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【全国が】キャプテンEDIT・10【待っている】
[787]森崎名無しさん:2010/07/04(日) 15:20:32 ID:DjKAJNQM D かわいそうに、何日かかっても選ばれるぜこれは
[788]森崎名無しさん:2010/07/04(日) 15:31:26 ID:0VY8gG7c D
[789]森崎名無しさん:2010/07/04(日) 15:33:44 ID:??? EDITスレのノルマ:菱野さんと結婚する!
[790]森崎名無しさん:2010/07/04(日) 15:34:51 ID:DUB3BF1M D 皮膚科通いくらいは覚悟しておくんだな!
[791]森崎名無しさん:2010/07/04(日) 15:48:41 ID:??? | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | D 結婚式 | | D 結婚式 | |投票にご協力を! | |投票にご協力を! | |________| |________| .∧∧ || .∧∧ || ( ゚д゚)|| ( ゚д゚)|| / づΦ / づΦ 現在16票
[792]森崎名無しさん:2010/07/04(日) 16:08:06 ID:+6DostaQ D
[793]森崎名無しさん:2010/07/04(日) 16:26:12 ID:OlToMG6s D
[794]これで満足ですか ◆wM6KXCkaLk :2010/07/04(日) 16:34:00 ID:??? ……森の中の小さな教会が、二人の挙式の会場だった。 集まったのは互いの両親を始めとする親族と、学生時代からのごく親しい友人たちぐらいという慎ましい挙式。 だが、二人はそれで満足であった。 静謐に、ただ愛し合う者同士結ばれれば、それで心は満ちる。 今、菱野景は最高に幸せだった。 父親「……景、準備は出来たかい?」 菱野「はい。お待たせしました、お父様」 衣装に袖を通し、髪を整え、化粧を施した姿で振り返る。 美しく楚々とした、完璧な花嫁姿。 娘を子に持つ父親が誰しも思い描く理想像がそこにあった。 父親「っ……」 こみ上げる涙を、ハンカチで拭う父。 菱野「? どうか致しましたの、お父様?」 父親「いや……本当に、今日で景が私の元からいなくなってしまうと思うと……くっ!」 菱野「もう、お父様ったら……私、とっくの昔から一人暮らしでしてよ?」 父親「そ、そういう意味ではなくってな――」 母親「本当にもう、男って生き物は肝心な時に情けないんだから」 父親「――お、お前」 式場にいるはずの母親が、控え室のドアの向こうから顔を覗かせていた。
[795]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/07/04(日) 16:35:03 ID:??? 母親「泣いても枯れても、今日は私たちの娘の晴れ舞台なんですからね? もっとシャンとして見送って下さいな。ねえ、景?」 菱野「うふふ。そうですわね」 父親「む、むぅ……景は年を追うごとに母親似になっていくな。これでは彼も苦労するだろうに」 母親「あら? 何か言いまして?」 ニッコリとした、底の知れない笑み。 父親「……なんでもないよ。さ、行こうか景」 菱野「はいっ!」 … … … 司会「それでは、新婦入場です!」 司会の言葉を合図に、結婚行進曲が鳴り響く。 パチパチと音を立てる招待客の拍手。 ステンドグラスから注ぐ柔らかな陽光。 菱野(本当に、夢みたい……) 父に手を引かれて、真紅のバージンロードを歩みながら、ふと思う。 ……いや、これは夢ではない。夢だとしたら、それは現実に叶った夢なのだ。
[796]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/07/04(日) 16:36:05 ID:??? モブ女子A「ううっ、ひっく……お、おめでとう、景」 モブ女子B「ほら、泣かないの……おめでとう」 中学校時代からの友人。 小豆沢「いやはや、こんなことになるとはね……おめでとう」 早瀬「……おめでとさん」 長池「……本当にめでたいな」 瀬川「いやー、本当におめでとう! ね、ね、今からでも俺に乗り変えない?」 豊原「ははっ、お幸せに!」 サッカー部の先輩たち。 比良山「こんな時に何と言えばいいのか……いや、言えることはただ一つだな。おめでとう」 雪村「菱野さん、すっごく綺麗だよ! おめでとう!」 輝林「……おめでとうございます」 苦楽を共にした仲間たち。 やす子「へへっ……こういう場面でふざけるのは無しよね。本当におめでとう、菱野ちゃん! ……菱野ちゃんって呼べるのも、今日で最後か」 自分を守り育ててくれた恩師。 様々な人々の祝福を受けながら、菱野は新郎の待つ壇上へと登る。
[797]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/07/04(日) 16:37:12 ID:??? 牧師「揃いましたね? ゴホン。……それでは、まず誓いの言葉を。 貴方達二人は、いついかなる時でも愛し合い、慈しみ合い、敬い合い、共に生き、共に老いて、共に死んでいくことを、神に誓いますか?」 厳かな牧師の言葉に対し、否やは無かった。 二人「「はい、誓います」」 牧師「宜しい。では、神と皆様の前で、誓いの口付けを――」 その言葉に、ドキリと胸の鼓動が高まる。 ――どうしたの? そう言いたげに新郎が小首を傾げる。 菱野「え、えっと……こんなに大勢の方の前で、その、き、キスをするのは、やはり緊張しまして――」 ふっと、微笑む新郎。 菱野「わ、笑うことはないじゃないですかぁ……もうっ」 そのやりとりが微笑ましかったのか、参列者の間からクスクスと笑い声が漏れる。 それで菱野の緊張は緩んだ。 ん、と肩の強張りを抜き、新郎の逞しい胸板に身体を預ける。 そっと新郎の指が花嫁衣装のヴェールを持ちあげ―― 落田「さあ、菱野さん! 俺と誓いのキッスををををおおおおおっ!!」 菱野「………………えっ?」
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0ch BBS 2007-01-24