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【アリティア】ファイアーモリブレム18【リーグ】
[680]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/13(金) 10:08:18 ID:??? >>678-679 乙ありがとうございます!この特訓が成功すれば、これからの試合への重要な武器に… ============ バーツの特訓→ ハート9→さらに強力な空中シュートを開発する カシムの特訓→ ハート6→さらに強力な空中シュートを開発する ※マークが同じなので、同時空中シュートの開発特訓になります。 バーツ「なぁカシム。マルス王子とシーダ姫のあの合体シュート、覚えているか?」 カシム「う、うん。同時に空中のボールを蹴って強力なブレ球を発生させるシュートだね」 息が合ったもの同士でしか扱えないこの高難度のシュート。 だが、正確にマスターできれば無駄な動きが少ない分少ない体力で放てる非常に リーズナブルな協力技の一つである。それがこの『ツインシュート』なのである。 バーツ「確かに空中戦は向こうに分があるかもしれない。 だが、こちらが仕掛ける人数を増やし、相手の判断を意図的に増やすことができれば…」 カシム「相手の動きを鈍らせ、得点できるかもしれない…そうだね?」 バーツ「今の俺とお前後からならきっと成功できるはずだ!じゃあ…いくぜ!」 カシム「うん!」 ダッ!
[681]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/13(金) 10:10:00 ID:??? まず二人は同時にボールを蹴る練習から始めることにした。 寸分狂い無く、ボールにインパクトを与えるためにはとにかく相手と呼吸を合わせることに気を置かなければならない。 これが双子だったり、本当に心から信頼しあっているコンビであれば 特に何も考えずとも最高のタイミングをたたき出すことができるのであろうが。 バーツ「(カシムよ。同じタリス出身の戦士として…お前の力を信じているぜ!)」 カシム「(バーツさん、僕一人の力はちっぽけなものだけれど…君と一緒ならきっと……!)」 バーツとカシム、ふたりはタリスアン!→ !card !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→『キラーインパクトツイン』(威力13 消費300 吹っ飛び補正2 怪我判定が一段階上がる)を習得し、二人に相互支援(1)が発生 ハート・スペード→『ツインシュート』(威力7 消費140)を習得し、相互支援(1)が発生 クラブ→特訓は失敗に終わる。だがバーツとカシムに相互支援(1)が発生 クラブ4〜A→特訓は失敗に終わり、さらに二人とも怪我をしてしまう JOKER→ダイヤ+ハート・スペードの効果に、さらに相互支援(2)発生
[682]森崎名無しさん:2010/08/13(金) 11:06:16 ID:??? バーツとカシム、ふたりはタリスアン!→ ダイヤ5
[683]森崎名無しさん:2010/08/13(金) 11:14:46 ID:??? ないすダイヤ!
[684]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/15(日) 19:26:45 ID:??? バーツとカシム、ふたりはタリスアン!→ ダイヤ5 >ダイヤ→『キラーインパクトツイン』(威力13 消費300 吹っ飛び補正2 怪我判定が一段階上がる)習得、二人に相互支援(1)が発生 ガコッ!ボテボテ… カシム「もう一度だ!」 ベコッ!ヒュロロロ…… バーツ「まだまだぁ!!」 ドムッ!ひゅーーーーー……ぽてっ。 カシム「…ダメだ。真っ直ぐにすら飛んでくれない……」 バーツ「なんでだよ!なんでうまくいかねぇんだよ!!」 二人の同時シュートの特訓は数はこなせどなかなかタイミングが合わなかった。 それもそのはず。二人の体格差はかなり大きく、足の長さも太さも当然違う。 同時に蹴るように心がけては見るものの、その体格差のずれが絶妙のインパクトを逃すというジレンマとなっていた。 カシム「…やっぱり駄目なのかなぁ」 まったく成功しない特訓の前に思わずぽつりと諦めの言葉を吐くカシム。 バーツは悔しそうに歯を軋ませるが、改善策は何も浮かんでこない。 バーツ「俺たちは体の大きさが違いすぎるんだ。マルス王子とシーダ姫は 背格好はそんなに離れているわけじゃないしな……」 カシム「誰かとタイミングを合わせることがこんなに難しいことだったなんて… タイミング……タイミング……ん?待てよ……?」
[685]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/15(日) 19:27:52 ID:??? 今までずっと二人は互いの呼吸に合わせることだけに気をとられ、 肝心の自分の絶好のシュートの呼吸を軽視していた。 カシムはバーツに合わせるために普段よりも速く、逆にバーツはカシムに合わせるために遅く足を振り上げている。 カシム「バーツさん!ちょっと試してみたいことが…」 バーツ「んあ?なんだよいきなり…」 カシムの言うことはこうである。同時に撃つシュートということに少し囚われすぎていたかもしれない。 単純に二人の得意な必殺シュートの威力を併せてみてはどうだろうと言うのである。 バーツ「つまり…打点の高い俺の『スタンインパクト』をお前の『キリングボレー』で さらに捉えて、威力を増幅させてみる…ってことなのか?」 カシム「うん。ブレ球みたいに相手を惑わせることは出来ないだろうけど… 一気にボールを加速させてシュートコースを変えれば、相手を翻弄することはできると思うんだ」 バーツ「よーし、やってみるか!俺のシュートに吹っ飛ばされるんじゃねぇぞカシム!」 カシム「うん!」 その後、王宮が賊討伐のために一時騒がしくなることにも全く気づかずに カシムとバーツは合体技の特訓に励むのである。 バーツ「うおおぉぉぉぉっ!行くぜカシムゥゥゥ!!」 バグオオオッ!! カシム「(この撃ち降ろされたボールを…射抜くように蹴り飛ばす!)」 バッ!クルッ……ズボゴォォォッ!!
