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【郷土愛は】幻想のポイズン39【死なず】
[687]森崎名無しさん:2010/08/02(月) 21:10:08 ID:ge9l6kfA D
[688]森崎名無しさん:2010/08/02(月) 21:21:54 ID:IkMMepO2 D
[689]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/02(月) 21:54:58 ID:??? >D.全幻想郷代表の話をしてみようかな ======================================================== 反町「そういえば……明日にはいよいよ全幻想郷への召集メンバーが発表されるんだよな」 にとり「ああ、そういやそうだったね。 いやぁ、なんというか……ドキドキもんだよね!」 穣子「こういった召集なんて今までされた事無いしね」 ヒューイ「選ばれるかなー?」 にとり「お前さんの活躍具合なら十分選ばれるだろうさ!」 この日最後になるであろう会話に、反町が選んだ題目は今大会が終わったあと。 世界に挑戦をする為に、幻想郷中のサッカー選手を集める――全幻想郷代表についての話。 反町にとって幸運だったのは、この中に恐らくは選出に漏れるだろう選手が一人としていなかった事。 反町が話を振ると、すぐさま三者が三様に思いのたけをぶちまけ……不安と期待の篭った笑みを見せ始める。 にとり(妖精1も今大会じゃ活躍してたからね……選ばれない筈は無い。 ただでさえDFの数は決して多く無いんだからね……) 穣子(ただ、それでも激戦区になりそうなのは変わりないのよねぇ……。 ……もっとも、FWの反町よりかはだいぶマシなのは変わりないんだけど) ヒューイ(サンタナは……選ばれないのかなぁ? この大会、一度も試合に出なかったし……) 反町「そういえば……他の国に回される派遣選手って誰が選ばれるんだろうな?」 にとり「さてねぇ? 橙あたりなら知ってたかもしれないけど……。 ま、妥当なトコだと各勢力のトップ選手とかは回されたりするんじゃない? というかそうあって欲しいや」 穣子「ただでさえスタメン取るのが厳しそうな所に、レミリア=スカーレットやら八意永琳が出てきたら困るもんね」 反町「その二人はFWとMFだろ? DFとボランチの3人には関係ないんじゃ……」 にとり「何言ってんだい! レミリアも永琳も下手なDFより守備上手いんだよ!?」 反町「……そういえばそうか」 穣子「ま、そいつらが選ばれなくてもかなり厳しい事にはなりそうだけどね……。 ただでさえ25人。 そん中から11人に選ばれるって事は、半分以上の奴を出し抜かなきゃいけないって事なんだし」 反町「そうだな……」
[690]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/02(月) 21:56:07 ID:??? よくよく考えてみれば、全日本Jrユース時代の時よりも更にレギュラー争いが熾烈だという事。 反町は不安に押し潰されそうになりながら小さくため息を吐きつつ……顎に手を当てて考える。 反町(25人……最悪GKが3人選ばれるとしても……。 残った22人をFW・MF・DFを3分割すれば大体7、8人? ……普通試合で起用されるFWは2人……多くて3人。 下手したら1人だ。 7人の中からスタメンの2人になるのは……かなり厳しそうだなぁ。 なんだか全日本Jrユース時代を思い出して泣けてきたぞ……) にとり「……どうしたの、反町?」 反町「う……い、いや、なんでもない……」 思わず弱気になる心を懸命に奮い立たせながら、反町は首を横に振り……。 それでも、何とかスタメンFWの座は確保をしてみせると改めて決意。 全日本と――日向や三杉と戦う為にも、そもそもスタメンの座は奪わなければ戦う事すら出来ない。 今の自分は全日本時代の弱かった自分ではないのだと言い聞かせ……。 それを見ながら3人は首を傾げつつ、改めて全幻想郷代表について話し始めるのだが……。 先着1名様で、 全幻想郷について→!card= !