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【そして猫は】キャプテン松山25【途方にくれる】
[581]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/23(木) 20:46:32 ID:??? >>580 なるほどグッドな案感謝ですー! シャンハイもいますしね。 最初のフォーメーション決定の前に選択設けてみます。
[582]森崎名無しさん:2010/09/23(木) 22:11:22 ID:M/e52H4I A
[583]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/23(木) 22:38:32 ID:??? A 射命丸を偵察に向かわせる。(偵察と報告で行動回数を2回消費します) 射命丸「では疾く行ってきます。 私がしくじるなど万が一にもありませんから。 ゆったり朗報待っててください」 松山から請け負った任ということで、控え室を退出する大義名分を得た射命丸は風のように出ていった。 一抹の不安を感じないでもないが……昨日、霊夢にシャンハイと試合について話し合った時に感じた不安。 正体の知れないそれが掴めるかもしれない―――期待もしつつベンチに腰をかけると、松山ははたと気付いた。 松山「あれ、シャンハイどこ行った?」 〜天狗間諜中〜 長く生きた天狗だけあって、風を操る術の他、木の葉隠れの術や隠形術にも長けている射命丸は忍び込みに成功した。 忍び込んだといっても、本人ではなく使い魔だが…… 射命丸「地底の妖怪といえども、ちょろいもんね。 覚妖怪といえども使い魔の気配を察知することはできないのかしらね。 はてさて」 使い魔と共有させた視覚と聴覚で、天井裏から地霊殿控え室を覗く射命丸は、好奇心を抑えられず無遠慮に見渡す。 その中に苦手な存在を見つけて「ひゃっ」と小さく息を呑んだ。
[584]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/23(木) 22:39:34 ID:??? 射命丸「あややや……これは吃驚だわ。 まさか星熊の鬼さんが今日の試合に参加してるとは」 地霊殿の妖怪ペット達と比べても、なお風格が浮き彫りになる……一線を画した存在である勇儀が悠然と構えていた。 さとりを中心とした輪の外れに佇んでいる。 地霊殿の地獄鴉がそちらをチラチラと見ていて、目が合うと……。 お空「あっかんべー! あんたなんかいなくたって同じだもん! 今度試合したら私が全部防いでやるんだから!」 さとり「こらお空。 勇儀さんは今日はチームメイトだからそういう態度は止めなさいと言ったでしょ?」 勇儀「あーあー。気にしてないさ。 むしろ覇気あって結構結構。 頼りにしてるよ!」 お空「うぅ〜〜〜……」 そのやり取りだけで、射命丸は、地霊殿側と勇儀の間に横たわる……溝に近い複雑な感情図をすぐさま読み取った。 射命丸「ふむ……確か地霊殿はあの鬼の攻撃力を前に、主の覚妖怪含めて手酷く敗れたと聞きます。 その時の遺恨が残ってるのかしら? 成る程成る程、上手く利用すれば前線で孤立も不可能でなさそうね」 地霊殿には他にも、喧しく隣に居座られたくない火喰い鳥に、火車というドリブラーや、異彩を放つペットもいる。 記者の身であり、幻想郷サッカー界に詳しい射命丸でも、構成メンバーの質量は幻想郷の強勢力にすら劣らず見えた。 射命丸「本当に勝てるのかしらね、これ? 伊吹の鬼は確かに強いけど……何があったんやら、星熊の鬼は輪をかけて強靭に見えるし」 さとり「それじゃそろそろ今日の試合のフォーメーションを決めるわよ」 射命丸「おっとと! ……作戦会議前でしたか。これは重畳。 なんとしても持ち帰らなければなりませんね!」
[585]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/23(木) 22:40:54 ID:??? 先着で 天狗のアンダーグラウンド潜入 → !card と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。 ダイヤ・ハート→ さとり「今日の試合は攻撃的に……4-5-1でいきます」 スペード・クラブ→ さとり「彼らの攻撃力は侮れません。5-3-2でしっかり守りましょう」 クラブA→ さとり「まだ口に出したくないアレの後遺症が……動く石像君GKお願いします」 ダイヤ10以上・JOKER→ ギード「仕掛けた防衛トラップに間諜が引っかかったようじゃな」
[586]森崎名無しさん:2010/09/23(木) 22:42:11 ID:??? 天狗のアンダーグラウンド潜入 → ハート3
