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【いつか】キャプテン森崎38.1【通り過ぎた道】
[439]創る名無しに見る名無し:2010/10/16(土) 01:58:08 ID:W+aRdjhM 帰ってきたウル虎マン乙でした
[440]2 ◆vD5srW.8hU :2010/10/16(土) 10:12:37 ID:KkVoTBFR ★新田に救いの手は差し伸べられるか?→ ダイヤ9 ★ ダイヤ→「馬鹿の考え休むに似たり、と言う言葉を知っているかい?」ドSの調教師、三杉だ! ----------------------------------------------------------------------------- 新田「!!…ご挨拶ですね」 無遠慮にも程がある言葉に新田は怒りを隠そうともしなかった。 だが三杉も新田の眼光に怯む訳が無く、楽しそうに笑うだけである。 三杉「では君は今何をしようとしていたのかな?とても何かテーマや目的を決めて ボールを蹴っていた様には見えなかったが、僕には想像もつかない様な新技の構想でもあるのかい?」 新田「…ありませんよ!だからと言って何もしない訳にはいかないでしょうが!」 三杉「だから馬鹿と言ったのさ。ただ単に周囲と自分に向けた言い訳として走っていただけ… 雑念交じりに体を動かしていても有限な体力と時間が消費されるだけ…つまり、 結局は無駄に考えるだけで何もしていないんだ。体を休めてコンディション調整をした方がまだ有益さ」 新田「ぐぐぐぐ…!!じゃあ今のアンタは何しているんですかね!?俺をからかうのがそんなに有益ですか!」 そのまま始まった口喧嘩でも新田は三杉に秒殺され、ヒステリックに怒鳴り返す事しか出来ない。 ここで三杉は冷笑を抑え真面目な表情になった。 三杉「いいや。相手によってはからかいや挑発は実に効率的な育て方となるし、 実際に森崎はそうやって君を刺激しようとしたと思うが…君相手にはむしろ逆効果だと判断していた所だ」 新田「はあ…?逆効果だと思っているならなんでやるんですか」 三杉「君の必死さを確かめようと思ってね。ここまで侮辱された後で、それでも僕に教えを請うつもりはあるかい?」
[441]2 ◆vD5srW.8hU :2010/10/16(土) 10:13:25 ID:KkVoTBFR 新田「随分とまあ回りくどい事を…俺が怒って立ち去っていたらどうするつもりだったんですか」 三杉「それなら君は才能を芽生えさせられるだけの精神力すら欠けた欠陥品だと言う結論を出し、 以後代表落ち候補として見向きもしないだけさ。軟弱者にストライカーは務まらないからね」 新田「……………」 三杉「さて、どうする?僕の教え方はあまり優しくないよ」 そして三杉はただ単に彼を嘲るだけではなく、厳しく鍛えに来たのだと理解した新田は いったん口を閉ざし、目もつむり…数秒後にギラリと光る目と牙を見せて答えた。 新田「…やりますよ。今の俺は悪魔とだって契約してやりますよ。例えその為にアンタ、 ひいてはあのクソッタレなキャプテンの靴を舐める必要があっても、強くなれるんだったらそれでいい!」 三杉「良い言葉だ…だが、別に森崎に嫌々な忠誠を誓わなくてもいいよ。 そんな形の支持はアテにならないし、そうでなくても森崎の支配体制は既に磐石だからね」 新田「へっ?………じゃあ何ですか、俺が役に立つFWになればアンタはそれで良いんですか?」 三杉「そう。僕の行動原理は自分の所属するチームを強くする事のみさ。それが僕自身の強さでもあるからね」 新田「(…本当にこの人の性格は評価に困るな…頭が良すぎて怖いって山森も言っていたし)」 こうして三杉と新田の特訓が始まった。
[442]2 ◆vD5srW.8hU :2010/10/16(土) 10:14:02 ID:KkVoTBFR 【分岐】http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1281623017/l50にて !card と書き込むとランダムでトランプの絵柄が出るので、(!は半角)書き込んでみて下さい。 (ageでもsageでも構いませんが、★も含めて一回の判定の全文をコピペされてない場合は無効です) 先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で ★三杉のドリブルコーチング→(!dice + !dice)★ ★新田のドリブルトレーニング→(!dice + !dice)★ ★三杉のシュートコーチング→!(!dice + !dice)★ ★新田のシュートトレーニング→(!dice + !dice)★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 ドリブル練習の合計値が 11以下→効果無し… 12〜15→フラグA取得! 16〜19→「スキル・ドリブル+2」習得! 20〜23→「スキル・ドリブル+2」習得、フラグA取得! 24→「スキル・ドリブル+2」「芸術的なドリブル」を習得! シュート練習の合計値が 11以下→効果無し… 12〜15→フラグC取得! 16〜19→「スキル・シュート+2」習得! 20〜23→「スキル・シュート+2」習得、フラグC取得! 24→「スキル・シュート+2」「ファルコンダイブ」を習得!
