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【そして猫は】キャプテン松山25【途方にくれる】
[466]森崎名無しさん:2010/09/19(日) 20:24:20 ID:??? できるかな?できないかな? → スペード2
[467]森崎名無しさん:2010/09/19(日) 20:24:23 ID:??? できるかな?できないかな? → スペードQ 土粥「ここにいるぞ!」
[468]森崎名無しさん:2010/09/19(日) 21:25:19 ID:??? これはこれで可愛らしい
[469]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/19(日) 22:16:09 ID:??? できるかな?できないかな? → スペード2 スペード→「蜂蜜とか山菜取りなら……」 松山「山菜? シャンハイ、そんな知識あったのか?」 シャンハイ「ハイ。 山菜でも蜂蜜でも。 私なら、装備がなくとも蜂に刺されても平気ですし……。 季節の山菜や蜂蜜取りも、アリス様の元にいた頃に行ったメモリーが残されてるんです」 当時は心……自我など芽生えてなかった筈だが、懐かしそうにはにかんで語るシャンハイを前に、松山は考える。 松山「山菜に蜂蜜……か。(おひたしとか、懐かしいドリンクにするとか……でも俺調理できないしな)」 自然の山野が残された幻想郷では、役に立つ技能とはいえた。 妖怪や野の獣に対処する術を持ちつつ山菜取りができるならば、食費が大きく浮くし助かる。 料理さえ出来れば、という前提が付くが。 松山「(俺からは何とも手助けもしにくいな。 今度思い出したら、頼むよう心に留めとけばいいか) 間もなく――午後2時か。 スタジアムは遠目からでも目立つから迷ったりはしないが、そろそろ出発するか!」 シャンハイ「ハーイ!」
[470]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/19(日) 22:18:33 ID:??? 松山とシャンハイが、いざ出陣と相成った頃、地霊殿の錚々たる面々も、目的地へ向け出発しようとしていた。 飼い主であるさとりとこいしを前に。居並ぶペット達は、遠足前の園児の様にはしゃいでいる。 さとり「皆、準備はいいですか? 忘れものはありませんね? 寝坊してる子がいるかもしれませんし、じゃあ点呼を……。 こいしちゃんどこ行くの? 一人で先行ったりしちゃ駄目よ?」 こいし「はいは〜い。 (まるきり引率の先生だよね〜)」 お空「よいせっと〜! さとり様〜、このトランクケースに昨日集めたマッキーのお弁当入ってるんだよね!」 マッキー「むぃむぃっ♪」 お空「うんうんっ、沢山食べて試合勝とーね! にゅ? お燐どうしたの」 超重量の鉱石類が収納された荷物を、見た目と反した並外れた膂力で担いでから。 お空は、跳ね回るマッキーとは正反対に、どよんと顔を伏せてる火車に声をかけた。 お燐「(ずっと前から出番のあった)お空にはわかんないよ……。 耐え難きを耐えて、忍びがたきを忍んで……。 ずっと続くかと思った夕闇ヴェールは終わったにゃ朝日を迎……」 ヒーバード「ヒャッハーーーーーーーーーーー!!!!!!クライカオクヨクヨシチャダメダメ!!! オレシャマノキャレーナドリブルデ ホラホラモリアガッチャーエァァァア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ハア゛ーーーーーーーー!!!!!」 お燐「フシャー!!!」 さとり「ちょっと止めてくるからギード君、後はお願いしますね」 ギード「(コクン)」
