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【郷土愛は】幻想のポイズン39【死なず】
[78]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/20(火) 19:10:57 ID:??? >>77 あ、勿論ありです。 D.大会終了後二日後にこちらから出向くと言う E.大会終了後三日後にこちらから出向くと言う も追加します。
[79]森崎名無しさん:2010/07/20(火) 19:13:52 ID:Ks57HVIU ありがとうございます Dで
[80]森崎名無しさん:2010/07/20(火) 19:24:48 ID:smrULKUk D やっぱり自分から出向くべきだな まだファイヤーはいたっけ?
[81]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/20(火) 19:27:40 ID:??? >>80 はい、ファイヤーは手持ちにちゃんといますよ。
[82]森崎名無しさん:2010/07/20(火) 19:31:45 ID:??? >>81 どもです。 なら、一人でもなんとか行けるかな。
[83]森崎名無しさん:2010/07/20(火) 19:35:08 ID:46B80dVU D
[84]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/20(火) 21:03:03 ID:??? >D.大会終了後二日後にこちらから出向くと言う ================================================================= 早苗「えっ、守矢神社に来られるんですか?」 反町「はい!」 妖怪の山の山道の険しさは、この幻想郷に来た当初。 秋姉妹ににとりや椛を勧誘する為に登頂した時などに経験している以上、しっかりと把握している。 しかし、それでも話がある以上はこちらから出向くのが筋だと判断し。 反町はあくまでも自分が守矢神社に行くと早苗に言い放った。 早苗は一瞬迷ったようであったが……それでも、反町がここまで強く言う以上は頷くしかないと思ったのか。 やがてこくりと首を縦に振り、それではお待ちしていますと了承をする。 早苗「その日は特に予定もありませんので、お待ちしておりますね」 反町「はい、それじゃあよろしくお願いします」 こうして守矢フルーツズへの挨拶も終わり。 最後に反町は決勝も頑張ってくださいとエールを送ってから、秋姉妹、にとりを引き連れて控え室を退室。 その後、スタジアムを出て帰路につき……道中、やはりポケモンなどに襲われる事も無く。 無事に帰宅し、穣子が早速と台所に向かって夕飯の準備に取り掛かるのを見送り……。 そのまましばらく居間で適当にくつろいでいると、やがて穣子が大鍋を持って居間へと戻ってくる。 うどんげ「う、うさぎ鍋……」 穣子「アホ! ちゃんとした牛肉よ!」 妹紅(慧音……ごめんね……でも、おいしそうなんだ……) 中に入っている肉を見て怯えるうどんげを穣子が一喝し。 妹紅は何故か泣きながら美味しそうに食べ……他の者達が首を傾げる中。 こうして夕食の時間は過ぎてゆく。
[85]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/20(火) 21:04:03 ID:??? 食後、反町はいつものように食器を台所まで運ぶと自室へと戻り。 小さくため息を吐いてから、満腹となった腹をさすりつつ今日一日を振り返る。 午前中は穣子と共に散歩をし、人里の奇妙な喫茶店で時を過ごした。 その際にちょっとしたハプニングなどがあったのだが……今まで色事とは無縁だった反町にとっては。 色々と印象深い散歩であった事は違いない。 そして、午後には守矢フルーツズと博麗連合の試合を観戦し……。 両チームの競り合いに手に汗を握り、自分達がフィールドに立てない事を悔しがった。 反町「しかし……いよいよ、大会もあと2日なのか……」 今日の試合で決勝に進出する2つのチームが決定し。 長かったこの不夜城カップも明後日の決勝戦――守矢フルーツズと紅魔スカーレットムーンズの試合を残すのみ。 それが終われば次はフランス国際Jrユース大会が近づき……。 反町達オータムスカイズのメンバー以外と、きちんとした形では初めて共闘をする機会が巡ってくる。 無論、今までオールスターという形で何度か他チームの者と試合をした事はあったものの。 ちゃんとしたチームを作るというものでは、今回が初めてだ。 反町(全幻想郷……一体誰が選ばれるのかな……) 今の自分の実力なら……この幻想郷一のシュート力を持つ自分ならば。 きっと選出はされる筈だ、と珍しく強気に考える反町。 しかし、問題はそこから……果たして、しっかりとその全幻想郷でレギュラーを確保出来るのか。 そして、一体どんな人物の……キャプテンの元で、サッカーをする事になるのかが問題である。 反町(信用できる人ならいいけど……でも……そうでないなら……) ニュニュニュッ! 反町「え!?」
