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【激闘の】幻想のポイズン38【果てに】
[880]森崎名無しさん:2010/07/17(土) 18:34:59 ID:??? 俺、守矢が勝ったら転職するんだ……
[881]森崎名無しさん:2010/07/17(土) 20:27:21 ID:??? 守矢メンバーの猛攻で同点に追いつき、早苗の体力も回復しつつある。 だが、守矢の攻撃陣はガッツが切れた者が多くなっている。 そして、体力が回復しているのは霊夢・魔理沙も同じこと。 早苗主導の攻撃が失敗したら、萃香がカウンターを完全に遮断しないと勝ち目はない。 窮地に立たされたのは守矢の方なのではないか。
[882]森崎名無しさん:2010/07/17(土) 20:34:19 ID:??? 奇しくもvs秋空と立場を逆転させてるわけだな、守矢。
[883]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/17(土) 20:49:09 ID:??? 本日はひとまずここまで。続きは明日以降書かせていただきます。 それでは、お疲れ様でした。
[884]森崎名無しさん:2010/07/17(土) 20:57:46 ID:??? お疲れ様でした 白黒のシュート力はどんなもんなんだろ リグルや早苗の反応見る限り、 リグルのシュート(地上の流星?)>マスパ ドラゴンメテオ>ネオリグル らしいが
[885]森崎名無しさん:2010/07/17(土) 22:34:05 ID:??? 乙です >全てを駆使して得た、同点ゴール。 きっと西尾?さんも行間で大活躍してますよね
[886]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/18(日) 15:50:48 ID:??? ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! ジョン「ゴォォォオオオオオオル!! 後半38分! ここで、ここに来て! 守矢フルーツズ、神奈子選手と諏訪子選手のツインシュートで同点に追いついたァァァアッ!! なお、先ほどのゴールは最後にボールにふれたのは神奈子選手という事で神奈子選手のゴール! 諏訪子選手のアシストとなります! さぁ、これで博麗連合ももう1点を取らなければならなくなりましたッ!! 果たして勝利の女神はどちらに微笑むか!? いずれにせよ、次の1点を決めたチームが決勝に駒を進める! それは間違いないでしょう!!」 反町「凄い……! 回転をかけたツインシュートか……!!」 にとり「確かに大柄な神奈子様と小柄な諏訪子様が同時に撃てば、ボールにかかる回転は変わってくる。 ……ここまでこのシュートを温存してたんだねぇ」 静葉「温存をしていた……というよりは、ここしか使う機会が無かったんじゃないかしら? 今まで神奈子様は下がり目の位置にいる事が多かったもの」 反町「どっちにしても、相手の意表がつけた……これで同点。 そして、早苗さんも復活したはずだ。 まだまだ試合はわからなくなってきたぞ……!」 諏訪子「ゲロゲロゲロ! やったぁ! これで同点だァァァア〜ッ!!!」 神奈子「よしっ……! 後はもう1点を取るだけだよ!!」 天子「この天人のポストプレイがあったからこそなしえた技。 流石天人は格が違った!」 このまま2−1のまま博麗連合が勝利を収めるのかと観客達が思っていた時間帯。 その一瞬の内に守矢フルーツズは意表を突く形で得点を上げ、同点に追いついた。 観客達は熱狂したように声を張り裂けんばかりに上げ、両チームに応援の声を出し……。 得点をした神奈子と諏訪子はお互いハイタッチを交わしつつ、素早く自陣へと戻る。 得点は上げた……しかし、まだ同点……勝利は収めていない。 しかし、それでも……守矢フルーツズの面々は勝利が出来る筈だと信じていた。
[887]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/18(日) 15:51:48 ID:??? 神奈子「早苗! もういけるね?」 諏訪子「時間はかかったけど、ギリギリ同点に出来たよ! 後は……」 早苗「はい……後はもう1点……! もう1点、取るだけですね!」 立ち上がり、自陣深くから神奈子達を迎えたのは――守矢フルーツズキャプテン。 昨日のオータムスカイズ戦でも2ゴール、1アシストを記録し。 勝利に大きく貢献をした、奇跡の風祝――東風谷早苗。 彼女がいれば、必ずや勝利が出来る……。 神奈子達は知らず知らずの内、そんな安心感を抱くようになっていた。 神奈子(本当にたくましくなってくれた……やっぱりキャプテンをやらせたのは正解だったね) 諏訪子(早苗がいれば勝てる……! 早苗は……私が絶対負けさせない! 今大会に向けてあんなに練習したんだ! あの麓の巫女にも白黒魔女にも、負けさせたくない!) 早苗「残り時間は7分……ですが、1点を取るには十分過ぎる時間です! 延長に行かせては、一発一発の攻撃力が高い博麗連合が有利なのは明白! ここはこの7分だけで決着をつける気持ちでいきましょう!」 守矢フルーツズ「「「おう!!」」」 早苗の激昂に一同は呼応し、それぞれのポジションについていく。 早苗(あと1点……あと1点で、勝利が出来る! あと1点で決勝に進出出来る……! あと1点で……優勝に手が届くかもしれない! 負けられない……負けられません!)
