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【ユース大会】キャプテン霧雨52【いよいよ開幕】
[228]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/06/09(水) 22:41:04 ID:??? ヒュゥゥン…… 魔理沙「ぬ、ぬわっ!?(お、おいおい!ここでパワーダウンかよ?!)」 結局、足へと溜まる力はいつものマスタースパークと等量。 魔理沙の究極のシュート(仮)は未だその片鱗すら見せない。 舌打ちをしつつも、一発で成功するほうが変かと思いなおし、改めて足を振り上げる。 魔理沙「仕方ないか…行くぜ!これが私の…マスタースパークだァ!!」 ドゴォッ…ギュォォオオオオオオオッ!!!! 早苗「!!!」 万全の体勢から放たれる魔理沙の魔砲。 それはもはや今日の試合での魔理沙のそれの破壊力を大きく上回る。 高まった魔力を余すことなくそのボールに込めた一撃。 早苗「(真正面から……撃ち返す!!)」 そのシュートを見た瞬間に早苗に浮かんだ発想はそれだけだった。 避けよう、全身を使って止めよう、などとは欠片も思わず。 それは負けず嫌いと言う気性によるものか、霊夢や永琳の持つその技能を真似てやろうと思ったのか。 早苗「これでッ……!!」 ――――バッギイイイイッ!!
[229]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/06/09(水) 22:42:08 ID:??? 魔理沙「…な、なにィ!?」 まさに奇跡としかいいようのないタイミングで、早苗は魔理沙のシュートに合わせた。 真正面から、弾幕を足に纏い盾として、蹴り返そうと足を振りぬこうとする。 …が、この時ばかりは相手が悪かった。 ドガァッ! 早苗「ぐぁあっ!」 魔理沙最高の出来のマスタースパーク。 相手とするにはまだ早苗の脚力、盾は足りなかった。 吹き飛ばされ、高く空を舞う。 魔理沙「こ、東風谷さん!!」 ダッ… 今のシュートの寸前のことがあっただけに、魔理沙が慌てて早苗の落下着地点に駆け込む。 直前で早苗も減速したのか、魔理沙の両手に軽い衝撃が襲い掛かった。 魔理沙「あてて……」 早苗「…くっ……すみませんね、醜態を見せてしまったようで」 痛みを堪えて、すぐさまに早苗は魔理沙の手から降りる。 そのダメージのためか、少し顔に渋いものが混じってはいたが、しかし瞳には何かを掴んだと言う喜色が浮かんでいた。
[230]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/06/09(水) 22:43:09 ID:??? 早苗「…掴めました。練習を積めば、完成しますよ…カウンターシュートが!」 魔理沙「いや、それはいいんだが…足は大丈夫なのか?」 早苗「よくはありません」 魔理沙「え」 まさか負傷させてしまったかと、一瞬肝を冷やす魔理沙。 早苗を怪我させた後も恐いし、諏訪子の反応も恐い。 ……だが、よかったことに早苗の言葉はそれについてではなかった。 早苗「カウンターシュートはそれはいいんだが、で置いておく話ではないです」 魔理沙「(な、なんだ……そっちか)」 早苗「完成形をどうするか、それが一番の問題です。 実際にカウンターされる側として、どうするべきか魔理沙に聞きたいのですが」 魔理沙「え…私か。……うーん、そうだな…」 A 普通のカウンターシュートを完成させるべき B どんな態勢からも放てるカウンターシュートに進化させるべき C どんな威力のシュートも跳ね返すカウンターシュートに超進化させるべき *先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
[231]森崎名無しさん:2010/06/09(水) 22:49:12 ID:ptjEU5kg C 最強を目指すなら
[232]森崎名無しさん:2010/06/09(水) 22:49:42 ID:kz/I9V8I B
[233]森崎名無しさん:2010/06/09(水) 22:53:53 ID:tRALal3w C
[234]森崎名無しさん:2010/06/09(水) 23:06:06 ID:2ruOdU6o C
