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【ルリタニアと】小田Jr.の野望14【常若の国?】
[415]小田ジュニアの野望:2010/06/05(土) 18:34:13 ID:HYUgEJj6 >>414 流石にバレバレですね。ですが森より更に強い敵が出る(可能性がある)のでせめて防具は こそこのものを用意した方がいいでしょう。 久しぶりの乱入者?→スペード2 スペード フラウが話しかけてきた。 楽しい食事の時間。昨日はものすごく大変な一日だったので料理を楽しむ時間もなかったのだが、 今日はそこそこの成果…主に最後の一時間という際どい結果だが、確実にプラスの成果を上げており 和やかに食事をすることができた。 フラウ「それにしても人間て大変よね。毎日2.3回きちんと食事しないとすぐに倒れちゃうんだから」 つい先日まで食事という概念が全く異なる木精ゆえの言葉だろう。
[416]小田ジュニアの野望:2010/06/05(土) 18:35:19 ID:HYUgEJj6 小「でも、味の概念てわかるのか?塩味とか蜂蜜味とか」 どうやらこちらの世界では甘味料というのは高級品のようであり、主に果実の薄皮や、一部の樹液、そして 蜂蜜を加工したものがほとんどだった。 フラウ「う〜ん。それがまだよくわからないのよ。美味しいと苦いはわかるんだけど、何がどう 美味しいのか?と聞かれてもいまいちぴんとこないのよね」 木のスプーンをふりふり可愛らしく返事を返してくれる。 ジュニアが精神世界に飛び込んだことで、ジュニアの常識の一部がフラウにも刷り込まれたようで、 一般的な常識をもつ彼女だったが、どうやら感性が主たる要因になる出来事においてはまだまだ 未発達であるようだ。 小「じゃあ人間になる前はどうして暮らしていたんだ?」
[417]小田ジュニアの野望:2010/06/05(土) 18:36:20 ID:HYUgEJj6 フラウ「う〜ん…木の家で日向ぼっこしたり、時々やってくる妖精たちとあそんだり、小鳥のさえずりを 聞いて過ごしたり、森を荒らそうとする悪い人たちを追い返したり…あと、あなたみたいに行き倒れた人を 助けてみたり…」 ティル「………」 ジュニアをマスターと呼ぶ妖精はそれ以上ジュニアに不適切な発言をしないようにとワイングラスの 向こう側からフラウをけん制する。 フラウ(わかってるって。私だって無理やりは趣味じゃないし…) 小「へぇ…まるで森の管理人だな」 そんな事を知らないジュニアはのんきにフラウの言葉を額面どおりうけとり納得する。
[418]小田ジュニアの野望:2010/06/05(土) 18:37:20 ID:HYUgEJj6 フラウ「そ、だからその後釜を考えたんだけど…どうやらうまくいかなかったみたい」 すこし寂しそうに言葉を発するフラウ。 小「ま、仕方ないさ。こういう日もあるよ。」 どう答えればいいのかわからないジュニアは曖昧にそう答えるのだった。 〜〜〜 そして楽しい食事も終わり、2階の部屋になだれ込む3人。比較的良い宿であるため、シーツは 毎回洗濯されたものであり、どういう方法なのかは知らないが毎晩木製の浴槽には 薬湯がなみなみと注がれている。もしかしたらこれも魔法か何かなのだろうか?
[419]小田ジュニアの野望:2010/06/05(土) 18:38:20 ID:HYUgEJj6 小「それじゃ、お風呂に入ろうかな」 フラウ「あ・な・た。私も一緒に…」 ティル「ダメです!破廉恥です!」 速攻でフラグを潰すティル。 フラウ「う〜けち!い〜もん。それじゃ、後で2号さんと入るから」 全く意味不明な緑髪の美しい少女、線の薄さは如何にも華奢であり、何度か抱きしめたときは女性特有の 柔らかさと香木の様ないい匂いを持ち合わせており、抱き枕のようにすれば最高なんだけどな…等と ジュニアはおもってしまう。 ティル「わ、私とですか?」 フラウ「そ、どうやら決着をつけるときなのよ。悔しいけど2号さんもすっごい美人。でもね、 私はスタイルにも自信があるのよ」
[420]小田ジュニアの野望:2010/06/05(土) 18:39:23 ID:HYUgEJj6 確かに、一見華奢であるが、いわゆる着やせしている状態であり、その薄衣の下には ジュニアをいつでも魅了せんと待ち構えているものがある。一方ティルはスレンダー美人という 言葉がぴったりであり… 小(………いいのか、それ?) なんとなく背徳的なものを感じるジュニアだった。 〜〜〜
[421]小田ジュニアの野望:2010/06/05(土) 18:40:26 ID:HYUgEJj6 〜〜〜 以下何が起きたのか知りたい方は 『がんばりセービング』 ↑ をクリックしてください 〜〜〜
[422]小田ジュニアの野望:2010/06/05(土) 18:41:28 ID:HYUgEJj6 フラウ「は〜満足満足!」 すっきりした姿の少女フラウ。背丈や年はティルとほぼ同じで、同じ薬湯に同時に入ったはずなのに もう片方のティルに比べて妙に艶やかだ。 ティル「…はぁ…」 自分の胸に手をやりため息をつくティル。なんだかお風呂に入る前より疲れているように見えるのは きっと気のせいだろう。 小「それじゃ、今日も早めに寝ようか。明日は今日の倍は見つけたいな」 なんとなく不穏なものを感じ、ここは突っ込んではいけないと直感したジュニアは そんな事をいいながら、部屋に設置してある数個の固定式ランプを消すのだった。 〜〜〜
[423]小田ジュニアの野望:2010/06/05(土) 18:43:05 ID:HYUgEJj6 そして、常若の国9日目。 ジュニアは昨日と同じように床に毛布を敷いて眠っており、またもやいつの間にか毛布にもぐってきた 小(……これに馴れるのは一体いつのことだろう?) そんな事を感じながら毛布から起き上がるジュニア。フラウは真っ白な細い両手をジュニアの首に 絡ませているので、一緒に起きるような形になる。 フラウ「ねえ。私の瞳をよ〜くみて。何か感じない?」 透き通るようなエメラルドの瞳で覗き込むフラウ。 小「……綺麗だよ」 木っ端づかしい台詞をわりかし真面目に答えるジュニア。
[424]小田ジュニアの野望:2010/06/05(土) 18:44:15 ID:HYUgEJj6 フラウ「う…そういうことじゃないのに…。やっぱり魅了の力は消えちゃったのかぁ…残念」 そんな事を呟きながらも朝のお仕事…唯一ティルに許されたおはようの接吻を交わす。単に 唇を合わせるだけの幼いキスであったが、それでも本来恋に生きる少女、フラウにとっては 大切な儀式であり、今のこの時のために生きているのだと実感できる。 小「…ん…」 フラウ「こういうときは目を瞑って快楽に委ねるのよ」 小「…ぷは!息が出来ん!」 顔を真っ赤にさせたジュニアはそういいながらフラウの束縛から離れる。そうしないといつか 何かが爆発しそうで自分が少し怖いのだ。 フラウ「もう…変化を恐れていては何も出来ないわよ?」 まだ余韻が残っているのか唇の感覚を確かめるように艶かしく話す、不思議世界の住人の中でも 屈指の美しさを見せるフラウ。
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0ch BBS 2007-01-24