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【敗北と】小田Jr.の野望13【再生】
[741]小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 16:46:11 ID:A1gAO98o 〜〜〜 そこは初日、2日目に泊まった宿に比べれば随分見た目的にも雰囲気的にも劣るところだったが、 活気という意味では先の宿よりも勝っており、宿に入る前から一階の酒場からの大声がこだましていた。 小「ティルは念のため、う〜ん…俺のサッカーユニフォームを…いやそれは流石にむちゃか…」 美人というのも時には不便なものである。先ほどの嫌な予感がティルに関係しているように思えて たまらないジュニアは何とかティルが目立たないように画策するのだが… ティル「大丈夫ですよ。リャハーンさんの紹介してくれた宿ですからそこまで面倒な事にはならないと 思います」 人の心知らず…というわけではなく以心伝心な関係であるティルはジュニアがどれだけ自分の事を 心配しているのかを認識しており、それがなんとなく恥ずかしいので顔を見ることができずに 先陣を切って宿の両開きの扉を開け放つ。 小「ちょい。まってくれよ」 その後に続くちょっと可愛そうなジュニア。
[742]小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 16:47:18 ID:A1gAO98o わー♪わーーー!わー♪ そこは幾つかの丸テーブルに冒険者達が思い思いに座り木製のジョッキいれられた酒をのみドンちゃん騒ぎ。 中には小さいおっさんと同じ種族であろう小人がアコーディオンのような楽器で音楽をかき鳴らしたり なんだかとってもサムライに見える黒い着流しをきた銀髪長髪が目を瞑ってお猪口のようなもので 日本酒?のようなものを飲んでいたりと様々…そしてここにはなんと漫画でしか見たことのない ネコ耳少女がウエイトレスをしていた。 小(ネコ耳?ツケ耳じゃないよな…実際に見るのは初めてだ) そんな事を思いながらジュニアは、カウンターで楽しそうにしている冒険者を数少ないガラスのコップを 磨きながら眺めている親父…おそらくこの主人であろう人物に声をかける。 小「えっと、リャハーンの紹介でここに来たんだけど。部屋空いてますか?」 マスター「ん?ああ。そういえば2.3日前にリャハーンがそんな事いってたな…。一見さんは 少しテストするんだが本当なんだが、少年とあの娘なら問題ないだろう。別にいいぜ、好きなだけ とまんな。」
[743]小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 16:48:18 ID:A1gAO98o 簡単に答えるマスター。どうやら小さいおっさんリャハーンはこの街では相当顔が広いらしい。 小「ありがとう。それと良かったら明日の昼の弁当を作ってほしいんだけど。」 マスター「おーけーおーけー。あのミャミューンが心を込めて作る特製弁当だ。一つ銅貨1枚で 2人分だから2枚だな」 小「ミャミューン?」 マスター「ああ…なんだ、知らなかったのか?あのウエイトレスしてる子だよ。珍しいだろ? ライカンじゃなくて猫耳族っていう珍しい種族なんだぜ?あえて言えばキャットリング?」 小「へぇ。確かにこの街は2.3日目だけど始めてみる」 マスター「おさわりは禁止…って、少年にはあの妖精がいるから関係ないか」 あははと笑いながら、いかにもな鍵を渡してくるマスター。
[744]小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 16:49:24 ID:A1gAO98o 小「ああ、ありがとう。それと食事を持ってきてもらうことって出来る?」 マスター「ん〜うちは人手が足りないからな。食事料金込みではあるが、飯はここで食え」 口調は軽いが有無を言わせないマスター。 小(ま、ここはごろつきとかはいなさそうな雰囲気だし…大丈夫だろう) 貧乏くじを引きまくりそうな好青年や、本当に冒険者なのか疑いたくなるような優男が楽しそうに しているのをみて、一応の安心と共にまずは腹ごしらえをすることを決めるジュニアだった。 相席上等?→!card !cardのスペースを抜いてコピペってください。 ダイヤ なんだか好青年風の人物が話しかけてきた。 ハートスペード 美味しくご飯をいただきました。 クラブ ティルに数人がナンパしてきた。 となります。
[745]森崎名無しさん:2010/05/29(土) 16:51:53 ID:??? 相席上等?→ ハート3 ス●ーク!●パークじゃないか!
