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【郷土愛は】幻想のポイズン39【死なず】
[691]森崎名無しさん:2010/08/02(月) 21:56:39 ID:??? 全幻想郷について→ ハート10 =
[692]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/02(月) 21:57:55 ID:??? 本日はひとまずここまで。続きは明日以降書かせていただきます。 それでは、お疲れ様でした〜。
[693]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 20:57:44 ID:??? >全幻想郷について→ ハート10 = 穣子「しっかし、どんな奴と同じチームになるのかしらね」 各勢力の全幻想郷に選ばれるだろう一部の選手達が判明 ============================================================================================= 穣子の言葉を皮切りに、果たしてどのような者達が全幻想郷に選ばれるのだろうかと予想を始める一同。 全幻想郷の代表に選ばれるのは――紫の言っていた選手兼コーチを含め、25名。 その前段階……合宿に召集を受けるのは30名なのだが……。 この幻想郷には数多のサッカー選手たちが集結しており、その30名に入るのも厳しいものである。 無論、この場にいる4名に関しては選ばれても当然と言える実力を持っているのだが……。 にとり「あと確実と言えるのは、魔理沙に霊夢、早苗……それに咲夜の4人かねぇ?」 反町「魔理沙さん達に関しては紫さんも匂わせるような発言をしてたけど……咲夜さんもか? さっきのにとり達の話の通り、レミリアさん達がどこかに派遣されるんならそれについていくんじゃ?」 にとり「だって、多分チームの中心になるのは霊夢や魔理沙、早苗だろう? それならそこに咲夜がいる方が自然だよ。 同じ人間組的に考えても」 穣子「ま、それが妥当でしょうね。 ……あいつが来るとなると、いよいよもってボランチは激戦区だけど」 ヒューイ(あのメイドさんシュートもドリブルも出来るもんなぁ……) まずにとりがほぼ確実に全幻想郷に召集されるだろうと言ったのは、紅魔館のメイド長――十六夜咲夜。 確かに彼女ならば実力的にも申し分無い程のものを持っており。 更にはチームの中心となるであろう霊夢達とも対等と呼べる存在。 ならば選ばれない方がまず無いだろう、とにとりはコクコク頷きながら持論を語る。
[694]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 20:58:45 ID:??? 反町(うーん……確かに咲夜さんが味方になってくれるなら心強い。 オールスター戦ではあのレミリアさんのシュートを止めてたんだし……守備に関してはほぼパーフェクトだしな) 穣子「他に選ばれるとしたら……やっぱ今大会に出てる連中は殆ど選ばれるでしょうね。 一応準決勝までは進んだんだし、騒霊楽団の連中とかさ」 にとり「選ばれるトコまでは行くだろうけど、その後の篩いで残れるかはちょっと疑問だねぇ……。 騒霊楽団でのあの3人のトリオプレイは大したもんだけど、 全幻想郷になると3人の同時起用なんてほぼ無いだろうし」 穣子「そっか……でも、出来るなら一緒にプレイしてみたいんだけどね」 反町(ルナサさんたちか……確かに、タレントが豊富になるだろう全幻想郷じゃ……。 ちょっと小粒な印象は否めないし、折角のトリオプレイも活かせないだろうしな) 穣子の言うように、今大会に出たチームの選手達の殆どは招集を受け。 その中には騒霊楽団の騒霊三姉妹も当然含まれるだろうが……。 しかし、その3人が同時に起用されるという機会は全幻想郷では殆ど生まれる事が無いだろうし。 そうなれば当然、3姉妹それぞれの最大の長所というものが潰れてしまう。 召集を受けても合宿でそれぞれが大幅なレベルアップをしなければ、まず25人に残る事は出来ないだろうとにとりが言うと。 穣子は残念そうな表情を浮かべ……ヒューイもどことなく、落ち込みを見せる。 ヒューイ(3人一緒は無理かー……。 サンタナ、やっぱり選ばれないのかな……?) 反町「他には誰が選ばれるだろ? パルスィ辺りはかなり濃厚だと思うけど……」 にとり「怪我が心配だけどね。 まあ、あのドリブルは全幻想郷の中でも多分トップレベルだろうし堅いんじゃない? 妖夢辺りも選ばれそうだ。 俊足でサイドを駆け上がれるFWは反町や魔理沙と競合しないしね」 反町「でもそのポジションは文さんも被るだろ?」 にとり「そうだけど……文様は実力も妖夢以上に高いから、まず派遣選手の一員になると思うけどね。 っていうかそうあって欲しい……」 反町(切実だなぁ……しかし、パルスィはやっぱり選出される可能性が高いか。 楽しみになってきたけど……妖夢が本当に選ばれるとすれば、橙はどうなるんだ?)
