※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【全国が】キャプテンEDIT・10【待っている】
[642]森崎名無しさん:2010/07/03(土) 00:45:31 ID:3QFwG2JE B
[643]森崎名無しさん:2010/07/03(土) 00:46:17 ID:dqpa+OSU B
[644]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/07/03(土) 00:58:36 ID:??? >>B.マジックショップ『ふしぎ屋』に行こう! ------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ???「あら、いらっしゃい」 大前が店を訪れると、店主はいつもの背筋がくすぐったくなるような寒気がするような、捉えどころの無い微笑み出迎えてきた。 ???「県大会、勝てたんですってね? ひとまずはおめでとう」 大前「はあ、どうも」 ???「来週からはいよいよ全国大会ね。貴方がどんな活躍を見せてくれるか、今から楽しみよ」 大前「……そうはいっても、県大会はチームの力で勝ったようなものですから。全国に俺の力がどれだけ通用するか――」 ???「あらあら、いけないわね。そんな自信無さげな様じゃ。せっかく、最初の大目標を達成したというのに」 大前「え?」 ???「……あら、失礼。こっちの話よ。さ、用件の方を済ませましょうかしら。貴方に取って、時間は貴重でしょう? さかしまにした砂時計の流れる砂は、砂金以上の価値がある。限りある時間は大事に使いませんと、ね?」 相変わらず、はぐらかすような言い方をされる。 大前「うぅん、何か気に掛かりますけど――まあ、用件を果たす方が先ですからね。今日もお願いします」 ???「ええ。では、貴方の身に蓄えられた幻想の力、遠慮なく頂くわ」
[645]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/07/03(土) 00:59:39 ID:gc1cxwds 先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。 ★夢想錬金!→ !card=★ カードの絵柄で結果が変わります ダイヤ→幻想ポイント×1000円 ハート→幻想ポイント×700円 スペード→幻想ポイント×500円 クラブ→幻想ポイント×300円 JOKER→「あら? 妙なものが出来たわ」 ダイヤの結果+ 高速ドリブル の書が出来た!
[646]森崎名無しさん:2010/07/03(土) 00:59:50 ID:??? ★夢想錬金!→ ハートJ =★
[647]森崎名無しさん:2010/07/03(土) 00:59:57 ID:??? ★夢想錬金!→ ダイヤ8 =★
[648]森崎名無しさん:2010/07/03(土) 01:00:37 ID:??? よしゃよしゃ ナイス646!
[649]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/07/03(土) 01:09:52 ID:??? ★夢想錬金!→ ハートJ =★ ハート→幻想ポイント×700円 … 14000円獲得! ----------------------------------------------------------------------------------------------------- 大前の掌から生まれた結晶を、女性はしげしげと眺め品定めをする。 ???「今日の出来は最上とは言えないけれど、悪くは無いわね。だいたいこれくらいかしら」 そして、それを懐にしまい込むと、対価として幾ばくかの金銭を差し出された。 大前「どうも、いつもお世話になります」 ???「いえいえ、これもギブ&テイクよ。……うーん、もう一段上の取引もそろそろ考えておこうかしら?」 大前「え、何ですって?」 ???「うふふ。だからこっちの話よ……それじゃあ全国大会でのご活躍、楽しみにさせて貰うわ」 大前「はあ……ありがとうございます」 礼を述べ、店を後にする。 大前「相変わらず掴みどころのない人だなぁ……まあ、悪い人とは思えないけれど」 そう独り言を言いながら帰路に就く。 ……大前のその感想は、彼女を知る者が聞けば首を横に振るか「確かに悪い『人』じゃないな」と皮肉げに言われる体のものだった。 だが、それはあくまで余談である。 ※ 幻想ポイント20点と引き換えに14000円を手に入れました ※
