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【アリティア】ファイアーモリブレム19【最大の危機】
[575]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/04(土) 20:15:38 ID:??? そして首位争いの大事な3連戦。日向たちメキシコシティは1戦目、2戦目共に 日向のハットトリックと若島津の完封で圧倒的な強さを見せてきた。 だが、3戦目。これまで右サイドからFWにセンタリングしかしておらず、 目立った活躍を見せてこなかったカペロマンの右足から一つの閃光が放たれたのだ。 日向「(テオドール・カペロマン…奴の『サイドワインダー』の前に、若島津の守りの技は何ら通用しなかった。 それだけじゃねぇ。奴は言った。他のドイツのメンバーは俺なんか比べ物にならないほどのパワーアップを遂げていると。 シュナイダー…ミューラー…あいつらに対抗するためには、俺が、俺が全日本を先導し強化していかなければいけねぇんだ)」 日向の心の中にはもちろん自分が中心、主将になりたいと言う独占欲や相手を屈服させたいという気持ちが溢れている。 だがそれは全日本のメンバーが誰もが思う『世界に通用するサッカー』を強く願いすぎたものが故のものだった。 自己顕示欲が強い日向だからこそ。全日本を世界一のチームにするには自分がキャプテンとなり 仲間に甘い考えを捨てさせ、チームワークなどに頼らずとも力を発揮できるチームを作らなければと思う故のものなのである。 日向「どけぇっ雑魚ども!俺の強さを…日本の強さを…!俺は世界に証明するんだぁ〜〜〜〜っ!!」 ドッゴォォォォオオオオオンッ!!!ボバァッ!ドゴォッ!ズギャアアアアッ!! ドトール・マリーニ・レナート「うっぎゃあああぁぁぁーーーっ!!!」 ズギャギャギャギャッ!バリィッ!ゾゴォォォン!!! 日向「どうだああああっ!!これで分かったろう!もう逆転などくだらん考えは捨てることだなぁ!はーーーはっはっはぁ!」 自らの思想、理想を周りに証明させるには結果を残すしかない。 森崎、若林、そして翼を蹴散らし、彼らを超える力を得るしかない。 日向は吼えた。自らの野望を成就するために。己の力をただただ頂きへとのし上げんがために――。
[576]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/04(土) 20:17:20 ID:??? ======================= ヒューガー3 − 1サンパウロ 前半0分 日向 後半6分 アマラウ 前半19分 ビクトリーノ 後半16分 日向 ======================= ピイイィィィィーーーーッ!! アンナ「ゴ…ゴォーーーーーール!!競り合いに向かった3人を派手に吹き飛ばし、 日向君の放ったオーバーヘッドシュートはグルニア製のシューターのごとく 恐ろしい勢いで射出され、ネットを突き破り石で出来た壁にめり込んだ〜!す、凄い威力だ〜〜!!」 オオオオオオォォォォオオオオオッ!! 観客「キャーーーー!コジコジィ!ステキすぎ〜〜!!」 「やっぱりあいつのシュートはとんでもねぇな…」 「だが、見ていてスカッとするぜ!ああいうのがスタープレイヤーって言うんだろうな」 「ヒューガー!ヒューガー!ヒューガ!ヒューガ!」 アリティアの会場が、今の日向のシュートに魅せられていた。 キックオフシュートと同様、いや、それ以上の興奮の坩堝と化したスタジアム内で、 森崎は、アカネイアの仲間たちと共に戦慄を覚えていた。
[577]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/04(土) 20:19:35 ID:??? ジュリアン「む、無理だ…勝てっこねぇ…マンチェスターも強かったが、ヒューガーはそれ以上だ…」 マルス「僕たちがあれだけ苦戦したサンパウロがこうも一方的に…なんてことだ…!」 バーツ「あいつのシュートは…バケモンだ。マムクートが真正面から向かってくるようなものだぜ…」 シーダ「悔しいけれど…認めたくないけど…今の私たちじゃ……」 レナ「神よ……あまりにも残酷ではありませんか?何故これほどまでの苦難の試練を…?」 森崎「(くそっ…日向め……)」 そして、残り時間のことも考えればいよいよ勝利への希望が失われつつあるサンパウロのメンバーは… がけっぷちのサンパウロ→ !card !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→それでもレナートたちは少しも諦めてはいなかった! ハート→落ち込むレナートたちを陽子が必死に励ましていた! スペード→新田と石崎がレナートたちに責められていた! クラブ→さすがのレナートもこの結果には落ち込まざるを得なかった(自己陶酔が消滅) JOKER→「やっぱり俺がいないとみんな駄目だなァ」そ、その声はまさか――?
