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【そして猫は】キャプテン松山25【途方にくれる】
[386]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/17(金) 21:01:28 ID:??? >>383>>385 射命丸「ほほほ本当ですか!? 朝夕号外一日も欠かさず配らせて……え、嘘? だましたんですね…… D どうしてトラウム・アドラーズに移籍決めたか訊 ここで松山には、射命丸に関して見過ごせない疑問があった。 守矢神社に所属して、妖怪の山の意向も無視できない筈の鴉天狗の射命丸文が、どうしてこの時期移籍などしたのか。 松山「(疑ってかかるのは悪いが……どう考えても素直に頷ける電撃移籍じゃない)」 同じ外来人として交流を築いた彼らを思い出す。 サッカー選手としても、コーチ、料理人としても手腕を発揮するフライハイト。 時折どの分野でも鋭さを発揮するカペロマン。 彼らも更なるレベルアップを遂げてる筈。他の者も、優勝を経験して自信を深める者、克己に燃える者もいる筈。 松山が地の底で力をつけて飛び立とうとも、まさに飛ぶ鷲を落とす勢いで守矢神社の面々は成長、進化してる筈。 疑問が疑念に変わる前に、松山は正直にぶつけてみることに。 松山「なぁ射命丸さん、どうして……押しも押されぬ優勝候補から離脱なんてしたんだ? 卑下するんじゃないが……トラウム・アドラーズは大会に出場できるかの先行きすら定かでないんだぞ?」 射命丸「ん〜〜、それは……まぁ成り行きと言いますかぁ」
[387]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/17(金) 21:02:50 ID:??? 射命丸「一言で言い表すならば、面白そう、それに尽きます。 守矢神社は統制が取れ過ぎてるせいか、新風――可能性を感じないんですよ」 松山「だからトラウム・アドラーズに? それは思い切ったというか(行き当たりばったりというか)」 射命丸「えぇまぁ。 しかし決め手となったのは……霊夢に誘われたからですよ。 茶飲みに誘うにも似たお気楽なものでしたが……。 新しい大会が迫る時期、紅白の巫女が動くのならば中心は"ここ"って……どうしました目を丸くして」 松山「いや……。 (射命丸さんが加入したのは、霊夢さんのおかげ……? じゃあつまり、射命丸さんが守矢を離れて自由に地底にやってきているのも。 今日の試合に参加するのも? それだけじゃない……マスターブレードだってそうだ。 ダンボールから、何から何まで……!)」 膝上の拳が固く握られた。 昨晩の感謝の念に偽りはなかったが、今になって上回る真正の謝意。 根本に新たな楔が打ち込まれ、奮い立つ気持ちが心身を満たしてくる。 松山「(――頑張らなくちゃ。状況に流されるんじゃなく自分の意思で。 博麗神社に参拝客を、信仰を集めるのも。そしてスーパーシューティングプレイヤーに必ずなるのも! 俺はもっともっと力をつけないと……地霊殿だろうと守矢だろうと、どんな相手だろうと必ず勝たないと!)」 射命丸「(何か熱血しちゃってるわね? 何か琴線を揺さぶったのかさっぱりだわ) さてと、私も試合に出場が決まった以上、支度に取り掛からないとなりません。 お着替えしたり、カメラのセッティングポジションも確保しなければならないので、ささお引取りを」 軽い調子で筆記具を仕舞いつつ、言った射命丸の言葉で松山も我に返る……間もなく。 松山を中に連れ込んだ強引さが今度は押し出す形で発揮された。 控え室での集合には間に合わせますと扉越しに声。 吹き飛ばされたに近い体で、部屋外に出されてから。 松山「風ってか台風だなまるっきり……。 一度部屋に戻るか。 シャンハイも心配してるだろうし、お昼も食べなくちゃな」 *射命丸の評価値が上がりました。
