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【アリティア】ファイアーモリブレム19【最大の危機】
[410]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/30(月) 22:14:44 ID:??? ビクトリーノのダイビングボレーは、彼の足腰のバネの使い方が良いのか とにかう『速い』のだ。相手がクリアーに飛んだその時には、すでにボールを通してしまった後であることが多い。 それだけ空中での彼の動きの俊敏さ、ボールへの嗅覚の鋭さが優れていることが分かる。 たとえ筋力ではやや劣っていようとも、こと空中戦においては間違いなく世界クラスの実力の持ち主なのだ。 ビクトリーノ「(あとは…もう少しだけでもいいから威力を上げたいところなんだが…まァ今はいいだろう)」 シュバアアアアアッ!! レナート「と、届かない…!?」 レナートの飛び出しも難なくすり抜け、黒豹の放った鋭い爪はサンパウロゴールに再び傷跡を残すのだった。 バスウッ!ピピィィィーーーッ!! アンナ「は…入った!ゴーーーーーールゥ!前半19分、ビクトリーノ君の ダイビングボレーでヒューガー、サンパウロを突き放しにかかる〜〜!!」 ニーナ「は、恥ずかしい話ですが全く動きが見えませんでした… あの包囲網の中、アレだけの動きができるなんて…素晴らしいシュートでした。お見事の一言です」 ======================= ヒューガー1 − 0サンパウロ 前半0分 日向 前半19分 ビクトリーノ ======================= ビクトリーノ「ヒャッホーーーッ!決めたぜベイビィーーー!」 真っ先に彼が走りこんだ先は、見事なラストパスを上げてくれた相棒のダ・シルバであった。 ダ・シルバ「ビクトリーノなら決めてくれるって、俺信じてた!2点目ゲットで幸せゲットだねビクトリーノ!」
[411]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/30(月) 22:15:46 ID:??? ビクトリーノ「ふっ…最近どうもヒュウガや他の連中に活躍をもっていかれていたからな。久々に発散出来そうだぜ」 ダ・シルバ「ははは、それじゃあ次からもどんどんパスを送ってくからね。覚悟しておいてよ!」 ビクトリーノ「ふふっ、頼んだぜ相棒!」 三杉「これで大分楽になったな…。流石はウルグアイユースのストライカーといったところだな。見事だったよ」 日向「ふん……あの野郎、俺を差し置いてゴールを決めやがって……」 ベック「やったやった!これで2点差なんだな〜〜〜!!」 ジェイク「へへ、俺たちも吹っ飛んでまで守りきった甲斐があるってもんだな!」 ジェイガン「うむ。良い攻撃は良い守備から生まれるもの。バヌトゥ殿、お手柄ですぞ」 バヌトゥ「ほっほっほ…この老いぼれがここまで活躍できるのならサッカーも案外チョロイものじゃのう」 歓喜に沸くヒューガー陣営に対して、サンパウロ陣営は明らかに気落ちしていた。 それは同じような攻撃展開をしたのにも関わらず、結果が間逆だったことに尽きる。 相手の策を完璧に読みきり、後は人数差の恩恵を得て競り勝つだけだったというのに。 マウリシオのシュートはキーパーにすら届かず、逆にビクトリーノのシュートは華麗にネットを揺らした。 この格差が必ず追いつける、逆転できるという選手たちの気持ちを徐々に萎れさせていくのであった。 マウリシオ「く…くそぉ…」 ジウ「マウリシオ、そう落ち込むな。切り替えていこうぜ」 先輩FWであるジウはなんとか励ましてみるが、マウリシオはひときわ大きなショックを抱えたままである。 アマラウ「ぐぬぬぬ…やりやがるなヒューガーめ…このままじゃやばいぜ!?」
[412]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/30(月) 22:16:56 ID:??? バビントン「相手にはエース級の選手が数多くいる。いくら総合力が上でも…これじゃあ勝てないよ…」 ドトール「くっ…まさかこの俺の目の前でダイレクトシュートを決められるとは…!」 レナート「(まずいな。この状況ではいくら俺が鼓舞したとして立ち直れない奴がいるかもしれん。 うぎぎ…この俺がまさか1試合で2失点してしまうとは…だが、まだだ…まだだぜ!)」 レナートの心が未だに折れなかったのは彼のその自信家な性格もあるが、 先の試合で3失点を喫した森崎の存在も大きかった。まだ奴よりはマシという ある種の捻じ曲がった負の感情が、レナートをまだ強気の状態を保たせていたのだ。 レナート「よ…よし、みんなきけ!まだ諦めるには早い。シュートまで持っていけたんだから 俺たちの力が奴らに決して劣っているわけではないぞ? 俺達の長所を有効的に使い…せめて前半のうちに1点は返すぞ」 ドトール「……やはり、パワープレイで仕掛けていくしかないか?」 レナート「それもあるが、問題はフィニッシュだ。あのワカシマヅとかいう ボサボサロン毛野郎を攻略するには、ただのダイレクトプレイじゃ駄目だ」 マウリシオ「…………」 レナート「気づいてると思うが、奴らのDFの動きはそこまで良くはない。 マウリシオのシュートが弾かれたのだってただのマグレだ。 お前だってそう思ってるんだろマウリシオ」 マウリシオ「!」 レナート「ふっ…そうだ。それでいい。相手より劣っている、負けていると考えているから そこを、その精神的弱さをつけこまれていいようにやられちまうんだっての」 アマラウ「(へぇ…そういうことか。その無駄な自信は一応そういった精神的な理由があったのね)」
