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【アリティア】ファイアーモリブレム18【リーグ】
[140]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/07/08(木) 22:48:48 ID:??? >>137-139 ま、まさかこんな展開になるとは… 全ての判定がサンパウロの有利になるように働いていたような… まるでこうなることが予め決まっていたかのような錯覚を覚えています… ============== 新田→ ハート8 + 隼ボレーシュート48=56 ドーガ→ ハートA + クリアー30=31 【攻撃側】−【守備側】(クリアー) ≧2→そのままシュートはゴールに向かう 森崎→ クラブA + がんばりセービング51=52 【攻撃側】−【守備側】(キーパー) ≧2→新田の隼ボレーシュートがアカネイアのゴールに突き刺さった! ============== 新田「(森崎さん、今日本のサッカーは大きく変わってきているんですよ。 世界との壁?冗談言わないでくださいよ。僕は言いましたよね?あなたと同じ舞台に立ったと!)」 新田は、日本を発つときに決意したあの日のことを思い出しながら、ボールに向かって足を伸ばしていた。 〜南葛高校〜 岬「なんですって!?」 中山「そ、それは本当なんですか片桐さん!?」 サンパウロFCから突然イタリアのセリエAのトップチーム、レッチェへと 引き抜かれるように移籍した大空翼。彼のプロデビューを、南葛の誰もが驚きそして喜んだ。
[141]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/07/08(木) 22:51:26 ID:??? 岬「(翼君が…プロに…!そうか、君は着実に自分の夢に、野望への階段を昇っているんだね…)」 中山「(若林もトップチームのキーパーが負傷した際には代理として使ってもらえているみたいだしな。 …俺も、二人に遅れをとって入られないな。そうだろ?森崎)」 早苗「(翼君…おめでとう…!夢をかなえたのね…!本当におめでとう…!)」 翼と固い絆で結ばれ、異国に旅立った彼を故郷から見守っていた早苗に至っては 感極まって思わず泣き出してしまう始末であった。 石崎「で、片桐さんは今日はその報告にきたんですか?」 片桐「いや…本来の用事は別だ。実はな…」 片桐は慣れた手つきで胸ポケットからタバコを取り出し火をつける。 そして一度煙を大きく吐き出してから、話を続けた。 片桐「実は、森崎がいまお世話になっているアカネイアというチームが、大規模な親善試合を開くことになってな」 中山「森崎のチーム!?彼は今元気なんでしょうか?」 片桐「ああ。先日日向や松山が彼のチームと対戦してな。我々の世代では 屈指の名キーパーに育っているそうだよ」 中山「そうですか…そうか、森崎、お前もがんばっているんだな…!」 片桐「話を戻すぞ。その大会に、翼が所属していたサンパウロFCが招待されることに決まった。 だが、日本選手のいないクラブチームをわざわざ戦わせてもなんの実も結ばない」 岬「日本のサッカーの将来性を考えれば、まぁそうなりますね」
[142]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/07/08(木) 22:52:31 ID:??? 片桐「そこで、彼に変わる人材が急遽必要になった。 といっても、ただの穴埋めを選ぶために君たちを訪ねてきたわけではない。 これは新たな海外組みを選ぶための選考試合でもあるのだよ」 新田「! そ、それってつまり…!」 片桐「そういうことだ。私としては、岬、中山。君たち二人を是非とも招待したいところなのだが…いかがだろうか?」 だが片桐の思惑とは違い、岬も中山もこの提案を蹴った。 理由としては、岬はいま夏の選手権を前にしてチームを離れるわけには行かないと道徳的な返事をし、 中山は、中学生時代に受けた傷の後遺症が完璧に癒えるまでは海外に挑戦する自信は無いと言う。 岬「片桐さん。代わりといってはなんですが、僕たちが推薦をしてもよろしいでしょうか?」 片桐「君たちの意見は尊重しよう。誰を推薦するんだい?」 その結果選ばれたのが、入学と同時にFWのレギュラーを獲得し、岬に次ぐ得点力を身につけた新田。 そしてブロックに関しては中山以上の才能と実力を秘めている石崎の二人であった。 岬「(しかし…今の日本サッカー協会の成長はのくの予想の範疇を圧倒的に越えている。 これでは日本のサッカーを裏から支配するという僕の野望どころではない。 むしろ、このままでは日本のサッカーが世界のサッカーになりえるかもしれない現状だ)」 岬が自分が遠征に参加しなかったのにはもう一つの理由があった。 この一年で自分のシュート技術を徹底的に叩き込み、自身の右腕として従えた新田をテスターとして潜り込ませたかったのである。 果たして日本のサッカーのレベルは、いま世界と比べてどれほどまで成長しているのかどうかを。 それと同時に、自分もまた海外サッカーへと返り咲くことが出来るかを見極めようとしていたのである。 岬「(彼がもし森崎や日向、松山相手にある程度の実績を残せるのだとしたら… 僕もうかうかしてられない。日本サッカーを牛耳るためには、世界に出ないわけには行かなくなる。 願わくば…新田。全く結果を残せず傷心状態で帰って来るんだよ。またたっぷりと鍛えなおしてあげるから。…くすっ)」