[388]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/17(金) 21:05:34 ID:??? 松山が新たな決意を胸に燃やして。 正午を過ぎたことでひとまず自室へと引き上げたのと同時刻。 起爆剤となった巫女本人は緩みきって午睡の時間を過ごしていた。 霊夢「お茶も美味しいし、ベッドふかふかだし……地底も捨てたもんじゃないわね〜」 神社にいる時と同じく、掃除とお茶の時間を楽しんでからは昼寝していた霊夢の元へ、珍客が訪れていた。 にゅっと、開いた空間から首だけ出したスキマ妖怪が、小春日和気分を満喫中の巫女の姿を見てしみじみと嘆息した。 紫「試合当日というのに、だらだらして……地底に来てまで地に足が付いていないとは」 霊夢「ん〜? 何だ紫じゃない」 声に反応したというより、妖気を察知して微動もせず寝そべったまま霊夢は声を発した。 その横着に眉を顰め……半ば叱るような口調で紫が言葉を返す。 紫「まずは起きなさい。来客を前に作法がなってなくてよ」 霊夢「そういうのはノックして入ってくる正式な客にするもんでしょ。 それよりなんか用? たいしたことじゃないなら寛いでたとこだし、後にしてほしいんだけど」 肩越しに視線だけ向けてはきたが、相変わらず寝惚け眼の霊夢に痺れを切らし。 紫は目を覚まさせる腹積もりで、早々に目的を知らせる事にした。
[389]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/17(金) 21:06:37 ID:??? 紫「(はぁ……)この前の約束を果たしにきたのよ。 今から試合までの間、私がたっぷりしごいてあげるわ。さっさと支度しなさい時間もないんだから」 霊夢「な!?」 これは聞き捨てならないと、寝耳にバケツ一杯の水をぶっかけられた顔で、霊夢が跳ね起きる。 信じられない発言を聞いたと、両の瞳一杯に見開いて、全身を露わにした紫に詰め寄った。 霊夢「何馬鹿言ってんの!? これから猛練習したら試合でろくに動けなくなるでしょ!」 紫「外から希少品を手に入れてるから、その辺は心配しないでよろしい。 霊夢、貴女……守矢神社を離れてから練習したのは一度か二度でしょう? それもろくに成果も出せず鈍らもいいとこな筈。 違うかしら?」 厳粛に淡々と、事実だけを告げてくる紫の言葉に誤りはなく、霊夢は反論できず口を閉ざした。 それでも紫は舌鋒を緩めない。 紫「このまま松山君や萃香と一緒に試合に出場して、無様を晒してみなさい。 貴女一人がちょっぴり悔しいな〜と思うだけで済まされないのよ? 松山君とシャンハイから態度を裏返され、見損なわれ愛想尽かされて……それでも暢気に構えてるのかしら?」 霊夢「……それは面白くない」 紫「結構。ならきびきび支度しなさい。 マヨヒガの特設練習場へスキマで直接送るから……霊夢?」 霊夢「……」
[390]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/17(金) 21:09:43 ID:??? 先着で 最もぐーたらなびっくり巫女玉 → !card と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。 ダイヤ・ハート→ 霊夢「わかったわよ練習すればいいんでしょ!」紫「素直で良いことだわ」 スペード・クラブ→ 霊夢「それはそれ、これはこれ!」紫「ビキビキ」 JOKER→ 霊夢「この私も哀しみを背負うことができたわ」紫「何ィ!?」
[391]森崎名無しさん:2010/09/17(金) 21:11:58 ID:??? 最もぐーたらなびっくり巫女玉 → クラブ9