[686]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/15(日) 19:29:23 ID:??? カシム「いけええぇぇぇぇっ!!」 ドバシャアガアシャアアアアンッ!! 練習用のゴールに見立てた鉄製の網が悲鳴をあげる。 大きく形を歪ませ、すっかり隙間が広がってしまったその網の姿がこのシュートの威力を裏付ける。 カシム「で…できた……」 バーツ「や、やったぜカシム…!これだ!これが俺達の新しい空中技だ!!」 カシム「うん!ありがとうバーツさん!君のおかげだよ!」 バーツ「馬鹿野郎!お前が開き直ってあんなことを言わなけりゃあ完成できなかったっての! なんにせよ、これで明日の試合の対策は立てられたってわけだな」 カシム「じゃあ、明日に備えてそろそろ休もう。せっかくの必殺技も 僕たちの体力が無いと宝の持ち腐れになっちゃうからね」 こうして二人のタリスの戦士は深夜の特訓にて強力な新たな武器を手に入れたのであった。 ※バーツとカシムが『キラーインパクトツイン』を習得しました。 ※イメージ的にはツインシュートというよりは空中でのブースターシュートと言った方がいいかもしれません。 ※カシムとバーツに相互支援(1)が発生しました! 翌日。二日目のアリティアカップも前日に負けず劣らず心地よい春の日差しに恵まれた。 第一試合目のアカネイア対マンチェスター戦を観戦するために 今日もアリティア中の国民がこぞって王宮の中庭に特設されたスタジアムに訪れる。
[687]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/15(日) 19:30:24 ID:??? 観客「昨日は惜しいところまでいったのに負けちまったからな〜」 「今日はなんとしてでも勝って貰うためにしっかりと応援しないとな!」 「へへ…こんなこともあろうかと昨日徹夜で横断幕を作ってきたんだぜ!」 そんな熱烈なサポーターたちを、サンパウロの引率者である片桐と ヒューガーの監督代理を任されているモロドフが観客席の端のほうで眺めていた。 片桐「なんというか…優しい国民ですね。あの敗戦後も決して選手たちを詰ることなく 暖かい拍手で健闘を湛えていた…羨ましいですね」 モロドフ「まだ我々の国ではサッカーはあくまで親睦を深めるオリエンテーションにしかすぎないのでしょう。 もとよりアリティアの民は戦いを嫌うものが多い大らかで豊かな国です。 あなた方の世界ではこのサッカーが…ときには国同士の争いの代理にもなるそうですな?」 片桐「確かにそう言うケースも無くは無いですね。ただ…やはり実際の戦争に比べれば」 モロドフ「森崎殿のことなら、ご心配なされるな。彼はこちらの世界でも問題なくやっておりますゆえ」 片桐の気がかりの一つは、今この大陸で暗黒戦争と呼ばれている紛争のことだ。 何者かによる森崎の能力減少を避けるためとは言え、 こんな危険な世界に彼を送り出したことを少なからず後悔していたのである。 片桐「…あなたがそう言うのならば、私としてはあなたに任せるしかありませんね。 森崎は将来の全日本代表には決して欠かせない人物。くれぐれも宜しく頼みます」 モロドフ「うむ。…ところで、私のことについてだが…」 片桐「はい。分かっていますよ。あなたの正体についてはこれ以上言及はしません。 森崎たちや他の選手たちにも気づかれないよう心がけます。ご安心を」 モロドフ「……それを聞いて安心した。わしはモロドフ。 アリティアの重臣モロドフ。それ以外の何者でもないのだからね…」
[688]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/15(日) 19:31:58 ID:??? 口元に蓄えた立派な白い髭を擦り、何かを懐かしむような寂しげな視線をモロドフは地面に向ける。 それを察したのか、片桐は口調を少し明るくして違う話題を切り出した。 片桐「………そういえば、今日向こうで書類整理を終えた妹が来る予定なのですが」 モロドフ「ん?ああ、そうか。たしか彼女は今サンパウロの専属のスタッフだったな。 書類整理…ということは、いよいよ正式にあの二人を?」 片桐「はい。昨日の試合で新田と石崎共にサンパウロにてさらに力を伸ばすべきだと 協会の方からも了解を得ることが出来ました。今日の午後にも私の仕事を引き継ぎ、合流する予定と成っております。 …次は三杉の移籍先へと挨拶回りに向かわなくてはいけなくなりましたからね」 モロドフ「フッ…そうか。だが、嬉しい限りじゃないか。これでまたひとつニホンのサッカーはレベルアップしたのだから」 片桐「しかし、どうしても分かりません。どうしてあなたが日本の選手の強化に ここまで惜しみなく協力してくれるのか…もちろん私にとっては非常にありがたいことなのですが」 モロドフ「…時がくればいずれ話す。それまで君は日本のサッカーのレベルアップに励んでくれたまえ」 片桐「…分かりました。それでは、いずれまた」 スッ… 片桐は一つ深くモロドフに礼をすると、観客席を後にする。 一人残されたモロドフは、再びアカネイアの応援に燃える民衆たちに眼を向けるのだった。 モロドフ「さて…マルス王子。そして森崎殿。お二方の真の力…拝見させていただきますぞ?」
[689]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/15(日) 19:33:12 ID:??? アンナ「さァ!熱戦続くアリティアカップも二日目に突入いたしました! 本日も実況は秘密の店の看板娘ことアンナが担当いたしますね〜♪ そして本日はなんと!解説には我らが宗主国のアカネイアプリンセス! ニーナ王女に担当してもらうことになりました!私、隣にて非常に緊張しております!」 ニーナ「あまり面白いことは語れないかもしれませんが…どうかよろしくお願いしますね」 アンナ「本日一試合目のアカネイアとマンチェスターの選手たちは すでにロッカールームへと入り作戦会議に身を投じておるようですが… ニーナ様、さっそくですが今日のこの試合、いったいどのような展開に成ると予想されますか?」 ニーナ「両チーム共によくまとまった素晴らしいチームだと思います。 お互いチームワークを武器にする戦術を得意としていると思いますが… それゆえに…戦況を左右するのはそれ以外の要素になると、予想します」 アンナ「なるほど…チームワーク以外の要素が勝敗のカギになると! それがいったいなんなのかは、試合が始まってからのお楽しみということですね。 それでは会場の皆様、試合開始までもうしばらくお待ちください!」
[690]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/15(日) 19:34:59 ID:??? 〜アカネイア同盟軍〜 森崎「よし、みんなきけ。まずはこれを見て欲しい。これが今日対戦するマンチェスターのメンバー表だ」 ・マンチェスター(オーソドックス/4-3-3/指揮レベル10) Jディーン 480/620 +11 ロリマー(1)リッキー(1) 軽症治療済み(-1) I松山 120/780 +16 カルツ(1)早田(2)ロブソン(1)ロリマー(1)シューマッハ(1) Hロリマー 260/640 +14 ディーン(1)リッキー(1)ロブソン(1)松山(1) Gカルツ 280/680 +11 松山(1)早田(1) 軽症治療済み(-1) Fリッキー 290/600 +12 ロリマー(1)ディーン(1) Eパオラ 370/560 +11 カチュア(1) Dボア 100/440 +10 Cロブソン 510/700 +14 ロリマー(1)松山(1)早田(1)シューマッハ(1) Bミディア 290/460 +10 A早田 280/720 +14 松山(2)カルツ(1)ロブソン(1) @シューマッハ520/700 +12 松山(1)ロブソン(1) ============ Kマジ 440/440 +10 Lカチュア 420/420 +11 パオラ(1) Mリカード 400/400 +10 Nビラク 460/460 +10 森崎「マンチェスターは松山を中心にチームワークに優れているチームだ。 豊富な指揮力と戦術眼を武器に、巧みに勝負を仕掛けてくる」 アベル「昨日言った強力なDF陣とGKのシューマッハも要注意だな」 マルス「得点を奪うのはかなりの至難の業だ…頑張らないとね」 バーツ「へへ…王子、心配いらねぇよ。俺たちに任せておきな!なァカシム!」 カシム「うん!バーツさんと僕の力で絶対に点を取って見せるよ!」
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0ch BBS 2007-01-24