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【ゴルゴム】ラインライダー滝第十話【最後の日】
[986]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/09/14(火) 02:11:52 ID:??? ヴァンプ「後は私と戦闘員の一号君と二号君も協力するよ。ここの留守もあるからこれ以上は無理だけど……」 夏海「アニマルソルジャー君達と合わせて七人も協力してくれるなら十分です。これで目途が立ちました」 ヴァンプ「そう? それなら良かった。じゃあ試合をやる日が決まったら教えてね」 ウサコッツ「よーし、皆で夏海ちゃんの敵をぶっ殺すよー!」 一同『おー!』 ウサコッツの言葉にその場にいた全員(四十肩で腕の上がらないデビルねこを除く)が腕を勢いよく突き上げる。 こうして仲間を得た夏海は意気揚々と光写真館へ帰宅し――数十分後、頭を抱えていた。 海東「どうしたんだい夏メロン君。さっきまであんなに元気だったというのに」 夏海「……これを見てください」 海東に手書きのメモを見せる夏海。 そこには、 FW・大樹さん、Pちゃん改君 MF・私、ウサコッツ君、デビルねこ君、ヘルウルフ君 DF・ヴァンプさん、一号さん、二号さん と書かれていた。 海東「で、これがどうかしたのかい?」 メモを見ても海東には夏海が頭を抱える意味が全く分からない。 そんな海東に対し、夏海は酷く落ち込んだ様子で口を開いた。
[987]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/09/14(火) 02:13:14 ID:??? 夏海「そのメモには、今の所仲間になってくださった皆さんの能力に合ったポジションが書かれているのですが……GKがいないんです」 海東「そういうこと」 ようやく海東にも合点がいく。つまり、現在九人までメンバーは揃ったものの、GK適性を持つ選手が一人もいないのだ。 夏海「この世界のサッカーではキーパーの善し悪しで戦況が大きく変わるといいます。 恐らく士君はFWでしょうし、無駄に強烈なシュートを打って来て大量得点を狙ってくるはずです」 海東「士ならそうだろうね」 夏海「それを防ぐ為にもGKには強力な人が欲しいのですが……心当たりがありません」 海東「それで夏メロン君は頭を抱えていたわけだね」 夏海「はい……」 そう言うと、夏海は力なく居間のテーブルに突っ伏した。 夏海「このままでは士君を懲らしめる所か逆に蹂躙されてしまう予感がします。どこかに腕の良いキーパーの方はいないんでしょうか」 突っ伏したままひとりごちる夏海。と、そんな彼女の前に救世主が現れる。
[988]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/09/14(火) 02:14:52 ID:??? 登場する人物を選択してください A:???「どうしたのだ? なにやらただならぬ雰囲気だが……」 和服姿の少女が現れた B:ビME「キーパーがいるのか? なら俺の出番だな」 どこからともなくビMEが現れた! 先に二票入った選択肢で決定です ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません 深夜遅くに今日はこれだけー。なお、ここで選ばれた人物によって最後の一人も自動的に決定します 明日には新スレを建てる予定なのでまだスレタイは募集してるんだぜ ではでは
[989]森崎名無しさん:2010/09/14(火) 02:39:26 ID:zglO9nBo A
[990]森崎名無しさん:2010/09/14(火) 02:56:05 ID:Qq2qeTsg A
[991]森崎名無しさん:2010/09/14(火) 04:20:13 ID:??? 夏海「そうだ海東さん!カメンライドで強そうなGKを(ry」 乙でした
[992]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/09/15(水) 02:00:52 ID:??? >>991 海東「お断りだよ。面倒だし」 A:???「どうしたのだ? なにやらただならぬ雰囲気だが……」 和服姿の少女が現れた 夏海が頭を抱え、海東が我関せずといわんばかりにのんびりコーヒーを啜る中、ひょっこりと和服姿の少女が写真館にやってきた。 ???「店の者はいるか? すまぬが写真を撮ってもらいたいのだが……どうしたのだ!?」 見た目だけでなく言葉づかいも古めかしいその少女は、頭を抱える夏海を見て慌てて近くに駆け寄る。 夏海「あ、いえ。少し考え事をしていただけです。ご心配なく」 ???「ふむ……悩みがあるのなら話してみよ。私が力になれるやも知れぬ」 夏海の言葉を聞き、今度はそう口にする少女。どうやら世話焼き気質のようである。 夏海「えっ!? でもあなた写真を撮りに来たんですよね?」 ???「写真などいつでも撮れる。それよりもそなたの悩みの方が大事だ。話せば楽になる事もある」 夏海「は、はあ……(話して解決する問題じゃないのですが……)」 ものすごい勢いで話せ話せと言い寄ってくる少女に押し負け、とりあえず夏海は現在の悩みを話してみることにした。