[143]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/07/08(木) 22:53:38 ID:??? だが、岬の思惑は残念ながら外れることになる。 それだけ、日本と世界のサッカーのレベル差が縮まってきているのだ。 つまり、今の日本はサッカー後進国などではなく、強豪国と名乗っても良いレベルとなってしまったのである。 新田「(このチーム…サンパウロと合流して俺は確信した!南米ナンバーワンと謳われているこのチームでさえ 南葛高校のみんなといい勝負…いや、得点力に関しては確実に勝っている! 森崎さん、安心してください。あなたを失望させるような弱いシュートは…絶対にもう撃ちませんから!)」 自分も翼さんや若林さんに続く。海外で絶対にプロになる。 そのために、この大会で必ず勝ちのあるゴールをあげる。 日本を発つ日に誓ったこの言葉は、彼の努力の名のもとに達成されたのであった。 シ ュ ズ バ ア ッ ! ! 新田が高速で振りぬいた足から放たれたシュートは、目を丸くして一歩も動けないドーガの横をすり抜け、 そして自身満々に立ちふさがってきた森崎の股の間を抜けてアカネイアのゴールネットへと飛び込んだのである。 ドーガ「……え?」 森崎「……は?」 二人は狐につままれたかのようなぼんやりとした声を上げる。そしてその瞬間―― ピイイイィィィィィィイイイイイイイイッ!! アンナ「ゴ…ゴールゴールゴールゥ!ゴ〜〜〜〜〜〜〜ルッ! ここまで均衡していた試合がついに動いた!後半26分、サンパウロFCの 新田瞬君、同郷先輩である森崎君相手に値千金のゴールを奪いました〜〜〜!!」 ワアアアアアァァァァアアアァァァァアア!!!
[144]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/07/08(木) 22:54:40 ID:??? 片桐「(す、凄いぞ…!まさかここまで成長しているとは思わなかった…! やはり私の目に狂いはなかった。初めて彼のシュートを目にした瞬間に感じたあの閃き… 彼は、彼は間違いなく大空翼に匹敵する才能の持ち主だ!!)」 石崎「に、にった〜〜〜!!よくやったぞ!よく決めた〜〜〜!!ひゃっほう〜〜!」 まるで自分が決めたかのように声を大にして跳ね回り悦びを表す石崎。 腕を組み、ゴールポストに背中を預けていたレナートも、とりあえず形だけの祝福の拍手を送った。 バビントン「やった!やったよ!ありがとうニッタ〜〜!!」 多くのパスを阻まれ、苦労をした司令塔も最大級の笑顔で彼に駆け寄る。 アマラウ「だっはっはっは!お見事だぜカミカゼファルコン!」 ドトール「……見事だった。リードは1点あれば十分だ。あと5分、守りきって勝つぞ」 パワープレイヤーとして前線に上がり、得点までのパスを演出した二人も親指を立てながら彼の得点を祝った。 ジウ「ちっくしょ〜!先にもっていかれたか!でも、いいシュートだったぜ!」 マウリシオ「ま、まぁ雑魚って肩書きはとっぱらってやってもいいかな…? か、勘違いするなよ!俺はまだ完全にお前のことを認めたわけじゃないんだからなっ!」 ノリの良い仲間たちから乱暴な祝福を受け、もみくちゃにされながらも新田は 八重歯を見せながら嬉しそうに笑っていた。自分が得点をしただけではない。 このまま試合が終われば、この事実上の決勝点でMVPも間違いないからである。 新田「(やった…!やりましたよ、日本の皆!森崎さんを…世界の強敵相手に、俺のシュートは通用したんだ…! 間違っていない…間違っちゃいなかった!俺の信じ、突き進んできた道は!)」
[145]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/07/08(木) 22:56:47 ID:??? アカネイア0 − 1サンパウロ 後半26分 新田 ================== 歓喜に包まれるサンパウロ陣営とは対照的に、森崎をはじめアカネイア陣営は地獄のような雰囲気に包まれていた。 ここまで均衡してきた展開が崩れたことにより皆の緊張の糸が切れたのだろうか。 あるものはがっくりと肩を落として地面にうなだれ、あるものはもう負けたかのように顔を両手で覆い始める。 森崎「(お…俺が…新田に…新田ごときに……点を…奪われた……だ、と……?)」 目の焦点が定まらない。もしかすれば本人が気付かないうちに恥ずかしさと悔しさで涙を流していたのかもしれない。 それほどまでに、彼の受けたショックは大きかった。