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【激闘の】幻想のポイズン38【果てに】
[219]森崎名無しさん:2010/07/07(水) 20:10:50 ID:??? そりゃ悔しいさ そうじゃなきゃ困るけど 勝者に向かってどういう態度を取るかはまた別の話 相手を讃えるもよし リベンジを誓うもよし(実現性はおいといて) まあネタに走ってもよしなんだろうけどさ
[220]森崎名無しさん:2010/07/07(水) 20:11:44 ID:??? >>218 問題はその悔しさのやり場がないことだと思うのよね 反町パス鍛えた!DF陣キープ力上げた!サンちゃんも立派なOMFに! ……でももうこのチームがリベンジできる日は二度と来ない……
[221]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/07(水) 20:16:24 ID:??? >諏訪子の選択→ スペード4 =シュート >大妖精の選択→ ダイヤA =ドリブルに備える >諏訪子 ドリブル/シュート 59/56+ スペード8 +(軽傷Lv1-1)=63 >大妖精 1vs1 50+ ダイヤ4 +(読み違い-2)=52 >≧2→諏訪子の勝利! 鮮やかにゴールを決める ================================================================================ この試合の勝敗を分ける、決定的な瞬間がやってきた。延長戦前半、12分。 オータムスカイズゴール前へと足を進めたのは、守矢フルーツズ洩矢諏訪子。 そして、そのゴールをただ一人守ろうというのは、これまでも何度も好セーブを連続させてきた大妖精。 ボールを持ち、突進してくる諏訪子を見て、大妖精は咄嗟に飛び出しボールを奪いに挑みかかった。 大妖精(き、きっとドリブルで来る筈! あれだけ凄いドリブルなら、ドリブルで来る!) ならばそのドリブルをさせる前に、ボールを奪取する。その両腕を伸ばし、背中に生えた羽を精一杯動かして諏訪子へと近づく大妖精。 確かに大妖精の考えている通り、諏訪子が自分の中で一番自信を持っているのはその小さな体を生かしたテクニカルなドリブル。 普通に考えれば、この大事な局面ではその一番自信を持っているものを使ってくるのが常道。 諏訪子「だけど……だからこそ、使わないんだよ!」 大妖精(股抜き!? ぐっ……くぅっ……!?) 大妖精がそう読むとまで計算をしていたのか、諏訪子はあえてシュートを放った。 ボールは飛び出してきた大妖精の股を抜くように放たれ、大妖精は懸命に足を閉じ、手を伸ばしてボールを弾こうとする。 しかし、体勢も悪く、回転をしてセービングを出来るような状況でもなかった大妖精。 ボールに触れる事だけは出来たが、威力を落とす事は出来ず……。 パサァッ!! ピピィーッ!! ピッピッピィィィィィィィィーッ!! ボールはゴールネットに突き刺さり……審判の得点を告げる笛。 そして、この試合の終了を知らせる長い……酷く長い笛の音が、フィールドに響き渡るのだった。 オータムスカイズ4−5守矢フルーツズ 試合終了!!
[222]森崎名無しさん:2010/07/07(水) 20:16:36 ID:??? >>214 敵が強くなるに連れて、死に能力が出るのはなんらおかしいことではありません。 まして、相手は確実に成長するのに対して、 こちらはカードに左右されるのですから、 どうしても死に能力は出ます。 能力が生きるようにするには練習以外にないのですが、 ここまで進んだ以上守備能力を鍛えても焼け石に水(下手すると効果もない)ですから、 これではどうにもなりません。 消費ガッツに関しては変更があるようなのでその点はいいです。 >>215 携帯なので、参加に間に合わないことが多々あります。
[223]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/07(水) 20:17:24 ID:??? ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! ジョン「きっ……きっ、決まったァァァァァァッ!! ゴール! 諏訪子選手、とうとうゴールをあげてしまったァァァッ!! そして、それと同時に試合終了の長い笛! そうです! この延長戦はVゴール方式! どちらかのゴールネットにボールが突き刺さった瞬間、試合は終了となりますっ! そして、ゴールを決めたのは守矢フルーツズ! 5−4! 守矢フルーツズ、延長戦を制し、準決勝へと駒を進めたァァァアッ!!」 観客「どうしてこうなった……どうしてこうなった!?」「天狗じゃ! 天狗の仕業じゃ!」 「天狗はいねーよ!」