[993]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/09/15(水) 02:02:18 ID:??? ???「……成程。つまりその門矢士という男に天誅を下すためにその……殺克阿? とやらの選手を集めていたのだが、きいぱぁ? とやらが見つからなくて困っている。と」 夏海「はい(何故でしょうか? 読みは有ってますが何かが決定的に間違っている気がします)」 などと夏海が思っているなどとは露知らず、少女は少しの間顎に手を当てて思案をした後でポンッと手を叩いた。 薫「よし! ならばこの私、志葉家十八代目当主、志葉 薫がそなたに協力しよう!」 夏海「え? 志葉家の御当主……ですか?」 志葉家といえばこの写真館の近くにある屋敷に住んでいる名家であり、夏海も何度か仕事の手伝いで屋敷の中に入った事があった。 そこで当主とも何度か会った事があるのだが、 夏海「でも今の御当主は丈瑠さんですよね?」 そう、現在の志葉家の当主は志葉丈瑠という青年である。とすればこの薫という少女は何者なのか。 薫「ああ。丈瑠は私の息子だ」 夏海「むすっ……!?」 事もなげに言う薫に言葉を失う夏海。 夏海が以前会った丈瑠は青年。そして目の前の薫はどう見ても十代半ばの少女である。絶句するのも無理はない。 そんな様子の夏海に気付き、薫は苦笑しながら補足を始めた。 薫「そんなに驚くな。丈瑠は私と血は繋がっていない。諸々の理由で養子にしたのだ」 夏海「よ、養子……ですか」 薫「うむ。そして私は丈瑠に当主の座を譲った先代の当主。というわけだ」
[994]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/09/15(水) 02:04:23 ID:??? 夏海「そうだったんですか(こんなに若いのに養子をとるなんて、名家ってわかりませんね)」 薫「それで話を戻すが、ここで会ったのも何かの縁だ。その殺克阿とやらに私も手を貸そう。 心配はいらぬ。これでも私は腕に少々自信があるのだ」 得意げに笑いながら、右手に持った扇子で左腕を叩く薫。 夏海「はぁ……」 薫「そうだ、後一人人数が必要だと言っていたな。ならば丈瑠も参加させよう。あやつも中々腕は立つからな」 戸惑う夏海をスルーして薫はどんどん話を進めて行く。 こうなるともう夏海には申し出を断る事など出来なかった。 夏海「……では、御助力をお願いしても良いでしょうか?」 薫「任せておけ」 夏海の言葉に薫は力強く答える。そしてその直後、夏海は薫を引き入れた事を後悔した。 薫「時に一つ質問をして良いか」 夏海「なんでしょうか」 薫「殺克阿とはどのような武術なのだ?」 夏海「……」 この志葉薫という少女、産まれてから十四年間、つい最近まで人里離れた地で暮らしていた世間知らずのお姫様だったのだ。
[995]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/09/15(水) 02:05:50 ID:??? こうして夏海は一通り十一人のメンバーを集める事が出来たのだが…… 夏海(大樹さんとヴァンプさん。それに恐らく丈瑠さんは問題ないでしょうけど。 アニマルソルジャーの皆さんに戦闘員のお二人、それにこのお姫様……これで私達、士君に勝てるんでしょうか?) 集まったメンバーの半数がどことなく不安な事に今度は別な意味で頭を抱えそうになる夏海であった。 夏海(でも負けません! 必ず士君を懲らしめなければ!) 〜番外編:夏ミカンの章・終わり〜 ということで番外編はここまでです。と同時に埋めネタもここまで ここで集まったチーム夏ミカン(仮称)とは九月末の練習フェイズ時に対戦をする予定なのでお楽しみに! 新スレは朝か深夜に建てるので、残りのスレはご自由に使っていただいて結構です
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0ch BBS 2007-01-24