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【激闘の】幻想のポイズン38【果てに】
[825]森崎名無しさん：2010/07/15(木) 11:30:55 ID:??? 地底のキャラが選ばれたら確かに(命が)危険だな。 そういう意味ならレミリアはかなりヤバそうだ。 パルパルは胸発言で少しは和らいでいるといいが……。
[826]森崎名無しさん：2010/07/16(金) 03:31:17 ID:??? その辺もあるから俺はまっさらな全日本にしときたいんだよね 一番は、やはり「あの時に勝ててたら」を言わなくてすむように、だが
[827]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2010/07/16(金) 14:48:52 ID:??? >>817 西尾？なら仕方ないのです。乙ありがとうございますー。 >>818-819>>821 天子「それほどでもない」 >>820 西尾？「ゴールバーが無ければこっちのもんじゃあ！」 ポスッ ジョン「あーっと！ ボールはネットの上に載ってしまったぁぁ〜！ ロビングシュート失敗だ〜！！」 >>822 |＼＿／￣￣＼_／| ＼＿| ▼ ▼|_／ ⊂＼ 皿 ／つ-、 そんな寂しい事言うなよ ／／/ /_/:::::/ / |:::|/⊂ヽノ|:::| ／」 ／￣￣旦￣￣￣／| ／＿＿＿＿＿＿／ | | | |-----------| >>823-826 基本的に全幻想に入る予定で反町を嫌ってる選手は少ないです。 また、嫌っているといっても目の仇にしているという程の選手もいないですね。
[828]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2010/07/16(金) 17:29:35 ID:??? 諏訪子「ナ、ナイスフォロー！ 良かったぁ……本当に、西尾？君が外した時はどうしようかと思ったよ」 西尾？「助かったわい……ナイスフォローじゃ！」 天子「見事な仕事だと関心してもいいのよ？ どこもおかしくはない」 前半３５分、西尾？が絶好機を逃したかと誰もがため息を吐いた瞬間。 しかし、虎視眈々とゴールを狙っていた天子がねじ込みを見せ。 守矢フルーツズはようやく起死回生の同点弾を博麗連合ゴールへと決める事が出来た。 試合は振り出しに戻る事となり……得点を上げた天子は高らかに笑いながら自陣へと戻り始め。 自分の失態をフォローされた形になった西尾？は天子に感謝をしながら、嬉々としてそれに続く。 神奈子「よーし、みんなよくやってくれた！ 試合はまだまだこれからだね！」 文「あちらのＧＫはどうやらそれ程の強者という訳ではなさそうですからね。 ＤＦの二人さえ攻略してしまえば、どうとでもなりそうですよ」 衣玖「ではパスを散らしてＤＦを振り切りましょうか？」 諏訪子「うん……それを含めて、色々なパターンを使っていくのが良さそうだね。 こっちの強みはあっちの前線にはない駒の多さだ。 色々試していこう！」 自陣へと戻った天子は神奈子や衣玖といった面々に祝福を受け……。 一同は前半で何とか同点に追いつけた事に歓喜をする。 だが、あくまでもまだ同点――試合が振り出しに戻ったというだけ。 ここから勝利を収める為にはまだまだ予断は許されない、と一同は気を引き締め……。 そんな一同を見ながら、ゴール前で喜んでいた超サナエはうんうんと満足そうに頷く。 超サナエ「これでまずは同点……！ あと１点さえ取ってくれれば、私が何としても守ってみせます！」 萃香「楽しくなってきたねぇ……。 さぁて、これであっちも躍起になってもう１点取りにくる！ そん時こそ、またまた私達の出番って事だね！！」
[829]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2010/07/16(金) 17:30:43 ID:??? こうして守矢フルーツズが勢いを取り戻していた頃。 一方で博麗連合のゴール前ではキャプテンの霊夢がゴールを決められた玄爺を助け起こし。 吹き飛ばされていたバケバケらを見据え、あくまで冷静に落ち着くようにと一同に言い聞かせていた。 玄爺「す、すみませぬ霊夢様……」 霊夢「気にしないでいいわよ、さっきのは止められなくても仕方ないし」 霊夢（そもそも玄爺にはそこまで期待してないしね……） 玄爺も悪いキーパーではないが、どうしても幻想郷一線級の選手達に比べると劣ってしまう。 一対一に関しても、特に絶対の弱点という訳ではないが得意という訳でもない以上。 西尾？のロビングシュートを抜かしてしまい、それを天子にねじ込まれたのは玄爺の責任ではない。 玄爺にそこまでの期待はしていない霊夢からしてみれば。 