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【火の鳥と荒鷲と】キャプテン松山24【地獄の鴉】
[411]森崎名無しさん:2010/06/30(水) 02:16:29 ID:??? でもこの中じゃ一番当たり障りはないんじゃない?
[412]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/01(木) 00:24:35 ID:??? >>405 そして地の底で鬼コーチの数年に渡る地獄特訓で全ステータス80を越え……! 荒鷲「戻ったときには阿求さん以外に忘れ去られてましタイ」 >>406 乙感謝ですー >>408-409 あの怪可愛らしい魅力は私ではとてもとても……ミミズくんカムバック……! >>410 総力尽くした次に繋がる良い試合でしたね! 大丈夫悪手で何も問題なしです。
[413]森崎名無しさん:2010/07/01(木) 00:29:11 ID:??? 悪手は問題でござるw
[414]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/01(木) 00:41:49 ID:??? A 健闘を称えて握手を求める 試合も終わり、ようやく気軽に酒が呑めるとうそぶく萃香の赤ら顔を見ながら…… 松山は喋りに付き合いながら、引き分けに終わった……勝ちきれなかった試合のことで心の整理をつけようとした。 松山「俺は……確かに久々の試合で疲れたな。 でも萃香さんはまだスタミナが残ってるみたいだな?」 萃香「うん。……本当にお疲れさん。 そりゃあ当然さ。この伊吹萃香が一試合終えた程度でへろへろになるもんかい。 光も……あんな隈なく縦横に走った割に、シュート一本撃つ体力は残していそうだね?」 松山が頷き、回復薬を取ってきてもらったことを萃香に話すと、自然と試合中に眠ったことに話題が流れた。 萃香「私が気にしてるかって? うんにゃ? 試合中も言ったけど、眠ったり本読んだりして体力回復する奴見るの初めてじゃないしねえ。 (地底でサッカーやってた勇儀には……すぐ理解するってのはきつかったか)」 松山「(体力回復の為……そうあれは体力回復の為……だけど今後多用は控えよう……)」 とにかくこの(若干都合の悪い)話は止めると。 松山は素直に謙虚に、萃香の実力を認めて、健闘を称える意味で握手を求めた。 萃香はすぐに応じて、ギュ、と、松山は自分の渾身のシュートを跳ね返し続けた鬼娘の手を握った。 萃香の手は……キーパーグローブも嵌めておらず、怪力無双を誇る鬼GKの豪腕の先についてるとは思えなかった。 肌の滑らかさもそうだが、それ以上に……。
[415]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/01(木) 00:43:20 ID:??? 松山「(小さい……こうして握ると、俺の手で包み隠せる位に。 そうか……合点がいった。 萃香さんが試合中、一度もキャッチングを使用しない理由、その謎が解けた)」 シュートの威力は怪力でいくらでもカバーできるにせよ、この手の小ささではボールをキャッチするのは難しい。 巨大化したなら可能だが、今度は逆に萃香の掌がボールをすっぽりと覆い隠してしまうのだ。 強く握り拳を作り、パンチングで弾く……。 その怪力で弾き飛ばせば、セカンドボールもハーフラインまで飛ぶが、相手に競り合いで拾われる可能性は付き纏う。 萃香「……〜〜〜」 松山「(パワースピードテクニックに、経験も豊富で判断も持久力も優れてる……。 だけど完全無欠で、難攻不落というわけじゃなかったんだ。試合中にそこを見抜けて作戦を立てていれば)」 萃香「そろそろ手、離して」 松山「は? ……あ、ごめん!」 萃香の手を握ったまま、その部分に目を落とし考え事に没頭していた松山は慌てて話して無礼だったと詫びる。 萃香「女の手を握ったままぶつぶつと呟くって、どっかの町で蔓延ってる噂の殺人鬼みたいだねぇ」 松山「そそそんな物騒なことは考えてないっ! 俺が考えてたのはサッカーのことだ!」 萃香「……は〜〜。これだけタフな試合終わってまたすぐサッカーのこと? で、どんなことさ?」 言われて数秒、虚空に目をやってから上手い答えを探ると、松山はこう答えた。 松山「萃香さんの手は……ちっちゃいなと」 萃香「ぷっ、ははっ、何だいそりゃ。変な奴だね、全く! あははははっ!」 シャンハイ「(光様は……もしかしてちっちゃい手が好きなんでしょうか? コアメモリーに刻んでおかなきゃ……)」
[416]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/01(木) 00:44:43 ID:??? 吹きだした萃香の笑い声に、松山も気恥ずかしさを感じながらも、少しの間だが一緒に笑い合い……。 やがて……ひとしきり満足するまで笑い続けた萃香が、表情を変えた。 萃香「さて、後に回すのは面倒だし。 この後に色々と……光に用事があって待ってる連中が端々にいそうだし」 松山「……?」 そう言った時の萃香の視線が、意味ありげにスタジアム観客席の数点から実況席に向けられるのを松山は不思議がる。 それからきびきびとした動作で、改めて松山の方を向いた萃香は、以前の答えを口にした。 地底出発直前……博麗神社で受けた松山の勧誘の申し出の答え。 その時はお茶を濁し、この試合如何で判断しようとのことだったが……。 萃香「それで光を地底まで連れてきて、この試合をやったが、スコアは引き分けだった。 私と光の勝負も……大目に見て、いいかい誇りある鬼の私が百歩譲ってだから! 引き分けにしておく! 結果的に……光は負けはしなかったが勝ちもしなかった。そうだね?」 松山が頷いた。 もうすぐ萃香が……幻想郷でも最高レベルのGKが力を貸してくれるかどうかが分かる。 緊張に松山の舌が乾いた。その所為か……萃香の顔にも、緊張の色が滲んでる様に見えた。 萃香「だから。私がトラウム・アドラーズに入るのに――光に一つ約束をしてもらう」 松山「約束……? (筋は通ってるが、萃香さんと約束……していいのか?)」
[417]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/01(木) 00:45:43 ID:??? どうしますか? A 萃香と約束をする B 萃香と約束はせず、通常の勧誘をする。 C その他 *先に「3」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。 また短くてごめんなさい。 今日も遅くなってしまったのでここまで。 お疲れ様でした。
[418]森崎名無しさん:2010/07/01(木) 00:57:44 ID:Ejvm3ABM A 鬼さんと巫女にだけは後ろを見せたくないんだなぁ。
[419]森崎名無しさん:2010/07/01(木) 01:03:19 ID:N0jgLfGI A ぶっちゃけどんな約束させられるか不安だが、内容聞くような男気の無さは見せたくないのう
[420]森崎名無しさん:2010/07/01(木) 01:08:41 ID:WyKl5JCU A
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0ch BBS 2007-01-24