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【デジャヴか?】キャプテン霧雨56【リベンジか?】
[241]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/08/02(月) 01:42:34 ID:??? >>F サルバトーレの肩に手を置きにいく。ヘタレたものの悲しみがお前らにわかるものかよ! サルバトーレ「(この……この、俺が…イタリアの超新星、世代最強のDFが…)」 ……ぽむっ 気付けば、魔理沙はサルバトーレの背を叩いていた。 今が試合中とかそういうことはひとまず置いておいて、見ていられなかったのだ。 サルバトーレ「?……お、お前…」 魔理沙「………」 何も言わなかったが…サルバトーレには魔理沙の視線だけでわかった。 こいつも、そう…大舞台で、こんなヘマを…確実なヘマをやらかしたのだと。 魔理沙「(…………そうか。どうして、こんなことをしたのか…分かった気がする)」 自身でも信じられぬ行動。 その理由は簡単だった。サルバトーレの中に見たのだ、かつての自分自身を。 トキワ中との試合でポストにシュートをぶち当てた自分を。 クチバ中との試合でポストにシュートをぶち当てた自分を。 花輪中戦で自身のシュートが楽々止められていた自分を。 最近では、毛玉すら突破できなかった自分を。 数え切れぬヘタレた自分の後姿。それがサルバトーレの呆然とした背中と重なったのだった。
[242]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/08/02(月) 01:44:50 ID:??? 魔理沙「………サルバトーレ。私は…ヘタレだ。その証拠に、さっきシュートを盛大にポストにぶち当てただろ」 サルバトーレ「な、なんだと……?」 魔理沙「こんな言い方をするのは微妙だが…私は、お前のことを同じ悲しみを共有する仲間だと思っている。 そう……この悲しみは同じくヘタレたものにしかわからないんだああああああああああああああああああッ!!」 何故ここぞという時にヘボい引きになる?どうしてこの能力差で勝てない? いつも覚醒ばかりの選手に慰められれば傷は癒えるどころか広がるばかり。 魔理沙の叫びには、そんな悲しい音色が混じり響いていた。 先着2名様で 地獄DFサルバトーレさん→!card 周囲の反応→!card と書き込んでください。それぞれ分岐します 【サルバトーレ】 ダイヤK・JOKER→ストラット…ランピオン…俺を笑ったな? クラブA→その罵声がいいというのに…このバカが! ダイヤ・ハート→な、なんでだ…なんで、なんで俺は泣いてるんだ…? 魂に響いた! スペード→………次がんばればいいんじゃねぇの? 案外ポジティブだった! クラブ→お、おおおお、お前みたいなヘタレと一緒にすんじゃねぇよ! 事実を受け入れない気だ! 【周囲】 ※スペード・クラブでの下がり幅はA〜6でダウン 7〜Kでややダウンとなります ダイヤ→NANDES「心優しい女の子っていいよね!」 NANDESの感情度アップ ハート・スペード→ピエール&ランピオン「(…何やってるんだ、あれは…)」 カルボナーラ「バカか!」 依姫「…………(イライラ)」 4人の感情度ダウン クラブ→スペード+ナポレオン「お、おいおい…」 ぬえ「師匠…なにしてんの…」 諏訪子「あの…試合中なんだけど…」 計7人の感情度ダウン JOKER→出たら考えます
[243]森崎名無しさん:2010/08/02(月) 01:46:59 ID:??? 地獄DFサルバトーレさん→ ハート4
[244]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/08/02(月) 01:47:35 ID:??? ヘタレたちの出会いというところで今日はここまで。 それではまた明日ー
[245]森崎名無しさん:2010/08/02(月) 01:49:28 ID:??? 周囲の反応→ ダイヤ7
[246]森崎名無しさん:2010/08/02(月) 01:49:56 ID:??? 良引きGJ
[247]245:2010/08/02(月) 01:50:45 ID:??? わーい、なんか久しぶりに嬉しい引きだw しかしナンデス、てめぇは(ry
[248]森崎名無しさん:2010/08/02(月) 01:58:35 ID:??? 乙でしたー
[249]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/08/02(月) 22:16:12 ID:??? 地獄DFサルバトーレさん→ ハート4 >>な、なんでだ…なんで、なんで俺は泣いてるんだ…? 魂に響いた! 周囲の反応→ ダイヤ7 >>NANDES「心優しい女の子っていいよね!」 NANDESの感情度アップ サルバトーレ「……は、はっ。何バカ言ってんだよ。 そんなことよりな、試合中だぞ!俺のマークが外れて、お前らのチャンスだろうが! それに、俺がヘタレだって?ふざけた話も……」 一方的に魔理沙に向かってまくしたてるサルバトーレ。 その時だった。 ――ぽたっ サルバトーレ「え…?」 信じられずに、今しがた頬から零れ落ちた雫を手で触って確かめる。 それは、汗ではなかった。 サルバトーレ「(お、俺はバカか!?な、なんでこんなバカな話に涙を流してるんだ?)」 今の話を鼻で笑う事はあれど、共感して涙を流すことなどない。 色んな意味であり得ないと、サルバトーレの心の冷静な部分が否定する。 しかし、いくら否定しても涙は止まらなかった。 サルバトーレ「(い、色んな意味でない!これはないぞ…!……でも…)」 激しい葛藤の渦に飲まれるサルバトーレ。 たかが1選手の言葉にここまで動揺するのは初めてであった。 それこそ、魔理沙の叫びが彼の心の琴線に触れた証左に他ならない。
[250]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/08/02(月) 22:17:15 ID:??? しばらくして…幾分か穏やかな表情になったサルバトーレが独り言のように呟いた。 サルバトーレ「……………なぁ」 魔理沙「ん…?」 サルバトーレ「少しだけわかったぜ。絶好調なヤツに次がんばれ、って言われると確かに腹が立つな」 魔理沙「だよな」 サルバトーレ「しかし、お前はFWだからまだいいぜ。 俺なんてしくじれば失点に繋がるような事が多いからな」 魔理沙「あー、確かにそれはあるかも。そうなるとGKが一番大変なんだろうな」 サルバトーレ「だろうな」 気付けば、何の親交もなかったはずの2人の会話は弾んでいた。 ヘタレたもの同士という気安さが、どことなく仲間意識に近いものを生んでいたのかもしれない。 ちなみに周囲とは言えば………。 ピエール「(マークに集中集中…)」 ランピオン「(何がしたいんだ…?)」 諏訪子「(うーん、あれはあれでいいのかなぁ…?)」 (11)田中「(ひょっとして、守備参加できないようにひきつけているのかも…?)」
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0ch BBS 2007-01-24