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【アリティア】ファイアーモリブレム19【最大の危機】
[842]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 19:27:10 ID:??? >>841 彼女はステータス的にシリアスもギャグもできる名女優になってくれましたからねw =============== 教えてミスターマリク→ クラブ3 >クラブ→やっぱり君には教えてあげられないよ… ロリマーの期待の視線が降り注ぐ中だったが、マリクは静かに横に首を振った。 マリク「残念だけど君に魔法を教えることは出来ない。 まだ僕が人に魔法を教えて上げられる実力も無いってのもあるけど…ごめん」 ロリマー「そんなァ…ぶーぶー」 頬を膨らませて、納得出来ないと言った態度をとるロリマーを隣にいたロブソンが諌める。 ロブソン「ロリマー、あんまり迷惑をかけるようなことを言うんじゃない。 すまんなマリク。こいつ、いつまでたっても子供っぽいところが抜けなくてな」 マリク「ううん、こっちこそ力になれなくてごめん。そうだな…僕がもし優秀な魔道士になって 司祭に昇格できるくらいになったら教えてあげてもいいかもね」 ロリマー「ほ、ほんとう!?本当だねマリク!約束だからねっ!!」 マリク「あ、ああ…(安請け合いしちゃったけど本当にこれでよかったのかな?)」 トムス「そういえばロブソン殿といったか。お主は先々の試合でもかなり良い動きをしていたな。 もしよければ守備のコツを私に教えてはくれぬか?もっとチームに貢献できるようになりたいのだ」 何本もシュートをクリアーで弾くロブソンの動きに感心したトムスはロブソンに師事を仰ぐ。
[843]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 19:28:20 ID:??? 教えてミスターロブソン→ !card !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→では、クリアーのコツを教えてやろうか ハート→では、ブロックのコツを教えてやろうか スペード→では、タックルのコツを教えてやろうか クラブ→すまない。俺はあまり人に教えることが得意ではなくてな… クラブA→で、ではクリアーのコツを教えてやろうか。(ロブソンの顔が何故か赤く染まっている) JOKER→では、俺流の守備全般の動きのコツを教えてやろうか
[844]森崎名無しさん:2010/09/11(土) 19:39:17 ID:??? 教えてミスターロブソン→ クラブ10
[845]森崎名無しさん:2010/09/11(土) 19:45:22 ID:??? 危ねぇwクリアーならぬクリアッーを教えられるところだったw
[846]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 20:41:13 ID:??? >>845 ある意味強力な必殺技にはなりそうですがねw ================ 教えてミスターロブソン→ クラブ10 >クラブ→すまない。俺はあまり人に教えることが得意ではなくてな… ================ ロブソンは欧州内でも有数の大型DFである。将来はイングランドを支える大黒柱として有望もされている。 だがいくら体つきが大人顔負けのものといっても、彼もまた17歳の少年。 マリクと同じく人に者を教えることができるほど余裕はなく、自分のことだけで精一杯なのだ。 ロブソン「す、すまんな。前に一度チームメイトにクリアーを教えたことがあったんだが…」 優秀なセンターバックとして彼に教えを請う者は少なくなかった。 だが、サッカーになると大らかな彼の性格はなりを潜め鬼のような形相と共に厳しく当たることが多い。 そのためか、途中で彼の指導から何人も逃げだした者が多く、それ以来彼は人に物を教えることを怖がっていた。 トムス「そうか…残念だな。明日の試合の為に少しでも何か身につけておきたかったのだが」 すると、そこにトムスと同じアカネイア騎士でありながら この大会はマンチェスターに所属しているミディアが話し掛けてくる。 ミディア「頑張りなさいトムス。アカネイアの誇りにかけても、明日は絶対に勝って欲しい」 トムス「ミディア殿…ああ、無論だ。全敗などと言う屈辱だけはなんとしても避けねばならぬ。 だが、今のままではマンチェスター以上の攻撃力を誇るヒューガー相手には…」 ミディア「あら、あなたらしくないわね。そんなに弱気な顔を見せるのは何時以来だったかしら」 数年前、聖騎士隊の一個隊を任されていたミディア直属の部下に配属されたばかりの 強面の大柄な緑の鎧の重騎士のことを思い出してくすりと笑う。 あのときのトムスは見た目こそ誰もがはだしで逃げ出すほどの迫力だったが、内面はまだ弱々しい限りであったのだ。
[847]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 20:42:14 ID:??? トムス「……この大会に参加していろいろと分かったことがある。我々DFは ただゴール前に立っているだけの壁ではないことが。 相手の攻め方に応じてラインをコントロールし、時には勢いよく飛び出して 攻撃陣の援護もしなくてはいけない。…難しいものだ」 ミディア「そうね。私も今のところはたいした活躍が出来ていないし… この大会が終わったら、一度アカネイア騎士団で特別訓練をしてみようかしら?」 トムス「サッカーの…ですか?」 ミディア「ええ。この『サッカー』という競技はただのレクリエーションかと思っていたけど… 実際にこうしてフィールドに出て、体を動かしているうちに…… もっと本格的に上手になりたい。もっと活躍したいって思うようになってきちゃって」 トムス「はは…ミディア殿らしいですな。どんなことでも極めなくては気がすまない。生粋の軍人気質ですからな」 ミディア「ニーナ様も、サッカーのことをとても気に入ってくださっている。 万人が平等に楽しめる、白熱できる競技…サッカー。 このサッカーこそが大陸に足りなかったものだったのかもしれないわね」 トムス「はい。私も訓練以外の趣味が出来て嬉しい限りですよ」 サッカーとアカネイアの明るい未来の夢を語り合いながら、トムスとマンチェスターの選手たちの夜も更けていく。