[443]2 ◆vD5srW.8hU :2010/10/16(土) 22:59:21 ID:KkVoTBFR ★三杉のドリブルコーチング→( 4 + 2 )★ ★新田のドリブルトレーニング→( 6 + 4 )★ ★三杉のシュートコーチング→!( 3 + 2 )★ ★新田のシュートトレーニング→( 1 + 5 )★ ドリブル練習の合計値が16〜19→「スキル・ドリブル+2」習得! シュート練習の合計値が11以下→効果無し… ----------------------------------------------------------------------------- 新田「で、何から始めるんです?」 三杉「合理的に行こう。君はストライカーだ。味方からパスを受け、その場から撃つか 自分で切り込んでから撃つかの2択。それが君のプレイスタイルであり役割だ。 故に重視される能力はドリブルとシュートの二つ。まずはドリブルから改善していこう」 新田「具体的にはどうすればいいんですか?」 三杉「そうだな…まずは君のドリブルを観察させてくれ。特徴を再確認したい」 新田「分かりました」 タッタッタッ… いざ練習が始まると三杉の態度は皮肉や挑発を控えた極めて論理的な物になった。 それに伴い新田の機嫌も直り、素直に要望通り障害物つきのコースでドリブルを披露する。 新田「…どうですか?」 三杉「スピードは申し分ない。だがそれだけだ。逆に言えば、テクニックを植えつける余地があると言う事だ」 新田「植えつけるって、そんなに簡単に…」 三杉「簡単ではないが、達成出来れば短期間で劇的に効果を上げられる方法はあるよ」 新田「えっ!?」
[444]2 ◆vD5srW.8hU :2010/10/16(土) 23:00:03 ID:KkVoTBFR 三杉「それは…左足だ。巧いドリブラーは必ず両足を効果的に使っている。君はそうじゃない。 国内ならそれでも良かったんだろうけど、世界に通用するにはこの欠点は修正しなくてはならない」 新田「…なんだ、それですか。それなら俺もずっと前から気付いていましたよ。それを必死に修正したのが 現状なんです。まだまだ改善点はあるのは確かでしょうけど、劇的に効果を出せる練習法なんて無かったですよ」 直後に三杉は新田のドリブルの問題点を指摘してみせたが、それは新田も自覚していた問題点だった。 今更言われるまでもないとばかりに顔をゆがめる新田だったが、三杉は余裕そうに笑った。 三杉「確かにテクニックは一夜にして身につく物ではない。だが水面下に蓄積していた物が 何かの切欠で一気に表面化する事がある。そんな切欠となるかも知れない事をしてみせよう」 新田「切欠…ねえ。何をするんですか?」 三杉「論より証拠。今から僕が同じドリブルをするから、良く見ておくんだ」 新田「(なんだよ、結局上手い僕を見て学べってか?確かに達人から目で盗むのは おおいにアリだけど、それが切欠になる程のセンスがあったら最初から苦労しないっての)」 次に三杉が行ったのは新田が先ほど走ったコースを自分もドリブルし、それを観察させる事だった。 これの何処が劇的な上達の切欠になるのか?そんな懐疑的な感情と共に三杉の動きを観察し始めた 新田だったが、彼が違和感を覚え、その正体に思い当たるのに時間はかからなかった。 タッタッタッ… 新田「(ん?なんか三杉さんとは思えない程下手なドリブルだな)」 タッタッタッ… 新田「(スピードはあるけど左足の使い方が駄目じゃんか。自分が出来ない事を人に…)」
[445]2 ◆vD5srW.8hU :2010/10/16(土) 23:01:00 ID:KkVoTBFR タッタッタッ… 新田「(ってあの人が出来ない訳がねえ!何時も羨ましい位逆足を使いこなしていたじゃないか!)」 タッタッタッ… 新田「(ま、まさか…嘘だろ、おい…そんな事が出来るのか…!?)」 タッタッタッ… 新田「(ま、間違いない…このドリブルは…三杉さんのドリブルじゃなくて…!)」 ピタッ。 三杉「ふう。5回もやれば十分かな。さて…どうだった?細部に違いは生じたけど、9割方成功したと思うんだが」 新田「………ほとんどそっくりでしたよ…俺のドリブルに…」 なんと三杉は新田のドリブルをほぼ完全に模倣してみせたのだ。自分の物より数段劣るドリブルを。 まさかこんな事をされるとは思っていなかった新田は完全に仰天していた。 三杉「まあ分かるだろうね。問題点と改善点も分かったかい?」 新田「はいっ!早速やりますので見ていて下さい!」 三杉「(雰囲気が変わったな。初めて試してみる練習法だが、どの程度の効果が上がるやら)」 だが数十分後、今度は三杉が仰天する番だった。新田は無我夢中になっていた為それに気付く事は無かったが、 もし第三者がここに居たら三杉の目が隠しきれない驚きに満ちていた事に気付いただろう。
