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【めざせ】小田Jr.の野望20【影のキャプテン】
[576]森崎名無しさん:2010/08/31(火) 20:19:00 ID:??? 最後の一枚はトドメ用だからもうないものだと思ったほうがいいよ 使おうとすると「それを使うなんてとんでもない!」とJr.がいうw
[577]森崎名無しさん:2010/08/31(火) 20:50:33 ID:??? ではB決で
[578]小田ジュニアの野望:2010/08/31(火) 21:10:38 ID:OxLV7psI B.ここはドラコに任せイワナガの庵に走る。 小「ドラコ。ここは頼む!」 ドラコ「おう!任せとけ。こいつをばたんきゅーさせたらすぐに追いかける!」 ヒュン! ほぼ無造作に放たれる剣撃。構えからの溜めやかぶりのない一撃は鋭く精密にドラコの 喉元を貫く鋭利な暗殺剣。 ドラコ「おっと!これでも人程度に遅れを取るわけにもいかないんだよね」 それを残像残すスピードで回避すると ドラコ「神威ドラコ撃!!!」 拳に神に託された力を纏わせ最大限のアッパーを放つ。 シュキン! 鬼一法眼「っと、さすが。伝説の最強種族、龍と戦えるとは人は長生きするものだよ。」
[579]小田ジュニアの野望:2010/08/31(火) 21:11:39 ID:OxLV7psI その一撃をまともに剣で防御するほど彼は剣に疎くはない。その力の流れを僅かにそらせ 99%の力を別の方向に流す。 小(…よし!) 両者の戦闘が膠着状態になった一瞬の戦闘の間隙を見極めるとジュニアはその場から退散を始める。 〜〜〜 どれくらい走っただろう。サッカーの試合で走り回る事はよくあるのだが、篝火のような火事が いたるところに見受けられるとはいえ、南葛市内では降りはじめで積もっていなかった雪も この地方ではしんしんと降り続いていたようでわずかに積もっている。 足元はおぼつかない。そもそも人が歩く道どころか獣道ですらなく、単なる小学生がここを走るのは かなりきついものだった。 小(はぁはぁ…もうすぐだ。もうすぐ目的の…) まるで焚き火に吸い寄せられる蝶のようにジュニアはある一点を目指す。 それはあたかもそうなる事が運命付けられていたことのようにも思えるのだが、不思議なことに ジュニアはそのことに全く気がつかない。
[580]小田ジュニアの野望:2010/08/31(火) 21:12:40 ID:OxLV7psI 小(もうすぐだ…もうすぐ…) ガサ… そのとき茂み近くに何かの気配を感じる! 茂みの中の恐怖→!card !cardのスペースを抜いてコピペってください。 ダイヤ なんと!?なんだか変なコスプレをした… ハート ふう…やっと同調できました。えりるが顔を出す。 スペード 気のせいだった… クラブ 赤い瞳の魑魅が現れた! となります。
[581]森崎名無しさん:2010/08/31(火) 21:16:25 ID:??? 茂みの中の恐怖→ スペード8 クラブ以外ならなんでも
[582]森崎名無しさん:2010/08/31(火) 21:29:41 ID:??? ダイヤは紫乃だったんだろうなぁ
[583]小田ジュニアの野望:2010/08/31(火) 21:53:03 ID:OxLV7psI 茂みの中の恐怖→スペード8 スペード 気のせいだった… ガサ………… 僅かに茂みが揺れるがそれ以降何の変哲もない。 小(気のせい…か?………いや!) 考えてみればおかしい。秋津姫にここに連れられてきてそれから、ドラコと八十建、それに鬼一法眼 以外の何かを見ただろうか?灰燼劫火や雷鳴雷光はいたるところで見受けられたがそれ以外のものが 全く見つからない。 特にこれだけの状況だ。山に住む猿や狸、狐の類、それに梟など、逃げ遅れたり逃げる術のない 生き物や地虫などがいたとしてもなんら不思議ではない。しかし、そういったものを見かけたような 気は一切しない。 小(どういうことだ?動物がいない?……)
[584]小田ジュニアの野望:2010/08/31(火) 21:54:30 ID:OxLV7psI 結論を出すことは出来ない。全く状況がわからないまま、詳しい話を聞く暇も無いまま神様とはなれ、 ドラコからはほとんどのまつろわぬ民を倒したという話以外は何も聞いていない。 もしかしたらその経過の一部にそういったものが関わる大事があったのかもしれないし、 単なる野生の第六感が、前もってこの地より逃げ出す事を選んだのかもしれない。どちらにしろ 今はそのことを頭に入れるだけでそこから何かに発展できるほどジュニアには余裕がなかった。 〜〜〜 そして…深い森の中を走るジュニアの視界が開けた。 小「な、なん…だと!?」 イワナガの庵。それが潰された事は聞いた。だがそれはあくまで比喩表現であり実際は結界が 破られた事を示しているのだと…そうジュニアは思っていた。 だが、現実は得てしてありうる可能性の最も悪い事が起こるものだ。ジュニアの目の前にある空間は 無残にも何かの超巨大質量により文字通り潰されていた。 手を洗った事のある手水舎や窓から中を覗き込んだ社務所のようなもの。それに一番大きな 拝殿も文字通り潰され一部は炎上し、まるで世界の終末を見せられているようだった。
[585]小田ジュニアの野望:2010/08/31(火) 21:55:32 ID:OxLV7psI 小「な。なんだと…」 同じ言葉を繰り返すジュニア。しかし、今回は更に異なる意味をもたらす。すぐそばにある山のような 何かが蠢いているのだ。ジュニアがそれを認識できたのは山ではないもっとも大きな理由。 赤い赤い…まるで真っ赤に熟した酸漿のような瞳の一つがジュニアに視線をよせる。 一つ…一つ…そしてまた… ずずず…と重く鈍い大地を削る音がする。大地はどのようなものによるのかわからない真っ赤な血に 染め上げられ先ほどの業火や雷光はこの山のように大きな何かが吐いたものだと容易に想像できる。 …いや、想像せざるを得ない。 小「な……」 瞳が輝く。 まるで人を娯楽の一つとして殺すために、そして僅かながらの命の灯火を喰らうためにその双眸は輝く。 むくり… そしてその双眸の数は八つ。大きすぎてよくわからないのだが、まるで蛙を見つけた蛇のように 八つのそれは…ジュニアへと向かう。
[586]小田ジュニアの野望:2010/08/31(火) 21:56:34 ID:OxLV7psI ???「大地のラプソディ!!!!」 ゴゴゴゴーーーーーー!!!! まるで射すくめられたジュニアを救うように突然地震がおき、その恐ろしく巨大な何かを 地割れと共に飲み込もうとするが… バシン!!! 恐らくその巨大すぎる蛇のような竜のようなものの背後にも尻尾のような何かがあるのだろう。 それを打ち鳴らすと超局地的地震が鳴り止む。 ???「今のうちよ!速く退避して!!!」 その掛け声と共にジュニアはなにものかに連れ去られ森の中に一旦退避を余儀なくされる。 〜〜〜 森の一角。ジュニアは数人が潜む隠れ家のような結界のような場所に逃げ込む。 小「マリーさん!あ、あれっていったいなんなんですか!?」 ジュニアを連れ去った正体はマルローネことマリーだった。
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0ch BBS 2007-01-24