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【ボムにライフル】キャプテンEDIT7【次は何?】
[803]森崎名無しさん:2010/06/01(火) 23:13:03 ID:GCbowLzo A
[804]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/06/01(火) 23:57:56 ID:??? >>A.昨年の覇者、南葛について ------------------------------------------------------------------------------------------ 山岸「……まァ、全国を目指すんなら、それを聞きたがるだろうな」 少し苦い顔する山岸。 大前「あ、すみません……南葛のことを聞くってことは――」 山岸たち川根中ではなく、南葛が勝ち進むだろうと言っているのと同じである。 山岸「気にするな。他県の学校と試合するたび、そう聞かれるよ。一々気分を悪くしたりはしない。そうだな、南葛は……強いな。 昨年の主力だった池上が卒業し、タレントに乏しい今の三年が台頭して、世間では弱体化したとかいうものもいるが」 大前「山岸さんは、そう思っていないと?」 山岸「ああ。全国優勝の原動力だったMF大空翼、GK森崎有三の二人。ヤツらは確実に腕を上げているはずだ。 今は二年で、伸び盛りの時期だからな。それに、新戦力も見過ごせない。 小学5年時に修哲小で、6年時に南葛SCでそれぞれ全国優勝を経験した面子……井沢・来生・滝の修哲小出身の三人組。 やつらは一年時はベンチを温める機会が多かったが、秋からスタメンで出ることも多くなっている。 今大会は、間違いなく主力になるな……」 大前「全国制覇を、二回も……(俺の小学校時代は、地区のベスト8が最高だったっけ)」 山岸「他にも、今の二年には面白い人材が揃っていると聞くぞ? お前と同じポストプレイヤーらしいのもいるらしい。 それと南葛SC時代から翼に付きまとっているとかいう石崎や、先に挙げた三人と同じ修哲出身の高杉。 こいつらはDFだが……学年差をこじあけてスタメンに食い込むかは半々ってところかな。 DFにはちょっとタレントが足りない感があるが、それも今の二年生がどれだけ力を伸ばすかで変わるだろう」
[805]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/06/01(火) 23:59:48 ID:??? 大前(GKの森崎以外は、守備のタレント不足か。当たった時は、その辺りに活路を見出せそうか?) そう考える大前に対し、 山岸(そう、GK以外では守備に碌なタレントがいない。だが、そんなチームでもFWに大和を抱える俺たちを零封した。 そういうレベルのキーパーなんだよ、南葛の森崎は。 ……大和がホークショットを見に付けた今年こそ、なんとかヤツからゴールを奪うチャンスと思いたいが) 思わず拳を握り込む山岸。 山岸「……俺から話せるヤツらの情報は、こんなところか」 大前「貴重な話を、ありがとうございます」 山岸「ふっ、今話したことはすぐに無駄になる。今年の静岡代表は俺たちになる予定だからな。 願わくば、全国でまた会おう」 早瀬「大前との話に割り込むみてェでなんだが、俺もそう思うぜ。やり合ってて楽しかったよ、お前らとは」 山岸「それは何よりだ」 言って、肩を竦めてみせる。 早瀬(表情が固ェぞ山岸……ウチとこれだけの試合をするお前らでも、勝てる保証はねェっていうのかよ、南葛ってチームは) 山岸「(早瀬は覚ったか)ではな。長野から静岡まで日帰りなんだ。あまりゆっくりとはして行けない」 早瀬「おうっ。引きとめてしまって悪かったな」 大前「重ね重ね、本当にありがとうございました」
[806]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/06/02(水) 00:01:30 ID:??? 瀬川「……全国、出て来いよなーっ! その時こそ、俺のドリブルの凄さを見せてやるからな、山口ーっ!」 長池「瀬川、山岸だよ山岸」 大和「あーっと……怪我させて悪かったな」 輝林「気にしていません。そちらもお気になさらず(無表情)」 大和「……早瀬ェ、コイツ怒ってるのか?」 早瀬「輝林はいつもそんな顔だよ。気にすんな」 本条「ちょっと待て! GKの俺には何も無しか大和ォ!?」 本多(……精力的な守備に、積極的な攻撃参加。俺はボランチとして、完全に浜井に負けていた) 浜井「そう睨むなよ、本多。全国で当たればマッチアップの機会もある。どちらが優れたボランチかは、その時に決まるさ」 本多「冗談。俺は俺の仕事以外に興味が無い。選手個人としての勝負にもな」 渡会(とか言う割には負けず嫌いなんだよね、本多って)
[807]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/06/02(水) 00:03:06 ID:??? 雪村「凄かったなー、山岸さんって。同じトップ下として、完全に上を行かれてる感じだ……」 宇津木「なんの! 雪村さんなら、来年は日本一のトップ下ですよ!」 園村「何でお前が答えてるんだよ……」 桑田「……早瀬、大前、比良山。借りは必ず返すぞ」 大前(怖っ! 桑田さん目付き怖っ!?) 早瀬「おう。気長に待っとくぜ」 比良山(このレベルのキーパーから点が取れたのは、多分に大前のサポートのお陰……俺もまだまだ上を目指す必要がある) 挨拶後の、短い選手同士の交流。 それもすぐに終わり、やがて川根中一同は背を向けて帰路に着く。 早瀬「じゃあな、川根中」 山岸「じゃあな、鳴紋中」 長野県一、二の強豪・鳴紋中と静岡県のダークホース・川根中。 大前良の在学時、この二校の間で試合を行われたのは、これが最初のことで――そして最後のことであった。
[808]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/06/02(水) 00:09:17 ID:??? 二年目最初の試合が終わった辺りで今回はここまでです 山岸がここまで活躍するとは思いませんでしたね……そして、桑田が一本しかシュート止められなかったというのも 意外とご支持の声を頂いた山岸らですが、最後のナレーションの通り、中学生編で川根中と戦うことはもう無いでしょうね もしかしたらJY編の全日本VS高校生の試合で、早瀬らと共に再登場するかもしれませんがw 次回は7月の月頭イベントからの開始になると思います 今日は長時間お付き合いいただき、ありがとうございました
[809]森崎名無しさん:2010/06/02(水) 00:16:43 ID:??? 最後かー。山岸さんはまた登場を切望したい 熱い試合乙でした!
