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【そして猫は】キャプテン松山25【途方にくれる】
[811]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/12/24(金) 09:27:43 ID:??? 紫「(だ、だいぶやさぐれたわね〜……。 最初会った頃は、笑いかけると頬赤らめて俯くような純真さだったのに……。これも幽香や霊夢の悪影響ね) いつかなんて、大体演劇の話じゃないわよ。 現在のクリスマスの話。 外の知識を得ている一部を除いて、幻想郷では馴染みない風習だけれど――― ひたむきに頑張ってる子供達の家を訪れて、聖なる夜にプレゼントを配るのって……。 人妖関係なく、なんて素敵な事かしら……そう思わない?」 松山はうん、と頷きつつ……ひとまず心の中で、ミスマッチすぎて胡散臭いとばっさり斬って。 もしや家で案外孤独で寂しさでも味わったのではないかと邪推する。 最後に頑張った子に自分は含まれないのかと指差してみてから、紫の発言の内容自体に異論ないと最後は大きく頷く。 松山「それで、この背負わされた袋の中に、プレゼントが詰まってるんですね? (怪しげな物とばっかり……)」 僅かに感心し、興味をそそられ松山は袋の口を緩めると、紙切れが目についた。 夜闇に目が慣れ、シャンハイが魔力で照らしてくれてることで、紙片に記された名前一覧を見やって瞠目する。 松山「……な、何だこりゃあああ!!!? トラウム・アドラーズ所属してるみんなの名前が書かれてる!? しかも妙に可愛らしい丸文字で!」 勢いで、さらに袋を開いて中を覗き込もうとする。 紫はとくに制止もしなかった。
[812]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/12/24(金) 09:30:24 ID:??? 松山「これは見るからに力が湧きそうな、格高そうなお酒。 古めかしいけど年季入った使いやすそうなカメラ。 誰に届けるか考えるまでもないな。 こっちは可愛いリボン? ルーミアちゃんがつけてるのと似てるけど。(ほんのり光ってる……素材何だ?) 超限定スーパー猫缶に、子供がはしゃぎそうな玩具に、虎のぬいぐるみに……。 何だこれ? 霊夢さんが使ってるようなお札に見えるけど……」 それを聞いて、紫が松山の背後から乗り出し、甘い香りを漂わせながら、ひょいとお札を手にした。 紫「これね? 修行不足の霊夢じゃ作れないような強力な妖怪撃退用のありがた〜いお札よ。 私が特別に作ってあげたの」 松山「きっとありがたすぎて涙が出ますね! ……ハァ……それで、これらを全員のところ回って配るんですか? そうすれば解放してくれるんですか?」 紫「配るんだけれど、松山君が初めに選んだ子と、カードが選んだ子以外はダイジェストになるの。 それと……本来の時間軸で、地霊殿との試合に出てる子が選ばれた場合。 好感度イベント発生する事はあっても、能力上下は無し。×よ。 敵か味方なままか不確かな選手能力の上昇は、前回投票と同じ轍を踏む危険性があるからね。 ただし最後にカードで選ばれたら子なら別。 メタなことだからよく覚えてね?」 松山「(何言ってるかさっぱりわからんがいつもだし話合わせておこう) つまり俺が、まず最初は誰にプレゼントを靴下の中に入れるか選べってことですね?」 紫「そうそう。飲み込み早くなったじゃない。 それじゃ松山君、クリスマスの最初はどこの良い子のところに行こうかしら?」
[813]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/12/24(金) 09:32:54 ID:??? 松山サンタがプレゼントを配る相手を選んでください。 A シャンハイ B 霊夢 C 萃香 D ルーミア E 射命丸 F 古明地さとり G 古明地こいし H 霊烏路空 I. ヒーバード J 阿求 K 虎子 L 妖精A M 妖精C N 妖精D O 良い子なゆかりちゃん P その他 *先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。 続きは後ほど。
[814]森崎名無しさん:2010/12/24(金) 09:43:13 ID:gOh2Xoa+ C
[815]森崎名無しさん:2010/12/24(金) 09:48:13 ID:SlG2qutQ B せっかくだから俺はこの赤い巫女を選ぶぜ!
[816]森崎名無しさん:2010/12/24(金) 10:01:05 ID:hX19ILhA O
[817]森崎名無しさん:2010/12/24(金) 10:55:02 ID:YhYskECc D
[818]森崎名無しさん:2010/12/24(金) 10:59:08 ID:AtehU7Go B
[819]森崎名無しさん:2010/12/24(金) 11:09:24 ID:TRrWYawI O
[820]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/12/25(土) 00:37:32 ID:??? B 霊夢 松山「……じゃ、最初は霊夢さんのところから」 紫「そう。 (やっぱりねぇ……)ところで、記載された名前一覧に気になるところなかった? 目を惹く名前とか」 松山「え? ……特にないです。 このわざわざ良い子と強調してるゆかりちゃんって子は……。 この前阿求さんのところに来た、トラウム・アドラーズ新入団希望の里の子ですよね」 紫「(素でスルーされた!?) ………………………………………………………………まぁいいわよ。ふん。 それで、何故最初は霊夢のところに決めたの?」 軽く追求を、または牽制を入れるような紫の問いかけに、松山は袋の緒を閉めながら答えた。 松山「近いから。 萃香さんもいる筈だし。 博麗神社には、トラウム・アドラーズのメンバーが集まり騒ぐから手間かからず済みますし」 元から妖怪の溜まり場と化していた神社には、トラウム・アドラーズキャプテンの住処も近いということで。 古参の妖精達や、地底から練習や試合に訪れる妖怪もたむろするようになり、霊夢もほぼ匙投げ状態になっていた。 霊夢の機嫌が悪い時は弾幕ごっこにて追い払われると、代わりに松山の家で二次宴会との流れが形成されている。 松山「今日も誰かしらはいるんじゃないかと思うしな。 それに妖怪妖精は夜活動するから、早寝してる霊夢さんや阿求さんから順に届けるのがいい」 紫「なるほど。合理的ね。 (松山君の動機ならそんなところね)」 松山「よし、それじゃ行こう。 よーし行くぞほら急いだ急いだ!」 紫「……ふむ? はいはい。(やっぱりはしゃいでるじゃないの)」
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0ch BBS 2007-01-24