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【アリティア】ファイアーモリブレム19【最大の危機】
[308]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/29(日) 19:48:44 ID:??? ザッ…! アンナ「まずは東門から出てきたのは、先日アカネイアに1対0で勝利したサンパウロのメンバーだ! このチームのキャプテンのレナート君はこの大会無失点での優勝を宣言しております。 この試合も見事に完封し、口約達成の野望にまた一歩近づくことが出来るのでしょうか!」 陽子「さァみんな、頑張って戦ってきてらっしゃい!作戦どおりに動けば 絶対に勝てない相手じゃないわ!ファイトよ〜〜!」 力強い陽子の声に後押しされて入場してきたサンパウロメンバーの面々。 キャプテンレナートを先頭に、堂々と歩いてくる。 レナート「くっくっく…ヒュウガ・コジロウか…北米のクラブチームでは一目置かれているほどの ストライカーらしいがこのブラジルユース代表の最終選考まで残った 俺様の敵ではないわ!いくぜみんな!今日も完封で華麗に勝利を収めてやるぞォ!」 アマラウ「(あーやだやだ。あいつまでボールを届かせないために苦労するのは俺たちだってのに…)」 ドトール「(我慢しろ。得点力が少ない俺たちが勝つには、奴の言う通り完封で勝つことを第一に考えていくしかない)」 石崎「ぐへへ…今日は絶対に陽子さんにいいところを見せるぞ!男石崎、このアカネイアの地にでっかい花を咲かしてみせるぜい!」 バビントン「今日はしっかりとゲームメイクしていかなくちゃ。 プラトン、タハマタ、サイドのフォローは頼んだよ」 タハマタ「おう。自信もっていけよバビ」 プラトン「あのミスギとかいう奴が手強そうだな。気を引き締めてかかるぞ」 ジウ「今日こそは!今日こそは点を取ってやる!」
[309]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/29(日) 19:49:56 ID:??? マウリシオ「昨日対戦したアカネイアと比べてどれくらい強いんだろうか… へへっ、挑戦し甲斐のある相手だと良いなァ」 新田「(日向さん…全日本のFW争いをするにあたり絶対に避けては通れない強敵… この試合で、あの人より活躍することが出来れば…きっと俺の大きな自信になる。やるぞ!)」 アンナ「サンパウロのメンバーは他のチームに比べて派手な技を持つ選手は少ないですが、 その分基礎に忠実で、とても高いレベルの選手が揃っている強豪チームです。 先日のアカネイア戦のように接戦に持ち込むことが出来れば、俄然有利と見ても良いチームでしょう」 ニーナ「森崎君と同郷の選手である新田君と石崎君。昨日に引き続きこの二人の動きに注目していきたいですね」 アンナ「さァ、そして対する西門から入場してくるのは攻撃力ではこの大会ナンバーワンと称されるヒューガー! キャプテンである日向小次郎君を筆頭に、ビクトリーノ君、ダ・シルバ君、三杉君と いずれも優れた攻撃センス、俊足を誇る超攻撃的チームです。 その分守備力に不安があるといわれていますが、この俺がいる限り そんなことは言わせないと、そんな自信が垣間見える選手がおりますね」 ニーナ「若島津健君ですね。カラテと呼ばれる格闘技によるセービング技術は 高い実力と共に見るものを驚かせる魅力も兼ね備えていますからね」 アンナ「そうですね〜。なんでもニーナ姫はあのゴールポストを蹴る仕草がえらくお気に入りだとか? 高い総合力を誇るサンパウロか、圧倒的な攻撃力を持つヒューガーか! 一体どんな展開を迎えるのでしょうか!皆様、試合開始までもうしばらくお待ちください!」 日向「(南米一のユースチームか…以前翼が所属していたチームらしいが… ふん、一応将来の全日本の主将として新田と石崎の実力もチェックしておくかな。 松山ほどではないが、俺の手足として動かせるくらいの力があれば上出来だ)」 三杉「…松山たちマンチェスターは勝ったか。ならば、彼らと引き分けた僕たちが負けるわけには行かないな。 あのバビントンという選手は、アルゼンチンの中でもかなりの優秀な選手と聞くし、良い勉強になりそうな試合だ」