[235]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/06/09(水) 23:56:42 ID:??? >>C どんな威力のシュートも跳ね返すカウンターシュートに超進化させるべき 魔理沙「それは、やっぱり……どんな威力のシュートだろうが跳ね返すカウンターシュートじゃないか。 相手の絶対の武器をこちらの武器に出来るわけだからな。 まぁ、その分進化させるのは大変だろうが………」 早苗「…なるほど。では、そうしましょう。目指すのは幻想郷の頂点ですからね。 それだけの守りの武器は持っておくべきでしょう」 魔理沙の言葉に深く頷く早苗。 確かに3種のうちにどれが一番恐ろしいかと言えば、どんなシュートだろうが跳ね返すものだ。 早苗の中にもまだ構想にもなっていない発想だが、そこに向かい進む事に決めたようだ。 早苗「…まぁ、これについてはこのくらいとして、次の練習に行きましょうか」 魔理沙「次というと、ドリブル練習だな」 カウンターシュートについて話をまとめ、次の練習に魔理沙たちは移るが… 今ので足を痛めているかと思うと、魔理沙はあまり大きく動けない。 魔理沙「(……東風谷さん、ちょっと動きが悪いな。やっぱ、さっきので?)」 早苗「……遠慮は不要ですよ。それでは練習になりませんから」 魔理沙「そうだな。……じゃ、遠慮なく行くぜ!」
[236]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/06/09(水) 23:57:43 ID:??? 遠慮なく、とは言ったものの魔理沙はそこまで外道にはなりきれない。 シュートの時のようにひたすらに練習に打ち込むと言う事もできず、練習時間が過ぎる。 成果があまり出なかった魔理沙とは逆に、早苗はあまり得意ではなかったタックルをある程度伸ばすことができたようだ。 魔理沙「(ちょっと足を痛めてたっぽいのに…まぁ、これも私が遠慮なく練習したおかげ…だよな? うん、そういうことにしておこう) そろそろ終わりにしようか、もう朝になるしさ」 早苗「…そうですね」 夜とは間逆に、魔理沙が終了の合図を早苗に伝える。 もう太陽が顔を出し始め、早朝と呼ぶに相応しい明るさとなっていた。 魔理沙「東風谷さん、特訓に付き合ってくれてありがとうな」 早苗「それはこちらもですよ。カウンターシュートについて、意見ももらえましたし……。 協力を持ちかけてよかったと思ってます」 魔理沙「(そうだな…それは私もだろうな。一緒に練習してる限りじゃ、そこまで恐くないし…。 一人でやるより、確実に成果はあった。 …にしても、シュートはこれより上げるのは今まで以上に難しくなったかな。 他の能力との差が開きまくってるし、他の練習をしたほうがいいかもしれないかな)」 ※魔理沙ドリブル値 54→55: 魔理沙シュート値 57→60: 八卦炉制御経験 0→10
[237]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/06/09(水) 23:58:43 ID:??? ――79日目 フランス合流26日目―― 宿舎前で部屋に戻る早苗と別れ、空を待つことにする。 フランスに来てから長いこと朝の習慣となっていた朝のマラソン。 ピエールと会うことがあったり、スタミナを鍛えてることができたりと色々あった。 魔理沙「これも空が話を持ちかけてくれたからだよな……」 いいルームメイトに当たったものだな、と今更ながらに思ったりする。 こいしはともかくとして、空は趣味も一致するし、実に大当たりであった。 魔理沙「(あの時、パチュリーとかと同室になってたら…………… 考えたくもないな。うん、実に運がよかった)」 空「おはー、昨日はどこ行ってたの?」 魔理沙「ん、ちょっとな」 空「明日から大会なんだし、無理しちゃダメなんだぜ?」 魔理沙「……そうだな。実力を伸ばすことも大事だが、コンディションを整えて試合に臨むのも大事だよな」 空「たぶんそうだ!」
[238]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/06/09(水) 23:59:50 ID:??? 練習試合は、どれも体力が微妙に満タンではない状態で臨んだことを振り返りつつ… とりあえず、何がわからない大会ではちゃんと整える事にしようと、思うだけは思うことにした。 魔理沙「まぁ、思うことと実行する事は別だがな!」 空「おっしゃー!それじゃ最後のマラソン行くぜぇー!!」 先着2名様で もう絶対負けないとかそんな感じ→!card+減衰(-2) これでラストぉ!→!card と書き込んでください。それぞれのカードで分岐します K→最大ガッツ+30 9〜Q→最大ガッツ+10 A〜8→効果なし JOKER→イベント発生!(空) ・両方のカードが8以上で一致した時、親友になります ・魔理沙のカードがダイヤで、ピエールと遭遇します
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0ch BBS 2007-01-24