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【モンキーマジック】キャプテンEDIT12【ダイスマジック】
[436]森崎名無しさん:2010/07/30(金) 18:23:58 ID:X89VQb5k E. まあ、この怪我はオレ自身の責任だと思っているけれど… 菱野さんが自分を責めずにいられないなら、それを前提として話しておきたいな。 えっと…人は失敗してこそ分かる事もあるってオレは思うんだ。 オレ自身これまで沢山失敗してきて、チームに迷惑かけて、信頼を失って、 それだけ反省もしてきて…最近ようやく皆の力になれるくらいになった気がしてる。 もうサッカー部にいられないと思ったこともあるけれど、やっぱりサッカーが好きで、 もう一度皆の役に立ちたくて、投げ出さずに失敗を糧にしたからここまで来れたよ。 だから菱野さんも一度の失敗に悔やんだり、失敗する事を怖れたりしないで。 …それに菱野さんの成長の糧になるんだったら、この怪我は無駄にはならない。 一緒に成長していこうよ、菱野さんもチームメイトなんだから。 それにオレ、こんな怪我どって事ないし、アハハ。
[437]森崎名無しさん:2010/07/30(金) 18:24:56 ID:??? E.「怪我をしたのは菱野さんの所為じゃないよ。俺が怪我をしたのは…ゴルゴムの仕業だ!」
[438]森崎名無しさん:2010/07/30(金) 18:28:09 ID:pfVaVetQ B
[439]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/07/30(金) 18:48:13 ID:KlxkQ8yA 現在のところ A1票 B2票 C2票 E>>436 1票 E>>437 1票 で未決定です ……流石にDに入れる人はいなかったようでホッとしていますw
[440]森崎名無しさん:2010/07/30(金) 18:59:11 ID:??? >>437はsageでござるよ 内容からしても単なるネタでしょうし
[441]森崎名無しさん:2010/07/30(金) 19:00:10 ID:2F66ZNRQ 中の人がフラグたてたみたいだし D
[442]森崎名無しさん:2010/07/30(金) 19:02:08 ID:r0FwQUIw C
[443]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/07/30(金) 20:10:26 ID:??? >>C.「ちょっと失敗したくらいで悔むんじゃないよ。いつだって成功できる訳じゃないんだしさ」 -------------------------------------------------------------------------------------------------- 菱野「えっ……」 掛けられた言葉に、菱野は弾かれたように顔を上げる。 大前「人に迷惑かけてしまうミスは、俺だって何度も経験しているんだ。今日なんか得意のはずのポストプレイを防がれたりさ。 けど、それで今までのやり方を変えたりはしていないだろ?」 菱野「それは……大前さんのプレイには、今までの実績があるからですわ。私の提案になんて、確たる裏付けなんてありませんし――」 大前「そんなことないよ。今までだって、菱野さんの分析やアドバイスは、立派に役立っていたじゃないか。 俺の苦手分野に関する助言なんか凄く効果的だったし、対戦相手のデータも細かく調べてある。 今日、俺にしたアドバイスが上手く行かなくて、ちょっと残念な結果になったのは運が悪かっただけだよ」 言いながら、努めて柔らかい表情を見せる。 大前「菱野さんだって人間なんだし、役割や得意分野でもミスしたりすることはあるさ。気にし過ぎちゃいけない。 それは反省してミスの原因を見つけたり、迷惑を掛けて謝るのは必要だよ。 けど、そこで立ち止まって悔み続けて、本来するべき仕事が手につかなくなることの方が、よっぽど問題じゃないのかな?」 菱野「……大前さん」 大前「――なんて、俺が言えたセリフじゃないか。失敗や躓きで悩むことは人一倍多いし」 照れ隠しにそんなことを付け加えてみる。すると菱野は少しだけ笑い、 菱野「ふふっ。もう、大前さんったら」 大前「そう、それだよ菱野さん」 菱野「えっ?」
[444]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/07/30(金) 20:11:32 ID:??? 大前「やっぱり、菱野さんには笑っていて貰った方がいいよ。 菱野さんが笑顔だと、それだけで周りが華やぐし、何より俺も嬉し――」 ピタリと、そこで口を噤む大前。 菱野「え? ええっ!?」 大前「(ちょ、ちょっと待て俺。何か今、凄く歯が浮くようなこと口走ってたぞ!?)――は、はははっ! ま、まあ、女の子は元気が一番ってことで」 菱野「あ、は、はいっ! わかりましたです。げ、元気ですね! 元気が大事なんですね!」 笑って誤魔化す大前に釣られるように、テンションが上がっていく菱野。 ……気が付けば、話し初めの暗さはどこかへと吹っ飛んでいた。 大前(ホッ……良かった、とりあえず元気にはなってくれたみたいだ。……代わりに凄く恥ずかしいセリフを言っちゃったけど) 菱野「大前さん」 大前「ん? なんだい?」 改まったように向き直る菱野。
[445]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/07/30(金) 20:12:41 ID:??? 菱野「今日は、本当にすみませんでした。それと……ありがとうございます。お陰さまで、目を覚めさせられた様です」 黒目がちな目で真っ直ぐに見つめられて、済んだ視線を送られる。 大前はその表情に、不意を打たれたように固まってしまった。 大前「……あ、ああ。うん。こちらこそ」 そんなどことなく間の抜けたような返事を返すので精一杯だった。 菱野「では、気を取り直して三回戦の相手の偵察に行って参ります。大前さんも、明日に備えてお体を大事にしてくださいね?」 大前「それはもちろん。菱野さんも、道行きに気を付けて行ってきてくれよ?」 菱野「はいっ!」 言い置いて、部屋に荷物を取りに駆け戻る菱野。 その背にはいつもの凛とした雰囲気が取り戻されていた。 大前(何はともあれ、これで良かったんだよな? それにしても……うう、今思い出しても恥ずかしいこと言ってしまったなあ) ※ 菱野の好感度が上がりました ※
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