[413]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/30(月) 22:19:00 ID:??? マウリシオ「キャ…キャプテン、お、おれ…おれ……俺!やります!次こそは絶対に決めてみせます!」 レナート「よーしよし、それでいいんだマウリシオ。俺は強い、絶対勝てる… そう強く思い込めばな……負けねぇんだよ」 マウリシオ「(あ…やば、俺、なんだかちょっと感動しちゃうかも)」 レナートのめちゃくちゃな理論…だが、勝利を強く信じるという強い思いに サンパウロのメンバーは同調して改めて気合を入れなおすのだった。 レナート「よーしいくぞてめーら!まず俺たちが仕掛ける手は…こいつだ!!」 レナートの判断→ !card !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→おいアマラウ。お前をポストプレイヤーとして使うぞ! ハート→おいニッタ。お前のドリブルで接近戦を仕掛けろ。……期待してるぞ(ボソッ) スペード→おいバビントン、お前がこのチームの司令塔なんだ。お前を中心にしてラインを上げていくぞ! クラブ→いつも通りの俺たちで大丈夫だ!(実は何も考えていませんでした) JOKER→この俺がフィールダーとして出場するぞ! =============== ヒューガーが2点リードしたというところで一旦ここまで。 ここのレナートはひたすら強気で自信満々というキャラで固まっていきそうです。 イメージが違うと思う人もいるでしょうが、どうかご了承くださいませ。それでは〜
[414]森崎名無しさん:2010/08/30(月) 22:21:54 ID:dsiNV+I6 レナートの判断→ ダイヤQ 乙でした。
[415]森崎名無しさん:2010/08/30(月) 23:29:45 ID:??? プリキュア…ちょいちょい小ネタはさむなあw 乙でした〜
[416]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/31(火) 21:57:10 ID:??? >>414 乙感謝でした! >>415 とりあえずイース様は俺の嫁な。 ============== レナートの判断→ ダイヤQ >ダイヤ→おいアマラウ。お前をポストプレイヤーとして使うぞ! アマラウ「お?随分とまァ積極的な策でいくんだなぁ」 ドトール「アマラウをさらに上げるのなら俺はDFライン統率に戻るぞ。 …俺の目が黒いうちは、もうニ度とダイレクトシュートは決めさせん」 バビントン「ということは、こんなポジションになるね」 ・サンパウロFC(カスタマイズ/3-3-4/指揮レベル9) −−@−− @レナート B−E−A Bマリーニ Dドトール A石崎 −−−−− E−I−G Eタハマタ Iバビントン Gプラトン −−−−− −−C−− Cアマラウ F−H−J Fマウリシオ Hジウ J新田 アマラウ「よーし。機会があれば一発スルーでかく乱を狙ってみるかァ!」 ジウ「頼んだぜアマラウ!お前のジャンプ力はこのチームナンバーワンなんだからな!」 マウリシオ「次こそは絶対に決める!強気に攻めるぞー!」
[417]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/31(火) 21:58:40 ID:??? 新田「(森崎さんにも通じたんだ。きっと若島津さんにだって俺のシュートは通用するはず…!)」 作戦会議を終えたサンパウロメンバーは一斉に各ポジションへと散っていく。 ピイイイィィィィィッ!! そして吹かれる試合再開の笛。ボールを持つのはやはりこの男司令塔バビントン。 緊張をほぐすように、栗色の長髪を一度掻き揚げて、ボールを蹴り出した。 バビントン「(まず1点。確実に返していくぞ…!そのためには…!)」 バビントンの判断→ !card !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→プラトンとのワンツーで速攻を仕掛ける! ハート→タハマタとのワンツーで速攻を仕掛ける! スペード・クラブ→早速アマラウにパワープレイをしてもらう JOKER→「バビントーン!頑張ってー!」おや?どこからか彼に向かって黄色い声援が…
[418]森崎名無しさん:2010/08/31(火) 22:03:28 ID:??? バビントンの判断→ ハート6 なんかこのスレのレナートが好きになってきたなぁw 美杉スレのブルノさんあたりとタメを張る面白さだ。
[419]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/31(火) 22:20:13 ID:??? >>418 ありがとうございます!作者冥利に尽きるありがたいお言葉、どうもです! それもこれも森崎が彼の未来をバラ色にしてくれたおかげですねw たとえ強がりといわれようとも、彼はこれからも自己陶酔という名の強気の信念を貫いていくでしょう。 ================ バビントンの判断→ ハート6 >ハート→タハマタとのワンツーで速攻を仕掛ける! バビントン「タハマタ!僕のパスについてきて!」 タハマタ「オーライ!」 バコッ!ダダダッ!バシッ! アンナ「サンパウロ、ここは迷わず速攻の形を取った! 一刻も早く1点を返し、同点に追いついておきたいのでしょう。 本来ならばDFであるアマラウ君も、FWの3人と共に前線へと上がっていきます」 バビントン「(勝負はアマラウがPA内に入ってからだ。それまでは… なんとしても、僕がキープしつづけなければならない!)」 バビントンは足元の技術に優れたプレイヤーだ。だが、ドリブルとパスどちらが得意かと聞かれれば、彼はパスと答えるだろう。 それは彼自身があまり個人プレーに走らず、周りの力を引き出すことに徹する控えめで優しい性格から来るものなのかもしれない。 日向「ふん…無駄な足掻きを。おいビクトリーノ、俺は先に上がっているぞ」 そう言うと日向は後ろを振り返りもせずに前へと駆け出していった。 ビクトリーノ「(まァ、一応信頼されてるってことなのかな?あんまり気分よくねーけど)」 苦笑しながらそんなことを考えつつも、ビクトリーノは単身でバビントンたちのパスコースへと割って入る。
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0ch BBS 2007-01-24