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【郷土愛は】幻想のポイズン39【死なず】
[992]森崎名無しさん:2010/08/18(水) 22:07:45 ID:??? 佐野の頑張り→ スペードK 俺の名を言ってみろー!
[993]森崎名無しさん:2010/08/18(水) 22:07:57 ID:??? 椛のド根性→ ハート9 +(超ロングフィード適正+3)
[994]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/18(水) 22:49:38 ID:??? >佐野の頑張り→ スペードK =必殺技を習得! >椛のド根性→ ハート9 +(超ロングフィード適正+3)=必殺フラグを習得! >合計値25=佐野、「椛とのコンビプレイ」、「?????????」を習得! ============================================================================ 椛はパスが得意ではない。 しかし、それはあくまでも彼女の視野が狭く。 パスを送ろうとしても敵の位置が把握出来ていない為にカットされる事が多い為。 あくまでもボールを前に出す……狙った位置に向けてボールを送るという一点だけに見れば――。 彼女は自身が劣等感を持っているオータムスカイズのお値段以上な壁以上の天性の爆発的なキック力と併せ。 間違いなく、DFとしては秀逸な部類に入るフィード精度を持っていた。 かつてオータムスカイズの初期、騒霊楽団戦で見せた超ロングフィードの精度はオータムスカイズを離れた今も、衰えていなかったのである。 佐野「よし……ここだ! 椛!!」 椛「了解ッス!!」 バシュウウウッ!! そして、その椛の視野の狭さを自身が指示を出す事で克服しながら、佐野は椛の蹴ったボールに向けて大きく飛び込む。 佐野にとっては反町に対する劣等感と焦り――椛にとっては、にとりに対する劣等感と焦り。 何とか今日の練習で成果を出さなければと焦燥感に苛まれていた二人の息はピタリと合っており……。 ダダダダッ!! ガコォッ!!! ズバァッ!! 佐野「うっし! 決まったぞ!!」 椛の蹴りだしたボールに合わせ、ヘディングでゴールに押し込む佐野。 タイミング、コース、威力、ともに次籐とのコンビプレイにも負けない程のものであり。 佐野は大きくガッツポーズを取りながら吼え……しかし、すぐにゴールに押し込まれたボールを掴むと椛へと投げ。 再度自分に合わせてくれとボールを要求する。
[995]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/18(水) 22:50:48 ID:??? 佐野「これじゃあ、まだ、ようやく最低限に近い決定力が身についただけだ。 ちょっと試してみたい事がある。 もう一度、けりこんでくれ!」 椛「うッス!! 了解ッス!!!」 佐野は燃えていた―― 一心不乱に汗を流しながら、椛の蹴るボールに向けて懸命に走った。 魅魔と出会い、師事を乞いながら――しかし、まるで自分は成長出来ず。 大きな技を覚える事も出来なければ、基礎的な能力だって既に命蓮寺のメンバーに追いつかれ始めている。 しかし、それでも佐野は辛うじて腐る事は無かった――発奮をしていたのである。 佐野(これ以上……師匠を悲しませちゃならねぇ!) 以前自分に改造手術をしてくれと頼んだ時、激昂をした魅魔。 その後自分が間違っていたと謝り練習をともにしたものの……その練習はまるで成果が出せず。 このままでは、魅魔の顔に泥を塗るも同然の状態であると佐野は考えていたのである。 弟子の不振は、師匠の恥であるに違いないから――その考えは、正しい。 佐野(強くなる……! 自分の為にも……師匠の為にも……!! 強くなる!!!) ダダダダダダッ!! グルンッ!!! 佐野「うりゃあああああああああっ!!!」 椛「!? なっ、なああっ!?」 高らかに吼えながら、佐野は体を捻りながら高く上がってきたボールに向けて飛び上がり。 そのまま回転力を伴いつつ、大きく足を振り上げてオーバーヘッドの体勢を取りながらボールをゴールへと打ち込む。 ボールは緩やかに曲がりながらゴールネットへと突き刺さり……。 それを見届けた佐野は軽やかに着地を決めると、今一度拳を振り上げてガッツポーズを取る。 佐野「出来た……! 出来たぞ!!」 椛「回転しながらオーバーヘッド……ローリングオーバーヘッドッスか!? ……回転しながらヘディングで入れるのは見た事あるッスけど、ちゃんとしてローリングオーバーは初めて見たッス!」
