【妖夢とさとり】幻想のポイズン35【体育座り】

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[372]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2010/05/28(金) 21:10:09 ID:??? 
＞Ｇ．｢せめて一つは必殺の武器になるものが欲しくて、俺の場合はそれがシュートだったんです｣ 
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魔理沙「ふーん……つまり、他人を生かすポストプレイヤーやドリブラーにはなる気はハナから無かったってか」
反町（……一々どこか突っかかる言い方だな）

しかし、それは事実である為反町は無言で頷く。
この幻想郷に来る以前までは、本当に帯に短し襷に長し。
能力自体は悪くないものの、低いレベルで均整が取れている為微妙な立ち位置でしかなかった反町。
それを克服しようと、ただ一つ――ＦＷとしてシュートを極限まで極めようとした結果が現在の反町である。
そこにポストプレイヤーやドリブラーになる気が無かったというのは、反町自身にもわかっている。
実際、今の反町は決してドリブラーともポストプレイヤーとも呼べない選手なのだ。

魔理沙「……まあわかったぜ。　少なくとも、チームの為とか言う偽善者じゃなくて良かった」
反町「……どういう意味ですか」
魔理沙「お前はどういうつもりかは知らんが、とどのつまり自分が決めてやるっていう意志の塊って事だろ？
　　　　ＦＷとしちゃ一番必要な性格だ。
　　　　周りを利用してシュートチャンスまで持っていって、自分が華麗に決める。
　　　　なよなよしてるように見えたが……お前がそういう考えを持ってるなら、そのシュート力も理解できる」
反町「利用じゃない……チームプレイだ！」
魔理沙「同じだよ、傍から見てりゃな。　要するにやってる事は、
　　　『俺に持ってくれば点を取ってやる。だから俺にパスを通せ』って話だろ」
てゐ（いい性格してるなぁ……私が言える事じゃないけどさ）
反町（……周りからはそういう風に見えるのか？　……オータムスカイズの皆は、そう思ってない、よな？）

反町としてはとにかく自分にパスを出せ、と自分が自己主張をしたことは無い……つもりである。
勿論パスを要求した事は何度もあるが、それはあくまでも状況を見て指示を飛ばしただけ。
何が何でもボールを持ってこいという……まるで自分がかつていたチームの自分が一番嫌っていた選手のような真似をした事は無い。

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0ch BBS 2007-01-24