[695]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 20:59:50 ID:??? オータムスカイズのサイドアタッカーとして、長きに渡って活躍を続けている橙。 その俊足を活かしたサイドアタックはもはやオータムスカイズの黄金パターンとなっているのだが……。 しかし、彼女の場合は致命的な点として守備力の大きな欠如というものが上げられる。 このオータムスカイズでは唯一と呼べる俊足な為にサイドアタックを一任されてはいるが……。 反町(もしも妖夢が来たら、ポジション取られるぞ……?) 橙に比べて決定力には欠けるものの、守備力はそこそこある妖夢。 彼女がもしも全幻想郷に選出をされるのならば橙のポジション争いは絶望的だと考えつつ……。 その後も一同はああでもないこうでもない、と好き勝手に予想を続け。 こうやって反町一樹ら、オータムスカイズの初めての一泊旅行の夜は更けてゆくのだった。
[696]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 21:00:54 ID:??? 〜魔法の森 霧雨魔法店〜 ガサガサガサ 魔理沙「く、くそっ! 無い……! どこだ、どこだ……!?」 魔法の森の奥深くに建つ、霧雨魔法店。 その家主である普通の魔法使い――霧雨魔理沙は、この夜。 がらくた(当人曰く、価値のあるマジックアイテムや本)の山を掻き分け一冊のノートを探そうとしていた。 昨日の試合の終了後――かつて一度は対峙し、また、共に戦った事もある戦友。 そして、今度は再び敵として立ち塞がると宣言をした――博麗靈夢が去り際に放った一言。 『ノートの52P』 魔理沙(魅魔様がくれたノート……! くそっ、どこにやっちまったんだ!?) 通常の3倍の重さのあるブラックボールと同時に靈夢から渡されたその言葉が何を意味するか――。 何のノートの52Pと言いたいのか、それは魔理沙にもすぐに理解が出来た。 かつて師事を仰ぎ、魔法とサッカーのイロハを全て教えてもらった師匠。 恩師魅魔が魔法使いとサッカーに対する姿勢や技術、考え方などを全て記し魔理沙に託した「魅魔ノート」。 魅魔が今の魔理沙に言いたい事は、そこに書かれているのだと考えながら家中を引っ掻き回して探し出すのだが……。 山ほどにガラクタが積まれた家の中から一冊のノートを探す事は難しく。 苛々した魔理沙は舌打ちをしながら手近にあった椅子を強かに蹴り、畜生と喚く。 魔理沙(貰った時は何度も何度も読み返した……! 魔法の使い方も何もかも、頭に叩き込んだ! 暗記するくらい読んだってのに……52Pに何がかかれてたか全然思い出せねぇ!)
[697]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 21:01:55 ID:??? 先ほどから家中を掻き回していた為に埃が舞い、若干汚れてしまった金の髪を掻き毟りながら。 魔理沙はもう一度舌打ちをすると、倒れていたタンスの上に座り込んでベッドの上に置いたブラックボールに目を向ける。 ノートの52P――そこに何が書かれているかは思い出せないし。 そして、魅魔がそれを通して何を言いたいかは到底わからない。 だが、このブラックボールを渡した魅魔の意図――それだけは、魔理沙にも理解が出来る。 魔理沙(あれだけ重いボール……蹴れば当然、筋力はつくし今以上のシュートを打てるようになる。 ……今の私の伝家の宝刀のマスタースパークも、元は幽香の奴をパクったもんだ。 このシュートが……マスタースパークこそが、最強のシュートだと思ってたもんだが……) 事実、魔理沙のマスタースパークの威力は幻想郷トップクラス。 それをオーバーヘッドの体勢で打つドラゴンメテオも、紫相手にも十分通用をするレベルの代物である。 しかし……悲しい事に、それでも幻想郷の頂点に立てるようなシュートではなかった。