[392]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/17(金) 22:02:56 ID:??? 最もぐーたらなびっくり巫女玉 → クラブ9 スペード・クラブ→ 霊夢「それはそれ、これはこれ!」紫「ビキビキ」 唐突に現れた紫に練習の誘いを受けた霊夢は了承しかけ……直前、生来の怠け癖が顔を出し、翻意した。 霊夢「せっかくきたとこ悪いけどパス。 それはそれ、これはこれよ。 私が今から練習しようとしまいと、大勢に影響なんてないわよきっと」 紫「この期に及んでも……全く貴女の練習嫌いは、驚天動地が起きてもそのままなのかしらね」 霊夢の努力嫌いは悪いことばかりではなく、幻想郷のパワーバランスその均衡を保つのに一役買ってるところがある。 が、締めるところを締める為の努力すら放棄する様では、一歩たりとも歩みを止めない者達に捨て置かれるは必定だ。 当然、勝利の為に今もどこかで頑張ってるであろう松山光、それに彼の従者も例外ではないと紫は再度説くが。 霊夢「そんな心配いらないわよ。 練習はしないけど試合で手を抜く気はないし、負ける気なんて更々ないもの」 紫「(魔理沙の甘えを指摘してたけど、貴女も大概だわ……)」 思えど指摘はせず、自分にはお手上げと察して、力なく萎れた微笑を返すと紫は、霊夢に手を出しなさいと言った。 疑問に思いつつもそれには素直に応じた霊夢の手のひらに、一口サイズの濃緑色した豆を一粒乗せられる。 霊夢の目には、ただならぬ神気、仙気だろうか? 一個の生命を凝縮して豆の形にした……そんな様に見えた。 霊夢「? 何よこれ。 空豆……に似てるけど絶対違うわね」 紫「私からの最後の贈り物よ。貴女の好きなように使いなさい。 ――霊夢。 今後はもう私からお節介を焼くことはないわ。 今日の試合でもし……貴女達が地霊殿を打倒し、覚妖怪らの助力を正式に受けたら立派な脅威となる。 私は妖々夢のキャプテンとして、松山君を、貴女も萃香も全力で倒しにかかります」 霊夢「え、ちょ、紫!?」 紫「もう語らうことはないわ。 御機嫌よう霊夢。 じゃ〜ね」 *霊夢が【??】を手に入れました。
[393]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/17(金) 22:04:09 ID:??? 【地霊殿・七月二十六日・昼】〜水曜日〜 部屋のドアを開いた松山を待っていたのは、白く眩い光の奔流だった。 松山「ただいまシャンハイ。 ――――!?」 シャンハイ「わっ光様!? わっ、わっ、曲がって!」 気兼ねせず扉を開けた松山は、両の掌をこちらに向けていたシャンハイの焦った声に身の危険を感じ飛び退いた。 一瞬後、一条のレーザーが、飛び退く前に松山の顔があった場所から少しずれたところに炸裂。 シャンハイ「はぁ、良かった……ごめんなさい魔力制御に集中する余り、光様の気配に気付きませんでした」 松山「ぁ、はは……今のマスタースパーク、だよな? (そうだった。サッカーでのみ考えてたけど、シャンハイに明確な攻撃手段持たせる事だったんだよな。 う〜ん、そのことについてシャンハイか……アリスさんと一度相談しといた方がいいかもしれない)」 シャンハイの談によれば、修繕の利く木製ドアが一番試し撃ちに向いてたと判断したそうで部屋内に他に傷はなかった 昼食は松山が戻る前に届けられてたそうで、テーブルにある料理を遠慮なく頂いてから時計を見る。 松山「そろそろ13時か。 遅刻しないよう旧都へ向かってもいい時間だが、まだ何かしとくこと、あるかな?」
[394]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/17(金) 22:06:26 ID:??? 昼の行動を選択してください。 A 地霊殿の外に出る B 誰かの部屋に行く C 体を休める(*来客の可能性があります) D 個人練習をする E アイテムを使ってみよう F シャンハイとお喋りしよう G その他 したい行動を併記してください *先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。 *松山のガッツ (900/900)
[395]キャプテン岩見:2010/09/17(金) 22:07:50 ID:8IND0kiU F
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0ch BBS 2007-01-24