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【激闘の】幻想のポイズン38【果てに】
[772]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/13(火) 20:06:38 ID:??? ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! ジョン「さぁ、お聞き下さいこの歓声! この不夜城カップも、いよいよ準決勝! 本日はここ、紅魔スタジアムより実況は私、ジョン・カタビラ! 解説は皆さんおなじみ、南沢豪さんで守矢フルーツズVS博麗連合の試合をお送りします! 今日はよろしくお願いします、南沢さん」 南沢「最近出番が無いですが、よろしくお願いしますカタビラさん」 ジョン「さて、早速ですが南沢さん。 今日の試合をどうごらんになられるでしょうか?」 南沢「そうですね……やはり、両チームにいる人間の選手……。 霊夢選手、魔理沙選手、早苗選手がどれだけ活躍出来るかが明暗を分けてくるかと思います」 ジョン「と、いいますと?」 南沢「博麗連合は攻撃は完全に霊夢選手、魔理沙選手の出来如何で決まってきます。 これを早苗選手が守りきれるか、というところがこの試合のポイントとなると思います。 守りきれれば、守矢は何とかして点を取りさえすればいいわけですからね。 逆に博麗連合は、何としても早苗選手の牙城を崩さなければ勝利の芽は無い訳です」 ジョン「ゴールデンコンビと呼ばれる霊夢選手と魔理沙選手、二人が早苗選手を攻略できるかという事ですね。 さぁ、フィールドには両チームの選手が入場してきました! まもなく試合開始です!」 観客「早苗さーん! 今日も奇跡のセービングで守れー!!」「霊夢ちゃん腋ちゅっちゅ!」 「魔理沙、決めろー! ハットトリックで得点王トップだ!!」 観客達、そして実況の声がフィールドに降り注ぐ中。 入場をしてきた選手達はそれぞれおざなりながらも挨拶をし……。 そんな中、早苗は霊夢、そして魔理沙の二人に向けて近づいていく。 早苗「今日はよろしくお願いします、霊夢さん、魔理沙さん」 魔理沙「おう。 ま、吹っ飛ばされても泣くなよ?」 早苗「泣きませんよ!」
[773]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/13(火) 20:07:48 ID:??? なんとも生真面目な早苗の言葉に魔理沙は本当に性格が元に戻ったなと驚きつつも。 片手を上げて挨拶をし、早苗をからかう。 早苗はそれに対して頬を膨らませながら怒るのだが……一度咳払いをし。 今度は霊夢に向き直ると、右手を差し出して握手を求め、霊夢は面倒くさそうに欠伸をしながらその右手を握る。 早苗「今日こそは勝ちますよ! この私の奇跡の力で!!」 霊夢「んー……まあ、楽しくやりましょ。 あと、この前のオールスターみたいに力尽きるとか止めなさいよ?」 早苗「あはは……ええ、わかってます。 萃香さんもいますし、危険になれば下がりますよ」 霊夢「ならいいわ、あんなことあっちゃ寝覚め悪いしね」 同じ人間としてそれなりに親交のある3人はこうして挨拶を済ませ……。 キャプテンである霊夢と早苗はセンターサークルに残り、コイントスを済ませる。 早苗「えっと……それじゃあ、表で」 霊夢「あんたそれでいいの?」 早苗「え? あ……えっと、じゃあ、裏で」 霊夢「じゃあ私、表ね」 キィン! パシッ…… 早苗「ああああああ!? お、表じゃないですか!?」 霊夢「あんた馬鹿でしょ……。 んじゃ、ボールもらうわね」 早苗「うう……それじゃあ、陣地はこっちで……」
[774]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/13(火) 20:09:01 ID:??? ジョン「さぁ、コイントスが終わり、ボールは博麗連合が得た模様! 選手達がそれぞれのポジションへと散らばっていきますが……あ、ああっと、これは!?」 ざわ…… ざわ…… 反町「これは……4-5-1? でも……!」 穣子「ふぉ、4ボランチ!? なにそれ、そんなのアリなの!?」 --①-- ①早苗 -③②④- ③天狗 ②河童 ④天狗 --⑤-- ⑤萃香 --⑥-- ⑥衣玖 --⑩-⑧ ⑩神奈子 ⑧西尾? ⑦---- ⑦文 -⑨-⑪- ⑨天子 ⑪諏訪子 --⑨-- ⑨魔理沙 --⑩-- ⑩霊夢 ----- ⑪⑧-⑥⑦ ⑪バケバケ ⑧バケバケ ⑥バケバケ ⑦バケバケ --⑤-- ⑤コンガラ -④②③- ④バケバケ ②キクリ ③バケバケ --①-- ①玄爺 ※守矢フルーツズ、博麗連合のフォーメーションが判明しました。
[775]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/13(火) 20:10:04 ID:??? それぞれのチームの選手がポジションに散らばる中……。 ボールを得た博麗連合の選手達の中で、前線に立つはキャプテンである霊夢とその相棒の魔理沙の二人のみ。 それ以外の者達はその全てがボランチ、そしてDFに割り振られており……。 しかもボランチには4人がいるという、正に無法のフォーメーション。 完全に霊夢と魔理沙、その二人以外は攻撃では役立たずだから。 精々守備の人数補正をアテに頑張っとけと言わんばかりのフォーメーションである。 早苗「な、なんて常識に囚われないフォーメーション……!!」 神奈子(!? いかん、もしもここで負けたらまた早苗が常識に囚われないようになっちゃうかもしれん!) 諏訪子(か……勝たなければ! なんとしても勝たなきゃ!!) 神奈子「み、みんな、いくよ! 相手のフォーメーションも所詮は奇策だ! こっちは常道を通って、勝ってやろうじゃないかァ!」 諏訪子「そうだよ! 勝つんだよ、この試合!!」 このフォーメーションを見て、当然ながら早苗率いる守矢フルーツズの面々は驚くのだが……。 神奈子と諏訪子は咄嗟にもしもこのフォーメーションを取る博麗連合に負けては拙いと判断。 それぞれ声を張り上げてチームメイトを鼓舞し、必ず勝とうと怒鳴る。 守矢の二柱は、なんとも苦労性であった。 萃香「あっはっは! 面白い! たった二人で私達を抜けるか見てみたいもんだ……ねぇ?」 早苗「そ、そうですね……。 ……そうです、つまり、あの二人を封じれば攻撃されないという事ですもんね! 何も恐れる事はありません! さぁ、皆さん、勝ちましょう!」 天子「天人がいるチームが負けることは絶対にありえにい。 流石天人は格が違った」 衣玖「あまり無茶はいけませんよ、総領娘さま……」 文(まあ、最強の呼び声名高い博麗連合が負ければ、それはそれでネタになりそうですしねぇ。 張り切って、頑張らせていただきましょうかね……) 西尾?(決勝に行ってあの三杉と戦うんじゃ……! 日本人なら知らぬもんはおらん、天才サッカープレイヤー三杉と! こんなところで、躓いてはおれんぞ!)