[996]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/18(水) 22:52:26 ID:??? 椛の驚いたような声に佐野は大きく頷きながら笑みを浮かべつつもう一度……とボールを椛へと送る。 椛とのコンビプレイで決定力を上げる事は出来たが、しかし、このコンビプレイの問題点はやはり椛がいないとどうにもならないという事。 単身でも決定力を上げるべきだと考えたのだが……。 元来、キック力自体にはまるで自信の無い佐野にとって点を取れる手段というものは数少なく。 その中から佐野は自身の得意としているオーバーヘッドキックを更に発展させる手法を選んだ。 ボールに回転をした勢いを与える事で、ボールは予想外の方向へと飛び向かい……。 威力は単純に通常のオーバーヘッドの2倍。 無論、今の佐野の基礎的なシュート力の低さではまだまだ一流キーパーからゴールを奪う事は難しいものの。 しかし、この技を開発出来た――かねてより構想を練っていた大きな技を習得できたという事実は、佐野に自信を持たせる事に成功していた。 その後の練習でも佐野は着々と成果を出し、椛もそれに習い少しずつではあるが成長をする。 佐野の指示を続けて聞く事により椛は若干ではあるがパス出しのコツを掴み。 一方で佐野はローリングオーバーヘッドを成功させた事でオーバーヘッドに対して自信を持てたのだろう。 椛とのコンビプレイをオーバーヘッドでゴールへ押し込むという離れ業に成功をする。
[997]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/18(水) 22:55:43 ID:??? 佐野(でもまだだ! まだこれじゃあ反町さんにも三杉さんにも敵わねぇ! 師匠だって俺の事を誇れねぇ!! もっと強くなるんだ……!! もっと……!!!) 椛(鬼気迫るとはこの事ッスね……しかし、得るもんが多かった練習ッス。 このコンビプレイで自分とキャプテンのコンビは同時起用される機会が増えるかもしれねぇッスし……。 パスが上手くなった気がするッス……。 にとり……自分は絶対にとりより強くなってやるッスよ!!) 魅魔(ふむ……まだまだ、一流には程遠い。 ……が、自分でちゃんと成長をしてくれたね。 ……これで攻撃面だけはほぼオールマイティ。 佐野……お前は伸びる速度は遅い、だが……着実に成長しているよ) こうして佐野と椛は、日が暮れるまで練習を続け……その練習風景を一人の亡霊は影から見守る。 反町のあずかり知らぬ場所で、かつて自身とともに戦ってくれた白狼天狗。 そして、すっかり存在を忘れてしまっている全日本Jrユースでは同じ干されかけのFW仲間であった軽業師は――。 徐々に、徐々に、力をつけてゆくのだった。 【佐野満外伝 つづく?】 ※佐野が「ローリングオーバーヘッド」「椛とのコンビプレイ」「チキンフットオーバー」を習得しました。 椛が必殺フラグ(パス)を習得しました。
[998]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/08/18(水) 22:57:22 ID:??? という事でやっと佐野君が成長してくれた所で本日はここまで……。 明日はちょっと更新できるかどうかわからないです。 次の更新の時は、次スレで決勝戦の続きから開始したいと思います。 それでは、お疲れ様でした。
[999]森崎名無しさん:2010/08/23(月) 20:32:34 ID:??? 誰も埋めないので埋め
[1000]森崎名無しさん:2010/08/24(火) 13:18:58 ID:??? 乙
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0ch BBS 2007-01-24