「オータムスカイズが……負けた……だと……?」「早苗さんェ……」 審判の長い笛が鳴ると同時、観客席からドッと湧き上がったのは守矢フルーツズに向けての大きな歓声。 そして、オータムスカイズが負けた事に対する悲壮な声。 それらを一身に受けながら、フィールドではVゴールを決めた諏訪子がぴょんぴょん跳ね回りながら喜び。 天子、超サナエといった者達は諏訪子にのしかかって喜びを露にし。 ゴール前で守りに入っていた神奈子や西尾?らも飛び出して諏訪子へと駆け寄ろうとする。 妖夢「オータムスカイズが……負けた……」 アリス「どんなに強いチームでも、負ける時は負ける。 それが、サッカー。 特にオータムスカイズは今大会、研究をされ尽くしていた……。 勝ち上がる事は困難だった……けど……」 藍「勝負に言い訳は無い……オータムスカイズが負けたという事実は、消えないんだ」 ヤマメ(パルスィが聞いたらどう思うだろう……私達じゃなく、他のチームがオータムスカイズを倒した事に……) 藍(橙……メンタルが心配だ……声の一つでもかけてやりたいが……) 妖夢「行かなくて……いいんですか、藍さん?」 藍「橙なら立ち直ってくれる……いや、立ち直ってくれなければ困る。 ……私が声がかけるのは、あの子が私を頼ってきた時だけだ。 そうでなければ、あの子は成長をしない」 アリス(しかし、前半からは想像も出来ないスコアね……。 ……正に、総力戦だったわ)
[224]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/07(水) 20:18:24 ID:??? 勇儀「いやぁ、見ごたえがあった試合だったね! 面白い、実に面白い!! 一つだけ文句があるとすりゃ、なんか萃香がまるで目立ってなかった事だね!!」 雛「そうですね……本当に、凄い試合でした。 両者共に、決勝戦でもおかしくないレベルでしたよ」 霊夢「………………」 魔理沙「おい、負けたぞオータムスカイズ。 どうなってんだお前の勘は?」 霊夢「……………………」 魔理沙(はぁ……ったく、こんな調子で本当に明日の試合大丈夫なんだろうな? しかし、悉く予想はずしやがって……何が4−1だよ。 4−5じゃねーか!) 霊夢(今日のおゆはん何にしようかしら……) パチュリー「……オータムスカイズの敗因は、幾らでもあるわ。 藤原妹紅の不在。 後半開始時点で、殆どの選手のスタミナが枯渇寸前だったという点。 ……だけど、それをあら捜ししても意味は無い」 美鈴「負けは負け、ですもんね……」 レミリア「……決勝はまた、博麗連合とかしらね。 ……結局、いつもと同じ大会だったわけか」 咲夜「もしかしたら守矢が出てくるかもしれませんよ、お嬢様。 確かに疲弊はしていますが、今日の試合のように何かがあるかもしれません」 レミリア(とはいえ、所詮は霊夢の劣化コピーがいるチームだしねぇ……) フラン「えへへ、決勝戦はあの亀キーパーか鬼か人間をどっかーん出来るのかー。 楽しみだなー!」 三杉「………………」 ガタッ パチュリー「三杉?」 三杉「ちょっと飲み物を買ってくるよ……観客達の熱気に、どうもやられたみたいでね」 パチュリー「……そう」
[225]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/07(水) 20:19:24 ID:??? ある者達はフィールドに立つ勝者と敗者を称えるかのように拍手を送り。 またある者達は守矢の健闘を称え、オータムスカイズの敗北に落胆をする。 明日の試合に思いを馳せる者達もいれば、決勝の事を今から考える者達もいた。 観客達の胸中はそれぞれであったが、しかし、言える事はただ一つ。 この守矢フルーツズとオータムスカイズの試合は、今、こうして終わったのだという事。 反町(……負け、た) フィールドに立ち尽くしながら、電光掲示板に記された4−5という数字を見つめる反町。 どれだけ凝視をしても、その数字が変化をする事は無く。 フィールドにこだまするのは、守矢フルーツズの歓喜をする声とオータムスカイズの嘆きの声。 リグル「私が……あそこで決めてれば……! 決めてれば……!!」 オータムスカイズのエースを自称し、今日の試合も1得点をあげたリグル。 しかし、彼女は拳を大きく握り締め、地面に叩きつけて歯を食いしばっていた。 萃香との対決時……もしも、後半、あそこで得点を決めていれば……。 カウンターを受ける事なく、失点をせず、このような結果には終わらなかっただろうと後悔をする。 勿論、それは結果論であり、更には仮定の話。 もしも得点が出来ていたとしても、更なる守矢の猛攻があったかもしれない以上勝てていたとは言い切れないが……。 それでも、リグルにとっては大きな後悔が残る結果となってしまった。 橙(どうして……!? どうして、あんなに練習したのに……!?) 今日の試合、右サイドのウイングとして出場をしていた橙。 守備が苦手である彼女は今日の試合、何としても得点に絡むよう攻撃面で活躍をしてやろうと意気込んでいた。 だが、蓋を開けてみれば橙は要所要所では活躍をしていたものの、しかし、決定機には絡む事が出来ず。 おまけに、最後の最後で諏訪子にボールを奪われてしまい失点を許してしまった。 八雲一家の一員として、決して許されない結果に終わってしまった事を、橙は嘆いていた。
