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【アップダウン】小田Jr.の野望16【ストーリー】
[439]森崎名無しさん:2010/06/26(土) 12:58:28 ID:??? これだけ切羽詰まらせておいてそれはないと思うなあ。あまりにも悪辣すぎる
[440]森崎名無しさん:2010/06/26(土) 13:16:26 ID:??? もしこの推論が正しかったとしても 投票前に神になりかけているだけとネタばらしがあったんだから悪辣ではないでしょ
[441]森崎名無しさん:2010/06/26(土) 13:30:57 ID:??? すまん、横着で混乱させた。439は437へのレス。
[442]小田ジュニアの野望:2010/06/26(土) 14:23:04 ID:TAcrv4Yc >>437 A以外はこれからもっと冒険が続くという意味で本当の冒険でしたがA+αが選ばれましたからねぇ… >>438 ある意味ミスリードです。マイルドに『神』になると書きましたが神は神でも破壊神のようなものです。 わかりやすくいえば『秋津姫の小瓶』の数十倍のものをダイレクトに胎内に入れ込んだようなもの。 記憶や感情は吹っ飛び、力の衝動からジュニアを含め目の前のものを全て破壊するでしょう。 (イベント習得のフェアリー・ブレイクはその予兆) >>405で書いたように本当にやばいのは肉体の変化でなく精神の変化… ジュニアとの契約そのものの消滅。&目の前に破壊神誕生。 それに追従してティルがジュニアの脳内に書き込んだこの世界の「言葉」と「文字」を失うことになりました。
[443]小田ジュニアの野望:2010/06/26(土) 14:24:05 ID:TAcrv4Yc F A+ドロッセルマイヤーに呼びかける際、できれば秋津姫にも一緒に呼びかけたいのだが、 どうすればいいか? 小「それじゃドロッセルマイヤーに呼びかけて帰りたいんだけど、その際一緒に秋津姫にも 呼びかけたいんだけどどうすればいい?」 ???「……むぅ…無理じゃな。」 小「全ての事象を知るんだろ?だったら出来るんじゃないか?」 ???「それは土竜が空を飛び、鳥が地中で一生を過ごすようなものじゃ。第一それが可能であれば 既にお前がもつ秋津姫の小瓶が干渉してくるはず。神という存在はな、お前が思っているよりも ずっとずっと不便なものなんだよ」 小「そうなのか?」 ???「ああ、お前もドロッセルマイヤーの存在を知るのなら階層世界を行き来した事があるのだろう。 神が身の回りにいたとしてもドロッセルマイヤーは神の神のような存在じゃ。正直何の意味もない。 それでも呼び出したいというのであれば交渉の場所を元の世界に戻ってから行う事じゃ」
[444]小田ジュニアの野望:2010/06/26(土) 14:25:11 ID:TAcrv4Yc 小「交渉?」 ???「アレが代償ナシで何かをしてくれると思うたか?」 小「……なるほど……で、本題のドロッセルマイヤーを呼び出す方法なんだけど」 ???「お前は運がいい。どうしてこの塔が星見の塔を呼ばれているかも知らないまま来たんだからな。 こここそ、上位世界とコンタクトが取れる数少ない場所。別名、索引の地。 既に私の上位者が彼を呼んでおる」 小「…上位者?ドロッセルマイヤーのほかにもいるのか?そういう存在が?」 ???「当たり前じゃ。他にもたくさんおる。ま、今は関係ない話だ。ドロッセルマイヤーを呼ぶことを 選んだのならば狼と娘に別れを告げるといい」 そういいながら少女は一旦姿を消す。 〜〜〜
