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【アップダウン】小田Jr.の野望16【ストーリー】
[444]小田ジュニアの野望:2010/06/26(土) 14:25:11 ID:TAcrv4Yc 小「交渉?」 ???「アレが代償ナシで何かをしてくれると思うたか?」 小「……なるほど……で、本題のドロッセルマイヤーを呼び出す方法なんだけど」 ???「お前は運がいい。どうしてこの塔が星見の塔を呼ばれているかも知らないまま来たんだからな。 こここそ、上位世界とコンタクトが取れる数少ない場所。別名、索引の地。 既に私の上位者が彼を呼んでおる」 小「…上位者?ドロッセルマイヤーのほかにもいるのか?そういう存在が?」 ???「当たり前じゃ。他にもたくさんおる。ま、今は関係ない話だ。ドロッセルマイヤーを呼ぶことを 選んだのならば狼と娘に別れを告げるといい」 そういいながら少女は一旦姿を消す。 〜〜〜
[445]小田ジュニアの野望:2010/06/26(土) 14:26:19 ID:TAcrv4Yc 小「という事で、運がいいのか悪いのか。俺の冒険はここまでだ」 ドロッセルマイヤーを呼ぶ選択をする事を決めたためジュニアのこの地での冒険は終わる。 小「保存食は残り4食か…リズとホロケウならこれだけあれば食料調達しながら帰ることで 大丈夫だろうケド…野営の道具がないよな…」 家に帰れば保存食のケロリーマイトなどはいつでも調達できる。そういう意味では保存食を 渡すのは最低限の礼儀というものだろう。だが野営道具は渡したところで結局見張りが出来ない テントではどうしようもないし、第一1人で持って歩くには向かないアイテムだ。 リズ「大丈夫ですよ。私とホロケウちゃんなら木の上とか、枯れ草の中とかでも野営はできますから」 安心させるように微笑むリズ。
[446]小田ジュニアの野望:2010/06/26(土) 14:27:19 ID:TAcrv4Yc 小「そうか。それじゃ…とりあえずリズとホロケウの取り分だ。」 そういいながら毛皮と大蝙蝠の羽を渡す。両方とも下処理なしでは長期間の保存に向かない アイテムであり、下処理を気軽に頼めるえりるが日本にいる以上、マリーさんの下へと 持っていく頃には腐ってしまうだろう。 リズ「そうですか。それじゃ、この場所でちょっとしたシートと交換してもらって帰りますね。 ホロケウちゃんの事はお任せください。私が責任を持て信用できる人にお渡しするか、 宿屋で引き取ります」 リズは遠慮する事無くそれを受け取り、ホロケウの件を話す。 小「ホロケウも元気でな。一緒につれて帰りたい気もするんだけど狼は俺のすむ世界では 幸せにはなれない。リズのいうことをきちんと守るんだぞ?」 ホロケウ「わん!」 言葉の意味を知ってか知らずか元気に一声吼える。
[447]小田ジュニアの野望:2010/06/26(土) 14:28:20 ID:TAcrv4Yc 小「…ティル。聞こえているんだろ。待たせたな。一番手っ取り早い方法で帰ることを決めたから 何とか意識まで持っていかれる前に帰れそうだ。すまなかったな。こんなになるまで残ってしまった」 ティルは何のことだかわからないようだったが、それでも光を失った瞳で頷く。 〜〜〜 小「…簡単だけど話は終わらせた。」 数十分ほどの会話の後にジュニアは改めて少女の下へともどる。 ???「随分早かったな。だがまあそんなものだろう。ドロッセルマイヤーとやら。もう出てきてもいいぞ」 その言葉の瞬間…世界は変わる。 〜〜〜
[448]小田ジュニアの野望:2010/06/26(土) 14:29:27 ID:TAcrv4Yc 〜〜〜 真っ暗な世界…目の前で鼻をつまられても誰だかわからない深遠。だがジュニアには身に覚えがある。 コレはドロッセルマイヤーの舞台装置だ。 小「ドロッセルマイヤー。簡潔に話を言う。俺たちを元の世界に戻してくれ!」 その言葉は闇の中に吸収されるように何かに反響される事無く吸い込まれていく。 ???「現在ドロッセルマイヤーさまはお忙しいので私が代わりに案内します」 突然の光。はるかかなたから一筋の光源がジュニアたちを照らす。そこにいるのは自分自身だけ、 ホロケウとリズはもちろんの事、ティルもフラウもいない。 小「……あれ?フラウ?ティル?」 ???「彼女らは別室でお待ちいただいています。」 突然目の前に現れた無数の糸に吊るされた人形。それは以前ジュニアが見たエリルの残骸のようにも 見えた。
[449]小田ジュニアの野望:2010/06/26(土) 14:30:29 ID:TAcrv4Yc 小「お前は誰だ?」 ???「私ですか?私はガラテア。ドロッセルマイヤーさまの人形の一体です」 吊るされた糸のたるみで彼女は頭を下げる動作をする。 小「そうか。で、ドロッセルマイヤーは?俺はアイツに用があるんだけど」 人形相手に話をしても仕方がないと本題に入る。 ???「ドロッセルマイヤーさまは虫食いの件に奔走されており、たかが一冊の本の主人公に 話しかける暇はないとのことです」 抑揚のないその言葉に思いっきりムカつくジュニア。こちらに用がないときにはやってくるくせに 用があるときは取り合わないなんてなんて無礼な奴なのだろうと思ってしまう。
[450]小田ジュニアの野望:2010/06/26(土) 14:31:29 ID:TAcrv4Yc 小「ち!それならいいさ!で、ガラテア…といったか?元の世界に戻りたいんだけどどうすればいい?」 ガラテアと呼ばれたことでようやく操り人形然としたものは人の姿を取り始める。それはまるで… 小「えりる?」 ジュニアが思わずそういってしまうように。 ガラテア「違います。私はガラテア。肉体のえりるに憑依しただけです」 小「……肉体?」 ガラテア「今は関係ないことです。それよりも帰る方法ですが…簡単な道と困難な道の二つが ありますがどうしますか?」
[451]小田ジュニアの野望:2010/06/26(土) 14:32:31 ID:TAcrv4Yc 小「二つの?」 ガラテア「はい。本がこの世界にあれば簡単に帰せますが残念な事に本はこの世界にはありません。 なので強引にねじ込む事になりますが、となると当然本が傷みます。その痛みをあなたの存在概念を 使って修正することになります。コレが簡単な道」 小「…つまり虫食いが進入したのと同じ方法か」 ガラテア「そしてもう一つがあなた自身が本をもう一冊複製する方法です。コレが困難な道」 小「そんなことできるのか?」 ガラテア「実際の書籍でも版や刷というものがあるように、本という世界は新しくすることが出来ます。 そうして出来たものは古い本を消滅させます。ですがコレは困難な道。」
[452]小田ジュニアの野望:2010/06/26(土) 14:33:35 ID:TAcrv4Yc 小「人が世界を作る…神と同じ創生をするのか…」 どうしますか? A.簡単な方法で強引にもとの世界に戻る。 B.本を新しく創生する。 先に1票入ったものを選択します。
[453]森崎名無しさん:2010/06/26(土) 14:39:46 ID:??? Aってゲームオーバーになった時のペナと同じだよね Bは時間が間に合うか分からん でもこのドロッセルマイヤーが一番難易度低いんだよな… 穴に飛び込んだことが真にドボンで正解じゃね
[454]森崎名無しさん:2010/06/26(土) 14:42:48 ID:??? どう考えてもドロッセルに会うための難易度だろ? そこから先はマレーネの管轄外。
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0ch BBS 2007-01-24