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【アリティア】ファイアーモリブレム19【最大の危機】
[266]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/28(土) 12:33:34 ID:??? マリア「だ、駄目ですってカシムさん!まだ治療は終わってな……」 足に包帯をぐるぐるまきにしたカシムが必死に制止するマリアを振り切る勢いで ベンチから体をなげうって森崎に叫びかける。 カシム「どんなときでも諦めないのが森崎君じゃないの!? どんな相手でも絶対に勝つ!どんな困難でも絶対に切り抜ける! タリスでも、サムフース山でも、ディール要塞でもパレスでも……! 君は!森崎君はどんなに苦しくても乗り越えてきたじゃないかァ!」 森崎「………ぁ」 カシム「だから…立ってよ!戦ってくれよ……!僕の分まで…最後までさァ… 試合が終わるまででいいから、僕が好きな森崎君のままでいてくれよォ〜〜!!」 ピクッ 森崎「…………」 マリア「カシムさん……」 リンダ「そ、そうよ…森崎君!カシムの言う通りだわ!あなたにそんな 情けない顔は似合わない!カダインであのガーネフに立ち向かった気迫はどこに閉まったのよ!」 ミネルバ「顔を上げろ森崎有三!貴様は指揮官として…最後まで皆を導く義務がある! それを放棄するならば、今すぐこのグラウンドから去るがいい!」 このアカネイア同盟軍に、貴様のような腰抜けなど必要ないぞ!」 ドーガ「その通りだ!いつまでぐちぐちめそめそしてるんだ! お前一人で何もかも背負おうとしてんじゃない!そんな小さな体一つで…何が背負えるというのだ!」 グッ……
[267]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/28(土) 12:35:06 ID:??? 指先に、熱が戻ってくる。冷え切った体が熱く滾ってくる。 光を失いかけた森崎の瞳に少しずつだが色が戻ってくる。 そして次の瞬間。観客席から大波のような完成が湧き上がる。 ドワアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! 観客「しっかりしろアカネイア同盟軍〜〜!!俺たちがついてるぞ〜〜!!」 「まだいける!まだいけるって!すっごいシュートをまた俺たちに見せてくれよ!」 「私たちは最後まで応援していますから!だから、みんな…がんばって〜〜!!」 アカネイア! アカネイア! アカネイア! アカネイア! アカネイア! アカネイア! アカネイア! アカネイア! アンナ「こ…これはどうしたことなのでしょうか。すでに残る時間は 後半ロスタイムのみ。点差は2点…すでに敗北必至のアカネイアに 会場全体が…アリティアの民たちが…いえ、他の国からも応援に来てくれているであろう アカネイア大陸中の人間が……アカネイアにエールを送っています!!」 ニーナ「これまで、彼らのプレーに勇気付けられた人たちは計り知れないということですね… なんという…美しい光景なのでしょう。サッカーとは、こんなにも… 人の心を惹きつけてやまない……素晴らしい競技なのですね」 モロドフ「(森崎殿…お主はまだ『敗北』を知らない。もちろんこれまでの人生で 負けのない人生を送ってきたものなどいようはずもない。 だが、かねてよりリセットを多用してきたお主は… 大事な時期に、負けから学ぶということを全く知らずに生きてきていた… いま、ここでどうか学び取って欲しい。将来の全日本を強くするために… この貴重な圧倒的な敗北を……どうか糧にしていって欲しい……ですな)」 アカネイア! アカネイア! アカネイア! アカネイア! アカネイア! アカネイア! アカネイア! アカネイア!
[268]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/28(土) 12:36:21 ID:??? ロリマー「むー。これじゃあ僕たちすっかり悪役だよぉ…」 松山「仕方ないさ。ここは相手のホームグラウンドなんだしな。 でも…少し羨ましいな。これだけ応援してくれる人がいるなんて」 リッキー「だよなァ…なんだかやりにくいぜ」 ディーン「ふん…だが、試合を捨てて不貞腐れてしまうよりマシではないか? 奴ら、実力だけならば十分プレミアリーグの連中とも渡り合えていたしな」 カルツ「違いねぇ。ワシはもっと…あいつらと勝負してみたい。 あの王子にはこてんぱんにされちまったからな…最後くらい競り勝っておきたいぜよ」 早田「そうと決まれば俺達のやることはただ一つだ。な?」 パオラ「ええ。試合終了のそのときまで…全力で彼らを迎え撃つ…ですね?」 ミディア「私…今日の試合を体験して、サッカーの魅力が分かった気がする。 アストリアとも、いつかこうして一緒にボールを蹴ってみたいな…」 アリティアの春の空に、アカネイアの大応援の声が賛美歌のように響き渡る。 そして、その声たちに導かれるかのように森崎は立ち上がり、フリーキックの位置まで歩いていく。 ザッ…ザッ…ザッ… 森崎「(こんなこと…今までなかった)」 ザッ…ザッ…ザッ…
[269]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/28(土) 12:38:39 ID:??? 森崎「(下手なプレーをすれば、いつも馬鹿にされて、罵られるだけだと思っていた。 だから、俺は上手くなりたかったし…どんな手を使ってでも強くなろうと思った。 点を取られなければ馬鹿にはされない。悪口を言われない。みんな、俺を誉めてくれる、必要としてくれる だけど…いつも俺は嫉妬と企みが渦巻く中心の中にいた。心が休まる瞬間なんて…無かったな)」 マリク「森崎…!」 アベル「…森崎」 ジュリアン「森崎!!」 ミシェラン「森崎〜!」 トムス「森崎殿」 シーダ「森崎君!」 バーツ「森崎ィ!」 レナ「森崎君…」 サムソン「…森崎殿」 マルス「森崎…指示を出してくれ。やはり僕は指揮官にはあまり向いていないみたいだから」 はにかむマルスにボールを手渡され、森崎は小さく笑い返す。 馬鹿が付くほどのお人よしたち。今まで彼が共に過ごしたメンバーたちでは考えられないほど、 自分のことを考えてくれる。自分と共に戦おうとしてくれる。 この心を、体を振るわせる大きな声援に応えないわけにはいかない。 一人のサッカー選手として、期待してくれる観客に応えないわけにはいかないだろう? 森崎「…よし、みんなきけ!」