[471]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/19(日) 22:20:23 ID:??? 松山「ん、あれは」 シャンハイ「萃香様ですね」 萃香「ぅお〜〜〜い、霊夢ぅ〜〜〜。そろそろ行こうよ試合だよ〜〜〜」 ドンドン、ドンドンドン! 松山達の目先で、萃香が執拗にノックしてる部屋は霊夢の部屋だとすぐに判った。 近寄ると、萃香は一瞬視線を送るだけして、また部屋の扉を叩き始める。 巫女の怒声が一帯に響いた。 部屋から出てきて、姿を見せた霊夢は、普段より何割か増しで心気の充実が見て取れた。 霊夢「そんな叩かなくても聞こえてるっての! ……光にシャンハイ? 見てたんなら止めなさいよ!」 萃香「へえぇいかにもやる気なさげな顔で出てくるかと思いきや、そうでもないみたい結構なことだ!」 ふらりふらりと、体を泳がせながら萃香は、廊下に並んだ松山達の中から前へ飛び跳ねる。 萃香「他の連中とは控え室で顔合わせだね! んじゃしゅっぱ〜〜〜つ、ぅいっく!」 松山「よし、行こうかシャンハイ! 霊夢さんも!」 館内で合流し、玄関ホールへ向かう間に……。 ゾンビフェアリーの一人を見つけた松山達は、さとり達は既に出発したと報を貰って、外へと出た。 目的地へ向け、飛翔し、旧都の上空をぐんぐん飛ばして……。 松山「(スタジアムが見えてきた……前よりずっと完成してるな。 見下ろしただけで判る位、照明の設備もしっかりしてるしナイトゲームにも対応できてそうだ)」 萃香「ほい到着〜。 私らはもう控え室入りするつもりだ。光はどうするんだい?」 松山「そうだな……(水橋さん達とじっくり話すなら、俺も早めに行っとくべきだけど……)」
[472]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/19(日) 22:22:32 ID:??? 行動を選択してください A スタジアムの中を歩いてみる B 松山チーム控え室に行く C 地霊殿チーム控え室に行く D 観客席を散歩しよう E スタジアムフロントに行く F その他 したい行動を併記してください *先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。 試合まで進めたかったですが、明日急な用事の支度あるので今日はここまで。 お疲れ様でした。
[473]森崎名無しさん:2010/09/19(日) 22:49:12 ID:jevmKyAA B 安全第一
[474]森崎名無しさん:2010/09/19(日) 22:58:02 ID:SIK8mCIU B 今何かあったら困るしね
[475]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/20(月) 20:10:01 ID:??? B 松山チーム控え室に行く ここで一行の輪から外れるような目的も特に思い当たらず、松山も寄り道はせず控え室へ向かうと決めた。 松山が怪我をし臥せって以来、その縁から話し相手となってる霊夢とシャンハイが、歩きながら雑談に興じだす。 霊夢「ふーん、シャンハイが護衛役や従者として活動するには、ドナーとして光が必要と。 運命共同体というわけね。(でもそれって……) ところで何か嬉しそうじゃない」 シャンハイ「ハイ! こうしてられる現在が……私にはとっても嬉しいんです」 松山「(うぐっ……)」 自分の右肩に乗ったシャンハイと、その横を歩く霊夢の距離は近く。 盗み聞きのつもりはなくとも、自然と会話が聴こえてきて、松山は胸をつまらせた。 霊夢「(ううん……今は別段気にすることでもないか)」 萃香「仲がよさそうでよろしいことで〜。 意気投合できてる連中と連れ添い呑む酒は美味いねぇ。光も一献どうだい?」 松山「試合前に酒は呑めないから……!」 松山とシャンハイの関係は、霊夢達の目には、水魚の交わり……と表してもおかしくはないように映った。 しかし不変の関係などはなく。 妖怪ではない普通の人間な松山と、並の妖怪以上の力を備えつつあるシャンハイ。 いくら仲睦まじくとも、幻想郷においても、この主従は異質でレアなケース。 霊夢が密かに懸念を抱くも、松山とシャンハイの和やかな雰囲気と気を前に、次第に萎んで消えていった。 霊夢「あそこが控え室ね。(……あいたた。ぷんぷん匂うわ嫉妬の情念ありたけ篭った妖気が……)」 松山「ああっ! 話し声聴こえるし皆揃ってるみたいだ! さっそく中に入って挨拶しなくちゃな!」 霊夢「あ、コラ!」 松山「待たせたなみんな! 今日の試合で相手にするのは紛れもなく地底最強のチームだ! だがここにいる皆の力を合わせれば対等に戦える筈! 団結して勝利をもぎとろ――」
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0ch BBS 2007-01-24