これまで確実に格下の選手と侮っていた新田からの失点。 彼がこの世界で築き上げてきた実力や誇り、全てを一瞬にして打ち砕かれたかのようであった。 森崎「(夢じゃない。これは現実…俺は、新田に点を取られた…そしてあと5分で、俺たちは…アカネイアは負ける)」 こうしている間にも、絶望へといざなうホイッスルが吹かれる瞬間は近づいている。 森崎は自軍のネットを盛大に揺らし、ゴールの中心で佇んでいるボールを拾うと… ============ ☆どうしますか? A「みんな諦めるな!まだ5分もある!顔を上げろ!(精一杯に鼓舞をする) B「さっさと試合を再開しろ!すぐに取り返してやるよ!(すぐに試合を再開するように言う) C「バーツ!もう迷っていられねぇ!『なだれ攻撃』を仕掛けるんだ!(バーツに渡しプリセットコマンドを使う) D「こうなったら、俺自身の手で同点弾を叩きだしてやる!(いちかばちかのオーバーラップだ!) E「…みんな、もういい。この試合は捨てるぞ(この試合を諦め、残り時間は適当に流す) F慌てず騒がずチームデータ変更 Gその他(好きなことをお書きください) 2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
[146]森崎名無しさん:2010/07/08(木) 22:57:35 ID:6SZn123U C
[147]森崎名無しさん:2010/07/08(木) 22:59:40 ID:c2ptft2s C
[148]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/07/08(木) 23:16:09 ID:??? >C「バーツ!もう迷っていられねぇ!『なだれ攻撃』を仕掛けるんだ!(バーツに渡しプリセットコマンドを使う) 森崎は一度額の汗を拭い、バーツに向かってボールを強く蹴り出し叫ぶ。 森崎「バーツ!!うかうかするな!すぐに再開しろ!『なだれ攻撃』ですぐに取り返すんだ! なぁに、5分あれば点は取れる!さぁ、みんな、いこうぜ!!」 バーツ「も、森崎…!そうだよな。試合終了の笛が吹かれるまでは…諦めん!」 マルス「バーツ、中盤の指揮は君に任せる。全員の力を結集させて絶対に点を取ろう!」 バーツもマルスも再び闘士の炎を燃やす。絶対に諦めない。 これまでの戦いでもサッカーでも、自分たちは決して諦めることはしてこなかったのだから。 ピィィィィィイイイッ!! アンナ「さぁ残りロスタイムを含めれば5分といったところでしょうか? アカネイア、最後の望みを込めて、バーツ君にボールを預けてキックオフです!」 バーツ「よし!みんなあがれ!!なだれ攻撃だ!!!」 ドドドドドドドドド…!! バーツの号令と同時に、アカネイア全てのフィールドプレイヤーが一斉に駆け上がる。 森崎もすぐにゴールに引き返せる位置ギリギリまでラインを上げ、最後方から指示を出す。 『なだれ攻撃』 ※全員のガッツが100消費されます。 ※ボールを奪われるまで全員のドリブル・パスに+2の補正がつきます。 ※ボールを奪われるまでこぼれ球によるフォローが必ず自軍のものとなます。 ※ボールを奪われた場合でも、一度だけすぐに数人でタックルで囲む判定になります。
[149]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/07/08(木) 23:17:43 ID:??? バーツ「(よし…さァいくぜ!!俺達の意地って奴を見せてやるよおォォ!!)」 ダッ!! 周囲の味方が全て上がったことを確認すると、バーツも気合を込めてドリブルを開始した。 ジウ「最後の悪あがき、全員攻撃かよ!」 マウリシオ「大人しく諦めとけよ、かっこ悪い」 バーツ「はん、ガキには分からんだろうよ。どんなにかっこ悪くてもな、 どんなに泥臭くてもな…途中で諦めて匙を投げる方が何万倍もかっこ悪いんだよ!うおおおおぉぉぉっ!!」 ============ 先着順【お一人様一行ずつ】(順番通りじゃない書き込みは無効)で バーツ→ !card+ ドリブル34+(なだれ攻撃+2)= ジウ→ !card+ タックル34+(人数補正+2)= マウリシオ→ !card+ タックル30+(人数補正+2)= !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します 【攻撃側】−【守備側】 ≧2→バーツが突破 =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に (マルスがフォロー)(ジュリアンがフォロー)(ミネルバがフォロー) ≦−2→サンパウロがボールを奪う。しかし…? 【補足・補正】 バーツのマークがダイヤ・ハートで『強引なドリブル』(吹っ飛び係数2)で+2 ジウのマークがダイヤで『鋭いタックル』で+1 その他は>>20を参照してください。
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0ch BBS 2007-01-24