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【激闘の】幻想のポイズン38【果てに】
[661]森崎名無しさん:2010/07/11(日) 20:34:13 ID:??? 食べる時の音はモニュモニュ→ ハート7 いっけえええー!
[662]森崎名無しさん:2010/07/11(日) 20:35:56 ID:??? >>661様のところへぼくは敬意を表するッ!の人送っときます!
[663]森崎名無しさん:2010/07/11(日) 20:38:35 ID:??? >穣子「お品書きは普通ねぇ……んー、ミックスジュースとショートケーキにしようかしら」 ショートケーキがストローもう一本に化けてくれたでござる
[664]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/11(日) 20:53:38 ID:??? >食べる時の音はモニュモニュ→ ハート7 =ストローが二つついたジュース。ストローでハートが出来てる ========================================================================================== 店員「お待たせしましたッッッ!! こちらがカップル専用メニューとなりますッッッ!!!!」 巨体を揺らしながら歩いてきた店員は、背筋の伸びたいい姿勢を維持しつつ。 その盆に乗せていたジュースを穣子、反町の間にトンと置く。 カップル専用メニューといいながらただのジュースなのかと反町は肩透かしを受けた気分になるが……。 しかし、よくよくそのジュースを見て軽く戦慄を抱いた。 まず、そのジュースのグラスは非常に大きく、人一人ではとてもではないが飲めそうにない量が入っている。 そして、何よりもそのジュースはたった一つしかテーブルに置かれず……。 グラスにはハートの形をした二つの口があるストローが、突き刺さっているのだった。 店員「ごゆっくりどうぞッッッ!!!」 後は若い者、二人でゆっくりしていってねと言わんばかりに店員は素早くその場を去り。 後に残ったのは目を点にしてグラスを見つめている反町。 そして、こちらもまた予想外の品が出てきた事に驚いている穣子だけである。 しばらく、二人の間には沈黙が流れるのだが……。 穣子「……んじゃ、飲みましょう!」 反町「えええっ!? い、いや……だってこれ……」 穣子「あ? 何よ、私とじゃ不服だっての?」 反町「そういう訳じゃないけど……」 突如穣子はパチンと両手を合わせて、早速飲もうと反町を誘い。 それに対して反町は焦った様子でまごまごとする。 反町一樹もまだ中学三年生――まだまだ青い少年なのである。 そんな反町にとって、普段は決して女性として意識はしないとはいえ。 穣子と共に同じグラスのジュースを飲むという行為は、どうしたらいいのかと迷う程のショッキングな事態なのであった。
[665]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/11(日) 20:54:56 ID:??? しばらく反町はもじもじと顔を赤く染めて迷っていたのだが……。 穣子はそれを見て、小さくため息を吐きながら微笑みを浮かべ。 自らの方向に向いていたストローの口を、ぱくりとその小さな口につける。 穣子「なーにおろおろしてんのよ、みっともなーい」 反町「そんな事言われてもだな……俺、こういうのなれてないし……」 穣子「男がもじもじぐちぐちだらしないわねぇ……いいから飲みなさいよ、ほら♪」 歯で軽くストローを噛み、ニイと反町に笑いかける穣子。 反町は尚も顔を真っ赤にしながら……頭をかいて穣子に視線を向ける……のだが。 どうにも、意識をしてしまったせいか穣子の口に視線が集中してしまう。 反町(うう……こ、困った……まさかこんな事になるなんておもわんだ……。 でも、どうしよう……穣子は全然気にしてないみたいだけど、飲むべきなのか? ジュース頼んだのに飲まないのは確かにもったいないけど……ううん……) A.男は度胸、飲むぞ! B.いやいや、穣子さん一人で飲んでください。俺には無理です C.そうだ、いい事思いついた! もう一つ同じもの頼めば無問題だ! D.穣子の唇ッ! 奪わずにはいられないッッ!!! E.その他 自由投票枠 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。 ※Dは5票必要になります。
[666]森崎名無しさん:2010/07/11(日) 20:55:28 ID:oNx3J8Q6 A 当然飲む!
