※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【激闘の】幻想のポイズン38【果てに】
[727]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/12(月) 20:06:16 ID:??? >>726 店員「(異変解決を任せてもらっても)私は一向に構わんッッッ!!!」 >C.ここは仲良く割り勘でいこう! ============================================================== 穣子「いいわよ、別に? 私が出してもさ」 反町「そういう訳にはいかないよ……俺も半分払う」 穣子「ふーん……あ、全部小銭になっちゃうけどいい?」 店員「私は一向に構わんッッッ!!!!」 店員の了承を得た所で、穣子と反町はそれぞれ750円ずつをきっちり払い。 店員の暑苦しい「ありがとうございましたッッッ!!!」の声を聞きながら外へ出る。 反町にとっての久しぶりのサッカーに関係をしない外出はこうして終了し。 二人は揃って家路へと着いた後、穣子はすぐさま台所へと向かいうどんげと共に昼食の準備。 しばらく反町がごろりと横になって休息を取っていると、昼食の準備もじきに出来上がり。 反町達は午後に試合観戦に向かう為にと、急いでそれらをぺろりと平らげるのであった。 反町(そういえば……午前は紅魔スカーレットムーンズと騒霊楽団の戦いなんだよな。 チーム力から考えれば前者が勝ってるだろうけど……。 三杉は……活躍したのかな?) ※昼食を取って反町のガッツが回復しました。 460/880→560/880 ※反町の所持金が3750円になりました。
[728]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/12(月) 21:54:11 ID:??? ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! 反町達がこうして昼食を取っている頃。 一方で紅魔スタジアムでは、準決勝第一試合――紅魔スカーレットムーンズvs騒霊楽団の試合が行われていた。 騒霊楽団はFW・MF・DFのそれぞれに核となる選手を持った相応の実力を持つ中堅チーム。 特にこの所めきめきと実力をつけてきているMF――ルナサのパスは筆舌に尽くし難く。 パスだけならば名門以上の選手にも通用するだけの精度を誇っているのだが……。 ルナサ「メルラン……いけっ!!」 三杉「そう簡単には通さない!」 メルラン「お、お姉ちゃ〜ん……」 ジョン「あーっと! 後半40分! ここでまたもや三杉選手、ルナサ選手のパスをカットしたァ!! 先の戦いで破れた優勝候補・オータムスカイズキャプテン、反町一樹選手と同じく。 外界からやってきたといわれるこの三杉選手! 前回大会ではあまり活躍をしていませんでしたが、今大会は紅魔の中核として大きく貢献! 今日の試合でもゲームメイカー・ルナサ選手のパスを防いでいます!」 南沢「何度か通してはいますが、それでもチャンスの目を半分は潰していますよ」 ジョン「後半41分! スコアは5−2! 紅魔スカーレットムーンズ、またもやカウンターに向かいます! ボールをカットした三杉選手、今度は自身がボールを持って上がる! さぁ、ゴール前には紅魔の誇る強力なツートップ・フランドール選手とレミリア選手がいるぞ!?」 この試合――否、この大会。 今までまるでこの幻想郷で活躍をしていなかった三杉は、ようやくチームの中核として活躍を始めていた。 以前までの大会、そしてオールスター戦ではまるでいい所の無かった三杉も。 この幻想郷へとやってきて、既に多くの時間を過ごしている。 その中で自身のハンデであった心臓病を完治させ、幻想郷の高いレベルのサッカーに触れる事で大きく自身を成長させた三杉。 彼は今……喘息によりプレイ時間を制限されているパチュリー・ノーレッジに代わり、ゲームを作り上げていた。
[729]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/12(月) 21:55:11 ID:??? パチュリー(よし……三杉は勝負勘も戻してきている。 明日の決勝も……期待が出来るわ) 反町にオフェンスを任せるに足る選手が欲しいと言い、反町の進言で三杉を召還したパチュリー。 その三杉は……パチュリーの指導と自身の努力により、その実力今、めきめきと伸ばしていた。 そんな三杉を見て、パチュリーは一瞬体を震わせて快感に酔いしれる。 自分が活躍をするではなく、自身の教え子が活躍をする。 自分の思うように、自分の考えたように動く教え子――三杉淳。 興奮したかのように頬を紅に染めながら、パチュリーは尚も三杉へと視線を注ぐ。 パチュリー(やはりあなたは天才よ……。 明後日の試合、どちらが出てきても……間違いなく勝てる!) 