[650]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/07/03(土) 01:11:50 ID:??? 〜8月3週・全国へ!〜 早瀬「……流石に関東行きは鉄道か。去年の合宿みたいに監督の運転じゃなくって助かったぜ」 やす子「どーいう意味よーっ!?」 瀬川「だって……なあ?」 長池「アレは正に地獄への道中だった……」 やす子「なによう、なによう、みんなして……そんなに私が悪いのかー!?」 早瀬「悪いわっ!」 飯地を中心に、大声でやり合う一同。彼らは今、埼玉県で行われる全国大会に向けて、車上の人となっていた。 乗り込んでいるのは長野発東京行きの列車。会場入りまでは更に東京駅から乗り継ぐ必要がある。 流石に長野から関東まで、昨年夏の合宿のようにバスで移動、という訳には行かなかった。 大前「監督も早瀬さんも落ち着いて下さいよ。公共の乗り物なんですから、人の目が――」 乗客A「ゴニョゴニョ……」 乗客B「ヒソヒソ……」 早瀬「お、おう。悪いな……コレとつるむと、どうもペースが乱れていけねェ」 やす子「『コレ』!? 『コレ』呼ばわり!? うら若い乙女に何たる言い草っ!」 早瀬「はぁ……うら若いっていうなら、歳を言ってみろ歳を。俺より何歳年上だよ?」 やす子「……うわーん! 早瀬くんが苛めるよう!」
[651]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/07/03(土) 01:13:08 ID:??? 渡会「いーのかなー。せっかくの全国挑戦だってのに、こんないつものノリで」 本多「無駄に緊張するよりは良いだろう。向こうでいつも通りの仕事が出来れば問題無い」 宇津木「ほう本多先輩はなかなか分かっている様だな。俺たちはどこにも逃げられないプレシャーを背負う事になった。 こういう大舞台でモノを言うのはダイヤモンド・パワーの精神力。鋼のように硬い精神力って意味だよ(この辺の心配りが人気の秘訣)」 水守「そういえば宇津木は、小学校の頃は全国行ったんだっけ(いつもこんな調子だから、すっかり忘れていたなぁ)」 園村「あのー、一応俺がその時のキーパーで――」 雪村「見て見て、みんな! 今週の『サッカーイレブン』は中学全国大会特集だって! 有力校特集もあるから、僕らの記事もあるかも!」 末松「うわ〜っ! 見せて見せて〜っ!」 若尾「おおっ! 俺も見たいです!」 落田「ふっ……これから全国に旋風を引き起こす、この俺の記事も――」 国岡「ねェよ」 園村「…………」 わーっと、雪村の持つ雑誌に群がるメンバーたち。 大前「『週刊サッカーイレブン』か。しまったな、俺も買っておけばよかった……」 普段は自身も定期購読しているのだが、全国出立の準備のドサクサで忘れていたのだった。 部員たちはほとんどが雑誌を囲んでおり、今から割って入るのも無理がある。
[652]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/07/03(土) 01:14:09 ID:??? どうしたものかと所在無げにしているところへ、菱野がおずおずと話しかけてきた。 菱野「あ、あの……『サッカーイレブン』でしたら私も持っておりますわ。 データ収集に役立ちそうでしたので、駅の売店で買い求めましたの。よろしければご覧になりますか?」 大前「え? あ、ありがとう。けど、いいのかな? そうしたら菱野さんが手持ぶさたになるんじゃ――」 長池「……別に二人で見ればいいだろう」 と、口を挟む長池。 大前「えっ」 菱野「えっ」 同時に声を上げる二人。 長池「なんだその反応は……向こうだってみんなで一つの記事を囲んで読んでいるんだ。お前らがそうしたっていいだろう?」 大前「それは……そうですけど」 しかし狭い車内で二人で一つの本を読むとなると、自然、隣に座って膝を寄せ合うような体勢になる。 その構図を想像すると、 大前(そ、その格好って何だか妙に親しげというか、馴れ馴れしいというか――) 菱野(――ま、まるで恋人同士みた、い? あわわわ……っ!?) 長池「(やれやれ。二人とも何を考えているか丸分かりだな)どうした? 嫌なのか?」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24