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【奇跡を起こす】幻想のポイズン37【何度でも】
[499]森崎名無しさん:2010/07/02(金) 19:06:25 ID:c/HyMMEM B+い
[500]森崎名無しさん:2010/07/02(金) 19:13:25 ID:NlPK2vRc A+い
[501]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/02(金) 19:16:14 ID:??? >B+い ========================================================================= 反町「いや……カウンターの危険性を考えたら、妖精1はあげる事は出来ない。 ここは妖精1にはしっかり守っててもらいましょう。 そして、ボールを運ぶのはやっぱり橙だ……橙、頼むぞ!」 妖精1(あと1点をやれば終わり……守りきってやる……これ以上、点を与えさせるもんか!) 橙「はい! お任せください!」 反町の言葉を聞き、妖精1と橙は頷く。 前者は無言で……しかし、闘志を燃やしながら。 後者は必ずや活躍し、勝利を呼び寄せてやると願いながら。 反町はそんな二人を見やり、チーム全体を見回しながら改めて作戦の確認をする。 反町(キックオフと同時に静葉さん達にパスを出し、そのまま後半終了前まで時間稼ぎ……。 残り時間が少なくなった所で、橙に突破をさせる……。 最終的に相手の守備に相対するのは、俺とリグル、そして橙の3人だけか。 ……俺とリグルにはマークがつくかな? それに、相手も橙のドリブルゴールは警戒している筈。 タックルが得意な選手をPA内に置いてもおかしくは無い気がするけど……どうしてくるだろう? ……とにかく、尽くせる手は尽くした。 他に決めるべき事は……?) A.よし、決めるべき事はもう無いな。さぁ、試合再開だ! B.作戦を変更する(現在は「ガンガンいこうぜ!」) C.フォーメーションを変更する D.ポジションを変更する E.その他 自由投票枠 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[502]森崎名無しさん:2010/07/02(金) 19:22:03 ID:yMngfo46 A
[503]森崎名無しさん:2010/07/02(金) 19:28:38 ID:fvke1xP+ A
[504]森崎名無しさん:2010/07/02(金) 19:39:14 ID:wWIMZ8oc A
[505]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/02(金) 20:56:32 ID:??? >A.よし、決めるべき事はもう無いな。さぁ、試合再開だ! ================================================================================== 反町「よし……円陣を組むぞ!」 決めるべき事を全て決めた反町は、フィールドに立つ10人を集め円陣を組む。 点差は無く、残り時間は10分、そしてフィールドに立つ殆どの選手は体力が殆ど無いに等しい。 だが、それでもまだ負けた訳ではないと反町は全員を鼓舞する。 反町「まだ準々決勝なんだ……! こんな所で終わる訳にはいかないぞ! 必ず、この試合に勝とう!」 穣子「ったり前よ! 頼んだわよ、橙、リグル、反町!」 橙「わかってますにゃ!」 リグル(私が点を決めてれば今頃4−3だったんだ……私のせいで負けたなんて言わせたくない……! 勝つ為なら何だってしてやる……! 何だって……!) 穣子(攻撃じゃ役に立てない……! くそっ……本当に頼むわよ……!) 橙(私のドリブルの出来如何が勝敗を決定付ける……絶対に失敗する訳にはいかない……! 名は無くても、私も八雲一家の一員! 八雲の者として、何度も失態を見せる訳には……) 反町の言葉に穣子が同調し、橙とリグルが鼻息荒く頷く。 穣子は点を取る事に絡めない事が悔しいのかやや苛立った様子を見せつつ……。 一方でリグルは何とかして勝利に貢献をしなければと闘志を燃やし。 更に、橙は八雲一家の一員として、恥ずかしいプレイは出来ないと改めて自分に言い聞かせる。 幽香(この私がいるチームが負けるなんて事があってはならない……! 絶対に……!) 静葉(ここで負けたら妹紅が何て思うか……。 ……絶対に負けられないわ) 幽香は己のプライドに賭け、必ず勝利してみせると目をギラつかせて敵陣ゴールを睨み。 静葉は今日試合には出場をしていない妹紅を思い、必ずや勝たなければと誓う。
[506]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/02(金) 20:57:32 ID:??? リリーブライト((やっと出番が来たのにこんな所で終わってたまるもんですか!)) 妖精1(もうタックルも競り合い勝負も絶対に負けない! ゴールは私が守る!) チルノ(さいきょーのあたいが負ける筈が無いわ! 今度こそ守りきるんだから!) 大妖精(チルノちゃんがいてくれるならきっと大丈夫……! この試合も勝てる……!) リリーブライトはようやく出番が回ってきた試合を負け試合にする訳にはいかないと考え。 妖精1はシュート以外の攻撃を絶対に自分が防いでみせると意気込み。 チルノは最強である自分が負ける筈が無いと何度も何度も自分に言い聞かせ……。 大妖精はチルノがいてくれるならば、きっと守る事も出来、そして勝てる筈だと信じる。 反町「いくぞ、みんな! 勝つんだ!」 オータムスカイズ「「「おう!!!」」」 にとり(くそっ、歯がゆいねぇ……! 私がまだ出場できていれば……いや、同じ事か。 とにかく、頼んだよ皆……! 今の私にゃ、応援する事しか出来ない!) サンタナ(私の出番……) ヒューイ「………………」 メディスン(体力があれば……私にもっと、体力があれば……!) レティ(チルノ……大ちゃん……頼んだわよ。 ……これ以上、ゴールを割らせないで) うどんげ(あ、あああああ〜!? だ、大丈夫!? 大丈夫かなぁ!? は、入ったばかりなのに負けちゃうなんて事ないよね? 私……疫病神なんかじゃないよね!?) てゐ(うあー……こら予想出来なかったうさ。 ちゃんと優勝してよ〜? 移籍した意味ないじゃない〜) 円陣を組んだ一同が反町の言葉に呼応し、それぞれのポジションにつくのを見ながら。 ベンチの面々は、祈り、自身の無力さを実感し……或いは危機感を抱く。 思いは様々ではあったが、願いは一つ。 勝利――それが、全員が望んでいる事だった。