[667]森崎名無しさん:2010/07/11(日) 20:56:39 ID:Z4gs7Er6 A さあ、ここからが本当の勝負だw
[668]森崎名無しさん:2010/07/11(日) 20:57:20 ID:ImqCSzOk A
[669]668:2010/07/11(日) 21:02:15 ID:??? IDがSzOk…静岡か はっまさかこの様子を西尾?に見られていたのか …いや試合前にそれはないか
[670]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/11(日) 21:44:26 ID:??? >A.男は度胸、飲むぞ! ==================================================================== 反町(ぶっちゃけ凄く恥ずかしい……んだけど……) どうしても断れない、という雰囲気が何故か周囲に充満をしていた。 そして、何よりも反町は恥ずかしがりながらも内心では穣子と共にジュースを飲みたいという思いも抱いていた。 なんだかんだ言いながら、穣子も幻想郷の女の子らしく、黙っていれば可憐な少女に見える程かわいらしい顔立ちをした神様。 青い少年である反町にとって、そんな可愛い少女と一つのジュースを飲むという機会などというのは逃したくないものだった。 反町(ええい、男は度胸……なんでもやってみるもんさ!) パクッ 穣子(おーおー……ゆでダコみたいになっちゃってまあ……) 反町(こ、こっち見るなよ……) 勢いよくストローに食いついた反町は、そのまま伏せ目がちにしながらジュースを飲み始める。 青い色をしたジュースは、あの店員が用意をしたものとは思えない程に甘く。 しかし、それでいて決してしつこくは無い味。 スッキリとした飲み心地で、反町はゴクゴクと喉を鳴らせながらジュースを飲むのだが……。 穣子が真正面からこちらを見ているのに気づき、やはり頬を真っ赤に染める。 お互いが口を突き出す形で真正面から、至近距離で向き合う事でいつも以上に近くから見る穣子の顔。 金髪でサラサラの短髪は、思わず撫でたくなるほどに美しく。 穣子の大きな瞳は、活発さと元気さ……そして、一欠けらの母性が混じった色を秘めている。 高くは無いが形の整った鼻に、小さく……薄く桃色に染まっている唇。 改めて近くから見て、反町はやはり黙っていれば本当に可愛いと……純粋に思う。
[671]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/11(日) 21:45:42 ID:??? 一方で穣子はそんな反町を見ながら、改めて面白い奴だとにまにましながら笑っていた。 いつも試合中には……本当に時々、意味不明な行動を取る事以外は。 常に真面目で、毅然としており、サッカーに真剣に取り組んでいる反町。 本当に中学生かと思わせる程に頭も良く、仲間に対する気遣いもそれなりに出来る男。 そんな反町を常に見続けていると反町を実に勤勉で真面目な者だと認識してしまうかもしれないが……。 穣子(こんな一面もあるんだもんねー……) 今の反町は試合中に見せる顔とは180度違う、極々普通のそこいらにいる少年のように照れた顔を浮かべていた。 反町にそれを指摘すれば、馬鹿にするなと怒られるのは目に見えているので穣子はあえて口にしないが。 穣子はそんな反町をまるで我が子でも見るかのような愛しい瞳で見つめる。 穣子(……本当、面白い。 こりゃまたからかいに来るのもいいかもね……) こうして穣子は笑顔を見せながら、そして反町は視線を落として真っ赤になりながらジュースを飲み干した。 反町は、何か自分の中に大変な感情が芽生えてしまったかもしれないと思いつつ。 それでも、ジュースを飲み干した後は何とか平静を保とうとし……。 穣子はそんな反町にまだ顔が真っ赤になっていると指摘して、やはり笑っていた。 穣子「ウブねー。 あんた、将来どうするつもりなのよ?」 反町「う、うるさいな……環境的に考えて女の子にはなれてないんだよ……。 将来だって……そもそも俺、まだ中学生だぞ!?」 穣子「幻想郷じゃ、あんたくらいの年で結婚する奴もいないでもないわよ。 しかし女の子ねぇ……神様に何言ってんのよ」 反町「見た目は女の子じゃないか」 穣子「見た目はね……ま、いいか♪ 面白いもん見れたしね〜」 反町(多分、この先しばらくからかわれるんだろうなぁ……)
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0ch BBS 2007-01-24