[310]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/29(日) 19:51:11 ID:??? ビクトリーノ「よーし、行こうぜダ・シルバ。南米で最も優れているのは ブラジルじゃない、ウルグアイだってことを思い知らせにな!」 ダ・シルバ「う、うん…頑張ろうぜビクトリーノ! (うわー、あのレナートとか言うキーパー俺が前所属してた グレミオのキーパーにそっくりでやんの…なんかやだなァ)」 若島津「この大会、森崎は合計4失点…俺は今のところ1失点… …いや、考えるのはよそう。奴と直接ぶつかり合うまでは…空論でしかない」 ジェイク「見ててくれよアンナ。今日こそは華麗にリフレクトシュートを成功させてみせるぜ!」 ベック「また倒れたら大変なんだな〜。あんまり無理し茶嫌なんだな〜」 ジェイガン「アカネイアはこれで2連敗か…情けない。 このジェイガン、アリティアの臣下としてあまりにも情けないですぞ…!」 バヌトゥ「そうじゃなぁ。森崎殿たちもかなり落ち込んでたみたいじゃし… なんとか元気付けてやりたいんじゃが、今のワシらに何が出来るじゃろうか」 チェイニー「心配するだけ無駄って奴だよバヌトゥの旦那。 あの森崎って奴ならきっと大丈夫だって。あんまり繊細そうな奴に見えないしさ」 ナバール「(…もしも、俺がアカネイアのメンバーに選ばれていれば……… ふっ、馬鹿な話だ。仮定の話などなんの意味も成さないというのに)」 こうして両チームとも様々な想いを胸に、激戦必至の試合に臨むのであった。 森崎「さぁて…どっちが勝つかねぇ」 マルス「そうだね…総合力ではサンパウロに分があると思うけど… ヒューガーの爆発力は侮れない。どちらが勝つか全く予想できないね」
[311]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/29(日) 19:53:01 ID:??? 森崎たちアカネイアのメンバーは用意された指定席にてこの試合を観戦していた。 だが不思議なことに何人かは席を外しており、空席が目立っていた。 森崎「まだ治療中で安静にしてなきゃいけないカシムは仕方がないとして… アベルの奴、どこに行きやがったんだ…?」 マルス「最後のシュートを簡単に止められてしまったのがよほどショックだったんだろうね。 もしも僕も同じ立場だったら…悔しくて、恥ずかしくて姿をくらませてしまうかも…」 森崎「……次の試合までには戻ってきてくれるよな?」 マルス「そうだといいけどね…」 ジュリアン「ちっ…俺からしてみれば贅沢な悩みだぜ。 練習じゃああいつがこのチームの中でダントツで上手かったんだぜ? シュートも守備もバスも…俺の得意なドリブルも、奴の方が上手かった」 シーダ「それは…仕方がないんじゃないかしら。優れたプレイヤーだからこそ、期待されているからこそ、 失敗が際立ってしまう。それにアベルは…ここ最近ずっとミスの連続だったから…」 バーツ「アベル……くそっ!」 以前アベルにはカインと言う名の頼れる相棒がいたという。 もしも自分が彼のようにアベルの力を引き出すことができる能力があれば 今回のような悲劇は避けられていたかもしれない。バーツは一人そう考えていた。 森崎「お、どうやらようやくコイントスが始まるぞ」
[312]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/29(日) 19:54:17 ID:??? コイントス→ !dice !と diceの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します 奇数→ヒューガーのボールから 偶数→サンパウロのボールから
[313]森崎名無しさん:2010/08/29(日) 19:57:35 ID:??? コイントス→ 5
[314]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/29(日) 20:21:04 ID:??? コイントス→ 5 >奇数→ヒューガーのボールから コイントスを当てた日向は迷うことなくボールを選ぶと、 意気揚々とセンターサークルにボールを置き、キックオフの笛を待つ。 彼の左にて腕組みをして経つビクトリーノは、呆れたように息をつく。 ビクトリーノ「(いきなり撃つ気満々ですって顔してやがる…まぁいいさ。 あのサンパウロにキーパーもアカネイア戦で見せたように 並大抵のキーパーではないからな…)」 体格的にもグラウンダーでのキック力ではどうしても日向には勝てないと自覚している彼は このチームのために自分に何ができるのかを、昨日の夜考えていたのである。 ビクトリーノ「(…なぁサルバトーレさん。本当に…本当に俺に適正があるのか? 長年ウルグアイには司令塔が欠如してると言われてきている。 