[746]森崎名無しさん:2010/05/29(土) 18:06:01 ID:??? やめてスパーク死ぬから
[747]小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 18:21:46 ID:A1gAO98o >>746 大丈夫です。ク●イかもしれませんし、若き日のパ●ンかもしれません。 相席上等?→ハート2 ハートスペード 美味しくご飯をいただきました。 腹を空かせたジュニアのテーブルに置かれた品々は、料理の『品』という意味ではそっけなく、味も塩や この地方独特の香辛料だけのものだったが、量に関しては全く問題なく…というより、少年と少女が 食べるには相当な量であり、腹ペコ状態から一気に満腹になる。 ティル「マスター、あまり一気に食べると体に悪いですよ?」 小「だいじょーぶだいじょーぶ。腹ペコは最大のスパイスとはよく言ったものだ」 そんな事をいながら胃の容量も考えずに詰め込むジュニア。このときばかりは自分が小食であるという事を 忘れてしまったようだ。 〜〜〜
[748]小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 18:22:46 ID:A1gAO98o そして、丸テーブルに置かれたもののほとんどを食い尽くしたところで… 小「…く、食いすぎた…すこし残ったけど…戻るか…」 少しといってもかき集めれば普段の一食くらいになりそうな量である。少し勿体無いのだがこの際 仕方ないだろう。 マスター「わかった。お前さんの限界はその辺か。次来たときはもう少し減らしておくさ」 実はマスターのサービスだったのであろう、マスターは子供ながら豪快な食べっぷりの ジュニアに満足したように頷くと、笑って2階へと送り出すのだった。 〜〜〜
[749]小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 18:23:54 ID:A1gAO98o そこはやはり…というべきなのだろう、先日の宿に比べると明らかに格は低く、ベッドも狭いしマットも 硬い。 小「むう…2人で寝るにはちょっと狭いな…」 ティル「私は大丈夫ですよ」 小「それに浴場もないな。ま、これは井戸の周りで体を拭いている冒険者達を見てたから予想は ついたけど」 ティル「2.3日ならお風呂に入らなくてもいいですよ。それよりマスター、上着を脱いでください」 小「……!!!だ、駄目だぞ?そんな誘惑に乗らないからな!?」 ティル「何を言っているのですか?今日の人魚の魔法で服にほつれが出来てるのでその修繕です。 ギリギリ体力の20%以下ダメージだったので蓄積はしませんが、それでもこの服が使えなくなると またポンチョ一つの生活に戻る事になりますよ?」 小「確かにそれはまずいな…って、ティル繕い物でできるのか?」
[750]森崎名無しさん:2010/05/29(土) 18:25:24 ID:??? ベ●ドやアシ●ラムは好青年ですか?
[751]小田ジュニアの野望:2010/05/29(土) 18:25:27 ID:A1gAO98o ティル「いいえ出来ません。でも、何もしないよりマシでしょう」 小「……それもそうか」 そんなことを言いながら上着…といってもそれを脱いでしまうとマッパになるのだが、今更気にしても しょうがないと服を渡すのだった。 ぴこーん! 体力とガッツが回復しました。 現在体力89/104 ガッツ570/570 ティル体力130/130 ガッツ295/300 小「…やっぱりちょっとベッドが硬いな。完全には体力回復しなかった」 体をコキコキならすジュニア。一人用のシングルベッドに2人が寝るにはやはり狭すぎたようで まだ体の節々に痛みが残る。ティルの方はジュニアが再三再四口を酸っぱく服を消すなと言いつけていたので 今回は真っ白なワンピースのまま眠っている。精神の疲れという意味では魔法を使った関係で ティルの方が疲れており、いまだ夢から醒めないようだ。
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0ch BBS 2007-01-24