[507]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/02(金) 20:59:09 ID:??? 一方、守矢フルーツズの面々も自陣に戻り作戦会議を行っていた。 点を奪ったとはいえ、まだあくまでも同点にしただけ。 勝利をする為には、もう一度ゴールを奪う必要性があるのだ。 試合の流れは確実にこちらに吹いてきていると超サナエは言いつつ、しかし、油断はするなと一同の気を引き締めさせる。 超サナエ「体力が無くなったとはいえ、反町君は脅威です。 普通のシュートですら、油断は出来ません。 流石にキックオフからのシュートは無いでしょうが、ゴール前から打ってくる可能性もある。 絶対にフリーにさせないよう、気をつけましょう!」 神奈子「カバーが必要ということだね……よし、ならそれは私が受け持とう。 後方でボールを受け取っても、私ならシュートで前線まで遅れる」 超サナエ「そして、ボール運びは橙さんがやってくる可能性が高い。 橙さんは警戒の必要性が大です」 諏訪子「ゲロゲロ……なら、そっちは私と天子がやろうか?」 天子「もう一本シュートを打つのは無理だけど……守備なら、もうワンプレイ、ツープレイはいけるわね。 いいわ、やりましょう」 超サナエ「万が一突破された時も考え、西尾?さんはやや下がり目の位置にいてください。 橙さんが来たら、PA内で密集地をDFの皆さんと作ってください!」 西尾?「了解じゃあ!」 超サナエ「衣玖さんは私の指示で動いてください、余裕はまだありますよね?」 衣玖「ええ……というより、殆ど疲れていません。 試合から消えてましたからね」 超サナエ「……よし、いきましょう! あともう少し、もう少しで勝敗が決します! 最後に笑う為にも、持てる力を全て出し切りましょう! そして、勝ちましょう!!」 守矢フルーツズ「「「おう!!!」」」 オータムスカイズと同様、円陣を組んで気合を入れる守矢フルーツズ。 泣いても笑っても、延長戦を除けば試合残り時間は10分。 後半から追いかけ、ようやく同点に追いついた今。 守矢フルーツズの選手達の胸中にあったものは、逆転をし、勝利を掴むという思い。 超サナエ(今日勝って……明日の博麗連合にも勝つ……! ここで勝てば、それは大きな自信に繋がる筈です! 今度の大会、優勝をするのは私達です!!)
[508]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/02(金) 21:00:29 ID:??? ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! ジョン「さぁ、後半35分! とうとう同点に追いついた、守矢フルーツズ!! いよいよ試合はわからなくなってしまいました! 果たしてオータムスカイズが王者の意地を見せるか!? それとも、守矢フルーツズが文字通り奇跡を起こし、勝利を収めるか!?」 三杉「正直、かなりオータムスカイズは厳しいね……」 パチュリー「ええ。 私達が言える事ではないけれど、やはり体力の無い者達が多いというのが何よりも痛い。 反町のキックオフシュートも使えない以上、ゴール前までボールを運ぶしかないのだけど……」 咲夜「それは当然守矢も読んでいる、ということですね……」 三杉(ここで終わらないでくれよ、反町……。 僕は、君と戦いたいんだ……) 霊夢「………………」 魔理沙「おいおいおい、どこが4−1だよ? 3−3に追いつかれちまったぜ?」 霊夢(おっかしいわね……何がとち狂ったのかしら? 早苗達がここまで食い下がるなんて……) 魔理沙(ったく、予想が外れてるじゃねぇか……。 しっかりしてくれよ? 明日はこのどっちかと戦うんだぜ?) 勇儀「ほう、面白い! 実に面白い試合だねぇ! いやぁ、ワクワクするじゃないか! くぅ〜っ! 私があの場に立ててないのが悔しいよ!」 雛「凄いですね、あのオータムスカイズを追い詰めるなんて……」 勇儀「流石は萃香、いいチームを探し当てたもんだ! 途中で帰ったあの烏天狗はヘマしたねぇ……」 雛(文……もしも守矢フルーツズが勝ったらどうするつもりかしら? ……彼女の事だから、平然と戻る気もするけれど) アリス「さっきのゴールは少し反町の指示ミスに思えるわね……。 もちろん、ドリブルゴールを警戒させた早苗も見事と言わざるを得なかったけれど」 妖夢「ですが、結果は結果です。 とにかく、これで3−3……」 藍「オータムスカイズは疲労が大きすぎる……出来るならば、延長に持ち越す前に決めたい所だ。 しかし……取れる手段は余りにも少なすぎる」 いよいよ試合再開とあって、観客達は盛り上がりつつも最後の10分を戦い抜こうとする選手達を見つめる。 そして、ネオ妬ましパルパルズの面々はオータムスカイズの不利を予想し、それでも祈るような心境で彼らに視線を向けるのだが……。
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0ch BBS 2007-01-24