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【アリティア】ファイアーモリブレム18【リーグ】
[981]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/21(土) 22:21:57 ID:??? 森崎「……だ」 もう、ジュリアンが何を言おうとしているのか森崎には分からなかった。 何も言われたくなかった。信頼していた彼だからこそ、自分の不甲斐なさの所為で嫌われたくなかったのだ。 あの頃の惨めな自分に戻るのか。誰からも信用されない笊キーパーとして、後ろ指をさされるのか。 そんなのはいやだ。いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ 森崎「いやだ……いやだああああぁぁぁぁっ!!!」 ジュリアン「!?」 アベル「森崎!?」 マルス「森崎…?」 カシム「森崎君……?」 控え室内に木霊する森崎の絶叫に、驚いたようにマルスたちが森崎の方を振り向く。 突然のことにジュリアンは目を点にして、森崎を宥めるようにもう一度さっき言った言葉を繰り返す。 ジュリアン「お、おいおい…落ち着けよ森崎。さっきも言ったように、もう俺たちは点を取るしかないんだろ? だったらお前も前に出るべきだ。フィールダーとしてな。 俺も大会前にちょっとばかしセービングの練習したからさ。だから俺にゴールを任せてくれよ。な?」 改めてジュリアンの言葉の意図を認識すると、森崎は少しだけ落ち着いて我に返った。 森崎「…あ、ああ。そういうことか…うん、一応頭に入れておくよ……」 ジュリアン「しっかりしてくれよ森崎。お前がしっかりしてくれなきゃこのチームは成り立たないんだぜ?」 最後にバシッと森崎の肩を叩くと、ジュリアンは久々のフィールダーとして 出場するレナの準備を手伝いに向かった。
[982]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/21(土) 22:23:38 ID:??? 森崎「(本当に…………そう思っているのか?俺は本当に必要とされているのか…?)」 今にも消え入ってしまいそうな森崎の呟きはジュリアンの耳には入らなかった。 それが良かったのか悪かったのかは分からない。でも、いま確かに森崎有三は どれだけ崩されても泉のように湧き上がってきた自信をいよいよ失いかけていたのだった。 ※森崎の性格が、原作寄りのやや弱気な性格に矯正されそうになりました。 ※このままさらに失点を重ねると、不敵で精神力が強い森崎ではなくなってしまいます。 ☆ハーフタイムの行動(残り0回) Aフォーメーション変更 Bポジジョン変更 Cメンバー変更(残り1人) D後半戦を開始する ※A〜Cは行動回数を消費しません 2票集まった時点で確定です。 ageでお願いします。sageではカウントできません
[983]森崎名無しさん:2010/08/21(土) 22:32:19 ID:0HWFKAAU D
[984]森崎名無しさん:2010/08/21(土) 22:45:23 ID:OWq8AIcY D
[985]森崎名無しさん:2010/08/21(土) 22:48:19 ID:CPG+8OFo D ガーネフかメディウスの祟りでもあるんじゃないか、みたいなレベルになってますね〜 お秡いを受けた方が良いようなw
[986]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/22(日) 20:28:03 ID:??? >>985 最近森崎関連のイベントでクラブが頻繁に引かれますね… とりあえず失点をしなければそこまで悪影響は出ないので、後半の彼の頑張りに期待しましょう。 ============ >D後半戦を開始する 後半戦を始めるのあたって、恒例の号令をかける準備に入る森崎。 だが、先ほどのジュリアンの言葉が彼の心に影を落としていた。 森崎「(…ここまで築き上げてきた仲間からの信用を、失うわけには…いや、失いたくない!)」 この世界に訪れたときに運命的な出会いを果たし、騎士団内で一番分かり合えている存在であるアベル。 何故か惹きつけられる不思議な笑顔で、どんなミスを使用とも自分を信じ、支えてやると誓ってくれたマルス。 戦闘や試合を通して、今では絶対にいなくてはならない大事な相棒となったカシム。 このアカネイア同盟の仲間たちは呆れるくらいのお人よしの集団だった。 これまでのサッカー人生、誰かを引き摺り下ろしてのし上がって生きてきた 森崎の氷のような頑なな心を知らず知らずに溶かしてくれた、今ではかけがえの無い仲間たち。 これ以上彼らの信頼を失いたくない。そのためには確かな実力を示すしかない。 本来ならば他に何かやりようがあるのかもしれないが、サッカー一筋で生きてきた森崎はこの方法しか知らなかったのだ。 森崎「(俺は…もうあんな底辺で這いずるような惨めな選手には絶対に戻りたくないんだ!だから…!)」
[987]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/22(日) 20:29:11 ID:??? ☆号令! Aドリブル主体でガンガン攻めていけ! Bパス主体で堅実に攻めていくぞ! Cしっかりと守備を敷いてカウンターを狙っていくぞ! Dバーツ、機会があれば『なだれ攻撃』を狙っていけ! Eマルス、機会があれば『カット&ラン』を狙っていけ! F何が何でも、どんな手段を使ってでも絶対に勝つぞ!俺たちにはもう敗北は許されないんだ! G…肩の力を抜いていこう。最後までサッカーを楽しむことを忘れるなよ? H俺はもう1点も許さない。だからみんな!なんとしてでも後半で3点を奪ってくれ! Iその他(好きな言動、行動、作戦などをお書きください) 2票集まった時点で確定です。 ageでお願いします。sageではカウントできません
[988]森崎名無しさん:2010/08/22(日) 20:48:21 ID:8zRRJt22 H
[989]森崎名無しさん:2010/08/22(日) 21:18:05 ID:wvUpmTQw H
[990]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/22(日) 21:52:17 ID:??? >H俺はもう1点も許さない。だからみんな!なんとしてでも後半で3点を奪ってくれ! 森崎はこの胸を締め付ける不愉快極まりない動揺を自分自身に絶対に失敗できないという枷を嵌めて押さえつけることにした。 それと同時に、3点という本来ならば到底成し遂げることは難しい得点を取ってくれることを心から頼み込んだ。 バーツ「俺様が速攻で決めてくるからよ。だからお前はどっしりと最後尾で構えてな!」 カシム「僕たちが、絶対に追いついて追い越して見せるからね!」 シーダ「森崎君ならきっと大丈夫。私、信じていますから!」 FWの三人はそれぞれの言葉で森崎の思いに応え、 マルス「アリティアの王子として、このまま民たちの前で無様な戦いを続けるわけにはいかないからね」 アベル「……自信があるというわけではないが、俺に出来ることは全力で臨もう」 レナ「どうかこのチームに神のご加護があらんことを…!」 サムソン「もはや後退は許されぬ状況。面白い。逆境を乗り越えてこそ勇士の証明だ」 MFの四人は森崎の決意に同調するように気合を入れる。 マリク「魔法ブーストが必要なときはすぐに声をかけてね。 大丈夫。君の足りないところは僕が必ずフォローするから」 トムス「ゴールはお主一人で守っているのではない。そのこと、決して忘れるな」 ミシェラン「最後に勝ってりゃ俺はなんの文句はねぇよ。さァ、行こうぜ森崎!」 DFの三人は、森崎と共にゴールを守りきると力強く誓ってくれた。 もう何も迷うことは無い。彼らと共に、自分に残された道は、この試練を乗り越えていくだけなのだから。
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0ch BBS 2007-01-24