[445]小田ジュニアの野望:2010/06/26(土) 14:26:19 ID:TAcrv4Yc 小「という事で、運がいいのか悪いのか。俺の冒険はここまでだ」 ドロッセルマイヤーを呼ぶ選択をする事を決めたためジュニアのこの地での冒険は終わる。 小「保存食は残り4食か…リズとホロケウならこれだけあれば食料調達しながら帰ることで 大丈夫だろうケド…野営の道具がないよな…」 家に帰れば保存食のケロリーマイトなどはいつでも調達できる。そういう意味では保存食を 渡すのは最低限の礼儀というものだろう。だが野営道具は渡したところで結局見張りが出来ない テントではどうしようもないし、第一1人で持って歩くには向かないアイテムだ。 リズ「大丈夫ですよ。私とホロケウちゃんなら木の上とか、枯れ草の中とかでも野営はできますから」 安心させるように微笑むリズ。
[446]小田ジュニアの野望:2010/06/26(土) 14:27:19 ID:TAcrv4Yc 小「そうか。それじゃ…とりあえずリズとホロケウの取り分だ。」 そういいながら毛皮と大蝙蝠の羽を渡す。両方とも下処理なしでは長期間の保存に向かない アイテムであり、下処理を気軽に頼めるえりるが日本にいる以上、マリーさんの下へと 持っていく頃には腐ってしまうだろう。 リズ「そうですか。それじゃ、この場所でちょっとしたシートと交換してもらって帰りますね。 ホロケウちゃんの事はお任せください。私が責任を持て信用できる人にお渡しするか、 宿屋で引き取ります」 リズは遠慮する事無くそれを受け取り、ホロケウの件を話す。 小「ホロケウも元気でな。一緒につれて帰りたい気もするんだけど狼は俺のすむ世界では 幸せにはなれない。リズのいうことをきちんと守るんだぞ?」 ホロケウ「わん!」 言葉の意味を知ってか知らずか元気に一声吼える。
[447]小田ジュニアの野望:2010/06/26(土) 14:28:20 ID:TAcrv4Yc 小「…ティル。聞こえているんだろ。待たせたな。一番手っ取り早い方法で帰ることを決めたから 何とか意識まで持っていかれる前に帰れそうだ。すまなかったな。こんなになるまで残ってしまった」 ティルは何のことだかわからないようだったが、それでも光を失った瞳で頷く。 〜〜〜 小「…簡単だけど話は終わらせた。」 数十分ほどの会話の後にジュニアは改めて少女の下へともどる。 ???「随分早かったな。だがまあそんなものだろう。ドロッセルマイヤーとやら。もう出てきてもいいぞ」 その言葉の瞬間…世界は変わる。 〜〜〜
[448]小田ジュニアの野望:2010/06/26(土) 14:29:27 ID:TAcrv4Yc 〜〜〜 真っ暗な世界…目の前で鼻をつまられても誰だかわからない深遠。だがジュニアには身に覚えがある。 コレはドロッセルマイヤーの舞台装置だ。 小「ドロッセルマイヤー。簡潔に話を言う。俺たちを元の世界に戻してくれ!」 その言葉は闇の中に吸収されるように何かに反響される事無く吸い込まれていく。 ???「現在ドロッセルマイヤーさまはお忙しいので私が代わりに案内します」 突然の光。はるかかなたから一筋の光源がジュニアたちを照らす。そこにいるのは自分自身だけ、 ホロケウとリズはもちろんの事、ティルもフラウもいない。 小「……あれ?フラウ?ティル?」 ???「彼女らは別室でお待ちいただいています。」 突然目の前に現れた無数の糸に吊るされた人形。それは以前ジュニアが見たエリルの残骸のようにも 見えた。
[449]小田ジュニアの野望:2010/06/26(土) 14:30:29 ID:TAcrv4Yc 小「お前は誰だ?」 ???「私ですか?私はガラテア。ドロッセルマイヤーさまの人形の一体です」 吊るされた糸のたるみで彼女は頭を下げる動作をする。 小「そうか。で、ドロッセルマイヤーは?俺はアイツに用があるんだけど」 人形相手に話をしても仕方がないと本題に入る。 ???「ドロッセルマイヤーさまは虫食いの件に奔走されており、たかが一冊の本の主人公に 話しかける暇はないとのことです」 抑揚のないその言葉に思いっきりムカつくジュニア。こちらに用がないときにはやってくるくせに 用があるときは取り合わないなんてなんて無礼な奴なのだろうと思ってしまう。
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0ch BBS 2007-01-24