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【妖夢とさとり】幻想のポイズン35【体育座り】
[266]森崎名無しさん:2010/05/25(火) 17:38:36 ID:??? あーそういうことか 早苗さんは正しくドライブを打てる森崎なんですね
[267]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/05/25(火) 18:22:24 ID:??? >自分を客観視できません→ ハートQ =大妖精「あ、ありがとうございます……」 一応喜んでくれたみたいだ ========================================================================================== 大妖精(良かった、怒られなかった……) もしかして何か自分がいけない事をしてしまったのではないかとビクビクしていた大妖精。 しかし、ここで反町に褒められた事によりその心配は吹き飛び……。 ホッとすると同時、大きく溜息を吐いて脱力をする。 一方、それを見て反町は頬をかきながら大妖精との関係について改善しなくてはいけないかもしれないと考えるのだった。 反町(うーん……褒めても何しても……やっぱり俺と一緒にいると緊張してるみたいだ。 ……どうしてここまで怖がられるのかなぁ) 大妖精の性格上、反町のシュートに吹き飛ばされる事態を恐れているのだという事とは露知らず。 反町は大妖精をそのまま見つめ……その後、ネオ妬ましパルパルズの面々と整列をすると退場。 最後まで応援をしてくれた観客に向けて礼をすると、控え室へと戻っていく。 観客「いやー、勝った勝った。 こりゃ決勝までノンストップだろ」「まだわからんぜ、今日も危なかったしな」 「それに次は早苗さんのいる守矢フルーツズとだぜ?」「それに鬼の萃香や天人までいるからな、本当にわからねぇぞ」 「でも前の大会でも3点差で勝ってるからなぁ……今日の試合ももうちょっと点差がつくと思ったんだが……」 反町(何だか期待されてるなぁ……それだけ有名になったって事だろうけど) 静葉(私達とパルパルズの格の差を考えると……確かに、最終的なスコアは何も知らない観客にとっては物足りないかもしれないわね) ※大妖精の評価値が上がりました。
[268]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/05/25(火) 18:23:32 ID:??? 一方、反対側の通路から控え室へと戻っていたのはネオ妬ましパルパルズであった。 最後の最後、ドリブルゴールを目指して途中で怪我を更に悪化させ。 重傷となってしまったパルスィは軽い応急処置を受けたまま、ヤマメに肩を貸してもらいながら通路を通り。 また、藍とのツインシュートを放ち体力を涸渇させた妖夢もまた藍の背におぶさっている。 パルスィ「パルパルパル……」 ヤマメ「負けちまったねぇ……ごめんよ、パルスィ。 ……私も頑張ったんだけど」 キスメ「…………」←眉を下げて悲しそうな顔をしている パルスィ「気にする事は無いわ。 あの反町のシュートは私のドリブル以上の化け物よ。 むしろ、あそこまでよく守ってくれたわ」 試合の中でも更に成長を遂げている、驚異的な反町のシュート。 悔しいがヤマメ、キスメではどうやっても止めることは出来ないというのは明白であり。 だからこそ、如何にして反町にボールを渡さないかという事が肝要だった今日の試合。 最後の最後で反町に妹紅のポストプレイでボールを渡してしまったのが最大の敗因だったのだ。 それに関してはパルスィ、そしてアリスにも当然責任がある。 パルスィ「とはいえ、この程度でくじける私達じゃないわ! まだまだ1勝2敗になっただけよ! 次こそはあの憎きオータムスカイズをはっ倒すのよ! パルパルパル!!」 しっとマスク「うむ。 しかし、その前に外の世界での大会があるのだがな……」 パルスィ「そこでも私達が活躍しちまえばいいのよ! パルパルパル!!」 松岡「そうだよ! 今日の試合で、みんなちゃんと活躍してたんだ! これで選ばれない筈が無いッ!!」 アリス(本当……前向きなのか、後ろ向きなのか、よくわからないわねぇ……。 それにしても暑苦しい) あくまでも負けん気を出しながら元気にパルパルと叫ぶパルスィ。 そして、負けた全員を励ますように熱血な言葉を吐く松岡監督。 それらを見ながらアリスは苦笑しつつ、心中で首を横に振る。 パルスィ達が全幻想郷に収集を受けるかどうかについてはまだわからないが、少なくともアリスは全幻想郷には所属をしない。