[446]2 ◆vD5srW.8hU :2010/10/16(土) 23:01:38 ID:KkVoTBFR 三杉「(…予想以上だ。そこまでこの練習法は効果があるのか? それともこれが彼が今まで発掘出来ずに溜め込んでいた努力と才能なのか?)」 新田「ハアッ、ハアッ…三杉さん!今のをコピーして見せて下さい!」 三杉「僕は写真屋じゃないぞ。少し休憩するんだ、疲れて荒れたドリブルを模倣されても意味が無いだろう」 新田「ハアハア…分かりました。水飲んできます…」 三杉「(これは彼の評価を改めねばならないな。真に開花した時、どれ程の物となるか分からなくなってきた)」 ドリブルで手応えを掴んだ後、二人は予定通りシュート練習に励んだがこちらは上手くいかなかった。 ドリブル時と同じく三杉が新田の動作をコピーして見せると言う手法を取ったのだが、 改善点はみつかってもそれが中々修正出来なかったのだ。 三杉「こっちも軸足の左足をもっと上手に使えばシュートのキレが増す筈なんだが…何もかも順調とは行かないね」 新田「く、くそおおっ!どうしてダメなんだ!」 三杉「焦る事はない。君はドリブルは切欠を待つだけの下地が出来ていた。シュートではそうではなかったと言う事だ」 新田「じゃあ、その下地ってのはどうやったら作れるんですか?」 三杉「僕の見る限り、ボディバランスの矯正が必要だな。筋トレのメニューを後で作ってあげるから 今日はもう終わりにするんだ。とっくにオーバーワークの領域に入っているぞ」 新田「…分かりました…あの」 三杉「なんだい?」 新田「有難う御座いました!」 三杉「お礼は言葉よりも公式戦でのゴールがいいな」 新田「遠慮ないっスね…」 *新田が「スキル・ドリブル+2」を習得しました。 *三杉と新田の関係が「師弟」になりました。
[447]2 ◆vD5srW.8hU :2010/10/16(土) 23:03:49 ID:KkVoTBFR いったんここまで。
[448]2 ◆vD5srW.8hU :2010/10/16(土) 23:11:40 ID:KkVoTBFR 大会10日目、全日本ユースの選手たちは午前のチーム練習の後 午後の自主練習の許可を与えられていた。 森崎「そういや昨日中国がイラクに勝ったから、準決勝の相手はサウジになるんだっけ。 韓国とタイは今日直接対決でグループ2位を争うんだったな…でも今はそれより練習、練習」 上がり易い:タックル(66)・パスカット(64)・ブロック(64) やや上がり易い:パス(68)・シュート(68) 普通:ドリブル(73)・セーブ力(73) やや上がり難い:せりあい(74) A 一人で自分の基礎能力を上げる。 B 誰かに会いに行き(指定はこの後)、スキル・必殺技開発を手伝って貰う。 C 誰かに会いに行き(指定はこの後)、互いの能力アップ(もしくはスキル・必殺技開発)に励む。 D 誰かに会いに行き(指定はこの後)、相手の能力アップ(もしくはスキル・必殺技開発)を手伝う。 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1281623017/l50にて ☆2010/10/16 23:30:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 15 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。どれか一つに確定した場合はその時点で投票を 止めて下さい。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[449]2 ◆vD5srW.8hU :2010/10/16(土) 23:48:14 ID:KkVoTBFR >A 一人で自分の基礎能力を上げる。 森崎「ようし、今日は自分の練習に使うか」 A 攻撃能力を鍛える(ドリブル・パス・シュートの3つまとめて) B 守備能力を鍛える(タックル・パスカット・ブロックの3つまとめて) C GK能力を鍛える(せりあい・セーブ力の2つまとめて) D ええい、全部やってやる!(運試し。8つまとめて鍛えられますが各自成長率は上がりにくくなります。 上がりやすい能力はそれでも上がりやすいですが上がり難い能力は殆ど上がらなくなります) http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1281623017/l50にて ☆2010/10/17 00:00:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 15 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。どれか一つに確定した場合はその時点で投票を 止めて下さい。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
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0ch BBS 2007-01-24