[587]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/23(木) 23:14:25 ID:??? 天狗のアンダーグラウンド潜入 → ハート3 ダイヤ・ハート→ さとり「今日の試合は攻撃的に……4-5-1でいきます」 こいし「攻撃的なのに4-5-1なの? 攻めるんなら、FW増やしたほうが得点の可能性増えるんじゃない?」 さとりは柔和な表情で、妹の疑問に丁寧に答える。 さとり「それがそうでもないのよ。 何しろ向こうのゴールを守るのは萃香さんだから。 FWの枚数を増やしたところで、ギズモ君でも直接決めるのは難しいし……勇儀さんにパスを絞るのが最善」 元より、人数や策に縛られず真っ直ぐの軌道のシュートしか撃たない勇儀は、1トップでこそ活きるFWだ。 どんなDFにも当たり負けせず、前を向くパワーもある。 勇儀を起用する以上、パサーを後ろに配置するシステムが最善と、さとりは判断した。 さとり「同時にこのシステムは、松山さんの思考から読み取れた貴重な情報……。 萃香さんの弱点を突く為のものでもあるの。 上手く嵌れば休まず攻撃を重ねることだって可能です。 そのキープレイヤーとなるのは……こいしちゃんよ」 こいし「ほへ? 私ボランチなのにー?」
[588]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/23(木) 23:17:08 ID:??? それに中盤の底からパスを出すタイプでもない。他に司令塔を置くのに何故かとこいしは再度疑問をぶつけた。 さとり「それもこれから説明するから。 萃香さんは……とても強力なGKだけど……キャッチングができない弱点を背負ってるわ。 必然的に、安全な味方へ預けてピンチ脱出〜ということも出来ない。 中盤に跳ね返ったボールを、他ボランチのフォローも受けてせりあいに強いこいしちゃんが奪えば……」 ギード「ローリスクハイリターンですかな?」 さとり「えぇそうです。 この作戦は一度明かしたところで、萃香さんの弱点が改善されない以上、具体的な対策も取れない。 その場凌ぎに中盤を厚くすれば、他に綻びも見出せるでしょう」 これが地霊殿を勝利に導く責務のある……主人である古明地さとりが立案した作戦です、と。 言い終わって若干咳き込んでしまう。 ほんの少し頬を桜色に染めたりして、さとりは咳払いで締め括った。 ペット達は皆拍手。 勇儀は戦術云々に口を挟むつもりはないらしく……。 アットホーム雰囲気に戻った地霊殿の控え室天井で、天狗が得た情報を整理し検討する。 射命丸「成る程……や〜なとこ突いてきますねぇ。さすがトラウマを引き出して攻撃手段に変える覚妖怪だわ。 この情報はなんとしても持ち帰らないと。 使い魔を気取らせずに上手く操らなくては……」
[589]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/23(木) 23:18:09 ID:??? 先着で 天狗の(使い魔)脱出大作戦 → !card と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。 ダイヤ・ハート・スペード→ 射命丸「疾風迅雷で脱出成功です!」 クラブ→ 勇儀「小細工とか気に入らないねぇ……こそこそしてる出歯亀程じゃないけどさ」 JOKER→ クラブ以外+射命丸「やや、何かにぶつかりましたが、良い物拾いましたよ!」
[590]森崎名無しさん:2010/09/23(木) 23:18:42 ID:??? 天狗の(使い魔)脱出大作戦 → ハート9
[591]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/09/23(木) 23:38:00 ID:??? 天狗の(使い魔)脱出大作戦 → ハート9 ダイヤ・ハート・スペード→ 射命丸「疾風迅雷で脱出成功です!」 射命丸「(他には……益する情報も得られなさそうですね。 そうとなれば速やかに脱出を)」 もしまかり間違って鬼に見つかれば、それだけで逆らえないのに覚妖怪もたっぷりと脅しをかけ口を封じてくる筈。 最悪の結末を想像した射命丸は、背筋に冷や汗かきつつ、しかしクールさは保ったまま退避行動に移る。 射命丸「よしここまで離れれば使い魔の術を解いても気取られないでしょう」 遠隔操作で、使い魔を解体した射命丸は、地霊殿の控え室を視認できる場所からそそくさと立ち退いた。 松山チーム控え室にわき目も振らず戻り……入ると、出て行こうとした松山と鼻先からぶつかりそうに軽やかに避ける 松山「シャンハイ!? じゃないか何だ射命……い、いやっ、がっかりしたりしてないって! おかえり射命丸さん! で、どうだった何か掴めたか!?」 射命丸「暖かな歓迎ですねぇ……ただいま戻りました。 たっぷり実入りのある情報仕入れましたよ!」 〜天狗説明中〜 松山「な……」 萃香「何だって勇儀の奴が!? 間違いないのかい!?」 射命丸「はい確かにこの清く正しい目でしかと。 それに地霊殿のフォーメーションと戦術も判明しました。 それに伴い戦術もかくかくしかじかで」 霊夢「……ふ〜ん、そうか。 どうするの光? 相手の出方が判ったんだし、どこか修正するとこあったりする?」 松山「……」
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0ch BBS 2007-01-24