[698]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 21:02:57 ID:??? 魔理沙(霊夢の奴は空中戦が馬鹿みたいに強いし、ドラゴンメテオじゃ霊夢の上には立てねぇ。 何より、オーバーヘッドで打つだけじゃレミリアのバイシクルレッドサンも同じだ。 おまけにあの馬鹿みたいなシュートぽんぽん打ちやがるシュート馬鹿には完全に負けちまってる……。 っていうかなんだあいつは、早苗みたいに外来人ってのは全員常識を捨てるのが通例なのか?) 空中戦では圧倒的な技量を持つ霊夢に、吸血鬼としての身体能力を活かしたパワーとテクニックの併せ技に定評のあるレミリア。 そして、もはや魔理沙にとって理解不能な程の境地に立っている外来人――反町一樹。 今のままでは――ただ空中からマスタースパークを打つだけのドラゴンメテオ一本では、到底彼女ら、彼らには敵わないと。 ここに至って――魅魔の無言の言葉を受け取って、ようやく魔理沙は悟った。 魔理沙(つっても、あのシュート馬鹿みたいにシュート一本に絞って鍛えるなんて馬鹿みたいな真似は出来ん。 ドリブルもパスもタックルもせりあいも、何もかも出来ないと結局ボール来るのを待つだけだ。 なら……やっぱりここは必殺技を編み出すしかねぇ。 誰にも負けない……霊夢にも負けない必殺技を……!) そう考えると同時、魔理沙は跳ね飛びながら床に着地をすると、ベッドの上に転がっていたブラックボールを持ち外へと出る。 彼女の中には霊夢、レミリア、そして反町達には絶対に負けてなるものかという強い思いが渦巻いていたのだが……。 しかし、彼女はまだ知らない。 オータムスカイズにはもうひとり――今日の練習でとんでもない成長を遂げてしまった、自称エースがいるという事に。
[699]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 21:03:57 ID:??? 〜紅魔館 地下図書館〜 レミリア「……という訳なのだけど、何かいい案は無いかしら?」 パチュリー「感謝の意……? これはまた、レミィのものとはとても思えない言葉が飛び出したものね」 魔理沙が眠っていた闘争心をようやく目覚めさせかけていた頃。 この紅魔館……地下にある図書館の中では、当主であるレミリア=スカーレット。 そして、その友人であるパチュリー=ノーレッジの二人が深夜の密談を交わしていた。 その会話の内容とは――パチュリーの言うように意外性に富んだもの。 即ち、レミリアがここまで……この決勝までついてきてくれた紅魔スカーレットムーンズの面々に対し。 何か感謝の意を示すような方法は無いだろうかとパチュリーに相談をしていたのである。 レミリア「特に咲夜は今大会、張り切ってるようだしね……。 実際、試合でも私が出るような幕を殆ど作らせないし」 パチュリー「ベンチから見てる身としては、規定のポジションを離れて動く咲夜には関心しないけど……。 ま、確かによく働いてるわ。 得点にはあまり絡んでないけど、いい動きをしている」 レミリア「それで咲夜に何かこう……ね? わかるでしょう?」 恥ずかしげにパタパタと背中の羽を揺らしながら、もじもじとするレミリア。 その姿にカリスマの欠片は無く……パチュリーはそれを見て苦笑をしながら。 一つ小さなため息を吐くと、さてどうしたものかと思案をする。 パチュリー(前回の大会ではレッドカードを食らって一発退場……。 その反動か、今大会では前大会の失態を拭う、そしてレミィを立てる為にプレイを続けている。 従者だからそれが当然とはいえ、その恩に報いたいというレミィの気持ちもわかるし。 主人としてそれに応えるのはある種当然と言えるのだけど……うぅん?)
[700]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/03(火) 21:05:01 ID:??? 先着1名様で、 れみりゃの恩返し→!card= !とcardの間のスペースを消してコピペして下さい。 マークによって下記の表に従い分岐します。 JOKER→咲夜「私はお嬢様のドロワーズがもらえればそれで十分です!!」 この従者変態だー!? ダイヤ・ハート→パチュリー「明日の試合に勝つ……それで十分でしょう」 試合で忠義に報いるぞ! スペード・クラブ→パチュリー「鉢巻でも作ってあげたら?」 おい、やめろ馬鹿
[701]森崎名無しさん:2010/08/03(火) 21:06:39 ID:??? れみりゃの恩返し→ スペードA = 妖夢?あんな勝負弱すぎるのがよく選ばれるなw
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0ch BBS 2007-01-24