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【火の鳥と荒鷲と】キャプテン松山24【地獄の鴉】
[971]森崎名無しさん:2010/07/29(木) 20:06:27 ID:??? じゃあもう放っておけばいいんじゃね? 所詮、他人の印象なんてそんなもんだろう。
[972]森崎名無しさん:2010/07/29(木) 21:30:18 ID:??? でもたまにそれが事実でGMさんがおかしいみたいな勢いの奴もいるのがなあ
[973]森崎名無しさん:2010/07/29(木) 21:36:45 ID:??? じゃあためしに、「どのスレのどの行動がどう」と具体例を出してみたら? それでぐうの音も出ないレベルに論破するのか、あるいは無視したほうがいいだろうよ。
[974]698 ◆wb0CAXq5IA :2010/07/29(木) 23:17:46 ID:??? 事実とそこから出る解釈や印象は別物で人それぞれ、混同してしまうのは困りものですが、 それを元に他人を非難するのはもっといただけないですね。 ちょっとずれた方向でヒートアップしているようにお見受けします。もしこれ以上続くならこちらもどうぞ。 http://capmori.net/chat/
[975]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/29(木) 23:33:18 ID:??? 698さん、お疲れ様です。 まだ定まりきらないところもあるのと、残りも少なくなってるので 本日の更新と返答はお休みします。 スレタイ募集をここから始めます。 【】キャプテン松山25【】 >>933さんのご要望と、レス返しもしたいので、少し残してもらえると有難く思います。 お疲れ様でした。
[976]森崎名無しさん:2010/07/30(金) 02:58:31 ID:??? お疲れ様です チャットには参加できないのでスレタイ案だけ 【そして猫は】キャプテン松山25【途方にくれる】 【つんで】キャプテン松山25【れいむ】 【覚醒ペットの】キャプテン松山25【恐怖】 【タイムストップ】キャプテン松山25【光くん】
[977]森崎名無しさん:2010/07/30(金) 13:30:12 ID:??? 【めざせ】キャプテン松山25【でれいむ】 【チーム完成への】キャプテン松山25【道は険し】 【鬼引きが】キャプテン松山25【首を絞める】
[978]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/30(金) 18:22:31 ID:??? E 守矢神社はあの山で俺に詫び続けるべきなんだ! Type-A 8月を越えたばかりの、まだ残暑が厳しい幻想郷。 その暑さの中、高地に建てられた妖怪の山スタジアムで、守矢神社主催の大会ファイナルを迎えようとしていた。 数々の強豪を打ち破り、決勝のピッチに立つ二つのチームの名が、実況の甲高い声によって大観衆の見守る中響き渡る。 ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!! 実況「勝ち上がってきた両チーム。 前回の紅魔カップを制覇した守矢○○○!!! 全くの無名から勝ち上がったトラウム・アドラーズ!! 堂々の優勝候補筆頭に、またも新しい風が挑むそんな組み合わせとなりました! 幻想郷で最も強いチームを決める一戦が、間もなくキックオフです!!!!!」 守矢神社には、大きな歓声。トラウム・アドラーズには大きなブーイングと少ない歓声。 あからさまだが、それは当然。 決勝の舞台は妖怪の山。守矢のホームグラウンドなのだ。 ホームで、声援を受けながら戦う守矢勢の団結と強さ、意気込み、優勝にかける想いはまさに今大会最高。 妖怪の山に棲まう妖怪達が、観客達が、好ゲームの果て、守矢の優勝を夢見て喉が枯れる程、声援を張り上げる。 しかしピッチでは……一人の少年の口から怨嗟に塗れた罵声が。 松山「ムカつくぜ……守矢を応援する観客の声援がよォ!!!」 シャンハイ「……」 寄り添ってる人形は、応じずに悲しそうな透明な表情を浮かべただけだった。 松山が見てる先には、チーム控えまで含めた全員で円陣を組み、必勝の誓いを掲げる守矢の顔ぶれ。 吐き捨てる様に、松山が更に言った。
