭い目つきは人間にあるものではなく、ジュニアを安心させるには あまりにも異質だった。
[587]小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 15:16:04 ID:KsMBlP0M 小「………」 ???「おっと、いかんいかん。森はやつらのテリトリーだからな。集中を切るのを忘れれていた」 ぱんぱん!と両の頬をたたくと、そこには先ほどと変わらない顔っだが、くりりとしたまなこに 赤ら顔のユニークな顔立ちをしたおじさんに変貌していた。 小「あ、あなたは?」 多少とっつきよくなったその人物になんと声をかければいいのかとジュニアはよくわからずに とりあえず名前を聞くことにする。 ???「お、おれかい?俺はグリーニ。彫金師兼戦士だな。レンティス鉱山のグリーニといった方が わかりやすいか?」 小「???」 グリーニ「あれ?し、知らない?あのグリーニだぞ?……おかしいな…この辺一体では結構有名人 のつもりなんだが…」 ジュニアの対応が不満なのか頭を捻るひげもじゃの男。
[588]小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 15:18:01 ID:KsMBlP0M 小「あ、ああ、すみません。俺この地に来たの初めてなんで」 ここで気分を害されて踵を返されてはたまらないため、ジュニアは正直に答える。 グリーニ「この地に来たのが初めてでなんで街道から外れたところにいるんだ?いや、それ以前に お前人間だよな?人間でその身長…やっぱり子供だよなぁ…この妖精のお嬢ちゃんは保護者か?」 考えれば考えるほど疑問の尽きないグリーニと自称する小柄ながらがっしりした男は、ジュニアに対して 質問攻めをする。 どうしますか? A.ここではない世界から妖精の穴に落ちてきたのだと説明する。 B.いや、気がついたらここにいたのでよくわからないという。 C.とりあえずティルが保護者ではなく自分が主人だという。 D.…すっかり忘れてたけどシュガーはどこ行った?探してみる。 E.おっさんに用はない!街道への道だけを聞いて去る。 F.その他 先に1票入ったものを選択します。
[589]森崎名無しさん:2010/05/27(木) 15:58:52 ID:??? B
[590]小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 16:35:17 ID:KsMBlP0M B.いや、気がついたらここにいたのでよくわからないという。 小「いや、気がついたらここにいたんだ。何がなんだかさっぱりわからん」 ジュニアは自分から妖精の穴に入って自分で危機を呼び込んだというのを流石にまずかったと 思ったのか、本心を隠してそう答える。 因みに、ジュニアはティルと接触しているためなのか、この地方の言葉についてはなんの問題もなく 意思疎通できるようだった。 グリーニ「……そうか。という事は迷子なんだな。こんなところにいつまでもいると狼やゴブリン ならまだしも人攫いや夜盗のカモだぞ?どうだ、街道沿いに俺の仲間と馬車がある。次の街までなら タダで乗せていってやるぞ?」 渡りに船とはこのことだろう。ジュニアは他の選択などないとばかりにうんうんと頷く。
[591]小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 16:36:25 ID:KsMBlP0M グリーニ(…ま、いっか。隠したいならそれなりのなにかがあるんだろう) この髭もじゃのドワーフ。実は歴戦の戦士であるためジュニアの嘘など簡単に見抜いたのだが、 所詮は子供。対したこともでもなさそうだし、変なことに首を突っ込んでまた本業の彫金以外の 事に精をださなければいけない状況になるのはごめんとばかりに、嘘を受け入れる。 ティル「…あの…グリーニ様はドワーフなのですよね?」 街道まで歩き、幾人かの仲間の待つ馬車まで到着したところでようやく口を開けるティル。 グリーニ「様なんてたいそうなもんじゃね〜よ。俺の事はグリーニでいい」 なんとなくこっぱずかしそうにする、がっしりした体躯の男はようやく妖精の方の緊張も取れた事に 安堵し、気軽にこたえる。 ???「もしくはグリ坊、ぐりちゃんでいいわよ!」 そういいながら馬車で待っていたのはグリーニより更に小さな少年。しかし、その顔は少年というには あまりに経験を帯びており、ジュニアの目でも人間でない事がわかる。