[269]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/05/25(火) 18:24:36 ID:??? アリス(今度会う時は敵かもしれないわね……) 元気良く嫉妬心を燃やしているパルスィの背中を見ながら、アリスはそう考える。 もしもパルスィが全幻想郷に出場し……敵として立ちはだかるのならば、間違いなく強敵。 実力的にはアリスにはまだ及ばないとはいえ、パルスィには嫉妬を力に変える驚異的な精神力がある。 そして、アリスはまた視線を移し藍の背に乗りながら荒く息を吐いている半人前の剣士を見つめる。 アリス(彼女もまだまだ半人前……とはいえ、逆を言えば発展途上……。 そういう意味では、注意をしておかないとね……) 妖夢(結局、最後の最後のシュートもまるで通用しなかった……) アリスが注意深く妖夢の背を見守る中、当の妖夢は自身と藍が放った最後のシュートについて考えていた。 あれは間違いなく、藍と妖夢に出せる最大の威力のシュート。 対地霊戦の為に開発したものだが、もしも地霊戦の時に放てていれば決まっていただろうと思える威力である。 しかし、そんな妖夢と藍の全力も、オータムスカイズにはまるで通用しなかった。 妖夢(これでもFWとして鍛錬を続けてきたつもりでしたが……考えが甘かったか、それとも、才能が無いのか……。 ……いえ、身体の大きさならばリグルや橙も私と大差無い……ならばやはり鍛錬が足りなかった?)
[270]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/05/25(火) 18:25:36 ID:??? 体躯が人に比べて小さい妖夢は、持ち前の俊足を生かしたドリブルは上手くともシュート力は低い。 それでも、スピードを生かしたダイレクトシュートなどは抜群の威力を持っているのだが……。 どうしても魔理沙などのトップストライカーに比べては見劣りをしてしまう。 或いは自分にFWとしての才能が無いのではないかと自問自答をするのだが……。 オータムスカイズにいるリグルや橙は、自分と同程度……或いはそれよりも低い背格好にして自分以上のシュート力を持っている。 ならば純粋に自分の鍛錬が足りないのだろうと結論付ける妖夢。 妖夢(全幻想郷代表では、恐らく魔理沙も反町も呼ばれる筈……リグルや橙も活躍具合によっては呼ばれるでしょう。 FWは一番の激戦区になるでしょうが……しかし、負ける訳にはいかない……この借りは、必ず返さなければ……!) 静かにこの大会後の事に対して闘志を燃やし始める妖夢。 腰に下げた二対の刀はその闘志に呼応するかのように揺れ……ネオ妬ましパルパルズはこうして、2回戦で無念の敗退となるのだった。
[271]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/05/25(火) 18:27:38 ID:??? レミリア「ふぅ……まあ、妥当すぎる試合結果ね。 もう少し波乱がほしかったけれど」 三杉「パルパルズはツメが甘かったな……妖夢選手のドリブルゴール、PK、試合終了間際の一対一。 いずれか一つでも決まってさえいれば、結果はわからなかった」 パチュリー「とはいえ、結果は結果。 ……言い換えればオータムスカイズが極端に勝負強いという事にもなるわね」 フラン「楽しみだなー、いっぱいどっかーん!って出来そうだもん」 パチュリー「問題はオータムスカイズが決勝まで上がってくるかだけど……その点は心配ないでしょうね」 三杉(間違いなく優勝候補……そして、その中心人物になっているのは反町。 一体どうしてここまで強くなったのか……まるっきり、謎としか言いようが無いな……) 早苗「最後の最後まで本当にどうなるかわかりませんでしたね……」 神奈子「しかしこれはパルパルズに天秤が大きく傾いて、という結果だ。 PKや一対一の機会が多くあった……だが、それを生かせない。 いや、生かさせてもらえない」 文(というかあの橋姫のドリブルを何度か弾いてましたよね……おお、こわいこわい) 萃香「あれと対戦できるってのは楽しみだねぇ。 勇儀がいた地霊も破ったし、本当に強さは本物だよ。 いやぁ、楽しみだ! おまけにその後勝ち上がれば霊夢や西洋の鬼とも戦えるからね!」 天子「ふん、それでも所詮は下等な地上人と妖怪の集まりよ。 黄金の鉄の塊で出来た天人が負ける筈が無い」 早苗(私と萃香さん、二人で守りきれるかが勝負の分かれ目ですね……!) 西尾?「静岡のうなぎ魂を見せちゃるぜよ!」 うどんげ「結局オータムスカイズが勝っちゃったのかー……。 ネオ妬ましパルパルズが出てきてくれた方が楽そうだったのにねぇ」 霊夢「どこが出てきても楽勝は無理よ。 どの試合も私と魔理沙が頑張らなきゃいけないんだから」 うどんげ(うう……まあ、私じゃ全然歯が立たないってのはわかるけどさー……) 魔理沙「……おい、ところでてゐの奴はどこいった?」 うどんげ「あれ!? あ、本当だ! いつの間にかいなくなってる!?」 霊夢(……なーんか嫌な予感してきたわ)