[270]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/28(土) 12:40:06 ID:??? まだ、俺の中の闇が全てが照らし出されたわけではないけれど。その瞬間、確かに俺は光を見た気がする。 このアリティアの眩しい空の中で…俺は、この残された僅かな時間で何を残し、何が出来るのかを探し、口にした。 ☆指示を出してください Aマルスとシーダのツインブレイカーをぶっ放す! B魔法ブースト込みのパンサーファングをぶっ放す! Cジュリアンにドリブルゴールを狙わせる Dシーダにドリブルゴールを狙わせる Eもう一度バーツに『なだれ攻撃』を使わせる F森崎自身がドリブルゴールを狙う Gその他(誰に何をさせるか、など具体的な戦術をお書きください) 2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません
[271]森崎名無しさん:2010/08/28(土) 12:46:32 ID:YTFFj5RQ B レナさんのアレは、次の一点に使いたい。
[272]森崎名無しさん:2010/08/28(土) 13:16:01 ID:ar4oUMDg B もはやトロンはない! ツインブレイカーで人数補正使われるよりは黒豹の意地にかける! …ねじ込み要員は多いほうがいいしね
[273]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/28(土) 13:34:41 ID:??? >>271 選択肢にレナさんのワープシュートがないのは なだれ攻撃+これまでの行動で撃てるガッツが残っていないからのです… >>272 先ほどのアベルのシュートがシューマッハまで届かなかったので まだ一発トロンは控えてますよ〜。それでも今度はこちらも魔法がありますから 黒豹さんには最後くらいしっかりと高ステータスらしい活躍をして欲しいですねw =================== >B魔法ブースト込みのパンサーファングをぶっ放す! 森崎「アベル」 アベル「お、おう…なんだ?」 森崎の迷いの無い済んだ声に、次の言葉を予測できたのか アベルは少し嫌な顔をするが、拒むことはせず森崎の言葉を待つ。 森崎「マリクの魔法ブーストを使ってパンサーファングを撃ってくれ。 威力が下がらない位置ギリギリまでボールを前に送るから…頼んだぞ」 アベル「(マルス様も、森崎も、これだけシュートを外している俺に どうしてここまで期待をかけてくれるんだろうか…)」 マリク「最後だからね。僕たちのできる最高のショーをアリティアのみんなに見せてあげようよ。ね?」 アベル「あ、ああ…」 プレッシャーで潰れてしまう可能性も少しは考えて欲しいと思ったが、 この緊迫した状況でそんなことを言うわけにもいかない。 アベルは仕方なくマリクを伴って前線へと上がっていった。
[274]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/28(土) 13:36:04 ID:??? 森崎「(しっかりするんだアベル…俺もお前も、苦手を克服するためには… 逃げるわけにはいかないんだ。立ち向かっていくしかないんだ!)」 ザッ! アンナ「どうやらフリーキックはキャプテンである森崎君が蹴る模様です。 いったい誰に合わせてくるのでしょうか?」 松山「みんな、疲れて苦しいだろうが最後まで頑張ろう! これから最後のマークの指示を出す!」 松山は森崎と一度視線を合わせると、少し安心したかのように息を吐く。 そして、最後までマンチェスターのキャプテンとして堂々と戦うために、仲間たちに指示を出した。 松山の判断→ !card !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→マルスに集中的にマークをつけた ハート→シーダに集中的にマークをつけた スペード→バーツに集中的にマークをつけた クラブ→アベルに集中的にマークをつけた JOKER→空気を読めない審判が試合終了のホイッスルを吹いた…
[275]森崎名無しさん:2010/08/28(土) 13:58:52 ID:??? 松山の判断→ ハートJ
[276]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/28(土) 14:32:03 ID:??? 松山の判断→ ハートJ >ハート→シーダに集中的にマークをつけた 松山「シューマッハ、やはり俺はゴール前に上げてくると思うんだが、どう思う?」 シューマッハ「…アカネイアはミドルシューターが欠如しているように見える。 相手が俺でなければもっと善戦できたであろうな」 松山「と、いうことだ。さっきのシュートを見たかぎりでは、アカネイアは PA内に放り込むしか攻撃手段は残されていない。そこでマークにつく相手なんだが…」 ゴニョゴニョゴニョ… ロブソン「分かった。あの女子のオーバーヘッドは俺が叩き落す」 早田「無理すんなよロブソン。もうお前もほとんど体力が残っていねぇんだろ?」 ミディア「シューマッハ君ならきっと飛び出してがっちりキャッチしてくれるから心配いらないわ。ね?」 シューマッハ「む、無論だ…空中戦では俺は絶対に負けん」 何故か少し顔を赤らめながら、シューマッハはミディアの方を向いて胸を叩いて言った。 ロリマー「(あれ?あれれれれ?シューマッハってもしかして……もしかすると?)」 リッキー「(奴の好みは年上…っと)」 ディーン「おい、まだ試合中だぞ。集中しろ集中。まったくお前たちときたら… (まぁ俺はどっちかといえばパオラさんの方が好みだがな)」
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0ch BBS 2007-01-24