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【ルリタニアと】小田Jr.の野望14【常若の国?】
[157]小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 01:18:41 ID:ebYGN4e+ ティル「ですが…危険です!」 小「今はそんな事をいっている場合か?」 一言で黙らせるジュニア。 ティル「では、意識はこちらに同調させてもらいます。蝶化の逆のようなものだと思ってください」 ティルはジュニアの危険を最小限にするべく、直接接触ではなく関節接触でドライアードと接触させる 事を提案する。 小「わかった。確かに俺だけじゃ接触できるかすら微妙だしな。ただし、俺を救うことを第一に 思わないこと。今一番大切なのは白樺の木を救うことだ」 ジュニアは正確な意味で事の重要性を知ってはいない。しかし、ティルの憔悴と、緑髪の謎の少女の失踪。 それに全てを拒む白樺の木。これだけファクターが揃って今の現状が普通だと思えるほど のんきな性格ではい。
[158]小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 01:19:42 ID:ebYGN4e+ ティル「わかりました」 短く言い放つ元花の妖精。もちろんこの「わかりました」は大嘘であり、どのようなことがあっても ジュニアの生還を第一に考えているのだが。 そして、ティルと以心伝心から一歩踏み込んだ…あえて言えば逆蝶化ともいうべき同期により 白樺の木に接触を試みる。 バチン!!! 弾けるような感覚と共に体から力が抜ける。痛みを感じないのは表面的ダメージはティルが 受け持っているからなのだろう。しかし、行動としてはジュニアも同時に行動しているはずなので 力が抜ける感覚なのは実際に自分の体に傷がついたからなのかもしれない。 〜〜〜〜
[159]小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 01:20:51 ID:ebYGN4e+ 痛みも2人同時なら耐えられるレベルなのだろうか?それともドライアードにはこれ以上の攻撃する 意志が無いのか。…それとも既にドライアードは他者との接触を拒絶させるための結界を作れるだけの力が 残っていないのか?痛みであろう感覚を身に刻みながらもジュニア達は白樺の木に接触させる事に成功する。 小(…ここは?) ティル(ドライアードの精神世界です。気をつけてください。この中では時間の流れが恐ろしく速く なっています。制限時間は約10分。それ以上時間をかけると外の体が持ちません) 小(…10分か…短いな…) ティル(大丈夫です。ここでの会話は基本的に一瞬です。言葉という概念ではなく、意志の疎通という 意味になりますので) 小(つまり考えるスピード=会話のスピードなんだな?) ティル(はい。時間経過は思考時間とあのドライアードを探す時間の2点だけです)
[160]小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 01:21:55 ID:ebYGN4e+ 小(わかった。それじゃ早速あの子を探そう。…それにしても何も無い世界だな。) ティル(この心象風景こそドライアードの世界です。全てを拒絶し死に向かうということは、自分の中の 世界を崩していく事です。この世界が暗闇に包まれた時…全てが手遅れとなります) 小(………急がないと…) ジュニアの捜索→!card !cardのスペースを抜いてコピペってください。 ダイヤ いきなりドライアード発見! ハート 手がかり発見! スペードクラブ まだ見つからない。 となります。
[161]森崎名無しさん:2010/06/03(木) 01:24:27 ID:??? ジュニアの捜索→ ハート2
[162]小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 02:03:55 ID:ebYGN4e+ ジュニアの捜索→ハート2 ハート 手がかり発見! はじめ木の中の世界であるのかと思っていたジュニアだったが、それは同時にドライアードそのものの 記憶の世界である事に気づく。 小(……あんまり、人の記憶を覗き込むのはいい趣味ではないよな…) 恐らく記憶を概念化したものだと思える心象風景…そのほとんどがジュニアの見ている前で粉々に 砕け散ったり、まるで灰のように風化して飛ばされたり…人の…いや精霊の精神が崩れ去るのを 見続けるのは辛く、そして悲しい。しかし、だからといってどうすることが出来るのかといわれれば… 一刻も早くその大元を癒すしかないのだが…ジュニアに本当にそんな大それたことが出来るのであろうか?
[163]小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 02:05:07 ID:ebYGN4e+ そんな事を考えならが移動していたからなのか…浮遊する概形に接触してしまい、ジュニアは ドライアードからの視点による記憶を知ってしまう。 それは…一言で言えば恋。ジュニアが意外なほど疎い恋の感情だった。 小(く!胸が…どきどきするし苦しい…締め付けられる…こんなに苦しいのか?恋なんて誰でも 通る麻疹だって、グランパは言ってたし俺だって恋くらいしたことがあるはずなのに… いや、俺の恋は本物じゃなかったのか?いや、恋に嘘も本当も無いはずだ…なのに…なのに… 切なくて苦しいのに…手放したくない……何故だ!?………!!!)
[164]小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 02:06:08 ID:ebYGN4e+ そのときジュニアは確信する。これは恋だ。紛れも無く。そしてこんなにもいとおしいのは、この 恋の相手が自分であると知ってしまったからだ。ドライアードは俺に恋をしている。ドライアードの 放つ恋。そして受け取るべき本人。本来混ざるはずの無いものが混ざり合い、ジュニアの丸裸の精神に 接触してしまったのだ。恋に生きる事を第一に考えるニンフのその甘酸っぱく甘美な刺激は まだ思春期前、小学生の恋しか知らないジュニアには強烈すぎており、一瞬で体中の精神が高揚してしまう。 小(……だめだ…押さえつけられない…) 自分が暴走する感覚に陥るジュニア。命の駆け引きには慣れたつもりである。しかし、こういった 色恋沙汰は、いままではそのほとんどを家族に対する親愛で固ており、異性に対する純粋な恋という ものを知らないといっても過言ではない。 ティル(マスター!これ以上は危険です!一旦この世界から脱出します!)
[165]小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 02:07:09 ID:ebYGN4e+ 完全に同期しているティルはジュニアの危険を察知すると強引に抜け出そうと提案するのだが… 小(駄目だ。もし、この感情が本物なら…俺はどういう形であれ答えなきゃいけない気がする。 たとえ一方的でも恋に破れそれが原因だとするのならば…俺は…) ティル(……わかりました。時間はまだあります。恐らく深層心理の部分に隠れているのかもしれません。 もう少し深い場所まで潜ってみましょう…) ジュニアの感覚はティルの感覚でもある。ただしその受け方は大きく異なるが… どちらにしろ、こうなってはいくところまでいくしかないと判断したティルは更に深い場所へと 沈む事を決意する。 ぴこーん! 時間が1分すぎました。 〜〜〜
[166]小田ジュニアの野望:2010/06/03(木) 02:09:16 ID:ebYGN4e+ ティル(この周辺は自我と無我と呼ばれる境目の緩衝地帯。理性的な感情よりも もっと本質的な欲求に近い場所。 これ以上は危険なのでここで見つけられなければ別の方法で探します) リビドーのままに生きよ→!card !cardのスペースを抜いてコピペってください。 ダイヤハート ドライアード発見! スペード まだ見つからない。 クラブ 人の奥底の薄汚い部分を… となります。
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0ch BBS 2007-01-24