[810]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/06/03(木) 00:26:26 ID:ieS333i+ 〜二年目7月〜 大前「練習試合も終わったし、後は大会に向けて追い込みを掛ける時期だな。月末の大会に向けて、一日たりとも無駄にできない。 何といっても、俺にとって初出場の県大会だ。そして、優勝したら次は全国……悔いが残らないように、過ごさないとな。 さて、そろそろ早瀬さんの連絡が来るころだけど……」 ジリリリリリリン! ジリリリリリリリン! ――ガチャ。 早瀬『よう、大前。いよいよ夏……大会の季節だな』 大前「ええ。俺も全国出場へ向けて、全力を尽くしますよ!」 早瀬『そうだな。今月の県大会、そして来月の全国大会……どっちもお前の力を当てにさせてもらうぜ。 それはさておき、今月のノルマだが――』 先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。 ★キャプテン早瀬III〜清栄の挑戦〜→ !card=★ カードの絵柄で結果が変化します ダイヤ → 「大会前の時期だからな。お前が必要と思ったことを精一杯やれ」 ハート → 「雪村と元の鞘に戻りそうなんだろ? アイツと特訓してやってくれ」 スペード・クラブ → 「今月の特訓は派閥の誰かとやってくれ」 JOKER → 「部員全員集まって特訓だ! お前も来い!」 なにィ!? 気合い入れ過ぎだろキャプテン!?
[811]森崎名無しさん:2010/06/03(木) 00:29:24 ID:??? ★キャプテン早瀬III〜清栄の挑戦〜→ ハートA =★ テーレッテー
[812]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/06/03(木) 00:46:32 ID:??? ★キャプテン早瀬III〜清栄の挑戦〜→ ハートA =★ ハート → 「雪村と元の鞘に戻りそうなんだろ? アイツと特訓してやってくれ」 ----------------------------------------------------------------------------------------- 大前「雪村と、ですか……」 早瀬『後一歩で仲直り、ってところまで来たんだし、ココはお前からアプローチしてもいいんじゃねえの? それに、大会に備えて力を付けて欲しい選手でもあるからな。アイツは』 大前「――そうですね。出来る限りやってみます」 早瀬『ああ。そうしてくれ。お前らは、俺たちが抜けた秋からは鳴紋の二枚看板になる身だ。しこりを残さないようにな。 じゃ、頼むぜ』 ガチャ。 大前「雪村と特訓、か。……アイツと決裂したのは去年のこの時期だったっけ。一年ぶりの特訓ってことになるな……」 ※ 今月のノルマは『雪村と特訓する』になりました ※
[813]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/06/03(木) 00:47:32 ID:??? 〜7月特訓フェイズ〜 雪村「……久しぶりだね。こうして大前君と二人っきりになるのは」 大前「ああ……」 二人、ボールを蹴り合いながら訥々と言葉を交わす。 大前「雪村。俺は全国に行って、そして勝ちたい。 ……まだお前のことは許せないけれど、それでもお前は俺たちに必要な選手だと思っている。本質的には悪いヤツじゃない、ともな」 雪村「大前君。僕は、あの時は言い過ぎたと思っているよ。 ……けど、間違ったことは言っていないとも思っている。また大前君が逸ってあんなことをしたら、また似たようなことを言うよ?」 大前「ったく、見た目に似合わず頑固なヤツめ」 雪村「そっちこそ。身体つきの割に繊細なんだから」 そうして、どちらともなく小さな笑いを漏らした。 大前「さて、と。こうしている間にも大会は近づいてきているんだ。身体もほぐれたことだし、練習するか」 雪村「そうだね」 大前「俺としては、前線でも必要な守備力……パスカットかタックルを鍛えたいところだけど――どうしようかな?」
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0ch BBS 2007-01-24