そして、俺には…将来ウルグアイナショナルチームの『司令塔』として 活躍してもらいたい、そのためにも今のうちから周りの選手を使っていくことを学べと…)」 ビクトリーノとダ・シルバが現在所属しているモンテビデオユースのトップチームにて 絶対的なストライカーとして君臨している『機関銃』と称されるサルバトーレという選手がいる。 彼をはじめFWにはルーベン、DFにはウーゴなどの中心人物がいるが、 肝心の中盤を支える選手が近年全く育っておらず、このままでは他のチームに確実に劣ると予想されている。 それを憂いたサルバトーレは、ユースチームにてメキメキと頭角をあらわしている ビクトリーノに対し、FWではなく、攻撃的MFとして動けるようにしてくれと言ったのだ。 ビクトリーノ「(…あの人は言った。将来ウルグアイを支えていくのはこの俺の力だと。 だが、今のままではこの私が引退するまで君の出番は無いとまで言った… まったく、酷い言い草だよ。でも、それほどのことを言っても許されるほどあの人の力は偉大だからな)」
[315]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/29(日) 20:22:54 ID:??? ビクトリーノも幼い頃から点取り屋としてチームの最前線で走り回ってきた身だ。 いきなりコンバートをしろと言われてもはいそうですかと納得するはずもない。 だから、彼はこの試合で自分が本当にMFとしてもやっていけるかどうか試そうと思ったのだ。 ビクトリーノ「ヒュウガ!今回はお前の体力が続く限り好きに撃っても構わんぜ。 俺も後ろからできる限りのサポートはさせてもらう」 日向「…?一体どういう風の吹き回しだ?だが、それは都合がいい。 ならばお前は俺に確実にパスをつなげ。あとは俺が試合を決定付けてやろう」 ビクトリーノ「…それはどうも。だが、お前が不甲斐ないようならば容赦なく お前からボールを奪ってでも俺がゴールを決めに行くからな。覚えておけよ」 日向「…マンチェスター戦のような無様はアレっきりだ。もうあんなことは起きん」 昨日のイマイチな結果を思い出して少し気を悪くしたのか、日向はビクトリーノから 顔を背けると、サンパウロのゴールの方を向いてしまう。 日向「(さて…昨日のような結果はあのサッカー協会の男もきっと納得は言っていないだろう。 この俺の力を最も証明するのに相応しい攻めかたは…やはり、これか)」 日向の判断→ !card !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ・ハート→挨拶代わりのキックオフネオタイガーショット! スペード→ビクトリーノに預け、自分はさっさと前線に上がる クラブ→ナバールに預け、自分はさっさと前線に上がる JOKER→挨拶代わりのキックオフ……新必殺シュート!
[316]森崎名無しさん:2010/08/29(日) 20:31:50 ID:??? 日向の判断→ ダイヤA
[317]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/29(日) 20:52:53 ID:??? 日向の判断→ ダイヤA >ダイヤ・ハート→挨拶代わりのキックオフネオタイガーショット! =========== ピイイィィィッ!! アンナ「さァ今ヒューガー対サンパウロのキックオフの笛が吹かれ…おお、こ、これは!?」 グオワアアッ! 日向「この俺の得点力を最もアピールするにはやはり、これしかないよなぁ?」 ニタリと不気味な笑みを浮かべながら足を振り上げる彼の姿は 今まさに獲物に飛びかからんとする獰猛な虎そのものであった。 ビクトリーノ「(あちゃ〜やっぱりか。味方の体力を把握するのも司令塔の仕事なんだから勘弁してほしかったんだがな…)」 三杉「君も相変わらずだね。だが…君が本当にメキシコで大活躍しているというのなら… 間違いなくこのシュートは入るはずだ。期待させてもらうよ」 ジウ「はぁ!?いきなり撃ってくるとか頭おかしいんじゃないの!?」 バビントン「それだけ自分のシュート力に自信があるというのか…?」 ドトール「…やはり来たか。予めDFラインを集結させておいて正解だったな。 アマラウ、マリーニ、イシザキ、ブロックだ!」 アマラウ「りょうか〜い♪」 マリーニ「けっ、あんな遠くからシュートを撃って入るわけないだろうが! 俺たちを…サンパウロを舐めんじゃねぇぜ!」
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0ch BBS 2007-01-24