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【優しさか】小田Jr.の野望18【甘さか】
[214]小田ジュニアの野望:2010/07/23(金) 21:16:07 ID:TZycCnVM 小「ごめん。でももうすぐ到着するから頑張れ」 肩を貸そうにも身長差がありすぎうまくいかないので、ジュニアは言葉だけで応援する。 そして… フラウ「はあはあ。この前の山登りより疲れました…」 そんな事をいう彼女に、スッと冷たい水の入ったひしゃくが渡される。 セリリ「大変でしたね。大丈夫ですか?」 最初の頃は紫乃を上回る人見知りだったのだが、最近はお友達カードも4桁を超え、順調にこの世界に 馴染んでいる人魚のセリリ。人魚といってもイリュージョンの魔法で完全に人間のそれと同様である。 小「あ、こんにちわセリリ。これが俺のお嫁さんのフラウだ」 ジュニアには色々な意味でイリュージョンは効かず、完全にふよふよ浮いているセリリにそう話しかける。
[215]小田ジュニアの野望:2010/07/23(金) 21:17:07 ID:TZycCnVM セリリ「まあ。これは美しい方を娶られたのですね。おめでとうございます」 目の前でぱちんと手を合わせて慎ましく喜びを表現するセリリ。 小「それで、ドラコは?」 セリリ「彼女はいつものように拝殿の方にいますよ。秋津姫様も呼ぶのですか?」 小「ああ、そのつもり。セリリも一緒にどう?」 セリリ「そうですね。それではご一緒させてもらいます」 周りに群がる子供達を押しのけへしのけ拝殿の中に入る。 ドラコ「よお。来たか。秋津姫が待ってるぞ」 きっとそうなる事を予見していたのだろう。既に秋津姫は拝殿の中に降り立っており、ジュニアの到着を 待っていたようだ。
[216]小田ジュニアの野望:2010/07/23(金) 21:18:45 ID:TZycCnVM 秋津姫「ふむ…そちがフラウとやらか。なるほど…確かに木精としての気を持っておる」 以前の話でフラウに白紙のカードを使ったことを説明しているため、怒られないか一瞬怯むが、 その話もその時についているのでどうやらスルーされているようだ。 フラウ「………あの…あなた達は?」 人間になったからといって、完全な意味での人間でなく魔力探知や草木との会話、大地からの 気の吸収など、一部は木精としての機能も残っており、それら全てが、彼女ら3人は一瞬で 自分を殺せるだけの能力を持っていることを…警鐘を鳴らしている。 小「大丈夫だよ。彼女達はさっきちょっと話した春菜姫のお母さんの秋津姫、それに ドラミと同じ種族のドラコ、それに人魚のセリリだ」 フラウ「こ、こんにちわ」 下手に相手の能力がわかるというのも難儀なものである。フラウは震える声を押さえつけるのが やっとの状態で生きた心地なく挨拶を交わす。
[217]小田ジュニアの野望:2010/07/23(金) 21:19:51 ID:TZycCnVM 秋津姫「そうよな。本来であればこれが普通であるというのに。猛は我々に対して少し甘くなっておらんか?」 ドラコ「秋津姫様、今言う事ではないですよ。私だって、正直今でも秋津姫様は怖いですし」 セリリ「ま、まあ、落ち着いてください。」 小「俺だって秋津姫様めちゃくちゃ怖いですよ。実際誰かに様をつけるのは秋津姫様くらいですし」 秋津姫「我にそのような言葉をかけること自体が…まあよい。確かに神たる我なれど、顕現しすぎて おるからな。最近ありがたみが薄れておると思っていたところじゃ」 フラウ「……猛さんは平気なの?」 恐る恐るといった風にジュニアの服の裾を握る彼女。 小「ああ。なんというか…もう長いからな」 ドラコ「確かに1年以上前の話しだし。で、そんな茶のみ話をしにきたのか?」
