【郷土愛は】幻想のポイズン39【死なず】

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[532]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2010/07/29(木) 19:46:39 ID:??? 
これに対して疑問を抱いたのは、リグルやメディスンといった者達。
反町の実力を知る彼女達は、その反町の古巣であるチームに自分達で敵うのかと。
果たして反町の言うように幻想郷のレベルの凄さというものを見せ付ける事が出来るのかと考えるのだが……。
反町はそれに対して慌てる事もなく、詳しく説明を始める。

反町「えーっと……皆、紅魔スカーレットムーンズにいる三杉を知ってるだろ？」
にとり「あー……そういえばあの人間も、反町の昔のチームのチームメイトだったんだよね」
反町「うん。　で、その三杉は……この幻想郷に来た当初、大した実力は無い選手と見られてただろ？」
レティ「まあ、人間としてはやる方だけれど……トップレベルには程遠かったわね」
反町「でも、三杉は俺達のいたチームの中では郡を抜いたエース級の選手だったんだ」
リグル「え、そうなの？」

幻想郷にいる外の世界の実力者を例に取り、あれが外の世界の最高レベルの選手だと説明をする反町。
それに対して一同は驚いた様子を見せつつも……そういえば、この幻想郷に来た当初の反町もまた。
似たような……というより、むしろ三杉よりも更にレベルが低かったような気がすると生え抜きの選手達は思い始め。
外の世界のサッカーレベルに対して、ある程度の納得を示す。

静葉「そういえば一樹君も今でこそ超人的なキック力を持つけど……」
穣子「昔はロングシュート打って、メルラン辺りにブロックされてたし……」
反町「うん、つまりは……外の世界のレベルっていうのは、その程度のものって事なんだ。
　　　だから、俺達はその外の世界の選手達に幻想郷の力をまず見せる必要がある……らしい」
にとり「なるほどねぇ……。　ま、確かに戦うならどうせなら強いチームとの方が面白いだろうし。
　　　　発破をかけてやる気を出させる必要はあるかな……」
幽香（とすると、キャプテンが前に言っていた日向小次郎とかいうのも大した事が無いって事かしら？
　　　……ま、今後に期待する為にうんと痛めつけておいてあげましょうか）
ヒューイ「……でも、人間はいいの？」
反町「ん？」
ヒューイ「だって昔いたチームと戦うんだよ？　友達とかと、戦うんだよ？」
穣子「そうねぇ……それに、その話を信じるなら……。　下手すりゃ恨まれるかもしれないけど……」
反町「………………」

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0ch BBS 2007-01-24