[979]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/30(金) 18:25:40 ID:??? 松山「今のうちに精々仲の良さを満喫してやがれ……! その輪っかをこの試合でこの俺が粉々に蹴り砕いて、跪かせてやる!!!」 その傍若無人を通り越した発言に、守矢勢は耳を貸さず、トラウムメンバーも眉を顰め視線を一瞬で逸らした。 荒れ狂う鷲の様子を……トラウム・アドラーズの一番後ろで見ている紅白の巫女が、普段と離れた痛ましい表情をする。 霊夢「前は……あんな奴じゃなかったのにね……」 熱血漢でありながら、雪の様に真っ白く、ひたむきで、清冽。 しかしその白さも過去の話で……現在の松山が双肩に纏ってる憎悪……負の感情に黒ずんでしまっていた。 こうなってから、以前の松山を好ましく感じてたことに霊夢は気付いた。 が悔やみ種にしかならない。 もう一人、チームで松山を好ましく見てた筈な萃香は……決勝のピッチにはいない。 怨嗟を撒き散らし、手段を選ばず守矢と戦おうとする姿に、ギャップにとうとう見てられなくなり、行方を眩ませた。 痛い戦力ダウン。 憎悪に憑かれた松山はそれでも勝ち上がった。 憎しみはそれだけ爆発的な力を少年に与えていた。 よってゴールマウスを守るのはさとりか霊夢。 強く志願したのは霊夢だった。 まるで松山と距離を取りたいかの様に。 自然と俯き、履き物に視線を落とした楽天的な巫女も、厭世的な気持ちを抱かずにいられなかった。 霊夢「関わりあいになってここまで付き合ったのが馬鹿みたいだわ。 いや馬鹿か。 あんな奴と……何で……あんな奴なんかに……」 松山の余りの変わり様に、霊夢はこれまでより一層淡白に、人間とも妖怪とも境界を線引きする気持ちを固めた。 そして――憎悪に、本来の道を見失った迷い人が、ホイッスルの直前さらに猛り唸った。 松山「さぁ行くぜ!! 北海道富良野の凍てつく寒さより厳しいサッカー地獄に突き落としてやる!!! そこでそろって仲良し顔屈辱に歪ませて、永劫に俺に詫び続けろ守矢―――!!!」
[980]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/30(金) 18:28:17 ID:??? E 守矢神社はあの山で俺に詫び続けるべきなんだ! Type-B ブン屋から、守矢神社の話を聞きつけて…… 部屋で休みながら、彼女らのことをどう考えてるか、真面目に考えようと試みた松山はガバとベッドから起きた。 松山「やっぱり……許せないな。ああ! 守矢神社のみんなは許せない!!!」 シャンハイ「えっ、えっ?」 いきなりの穏やかでないこの主人らしからぬ物言いに、シャンハイはキョトンとする。 松山「俺がSSPになるのに、こんな苦労をしてるのも、あの山から追い出されたことが原因だ。 そう思わないかシャンハイ!?」 シャンハイ「シ、シャンハーイ!?」 松山「ククク……俺はどうしてこんな気持ちに蓋してたんだ? これからはやりたいようにやって、守矢神社に詫び続けさせてやるぞ!!!」 まるで空が青いのも、コーラのゲップや郵便ポストが赤いのも守矢のせいだと言いたげに。 これまた似つかわしくなく、黒い含み笑いまでしだした松山に、シャンハイは焦燥と不安を感じて質問した。 シャンハイ「あ、あのっ、侘びさせるそうですけどっ、どうやってフライハイトさん達にそんなことを? (色々、光様のこと心配してましたし、悪い人はいないと思うんですが……)」 松山が、その質問我が意を得たりと、鷹揚に頷きシャンハイの頭を一撫でしてからこう答えた。
[981]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/07/30(金) 18:30:02 ID:??? 松山「ああそれじゃ開陳するな? 最初に思いついたことは……守矢の不安を煽るために一回戦から工作を開始する! 控え室の前に穴の開いた紙コップを、わざと見つかるように置いておくんだ!!!」 シャンハイ「……ほぇ? あ、あの……?」 松山「最初は盗聴を実際やってみようと考えたが……それは拙い。 フライハイトが目敏く見抜くかもしれないし、見つかって守矢なんかの為に破滅はしたくないしな!」 シャンハイ「あの……光様? 裏工作というのは……悪い噂を天狗さんに流してもらったり。 イメージを落とす捏造写真を信者さんに見せたり、ドリンクに危ないお薬を忍ばせるとか……」 誰もがすぐ思いつくような裏工作の定番を語り聞かせたシャンハイに、松山は目を見開き、わなわなと震えだした。 松山「バケヤロウ!!! 何てことを思いつくんだシャンハイ!!? そんな子に育てた覚えはないぞ!!? ちょっとそこに座り……肩に? まぁいいか。 いいかシャンハイ。 相手が憎いかな〜てなっても、サッカー選手が踏み越えちゃいけないラインがあってだな。 第一、守矢は女の子や女性揃いじゃないか。 そ、そんな過激なことして万が一のことでもあれば……!」 シャンハイ「(よかった……一瞬慌てましたけど、根っこはいつもの光様です)」 誰に言い訳をしてるのか、主人の慌てふためく姿に不謹慎と思いながらもクスリとシャンハイは笑ってしまう。 松山「何でクスクス笑ってるんだ? シャンハイ? 俺はほんとに守矢が憎いぞ嫌いだぞ。いつか痛い目見せて……」 シャンハイ「ハーイ。きっちんとお返ししましょ。私もお供します♪」 こうして、松山の心境と、守矢への感情図に変化が起きた以外は……。 地霊殿の夕食後の一幕は、それなり将来の平穏を約束する形で、恙無く過ぎていった。
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0ch BBS 2007-01-24