[592]小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 16:37:45 ID:KsMBlP0M ティル「では、グリーニ。ここは…常若の国…ですよね?」 おそるおそるとばかりに尋ねるティル。 グリーニ「ん?一々その名でたずねるという事は、お前達は異邦人か風来坊…渡る者なのか?」 この世界では異界からの訪問者というのはそこまで珍しくないのか驚く事無く答える。おそらく たいした装備もなしにあの森にいる時点で多少のめぼしはつけていたのだろう。 ティル「いいえ。そういうわけではないのですが、ただ念のため確認を取りたかったので」 ジュニアが妖精の穴の事をいわなかった事であまり突っ込んだ質問の出来ないティルは考えあぐねる。 ???「まぁまぁ。とにかく!、今から行くところは西の自治都市領の中でも中々に大きい交易都市だから そこにいけば大丈夫よ。ぐりちゃんが助けたって事は悪い子じゃなさそうだし、宿の手配くらいは… って、貴方達、お金はもってるよわよね?」 先ほどからこちらに興味津々の小さなおっさん…いや口調からして実は女の子かもしれない人物は 色々と世話をする気マンマンだ。
[593]小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 16:39:06 ID:KsMBlP0M 小「お金?え〜と、こっちの世界でも金は使えるのかな?」 そういいながら財布の中からお金を取り出すジュニア。 ジュニアのお財布3040円也→!card おひとりさまで!cardのスペースを抜きコピペってください。 ダイヤ ユーロ硬貨がじゃらじゃらと出てきた。 ハート お札が2枚と500円硬貨、それに100円玉3枚に50円玉1枚10円玉18枚1円玉10枚 スペード お札が2枚と500円硬貨、それに100円玉硬貨5枚に10円玉3枚5円玉1枚、1円玉5枚 クラブ お札が3枚と10円玉4枚 となります。
[594]森崎名無しさん:2010/05/27(木) 16:54:53 ID:??? ジュニアのお財布3040円也→ ダイヤ6
[595]小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 17:21:48 ID:KsMBlP0M ジュニアのお財布3040円也→ダイヤ6 ダイヤ ユーロ硬貨がじゃらじゃらと出てきた。 小(ああ、そういえばこっちに来る途中両替したんだよな。なんだか珍しい硬貨が多かったから 札じゃなくいろんな種類の硬貨にしたんだけど…これならある程度はこっちでも通用するかも!?) そう思いながらジュニアは馬車の中で対面していたグリーニに今もっているお金を見せる。 グリーニ「これはめずらしい硬貨だな。ほとんど銅貨ばかりだが…なんじゃこりゃ?二つの金属を 張り合わせてなんてめんどくさい鋳造しとるんだ!?…ふむふむ…まぁ、純粋な銅貨ではないが ま、俺が換金してやるよ。なんだが妙な異物やメッキがしてあるから普通の商店じゃ使えないかも 知れないからな。それでいいか?」 小「う〜ん…いま俺がもってる硬貨でどれくらいの価値がありますか?」 グリーニ「まぁ、これだけのものならざっと見積もってシャハーン銀貨15枚。一般的に使用する シャハーン銅貨換算で150枚になるな。もっといえば一番各下の縄貨なら150束、 お前さんとそこの妖精が食事つきの宿に泊まるとして30日は普通に生活できる」 まるでこの世界を知らない人間に話すように説明口調なグリーニ。 小(う〜ん…騙されているとは…思えないし、恐らく銀貨で保持していれば元の世界に戻った時に コレクターにはそれ以上の価値で引き取ってもらえそうだな…)
[596]小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 17:23:03 ID:KsMBlP0M グリーニ「一応いっておくが俺はドワーフの彫金師だ。金属の鑑定に関して俺以上の人物は そうはいないし、しかも今回は商売抜きの鑑定だ。袖する中も他生の縁。これだけおまけするのは 今回だけだぞ?」 どうしますか? A.グリーニの言葉を信じ両替してもらう。 B.やっぱり信用できない。ユーロ硬貨のまま使用する。 C.その他 先に1票入ったものを選択します。
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0ch BBS 2007-01-24