[86]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/20(火) 21:05:07 ID:??? 考え事をしていた反町の耳に聞こえてきたのは……この幻想郷に来る際。 そして、それからも何度も聞いた事がある空間が裂けるという非常識が現象が起こる時に出される音。 反町が目を見開き驚きの声を上げながら布団に横たわらせていた体を上げるとそこにいたのは……。 紫「こんばんわ〜、反町君♪」 反町「ゆっ……紫さん……!」 丁度反町の目の前……何も無い空間から隙間を作り出して上半身だけをそこから出し。 にこにことした笑みを浮かべ、扇子を振っている八雲紫の姿があるのだった。 一体どうしてここに紫が……何の用があるのだろうか、と反町が混乱をする中。 紫は笑みを深めつつ、まずは頭を垂れてから悲しそうな顔を作り口を開く。 紫「まずは……準々決勝での敗退、残念だったわね。 あなた達の実力ならば、十二分に優勝を狙えた筈なのだけど……惜しかったわ」 反町「! ……いえ、優勝を狙えた、狙えなかった……。 そういうのとは無関係に。 負けは負けです……。 俺達より、守矢の方が強かった……とは思いませんけど。 負けは負けなんですから……それはちゃんと受け止めてますよ」 紫「そう……」 開口一番に出てきた紫の言葉に、反町は、しかししっかりと否定をし……。 負けた事実はちゃんと受け止めている、と紫に伝える。 それを聞いた紫は一瞬だが驚いたような顔を浮かべるも……すぐに表情を笑みに変え。 扇子を広げて口元を覆いながら、さて……と前置きをしてから話し始める。 紫「ここからが本題……反町君、先ほどあなたは守矢に負けた事は受け止めていると言った。 守矢の方が強かったとは思ってはいないと言った……けれど、それはあくまでも当事者の言葉。 客観的に見たら、あなたよりも守矢フルーツズ――守矢のキャプテンの方が優れていると。 そう思っても仕方ないという事は、わかっていますわね?」 反町「それは……はい、わかってます」
[87]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/20(火) 21:06:07 ID:??? 結果として、オータムスカイズは守矢フルーツズには負けた。 この事実は決して覆りようが無く……結果だけを見れば、早苗の方が反町よりも優れていると。 そう判断をされても、おかしくは無いだろう。 紫「そして、準決勝に勝ち上がった博麗連合の方が……。 例え博麗連合が今まで当たったのが雑魚チームばかりといえど。 その準決勝まで勝ちあがった博麗連合の方が、準々決勝敗退のあなた達より評価されるというのも……理解できるわね?」 反町「……はい」 過程を見れば、激戦続きだったオータムスカイズと準決勝まで強豪チームと当たらなかった博麗連合。 どちらがより準決勝まで上がりやすいのかは一目瞭然ではあるが……。 結果から言えば、オータムスカイズは準々決勝止まりであり。 一方で博麗連合は準決勝にまでこぎつけた。 ベスト4とベスト8の違いが大きいというのは、反町にも理解が出来る。 反町「それで……一体、何の話なんですか? わざわざそれだけを言いに来たって事じゃ……」 紫「私が今から話すのは2つ……1つは、事と次第によってはおじゃんになるのだけれど。 2つ……あなたがこれからサッカーをし、進む上で重要になる選択を……。 今一度……もう一度、してもらおうというものよ」 反町「えっ……? ……これは!?」 一体どういう事だろうか、と問いただそうとする反町だったが……。 それより早く、紫は隙間の中に手を突っ込むとその中からユニフォームを2つ……。 以前のオールスター戦で三杉と共にVIP席へと向かった時に見た2種類のユニフォームを。 反町の前に翳し、混乱する反町に向けてその口を開く。
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0ch BBS 2007-01-24