[272]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/05/25(火) 18:28:38 ID:??? 反町「ふぅ……あー……疲れたなぁ」 一方その頃、反町はというと大きく伸びをしながら控え室の前で穣子達の着替えが終わるのを待っていた。 前回の地霊戦の後と同じだが、既に反町の体力は無くなる寸前であり。 立っている事すら億劫な反町は思わずしゃがみ込みつつ、今日の試合を振り返る。 前半こそあまり動きは無かったが、後半は激戦というより他に無い試合展開。 最後の最後で辛うじて勝てたというのは、本当に運が良かったというより他に無いだろう。 反町(もうこんな綱渡りはしたくないけど……優勝まであと3回、どこも気が抜けない相手だからなぁ。 綱渡りしたくないって言っても、なっちゃうんだろうなぁ……) それを考えるとどことなく憂鬱となる反町なのだが……そんな反町の耳に。 不意に廊下の向こう側からピタピタという可愛らしい足音と、うさうさという子供の声が聞こえてくる。 一体何事だろうか……と反町が思いながらそちらに目を向けると……。 てゐ「うさうさ〜♪ お疲れ様うさ〜♪」 反町「ん!? えーっと君は……」 てゐ「てゐ。 因幡てゐ、だよ〜。 いやいや、お疲れ様お疲れ様。 いい試合だったうさ〜」 反町「あ、ああ……そりゃどうも、ありがとう」 そこから現れたのは、あまりのも予想外すぎる人物――永遠亭に所属をする幸せ兎さん、因幡てゐだった。 妹紅が永遠亭と和解をした事だし、出来れば反町としても永遠亭の者達とは友好的な関係を築きたい。 愛らしい顔をしたてゐの労いの言葉に無難に返答しつつ……反町が笑みを見せると。 てゐはうさうさと呟きながら、何やら後ろ手に持っていたビンを掲げて反町に見せる。 てゐ「さて、という訳でここに一本、素敵なドリンクがあります!」 反町「……ん?」
[273]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/05/25(火) 18:29:38 ID:??? てゐ「試合で消費した体力もこれを飲めば一気に回復! ……かも」 反町「かもって言った?」 てゐ「あー、いえいえ。 とにかく、体力回復のドリンクなんだよ〜、お師匠様特製のね。 回復量はぶっちゃけその人の身体次第なんだけど……とにかくマイナスにはならないから心配しないで。 それでまあ、これを私はあなたにプレゼントします!」 反町「え!? なんでまた?」 てゐ「そりゃもう、素敵な試合を見せてくれたお礼&妹紅が所属するチームのキャプテンさんですから。 私としてはここでおn……ゲフッ!」 反町「お……?」 てゐ「いえいえいえ、なーんでも無いですよ。 本当、いい試合を見せてもらって感動したからそのお礼なだけうさ。 まあとにかく、プレゼントフォーユー。 ファンの差し入れと思ってほしいうさ〜。 ほれほれ、ぐぐーっといきなさいな。 なーんも毒は入ってないよ」 反町(……確かにラベルにも特に問題なさそうな記述がある。 多分、本当に普通の栄養ドリンクだろう。 さて、どうする? 飲もうか?) A.「ありがとう、それじゃあ頂くよ」 栄養ドリンクを飲む B.「悪いけど受け取れないよ」 栄養ドリンクを貰わない C.「そぉい!」 栄養ドリンクを投げ捨てる D.「自分で飲んでみてくれるか?」 てゐに栄養ドリンクを飲ませる E.その他 自由投票枠 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[274]森崎名無しさん:2010/05/25(火) 18:34:02 ID:38o6xSuE A 男は度胸! なんでもやってみるもんさ!
[275]森崎名無しさん:2010/05/25(火) 18:35:04 ID:o3VjsLxY A
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0ch BBS 2007-01-24