[888]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/18(日) 15:52:49 ID:??? こうして守矢フルーツズの面々が改めて気合を入れていた頃。 博麗連合はというと、キャプテンの霊夢は頭をガシガシとかきむしりながら渋い顔を浮かべ……。 守矢フルーツズゴール、そして燃える早苗達を見てため息を吐く。 予想外の神奈子と諏訪子のコンビプレイにより、試合は再び振り出しに。 しかも早苗は体力を回復させており、更に守矢の攻撃は熾烈となるだろう。 霊夢(あーあ……こっちにも優秀なキーパーが欲しいわよ……。 って、無いもの強請りしても仕方ないし……) 魔理沙「……おい霊夢、私にやらせろ」 霊夢「ん?」 どうやって攻めたものか……と霊夢が考える中。 そんな霊夢の肩を掴みながら、低く唸るように言ったのは魔理沙である。 その瞳は守矢フルーツズゴール前――酒をがぶ飲みしている萃香に注がれており。 何としても彼女からゴールを奪ってみせる、という熱意が魔理沙から伝わってくる。 魔理沙「最後は私が決めてやる。 お前が運んで私が決める……それがこのチームのやり方だろうが」 霊夢「んー……」 魔理沙「萃香相手だろうが、私が決めてやる……だから運んで来い、霊夢」 霊夢(カッカしてるわね……熱くなったり気合入れたりして点が入るんなら誰も苦労しないんだけど……。 ま、実際魔理沙の……えーっと……ドラゴンメテオか。 あれなら萃香相手でも十分過ぎる程通用する筈だし……とはいえ、一発勝負になるし……。 ここは決定率を上げる為に……そうね……) 結局、霊夢は魔理沙の願いを聞き入れる事にした。 それは魔理沙の熱意に根負けしたとかではなく、純粋に勝率は悪くないだろうからという判断からである。 果たしてその判断が正しかったのか否か……魔理沙が萃香からゴールを割る事が出来るのか、否か。 その答えは、あと7分で出る事となる。
[889]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/18(日) 15:53:49 ID:??? ピィイイイイイイイイッ!!! ジョン「さぁ〜、試合再開! 残り時間は僅か7分ですが、果たしてここで決着がついてしまうのか!? 博麗連合のボールで試合は再開され……おっと、ボールは霊夢選手がキープ! 魔理沙選手はこれに対してすぐさま上がっていきます!」 霊夢「パスを回していくわよ!!」 コンガラ「了解だ!」 キクリ(そうですね……ここは絶対に相手にチャンスをやれない場面ですし……) 試合が始まるや否や、魔理沙は脇目も振らず守矢フルーツズゴール前へと走って行き……。 一方でボールを持った霊夢は、一旦DFラインまでボールを戻しパスを回していく。 反町「時間稼ぎか……」 にとり「最後の最後に攻めて、相手に反撃の余地を残さないようにって事だね。 パルパルズが使ってきてた戦法だ」 静葉「ノーリスクで攻撃をしようという事ね……でも……」 ババムッ! ダダダッ!! ババムッ! ダダダッ!! パシッ!! キクリ「よし……これを……」 諏訪子「あーうー! そうそう簡単にパス回しをさせてたまるかー!!」 キクリ「ああっ……!」 ポンッ コロロ…… パスを回し始めて数分……DF数人でパスを回していた博麗連合だが……。 しかし、そのパス回しはすぐさま守矢フルーツズの前線メンバーに打ち破られる事となった。 確かに人数が多く、一体誰にパスを送るか予測をしにくい博麗連合のパス回し。 だが、あくまでもその起点となっていたのはキクリとコンガラの2人なのである。 その二人を集中的に警戒すれば……前線での守備力にも定評のある守矢フルーツズがボールを奪えるのは自明の理であった。
[890]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/18(日) 15:54:56 ID:??? ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! ジョン「あっ、あああああ〜っとぉ!? これは諏訪子選手、見事にボールをカットォ! そして、このボールを拾ったのは……」 早苗「ナイスプレイです、諏訪子様!」 ジョン「早苗選手! オータムスカイズ戦、2ゴール1アシストの大活躍を果たし! 大きく勝利に貢献をしたキャプテンの早苗選手だァ!!」 観客「うおおおおおお! いけ、早苗さん!!」「ここでゴールを奪えば一気に逆転だー!!」 コンガラ「くっ……そう易々と……!!」 早苗「通らせてもらいます! ハァッ!!」 諏訪子の零したボールをフォローし、体勢を整え。 そして、ボールを奪いに挑みかかってきたコンガラをヒールリフトで振り切る早苗。 既にバイタルエリアへと進入をしたが……既に疲弊をしきっているFW陣は使えず。 ここは自分が決めるしかないと咄嗟に判断をする。 早苗(ですが、PA内にはDFが多数存在……超サナエモードならまだしも、この状態では突破は難しい。 逆にシュートならば如何にDFの数がいようと、キクリ選手がいない以上は決める事が可能! ここは……シュートです!!) グワアアアアアアアッ!! 早苗「はァァァァァァアアアアッ!!!」
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0ch BBS 2007-01-24