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 マークによって下記の表に従い分岐します。 JOKER→にとり「ふっふっふ、実は既にここに召集されるメンバーが書かれた紙が……」 河童それどこで手に入れた!? ダイヤ→にとり「魔理沙と轡を並べて戦えるのは楽しみだねぇ〜」 各々のキャプテン候補への好感度が判明 ハート→穣子「しっかし、どんな奴と同じチームになるのかしらね」 各勢力の全幻想郷に選ばれるだろう一部の選手達が判明 スペード→ヒューイ「このチームから選ばれるのは誰なんだろ?」 オータムスカイズから選出される一部の選手が判明 クラブ→にとり「まあ全幻想郷に選ばれたら頑張ろうね!」 特にこれといった情報は無いです
[691]森崎名無しさん:2010/08/02(月) 21:56:39 ID:??? 全幻想郷について→ ハート10 =
[692]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/02(月) 21:57:55 ID:??? 本日はひとまずここまで。続きは明日以降書かせていただきます。 それでは、お疲れ様でした〜。
[693]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 20:57:44 ID:??? >全幻想郷について→ ハート10 = 穣子「しっかし、どんな奴と同じチームになるのかしらね」 各勢力の全幻想郷に選ばれるだろう一部の選手達が判明 ============================================================================================= 穣子の言葉を皮切りに、果たしてどのような者達が全幻想郷に選ばれるのだろうかと予想を始める一同。 全幻想郷の代表に選ばれるのは――紫の言っていた選手兼コーチを含め、25名。 その前段階……合宿に召集を受けるのは30名なのだが……。 この幻想郷には数多のサッカー選手たちが集結しており、その30名に入るのも厳しいものである。 無論、この場にいる4名に関しては選ばれても当然と言える実力を持っているのだが……。 にとり「あと確実と言えるのは、魔理沙に霊夢、早苗……それに咲夜の4人かねぇ?」 反町「魔理沙さん達に関しては紫さんも匂わせるような発言をしてたけど……咲夜さんもか? さっきのにとり達の話の通り、レミリアさん達がどこかに派遣されるんならそれについていくんじゃ?」 にとり「だって、多分チームの中心になるのは霊夢や魔理沙、早苗だろう? それならそこに咲夜がいる方が自然だよ。 同じ人間組的に考えても」 穣子「ま、それが妥当でしょうね。 ……あいつが来るとなると、いよいよもってボランチは激戦区だけど」 ヒューイ(あのメイドさんシュートもドリブルも出来るもんなぁ……) まずにとりがほぼ確実に全幻想郷に召集されるだろうと言ったのは、紅魔館のメイド長――十六夜咲夜。 確かに彼女ならば実力的にも申し分無い程のものを持っており。 更にはチームの中心となるであろう霊夢達とも対等と呼べる存在。 ならば選ばれない方がまず無いだろう、とにとりはコクコク頷きながら持論を語る。
[694]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 20:58:45 ID:??? 反町(うーん……確かに咲夜さんが味方になってくれるなら心強い。 オールスター戦ではあのレミリアさんのシュートを止めてたんだし……守備に関してはほぼパーフェクトだしな) 穣子「他に選ばれるとしたら……やっぱ今大会に出てる連中は殆ど選ばれるでしょうね。 一応準決勝までは進んだんだし、騒霊楽団の連中とかさ」 にとり「選ばれるトコまでは行くだろうけど、その後の篩いで残れるかはちょっと疑問だねぇ……。 騒霊楽団でのあの3人のトリオプレイは大したもんだけど、 全幻想郷になると3人の同時起用なんてほぼ無いだろうし」 穣子「そっか……でも、出来るなら一緒にプレイしてみたいんだけどね」 反町(ルナサさんたちか……確かに、タレントが豊富になるだろう全幻想郷じゃ……。 