[848]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 20:43:36 ID:??? 〜ヒューガー〜 リフ「さて、シスターレナ殿。この私にいかが用ですかな?」 この大会ではアカネイアの選考に漏れてしまい、ヒューガーに所属しているリフ。 同じ杖使いとしてレナはリフに今自分が抱えている悩みを打ち明けていた。 リフ「確かに今アカネイアには試練が続いていますな。 敗戦に続く敗戦。決して実力が激しく劣っているわけでもない。 しかし我々杖使いは戦場と同じくサッカーでも後方支援に徹することしか出来ない… それがもどかしくてたまらない。そういったところですかな?」 レナ「はい。この苦難を乗り切るために、リフ様のお知恵をお借りしたいのです…」 そう言うと、レナは白く透き通る布を取り出す。それはまごうことなき『天使の衣』 オレルアンカップでMVPをとった彼女に与えられた景品である。 レナ「この衣の魔力があれば、体力を大幅に高められると聞いています。 明日の試合の為に、誰かにこの天使の衣を譲りたいのです」 リフ「…なるほど。体力を多く消費する方の為に、この衣を役立てて欲しい。 だが自分の判断だけでは誰に委ねるべきか分からない、と」 レナ「僧侶リフ様。おねがいです。あなたほど高名な僧侶ならばきっと良い知恵をお貸ししてくださると…」 この2戦で最も苦しい思いをしていたのは実は彼女かもしれない。 自分はただハーフタイムで回復の杖を使うことだけでしかチームに貢献することが出来ない。 聖女のように優しい彼女だからこそ、敗戦で沈む仲間たちの暗い顔をなんとかしたいと強く願っていたのだ。 リフ「分かりました。私個人の考えとしては…あの者にその衣を託すべきでしょう」
[849]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 20:45:02 ID:??? リフの教え→ !card !と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→あなたがもっとも信頼を置いている人物です。もう答えが出ているのでは? ハート→あなた自身に使うべきです。あなたは自分が思っている以上に強い人物ですよ。 スペード→やはり攻撃参加をするものにこそ譲るべきでしょう。 クラブ→今はまだそれを使うべきではありません。しまっておきなさい。 クラブA→それはこの私です! JOKER→森崎殿です。……彼の唯一の弱点でもある体力を補強して差し上げなさい
[850]森崎名無しさん:2010/09/11(土) 20:47:32 ID:??? リフの教え→ スペード10
[851]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 21:17:06 ID:??? リフの教え→ スペード10 >スペード→やはり攻撃参加をするものにこそ譲るべきでしょう。 リフ「私の今いるチームで例えるのなら、日向殿やビクトリーノ殿など、 前線で必殺シュートを何度も撃たなければならない者に使うべきだと思います」 確かにタックルやパスなどに比べて、シュートに使用する体力と精神力は比較にならない。 カシムやバーツ、そしてシーダやマルスなど必殺シュートを扱う者に天使の衣を与えよということなのだろう。 レナ「分かりました。それでは明日の試合、FWに配置された誰かにこの天使の衣を託したいと思います。 僧侶リフ様。お知恵をお貸しいただきありがとうございました」 リフ「いえ、私はあくまでも助言をしただけにすぎません。実際に行動を起こすのはあなた自身。 そしてその起こした行動が本当に勝利へと導くものになるかどうかは…神のみぞ知ることでしょう」 こうしてレナは明日の試合前のミーティングにて、天使の衣を誰かに渡す決心を決めたのだった。
[852]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 21:18:08 ID:??? 松山との特訓を終えた森崎が自室に戻ろうとする頃。偶然部屋の前を通り過ぎたモロドフと目が合う。 モロドフ「おや、森崎殿。もう他の者たちは床に入っておりますぞ。 明日はいよいよヒューガーとの直接対決。いくら2試合目といっても しっかりと体を休めておくことが指揮官としての義務ですぞ」 森崎「ああ、分かってるさ。俺って昔からこうして体を少し疲れさせないとなかなか寝付けなくてさ」 少し苦しいいいわけだったが、モロドフは笑って聞き流してくれた。 モロドフ「私もヒューガーの監督代行として、初心者ながらしっかりと指揮をしていく所存ですぞ。 森崎殿もしっかりと仲間を鼓舞し試合に臨んでくだされ。 全敗などという汚名をこうむれば、次の大会では他のキャプテンを用意しろと言う文句が出ないとも限らんしな」 森崎「うぐっ……」 サッカーのキャプテンとしての信頼が失われてきていることは薄々だが感じている。 顔を引きつらせながら森崎はモロドフの小言のような忠告を聞く。 モロドフ「……森崎殿。負けることは辛いかね?」 森崎「あ、あったりまえだろ!誰が好き好んで負けるかよ! 俺はこの数年間ずっと負けることはなかったんだ!ずっと勝ちつづけてきたんだ!」 誰も好きで2連敗もしたわけではない。中学3年間を公式戦無敗で終え、 国際Jrユース大会を優勝したという実績とプライドが森崎の中にはある。
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0ch BBS 2007-01-24