[226]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/07(水) 20:20:25 ID:??? 静葉「一番の自慢であるパスを……簡単に奪われるなんて……!」 穣子(何も出来なかった……何も……。 パスで来ない相手に……私は……何も出来ない……!) 秋の空というチーム名を重く受け止めている、秋の姉妹。 その秋の姉妹にとって、自分達が何も出来ず……むしろ、自分達の責任で負けてしまったというこの事実は。 あまりにも耐えがたく、そして、痛烈過ぎるもの。 一番の武器を使っても役には立てなかった姉と、一番の武器を使わせてもらえなかった妹。 二人はただ肩を並べ……呆然としていた。 チルノ「うがあああああああああああああああああああっ!! ド畜生オオオオオッ!!」 大妖精(ごめん、ごめんねチルノちゃん……! 私が弱かったからチルノちゃんが勝てなかったんだ……! ごめんね……!) リリーB(出番がないって思ってたけど……違う……。 出番がないんじゃない……出番をくれないんじゃない……出番を、与えられないんだわ……。 レベルが……レベルが……違う……。 私は……何も出来なかった……) 妖精1「折角鍛えてもらったのに……! 負けたら……試合に負けたら……意味ないじゃない!! くそォォォォォォォオッ!!」 ゴール前で佇む妖精達は、自分達の無力感に打ちひしがれていた。 ブロックが得意なチルノも、相手がシュートで来なければ思うような活躍は出来ず。 シュートに対しては鉄壁を誇る大妖精も、一対一はあまりにも苦手。 妖精1は自分が昔に比べて強くなったとはいえ、それでもトップクラスの者達には敵わないのだと自身の実力を再確認し。 リリーBはただ、自分とリリーWが今まで起用されなかった理由を、今、実感していた。
[227]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/07(水) 20:21:31 ID:??? 幽香「………………」 そして……フィールドの中央に立ち尽くし、ただ無言で、敵陣ゴールを見つめるのは風見幽香。 審判の長い笛を聞くと同時に立ち止まった彼女は、あくまでも無表情。 怒るでもなく、暴れるでもなく、ただ、敵陣ゴールを穴が開くほどに見つめる。 成績として、今大会もまた前回と同様――ノーゴール、ノーアシスト。 最強妖怪にして、幻想郷でも指折りのトップレベルのMFは……。 しかし、悪態も後悔も吐かずせず、凛とした態度を取りながら……敗北の味をじっと噛み締めていた。 反町(負けたんだ……俺達は……負けて、しまったんだ……) 相手が予想以上に強かったのか。 采配が悪かったのか、指示が悪かったのか、運か、妹紅がいなかったのが、それともヒューイがスタミナ切れたのが……。 反町(どれが悪いかなんてわからない……どれも俺は、ベストだと思って采配をしたし、指示を出した……。 妹紅さんがいなかったのも仕方ない……ヒューイがスタミナが切れてしまったのも、仕方ない事だ……) ただわかる事は自分達が負けたという事。 そして、この大会――オータムスカイズの戦いは、もう終わってしまったという事である。 もう一度電光掲示板に目を移し……やはりスコアが変わっていない事を確認した反町は……。 A.「くそっ! くそォォォォォォオオオオオオオッ!!」 声を大にして悔しがる B.「うわあああああああああああああ!!」 ネットに突き刺さったボールを拾い上げ、敵陣ゴールに蹴り込む C.「みんな……応援団にお礼に行こう」 チームメイトを励まし、応援団にお礼に行く D.「みんな……すまない」 チームメイトに謝罪をする E.「いやぁ、負けた負けた! さあ、気持ちを切り替えよう!」 明るく気持ちを切り替えさせる F.その他 自由投票枠 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。 ※魔理沙の霊夢に対する感情が 魔理沙→(逆神)→霊夢 になりました。
[228]森崎名無しさん:2010/07/07(水) 20:22:25 ID:T6z0OXR+ A
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0ch BBS 2007-01-24