三杉(残り時間は5分……あと1点は決められる場面だ!) レミリア「持ってきなさい、三杉!」 フラン「私にちょーだいー! どっかーんってしてあげる!!」 美鈴「あ、あのー……一応私もいますんで、よければ……」 ルナサ「くっ……マークにつけ……! これ以上点をやらせてはならない……!」 リリカ(こんな馬鹿みたいな攻撃力のチームに私一人で守れって方が無理だよー!) フィールドではボールを持った三杉がそのまま中央を突破し、左サイドへと切り込みながら中央に目を向ける。 ゴール前には既にレミリア、フランドールという不動の2トップ。 そして、FWへとコンバートをし、今日は浅めの位置のシャドーストライカーとして入っている美鈴が手を上げてボールを要求しており。 しかし、当然ながら騒霊楽団もこれ以上の得点は許さないとばかりにマークをしっかりつけており。 三杉はどうしてものかと眉を顰めながらそのままドリブルで進むのだが……。 小悪魔「三杉さん!」 三杉「! よし、任せたぞ!」 小悪魔「はい!」
[730]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/12(月) 21:56:17 ID:??? バスッ! パシッ……ポーン! ジョン「あっ……とぉ!? これは三杉選手、一旦上がってきた小悪魔選手にボールを預け……。 ああああ!? これは小悪魔選手、すぐにリターンパス! 高いボールがPA内へと進入した三杉選手に上がったァ!! これは三杉選手、フリーの状態だァ!!」 リリカ「えええええ!? あ、あんたもシュート打てるのォ!?」 三杉「いくぞっ!!」 グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!! 小悪魔のあげたボールに向け、体を大きく捻りながら飛び上がる三杉。 背後から上げられたという難しいボールながら、それを見る事無く。 ただ、足を大きく振り上げて頭を下にし、オーバーヘッドの姿勢でボールにピタリと合わせる。 3人のFWの誰かに合わせてくるだろうと誰もが思っていたが為か、騒霊楽団のDFは誰一人としてブロックにいけず。 キーパーのバケバケは体勢を崩しながらも懸命にシュートコースをふさごうとするのだが……。 バシュウウウウウウウウウウウウウウウウッ!! ピピィーッ!! ジョン「あっ……あああああ〜っ!! きっ、決まったァァァ!! 三杉選手、意表を突く形でオーバーヘッドキックを放ち、駄目押しの6点目を決めたァ〜!!」 ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! 観客「うおおおおお、あいつもすげぇぞ!」「外来人も本当に凄い奴が多いな!」 「ああ、オータムスカイズのキャプテンもそうだし」「ネオ妬ましパルパルズの外来人も地味に活躍してたぜ!」 「誰でもいいから……西尾?君の事、思い出して上げてください」 三杉(よし……! 名無しレベルのキーパーならば、僕のシュート力でも十二分に通用する!!)
[731]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/12(月) 21:57:17 ID:??? 観客の歓声を聞きながら、一人、自分の力が徐々にではあるが伸びてきている事を実感する三杉。 フリーの状態とはいえ、相手が雑魚キーパーとはいえ、得点をあげる事が出来た。 幻想郷に来た当初の三杉では到底不可能だったであろう行動で得点を上げる事が出来たのは。 三杉にとって、拳を震わせて歓喜をするに値するだけの結果であったのだ。 レミリア「ふぅん……咲夜の時計台オーバーよりは、威力が高いようね。 しかし、上げれば私でもフランでも決めたものを……」 三杉「万が一、反則を受けては困るからね。 ここはフリーだったし、決めさせてもらったよ」 フラン「んー……ドッカーンし足りないなぁ」 レミリア「その思いは決勝に取っておきましょう、フラン。 さあ、残り時間は5分も無い。 もう一度守って……あわよくばもう1点取ってしまいましょう」 美鈴「はい!」 ルナサ(ゲームを作り、更に得点力も兼ね備えている……か) メルラン「あはははははは〜! あっちも本当に凄い攻撃力ね!! おもしろ〜い!!」 リリカ「面白いじゃないよ、メルラン姉さん。 ボロボロに負けてんだよ〜?」 ミスティア「ぎゃ、虐殺だよ〜……」 ルナサ「……これがトップチームと私達のレベルの違いという事だろう。 さあ、せめてもう一度点差を縮められるよう戦おう……。 試合終了の笛が鳴るまで、演奏を終える事は許されないぞ」 その後、キックオフをしてから騒霊楽団は全員が上がり1点を返そうと躍起になる。 しかしながら、ボランチである咲夜。 そして、鍛え抜かれたメイド部隊のディフェンスを少ない時間で突破する事は出来ず……。 結局、試合は6−2で紅魔スカーレットムーンズが快勝し、スカーレットムーンズが決勝に駒を進める事となった。