[218]小田ジュニアの野望:2010/07/23(金) 21:20:52 ID:TZycCnVM 小「あ、そうだった。今日は改めてフラウを紹介しようと思って。フラウ、彼女らはあんまり怖くないぞ。 俺なんて何回殺されかけたか忘れたぐらい死にそうになったけど。」 去年の今より更に少し前、サッカーの訓練やスキル格闘の訓練をしている時、何度走馬灯を見たことか… ジュニアはしみじみと思う。 セリリ「そうですね。あの時はドラコも手加減という言葉を知りませんでしたし、正直ダメかと…」 秋津姫「まあ、我の守護下でそのようなことは起きぬがの」 その話に首を突っ込む秋津姫。どうやらありがたみが無くなっているのは顕現のしすぎだけでは無いらしい。 小「そ、そうだったんですか?」 当然のように驚くジュニアに、秋津姫はすこし優しい顔でいう。 秋津姫「いや。実際はセリリのお陰じゃ。人魚の軟膏とセリリの魔法で助かったようなものじゃな」
[219]小田ジュニアの野望:2010/07/23(金) 21:22:18 ID:TZycCnVM 小「そうですね。俺の異世界での傷痕もターン外の行動で治してもらいましたし」 セリリ「そんな…事はないですよ」 はにかむ美しい人魚。なんとなく疎外感を覚えるフラウだったが、それもジュニアが彼女らを怖くない と教えているからだと思い、少しだけ気持ちが落ち着く。 フラウ「ありがとう、猛さん。」 そんな呟きをあざとく拾うドラコは… ドラコ「なんだなんだ、もうお惚気かい?それはそうと…こうして報告してきたからにはそれなりの 祝儀を渡さないとな。ふむ…何がいいかな?」 秋津姫「我はもうカードの事を不問にした事で渡したも同然じゃ。」
[220]小田ジュニアの野望:2010/07/23(金) 21:23:41 ID:TZycCnVM セリリ「それでは私たちからは…これをどうぞ」 そういいながら渡されたものは… セリリとドラコの御祝儀→!card !cardのスペースを抜いてコピペってください。 ダイヤハート 超レアアイテム『人魚の軟膏』再び! スペードクラブ 竜のお守り(アクセサリー)炎耐性(半減)最大体力+20、最大ガッツ+50 となります。
[221]森崎名無しさん:2010/07/23(金) 21:25:50 ID:??? セリリとドラコの御祝儀→ クラブ6
[222]小田ジュニアの野望:2010/07/23(金) 22:18:38 ID:TZycCnVM セリリとドラコの御祝儀→クラブ6 スペードクラブ 竜のお守り(アクセサリー)炎耐性(半減)最大体力+20、最大ガッツ+50 そういいながらセリリが渡したものは不思議な形をしたお守りだった。 ドラコ「こいつには私の守護がかかってる。なんと炎属性半減いうチートアイテムだ。まあ、 この世界では炎を吐く魔物なんていないからほとんど火炎系トラップ用のアイテムだな。 ついでに体力増強の護符も練りこんでいるから体力とガッツの増強にも使えるぞ」 小「そうか。ありがとう。」 永続効果ということは軟膏よりも価値がありそうだと思いながらありがたく貰うジュニア。 とりあえず今のところは生きてるボールと結婚指輪で手一杯だから生きてるボールの 使用期限が終わったら装備してみることにする。 秋津姫(と…それでは今回の本題だ。あの話…その娘にするのか?) その言葉は発音による波による意思接触ではなく、秋津姫の小瓶を通しての一種の念話としてジュニアに 響いてくる。
[223]小田ジュニアの野望:2010/07/23(金) 22:19:41 ID:TZycCnVM 小(あの話…という事は虫食いですか?) 秋津姫(然様。正確に言うとそれに連なる全ての話じゃ) 小(………) どうしますか? A.夫婦間に隠し事は出来ない。全て話す。 B.フラウは巻き込みたくない。話さない。 C.その他 ID表示で『2』票入ったものを選択します。
[224]森崎名無しさん:2010/07/23(金) 22:20:44 ID:8CbqzKvg A
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0ch BBS 2007-01-24