※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【モンキーマジック】キャプテンEDIT12【ダイスマジック】
[122]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/07/24(土) 22:34:45 ID:??? 翼「みんな! 確かに今のヘディングは凄いものだった。けど、ヤツにボールを回さなければ済む話だ! 鳴紋中と当たった時は――いや、この大会は俺が南葛の10番でいる限り、中盤の支配権は相手に渡さない。 だから無用に恐れたりせず冷静になろう!」 石崎「そ、そうだよな! 翼がいれば安心だぜ!」 高杉「へへへっ、そうだよな。だからビビること無いぜ? 森崎」 すかさず翼に追従する石崎と、森崎に皮肉を漏らす高杉。だが、森崎が言われっぱなしで済ますはずが無い。すかさずチクリと反駁する。 森崎「……へっ、別に俺はビビっていねえよ。むしろ、ハイボールが上がったら真っ先にアレとやりあうお前らを心配してたんだぜ?」 石崎・高杉「「なにィ!?」」 井沢(なんだよ、翼のヤツ。南葛の中盤には俺もいるんだぞ……自分一人で目立とうとしやがって) 岩見(やれやれ、相変わらずコイツらは仲が悪いなぁ……) 長野「……」 中里(まあ、今年は控えの拙者には関係ないでゴザルな) ※ 翼の警戒心は上がりませんでした ※
[123]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/07/24(土) 22:35:48 ID:??? 自分の知らぬところで、南葛陣営から評価が下されていることなど知らない大前。 彼は無邪気に得点を喜んでいた。 大前「よしっ、やったぞ! これで相手を引き離せた!」 早瀬「良くやった! さっきの大チョンボにはヒヤッとしたが、この1点でなんとか帳消しだな」 小突かれながら先程のミスを混ぜ返され、思わず赤面する。 大前「う……そ、そりゃ無いですよ早瀬さん」 比良山「危うくお前のポストプレイ失敗が起点で追いつかれるところだったしな」 大前「ひ、比良山まで!?」 長池「……なに、ただの冗談だろ。良く決めてくれた」 アシストを記録した長池が、クツクツと笑いながら間に入る。 早瀬「ま、そういうこった。それなりの付き合いだ。失敗しても取り返すのがお前の味って、俺たちゃ分かっているからな」 大前「は、はあ……」 雪村「いわゆる一つのギャップ効果だね! 不良がたまに良いことすると凄く評価される、みたいな!」 無邪気に毒を吐く雪村。
[124]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/07/24(土) 22:37:20 ID:dzFp7Dac 大前「はははっ……お前は黙ってろ」 比良山「流石にそれは無神経だぞ……」 早瀬「もうちょっとオブラートに包め」 雪村「えー?」 とりあえず茶々を入れてきた雪村を黙らせる面々。 早瀬「さて、向こうさんが攻めあぐねてくれたお陰で、前半も残り五分くらいってところだ。 当然、相手方は1点でも返そうと躍起になってくるだろうな」 長池「後半はウチのキックオフでスタートだ。2点差に安んじて引き気味になれば、向こうも苦しくなる。 花輪側としては、差を詰めて勝負を鍔迫り合いに持ち込みたがるところだ」 大前「なるほど……向こうは尚一気呵成に攻めてくるってことですね。それじゃあ――」 先に3票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 A.「前半の内に高い位置でボールを取って、更に追加点で勝負を決めちゃいましょう!」 サッカーは攻撃だ! B.「後半に備えて守りを重視でいきますか?」 サッカーは守備から始まる! C.「いや、なんでもないです」 沈黙は金だ! D.その他(自由選択です。大前に取らせたい行動を併記してください)
[125]森崎名無しさん:2010/07/24(土) 22:39:22 ID:JecbjRQk C
[126]森崎名無しさん:2010/07/24(土) 22:39:54 ID:LIn9sE7s B
[127]森崎名無しさん:2010/07/24(土) 22:42:06 ID:ZB7BEjNs C
[128]森崎名無しさん:2010/07/24(土) 22:47:02 ID:fU4IF+BU B
[129]森崎名無しさん:2010/07/24(土) 22:49:11 ID:HnyTWBJ2 C
[130]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/07/24(土) 23:11:15 ID:??? >>C.「いや、なんでもないです」 沈黙は金だ! --------------------------------------------------------------------------------------- 大前は一瞬出掛かった意見を引っ込めた。どうにも自分は、こういう局面での判断は上手く行かないことが多い気がする。 そうした思いから、自分の意見を保留したのだった。 早瀬「――向こうが攻め寄せてくるのが濃厚だからな。ここは守勢に回る。 特にまだ本条がフィットしていない左サイドは狙われやすい。ウイングの比良山も積極的にカバーしろ。 大前も、場合によっては左サイドをケアする方に回ってくれ」 大前「え? 立花兄弟の中央突破はどうするんですか?」 早瀬「それについちゃあ、少なくとも前半中は問題無い。連中、何度も攻撃に絡んで体力使ってるからな。 同点、逆転のために温存しなきゃならないから。少なくともボール運びはMFに任せる腹だろう」 大前「なるほど」 本条(ううっ……ついに早瀬の野郎からも公然と弱点呼ばわりかよ……) 納得して肯く大前と、辛い評価に肩を落とす本条。 早瀬「じゃ、そういう訳でしっかりと守れ! 以上だ!」 鳴紋一同「「応っ!」」 … … … 実況「さあ、前半も終わりに差し掛かりました。試合は現在、2−0と鳴紋中のリード。 東北一と誉れ高い花輪中が、まさかの苦戦です。花輪中はこの苦境を切り抜けられるのか? 後半のキックオフは鳴紋中からになります。ここで1点でも差を詰めておかないと逆転は苦しいでしょう!」
[131]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/07/24(土) 23:12:15 ID:??? 児玉「……立花兄弟はやや攻め疲れているな――」 古嶋「ここは俺たちがボールを運んでチャンスを作るしかないか――」 早川「となると、鳴紋中の攻め口は――」 山川「――向こうにも読まれているだろうが、当然左サイドだ」 キックオフと同時に、ボールは山川に渡る。そして、それを近くの児玉に送り、 比良山「! ワンツーか!」 大前「早瀬さんの読み通り、左サイドを一気に突破しようって訳か! やらせないぞ!」 本条「くそ、あからさまに狙い撃ちしやがって! 俺を舐めるなーっ!」 山川「FWと、明白なお荷物が相手なら――」 児玉「――俺たちでも抜けるはずだ!」 本条「お荷物じゃねェって言ってるだろうがァ!!」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24