ちょっと小粒な印象は否めないし、折角のトリオプレイも活かせないだろうしな) 穣子の言うように、今大会に出たチームの選手達の殆どは招集を受け。 その中には騒霊楽団の騒霊三姉妹も当然含まれるだろうが……。 しかし、その3人が同時に起用されるという機会は全幻想郷では殆ど生まれる事が無いだろうし。 そうなれば当然、3姉妹それぞれの最大の長所というものが潰れてしまう。 召集を受けても合宿でそれぞれが大幅なレベルアップをしなければ、まず25人に残る事は出来ないだろうとにとりが言うと。 穣子は残念そうな表情を浮かべ……ヒューイもどことなく、落ち込みを見せる。 ヒューイ(3人一緒は無理かー……。 サンタナ、やっぱり選ばれないのかな……?) 反町「他には誰が選ばれるだろ? パルスィ辺りはかなり濃厚だと思うけど……」 にとり「怪我が心配だけどね。 まあ、あのドリブルは全幻想郷の中でも多分トップレベルだろうし堅いんじゃない? 妖夢辺りも選ばれそうだ。 俊足でサイドを駆け上がれるFWは反町や魔理沙と競合しないしね」 反町「でもそのポジションは文さんも被るだろ?」 にとり「そうだけど……文様は実力も妖夢以上に高いから、まず派遣選手の一員になると思うけどね。 っていうかそうあって欲しい……」 反町(切実だなぁ……しかし、パルスィはやっぱり選出される可能性が高いか。 楽しみになってきたけど……妖夢が本当に選ばれるとすれば、橙はどうなるんだ?)
[695]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 20:59:50 ID:??? オータムスカイズのサイドアタッカーとして、長きに渡って活躍を続けている橙。 その俊足を活かしたサイドアタックはもはやオータムスカイズの黄金パターンとなっているのだが……。 しかし、彼女の場合は致命的な点として守備力の大きな欠如というものが上げられる。 このオータムスカイズでは唯一と呼べる俊足な為にサイドアタックを一任されてはいるが……。 反町(もしも妖夢が来たら、ポジション取られるぞ……?) 橙に比べて決定力には欠けるものの、守備力はそこそこある妖夢。 彼女がもしも全幻想郷に選出をされるのならば橙のポジション争いは絶望的だと考えつつ……。 その後も一同はああでもないこうでもない、と好き勝手に予想を続け。 こうやって反町一樹ら、オータムスカイズの初めての一泊旅行の夜は更けてゆくのだった。
[696]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 21:00:54 ID:??? 〜魔法の森 霧雨魔法店〜 ガサガサガサ 魔理沙「く、くそっ! 無い……! どこだ、どこだ……!?」 魔法の森の奥深くに建つ、霧雨魔法店。 その家主である普通の魔法使い――霧雨魔理沙は、この夜。 がらくた(当人曰く、価値のあるマジックアイテムや本)の山を掻き分け一冊のノートを探そうとしていた。 昨日の試合の終了後――かつて一度は対峙し、また、共に戦った事もある戦友。 そして、今度は再び敵として立ち塞がると宣言をした――博麗靈夢が去り際に放った一言。 『ノートの52P』 魔理沙(魅魔様がくれたノート……! くそっ、どこにやっちまったんだ!?) 通常の3倍の重さのあるブラックボールと同時に靈夢から渡されたその言葉が何を意味するか――。 何のノートの52Pと言いたいのか、それは魔理沙にもすぐに理解が出来た。 かつて師事を仰ぎ、魔法とサッカーのイロハを全て教えてもらった師匠。 恩師魅魔が魔法使いとサッカーに対する姿勢や技術、考え方などを全て記し魔理沙に託した「魅魔ノート」。 魅魔が今の魔理沙に言いたい事は、そこに書かれているのだと考えながら家中を引っ掻き回して探し出すのだが……。 山ほどにガラクタが積まれた家の中から一冊のノートを探す事は難しく。 苛々した魔理沙は舌打ちをしながら手近にあった椅子を強かに蹴り、畜生と喚く。 魔理沙(貰った時は何度も何度も読み返した……! 魔法の使い方も何もかも、頭に叩き込んだ! 暗記するくらい読んだってのに……52Pに何がかかれてたか全然思い出せねぇ!)
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0ch BBS 2007-01-24