今、玄爺に責任を追及するよりも果たしてこれからどうやってもう一度守矢を突き放すかの方が重要なのである。 霊夢「……とりあえずコンガラとキクリはゴール前を死守、無用なオーバーラップはいらないわ。 パスとかで向こうがかく乱してくるかもしれないけど、ゴール前を離れないように。 浮き球で来たらコンガラがクリアー、外から打ってきたらキクリが前に出てブロックしなさい。 さっきの文のドリブルゴールはあっちの運が良かっただけだし、そう何度もしてくると思わないから。 あんまり警戒はしなくていいわ」 コンガラ「御意……」 キクリ「かしこまりました」 霊夢「攻撃に関しては……んー……」 魔理沙「真正面から突っ込んでぶっぱなせばいいだろ。 何も考える事ぁねぇよ」 霊夢（それがさっき失敗してんだから考えてるんでしょうに……。 大体、あんたはもう二発もシュート打って疲れてんでしょ。 このままだと後半頭に動けなくなるんだって。 普通に攻めちゃ駄目なんだけど……。 早苗はともかく、萃香が厄介なのよね……。 んー……しゃあない。 ここは……）
[830]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2010/07/16(金) 17:31:58 ID:??? こうして両チームの面々が話し合いを終え。 試合は再び、博麗連合のボールで開始される。 ボールを持った霊夢は何やら考え事をしつつ……そこを見計らってやってきた天子達のタックルをかわし。 ため息を吐いてから、一旦バックパスをして守矢の猛攻をいなそうとする。 反町「西尾？……良かったな。 もう少しで絶好のチャンスを棒に振る所だったぞ」 うどんげ（あの外来人ともなんだか仲良くなれる気がする……！） 静葉「残り時間は１０分ね……博麗としてはここで１点を取って、リードした形で折り返したいでしょうけど……」 穣子「でもさっきからパス回してばっかよ？ 全然攻めようって気が無いみたい」 反町「博麗は前線の二人のスタミナ面が心配だからな……。 あの二人がガス欠になれば、得点力はほぼ皆無になる。 それを考えれば、ここで時間を稼ぐのは妥当だよ」 魔理沙「だあああああああ！！ ちまちまやってんじゃねぇよ！！ ガンガン行こうぜ！！」 コンガラ「……との事だが？」 霊夢「無視していいわよ。 ほら、こっちにパス！」 天子「おまえ忍者だろ……汚いな忍者さすがきたない」 霊夢「忍者じゃないわよ。 あんたんとこのキャプテンと同じ巫女よ……よっ、と」 残り時間を１０分にした所で、博麗連合は前半終了までパスで逃げ切る選択を取った。 当然ながら血気盛んな魔理沙は烈火のごとく激怒をしたものの……。 キャプテンである霊夢はそれを無視し、ＤＦラインと連携をしてパスを回す。 これに対して、守矢フルーツズも前線メンバーでパスカットを試みるも……。 そもそも博麗連合はＤＦラインに多数のメンバーを配置しており、数的には絶対に不利。 カウンターの危険性を警戒してか、神奈子や衣玖といった面々もあまり高い位置でパスカットは出来ず。 結局、その後は試合が終わる事も無いまま前半が終了するのだった。 ピッピッピィィィイイイイイイイイイイイッ！！ 前半終了！ 守矢フルーツズ１−１博麗連合
[831]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2010/07/16(金) 17:32:58 ID:??? ジョン「前半終了〜！ 両軍、よく戦いましたが前半戦は１−１の同点で終了となりましたァ！！ 試合開始早々、魔理沙選手の開幕からの一撃が決まり。 前半１分も経たない内に博麗連合が先制。 しかし、３４分！ 西尾？選手がＤＦのコンガラ選手、キクリ選手の体勢が崩れた隙を見計らいＰＡ内に突入し。 惜しくもゴールネットを揺らす事は無かったものの、天子選手がねじ込む機会を作り同点！ 戦力が拮抗した、正に名勝負！ これは後半戦も更なる攻防が期待出来るでしょう！ 果たしてこの試合勝利し、決勝戦へと駒を進めるのはどちらのチームか！？」 シュウウウウッ…… 早苗「ふぅ……」 前半終了を告げる審判の笛が鳴ると同時、実況席は前半の攻防を振り返り……。 観客席の面々は両チームの競った試合展開に興奮したように歓声を上げる。 それらの声を聞きながら早苗は超モードを解除し、額に浮かんだ汗を拭う。 前半初め、不意打ちに近い形で打たれた魔理沙のマスタースパークに、得点は許してしまった。 しかし……霊夢のミラクルドライブ――否、夢想封印・集は辛うじてではあるものの弾き返し。 魔理沙の新技――「ドラゴンメテオ」も、萃香が見事にブロックをしてくれた。 早苗（魔理沙さんはあと打てて一回……二回。 ですが、霊夢さんはまだまだ体力に余りがある筈……そこを守りきれるかどうか。 それまで私が全力を出せるかどうか……それがこの試合の決め手になりますね） 昨日の試合の疲れが残っているのか、まだ前半が終わっただけだというのに半分程の体力しか残っていない早苗。 果たしてそれだけの体力で魔理沙、そして霊夢という二人を相手に勝てるのか……。 弱気になりそうな心を必死に諌めつつ、早苗はキーパーグローブを外すと両頬をパチンと叩き。 萃香らと共に、控え室へと戻っていくのだった。