[578]森崎名無しさん:2010/09/04(土) 20:22:49 ID:??? がけっぷちのサンパウロ→ スペード2
[579]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/04(土) 20:40:46 ID:??? がけっぷちのサンパウロ→ スペード2 >スペード→新田と石崎がレナートたちに責められていた! ================= この失点は誰の責任か?失点に揺れる彼らの中で、ひたすら論争が行われていた。 アマラウ「馬鹿野郎!一体何のためにドトールが下がったと思っていやがる! 俺が前線に出て守りが手薄になるからだろうが! 勝手に自分から出てきて守りを薄くしてどうすんだよ!!」 石崎「なっ…?」 ドトール「…確かに。あのオーバーラップには何か意図があったのか? バビントンもらしくない。あの状況は普通にマウリシオに任せるべきだっただろう」 バビントン「ご、ごめん…」 プラトン「待てよ。司令塔のバビントンの判断には従う。それが俺達のルールだろう? 問題なのはバビの信頼を裏切ったそこのニホン人二人組みだろ?」 新田「そんなァ!」 タハマタ「あん?無謀なオーバーラップに小手先だけの技術のワンツー失敗。 お前たちのせいでな、俺たちは取られなくてもいい点を献上しちまったんだよ!」 ドトール「まぁ落ち着けタハマタ。こいつもこいつなりに考えがあって上がったんだ。 …よもや、ただ自分が活躍したい、目立ちたいからと言う勝手な理由で上がったわけでは…あるまい」 言葉ではそう言っているが、実際俺の言う通りなのだろうと石崎を睨みつけるドトール。 苦しい展開が続く中、誰かに責任を擦り付けなければ怒りが収まらない。 プロの候補生として活躍している彼らだったが、やはりまだ年若い心が未熟な少年たちなのだ。無理も無い。
[580]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/04(土) 20:43:14 ID:??? 石崎「お、俺は…俺は……(うう、図星すぎて反論できん)」 新田「(こんなはずじゃなかった…俺の力を証明したくてこの地までやってきたのに… これじゃあただみんなの足を引っ張っているだけじゃないか…何しに俺はここに来たんだ!)」 陽子「(このままじゃ…負ける。それだけじゃない。今後このチームに石崎君と新田君の居場所がなくなるわ。 日本サッカー協会の一員として、ううん…このチームのマネージャーとして、なんとかしなきゃ!)」 そんな最悪なムードの中、ベンチから陽子が颯爽と立ち上がり… 敏腕マネージャーの見せ所?→ !card !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→「残念ね。サンパウロは翼くんがいないと、所詮こんなものだったのね」檄る! ハート→「まだ試合を諦めては駄目!ファイトファイト!」とにかく応援 スペード→「(下手に動くと余計仲をこじらせちゃうかも…)」うごかない クラブ→「これ以上みんなとの溝を広げられるよりは…」石崎と新田をベンチに下げる指示を出した。 JOKER→「この試合に勝ったら私の○○○○で○○○○を○○○○してあげる〜〜!!」なにィ!?
[581]森崎名無しさん:2010/09/04(土) 20:45:14 ID:??? 敏腕マネージャーの見せ所?→ スペードJ
[582]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/04(土) 21:05:57 ID:??? 敏腕マネージャーの見せ所?→ スペードJ >スペード→「(下手に動くと余計仲をこじらせちゃうかも…)」うごかない =================== スッ… 颯爽と立ち上がり…そして彼女はまたベンチへと腰掛けた。 陽子「…やめときましょうか。今私が出て行っても、余計彼の立場を悪くさせるだけ」 昨日初めて会ってから、石崎が異常なほどになにかと自分に好意をぶつけてくることは感づいていた。 陽子もそれで彼が発奮し、力を発揮してくれるのならと特に拒否することはせず、嫌な顔はしなかった。 もちろんあまりにも酷い状況が続くと、適当にあしらったり鉄拳制裁で撥ね退けたりもしたが。 同じチームのマネージャーとして、石崎の能力が発揮されるように接してきたつもりである。 だが、今の石崎の行動は明らかにやり過ぎだった。 周りの状況もわからなくなるほど、チームの状況を考えられなくなるほど 彼を夢中にさせてしまったことを、陽子は少し後悔した。 陽子「はぁ…美しさって罪ね…ってそうじゃないわよね。うん。 とりあえず、しばらく彼には反省してもらいましょうか」 石崎の助けを請う視線がさっそく飛んできたが、陽子は目をモロドフの方に向けて無視した。 石崎「がび〜〜ん」 新田「す、すみませんでした…もう勝手なプレイは…しません」 レナート「ちっ…点を取られちまったのは仕方がねぇ。だが覚えて置けよ。 ここはハイスクールのサークル活動じゃねぇんだよ。 それが分からねぇようなら、今すぐ荷物まとめて帰りやがれ。というか俺がこっからたたき出す」 バビントン「も、もうその辺にしといておきなよ。僕にも、その…責任があるんだし」
[583]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/04(土) 21:07:57 ID:??? プラトン「バビは優しすぎるんだよ。だからこうしてこいつらがつけあがって勝手な行動を…」 ドトール「で、どうするんだ?後半戦も残り半分。ここからさすがに逆転は無理だ。 今の俺たちにはそこまでの得点能力は無い」 アマラウ「確かにあれだけ攻めてPKだけじゃなぁ。そんじゃ、せめて同点狙いか?」 マウリシオ「それでもあと2点っすか。きついッスね…」 各々の意見を聞き、レナートは軽く瞳を閉じて息を吐く。そして目を開き、指示を出す。 レナート「…よし、みんな聞け。ここからは――」 レナートの指示→ !card !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→ドトールも前線に上げるぞ。まずはさっさと1点差にするんだ ハート→アマラウもDFまで下げよう。ジウ、お前の競り合いの強さに賭けるぞ スペード→おいニッタ、喜べ。お前に汚名返上のチャンスをやろう クラブ→このままでいい。自分たちの力を信じるんだ JOKER→俺がフィールダーとして出る!
[584]森崎名無しさん:2010/09/04(土) 21:09:11 ID:??? レナートの指示→ ハート6
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0ch BBS 2007-01-24