[776]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/13(火) 20:11:11 ID:??? そして、その二柱の言葉に守矢フルーツズの面々も同調して士気を上げる。 しかし、それを見ながら博麗連合のキャプテン・霊夢と相棒の魔理沙は顔を見合わせるのだった。 魔理沙「いくぜ、霊夢」 霊夢「まあ、相手は早苗だし、ちゃちゃっと勝ちましょう」 魔理沙「だな」 早苗も幻想郷では既にトップクラスに入ろうかという程のキーパー。 だが、そんな早苗にも負けていてはならない……と、霊夢と魔理沙は顔を見合わせたまま同意をする。 攻撃人数はたった二人……しかし、これはただの奇策ではない。 霊夢にはこの二人だけで、必ずや早苗を攻略出来ると確信を持っていたからこその、フォーメーションである。 霊夢(最近は頑張ってたようだけど……努力じゃ超えられない壁ってのがあるのよ。 ……超えられない壁がね) 魔理沙(たかだか早苗程度に躓いてられねぇ……こんな試合さっさと勝って、決勝でレミリアと勝負だ) ######################################################################################## 一旦ここまで。
[777]森崎名無しさん:2010/07/13(火) 20:15:08 ID:??? あーうん…とりあえず みんなクールダウンを心がけよう。同じことで何度も炎上よくない
[778]森崎名無しさん:2010/07/13(火) 20:17:29 ID:??? そういや白黒ってマスパの上位版編み出したんだっけ? それともフラグだけ?
[779]森崎名無しさん:2010/07/13(火) 20:21:03 ID:??? まぁ森崎板ではおなじみの教訓があるからねぇ それに前後半二人だけでガッツ切れしないわけないし もしコンガラとキクリが攻撃能力も持ってたとしたら話は別だけど
[780]森崎名無しさん:2010/07/13(火) 20:28:40 ID:??? 秋空なら霊夢を芋神と妖精1の2人で試合から消して 魔理沙を弟子とメディあたりで撃たす前に潰すのがベターな守り方だったかな?
[781]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/13(火) 21:11:32 ID:??? >>777 どうもです。自分で動かせない分苛々させてしまうかもしれませんが……何卒ご勘弁を。 >>778 それはこの後わかるかもですね。 >>779 魔理沙と霊夢の実力が如何に凄かろうと、結局は二人ですからね。 博麗連合はそこだけが大きな弱点です。 >>780 霊夢に関しては妖精1より妹紅の方が適任でしょうか(妖精1のスキルは霊夢のスキルで無効化されます) 魔理沙にヒューイは大いにありですが、メディスンはちょっと厳しいかもですね。
[782]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/13(火) 21:12:32 ID:??? ジョン「さァ、激戦続きだった今大会もとうとう準決勝! 果たして博麗連合が王者の貫禄を見せ、勝利を収めるのか! それとも、守矢フルーツズが準々決勝同様、粘りを見せて決勝に駒を進めるか!? いよいよ試合開始です!」 ピィイイイイイイイイイイイイイイイイッ!! バムッ。 審判の笛が鳴ると同時、観客達が沸き立つ中霊夢は魔理沙へとボールを渡す。 当然ながら、諏訪子と天子、守矢の二人のFWは徐々に距離を詰めてボールを奪いに向かうのだが……。 グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! 魔理沙「食らえ、守矢フルーツズ! これが私のマスタースパークだぜ!!」 早苗「なにィ!?」 反町「な……!?」 リグル「ええええええええええ!?」 にとり「そんな……無茶だよ!?」 ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! ジョン「あっ……ああああああああああ~っ!? こ、これは……魔理沙選手! これはセンターサークル内から、笛が鳴ると同時のいきなりのシュート体勢だァァァァッ!? 出るか、出るか!? マスタースパーク!! シュートは火力だと豪語する魔理沙選手の主砲、火を噴くかァァァ!?」
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0ch BBS 2007-01-24