[732]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/12(月) 21:58:17 ID:??? 三杉「……今日の僕の出来はどうだったかな?」 パチュリー「60点……まだまだペース配分に気を使いすぎている。 今のあなたならば、もう少し動き回っても早々簡単にスタミナは切れないわ。 もっと汗をかきなさい。 それ以外は……殆ど、完璧と言っていい仕上がりよ」 三杉「手厳しいな……ともかく、わかったよ。 ……確かに、今日は勝てたが今のままだと決勝は勝てるかどうかわからないからね」 パチュリー(ゾクゾクするわ、三杉……あなたは本当に私の予想をした所に、想定していたように動いてくれる。 私が動きたい、こうプレイしたい……そう思うように、思いのままに動いてくれる。 ……まるで、私がプレイをしているのを見ているようだわ) 三杉(反町……君とは当たる事は無いけど、この大会は優勝を目指すぞ。 もう役立たずとは言わせない……絶対にだ!) 控え室――ロッカールームに帰る最中に、語り合うは紅魔スカーレットムーンズの師弟コンビ。 パチュリー・ノーレッジは三杉のプレイに言い知れぬ快感を抱き……。 三杉は明後日の決勝に向けて、熱く闘志を燃やしていたのだった。
[733]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/12(月) 21:59:17 ID:??? 早苗「……やはり、紅魔スカーレットムーンズは強いですね。 騒霊楽団も、決して弱小のチームではない。 その相手に6点を取って勝利というのは、やはり手ごわい……!」 神奈子「ああ、だが……それでも紅魔スカーレットムーンズには弱点がある」 早苗「はい。 騒霊楽団に2点を取られる……しかも、その2点は全てロングシュートでした」 諏訪子「あの次女のむちゃくちゃなロングシュートが入っちゃったんだもんね。 それも2回も……つまり、守備に関してはからっきしって事だ」 早苗「正しくはシュートに対して、という事ですけどね。 とにかく、付け入る隙はあるという事です。 ……今日の試合、博麗連合に勝ち。 明後日、決勝も勝ち……優勝をするのは、我ら守矢フルーツズです!」 霊夢「6−2かー……」 魔理沙(今日も5−2とか予想してたけど……やっぱ結果は違う。 こいつ本当に大丈夫か?) 霊夢(あの外来人、いい動きすんわねー……。 パチュリーみたいな感じだわ) 魔理沙「はー……しっかし、結局決勝はまた紅魔スカーレットムーンズと戦う事になんのかよ。 代わり映えしない面子だなー……」 霊夢(今日勝てれば、っつー条件付きだけどね。 ま、早苗が相手なら何とかなるでしょ)
[734]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/12(月) 22:00:30 ID:??? こうして騒霊楽団と紅魔スカーレットムーンズの試合が丁度終了していた頃。 昼食を取った反町らオータムスカイズ一行は、ようやく紅魔スタジアムへと辿り着いていた。 観客席へと上がり、電光掲示板へと目を向ければ……そこに出ているスコアは6−2。 それを見た反町達は、やはり紅魔スカーレットムーンズが勝ったかと納得したように頷きつつ。 ほぼ埋め尽くされた席の中から、奇跡的に人数分座れそうな席を確保して着席をする。 反町「午前の試合はやっぱり紅魔の勝ちか……しかし、6−2は凄いな」 静葉「確かに選手の格としてもチームの格としても騒霊楽団が下だけど……。 それでも、4点差もつけられちゃうというのは凄いわね……」 穣子(あのルナサやメルラン、リリカとミスティアだけじゃ紅魔には敵わないって事か……。 まあ、紅魔相手に2点も上げたってのは大したもんだけどね) リグル「次の試合まで……あとちょっと時間があるんだね」 ヒューイ「おなかすいたな〜」 妖精1「あんたさっき昼食食べたばっかじゃない……」 反町(そうか、少し時間があるのか……どうしよう? どこか行ってみるか? それとも、試合観戦までここで待っておこうか?) A.試合開始までおとなしく待っていよう B.観客席を歩き回ってみようかな C.売店に行ってみよう D.守矢フルーツズの控え室に挨拶に行こう! E.博麗連合の控え室に挨拶に行こう! F.その他 自由投票枠 先に3票入った選択肢で続行します。 age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[735]森崎名無しさん:2010/07/12(月) 22:01:49 ID:wFo9QKUM D よしみんなきけ ひさびさのまいごたいむだ
[736]森崎名無しさん:2010/07/12(月) 22:02:24 ID:hi6HmHxc あえてはんぎゃくするぜ! E
[737]森崎名無しさん:2010/07/12(月) 22:02:55 ID:99QQEVWo D おーけー はあくした
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24