[832]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2010/07/16(金) 17:33:59 ID:??? 魔理沙「くそっ！ 何で攻めないんだ！」 霊夢「体力が切れたら洒落んなんないからよ。 ったく、大技を最初っからバンバンつかっちゃって……」 魔理沙「だからそれはお前があのシュートを失敗したからだろうが……」 霊夢「はぁ……ま、延長になりゃこっちの不利なんだし。 試合は残り４５分で決めるわよ。 だから後半はある程度飛ばしても構わないから、それで納得しなさい」 歯をギリギリと噛み締めながら、地団太を踏んで苛立ちを露にする魔理沙。 それに対して霊夢はため息交じりに宥めつつ……。 控え室へと戻っていこうとする早苗の背中へ視線を向ける。 霊夢（しっかし本当にオーバーラップしなくなったのね……。 ゴール空っぽにして出てきてくれりゃ、少しは楽なのに……） 魔理沙（くそっ……後半こそは決めるぜ、ドラゴンメテオ……。 このままじゃ絶対に終われねぇ……） 早苗のプレイスタイルが代わった事で霊夢は面倒くさいなと改めて思いながら控え室へ続く通路に向かい……。 魔理沙は小さく舌打ちをし、芝を蹴ってからその後を追う。 前半のスコアは１−１……。 果たしてこの試合を大きく動かす２点目を決めるのはどちらのチームか……。 観客達が予想をする中、前半戦を見届けた観客席にいる紫髪の巫女服の女性は。 控え室へ帰る霊夢達に向けてさめた視線を向けるのだった。 ？？？（……この程度の相手に、１−１じゃ話にならない。 今まで本当に何をしてきたのかしら……） ######################################################################################## 一旦ここまで。
[833]森崎名無しさん：2010/07/16(金) 19:30:46 ID:??? >>827 とりあえずはチーム内殺人に怯えることはない……か……？ なんか不安だ……
[834]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2010/07/16(金) 19:39:48 ID:??? >>833 基本的に２部ではどんなに嫌われても殺される事は無いです。 ただ、流石に度を越えた事……。 例えば本編ふらの中学戦の時のへそ茶→決定的な点を許す→尚も寝るのコンボなどをした場合。 ぷっつんした人にＢＡＤＥＮＤ食らう場合もありますが。 それ以外では基本的に殺されたりなんて事は無いです。 わら人形に五寸釘打ち付けられたりはするかもしれませんが、そんなもんです。
[835]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2010/07/16(金) 20:59:12 ID:??? 反町「やっぱり凄い試合だ……この試合、本当にどっちが勝つかわからない」 にとり「攻撃の駒だけなら、守矢フルーツズが多い分、より多くのパターンが使える。 だが、一選手としての力量・質だと……霊夢と魔理沙がいる博麗に分がある」 穣子「守備にしても守矢は早苗、それに萃香の二人がいる分有利かと思ったけど……」 静葉「博麗連合のＤＦもそれに匹敵する程の実力者……本当にどうなるかわからないわ」 橙「試合の鍵を握るのは、なんでしょう？」 反町「……やっぱり、早苗さんが最後まで守りきれるか。 霊夢さん、魔理沙さんが攻めきれるかだ。 博麗連合の守備は堅い……４ボランチに４バックなんていう無茶なフォーメーションからしてそれは明白だ。 だが、そんな堅い守備だからこそ守りに入られては守矢は辛い」 レティ「博麗連合が先に１点を取れば、後は守備を重視して守りきれば勝利……」 反町「逆に、守矢はとにかく守りきれば負ける事は無い。 博麗の攻撃は霊夢さんと魔理沙さんに頼り切っている以上、あの二人のスタミナが無くなれば得点のしようが無くなる。 後は落ち着いて１点を取りさえすれば勝てるんだ……だから、後半は早苗さん、霊夢さん、魔理沙さんが鍵になる」
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0ch BBS 2007-01-24