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【明日の色は】黄金のジノ2【どんな色？】
[356]森崎名無しさん：2010/09/15(水) 11:37:26 ID:2c+xnz1I D
[357]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI ：2010/09/15(水) 12:13:42 ID:??? Ｄ ロッシについて聞く ジノ「……あの、カピトンは、ロッシさんと一緒にプレイしたんですよね？」 モンテゼーモロ「ん？ああ。」 ジノ「…ロッシさんは、どういう感じの方なんですか？」 モンテゼーモロは、しばらく考えこんだ。 モンテゼーモロ「……とにかく熱いな。うざい位熱い。」 ジノ「熱い人、ですか。」 モンテゼーモロ「負けるのが大嫌いで、負けても負けても勝つまでやってたな。…カードゲームで、よく小遣い巻き上げてたぜ。」 ジノ「………。」 モンテゼーモロ「そうだなぁ…他は、あいつがカピトンでヨーロッパユースを戦った時は…皆ヘボだったが、とにかくまとまってたな。 あいつもうるさかったが、皆の向かう方向は同じだったし…。」 ジノ「向かう方向？」 モンテゼーモロは、その言葉に目を丸くした。 モンテゼーモロ「テメーの価値を高める。その為にはチームの勝利がいる。そのベクトルだ。 当時のイタリアも、今ほど豊かでなかったしな。皆飢えていたんだよ。 そんな中、誰よりも勝ちにこだわり、誰よりも価値を高めたかったのがヤツさ。 ヤツは母子家庭で、母親に楽させてやりたきゃ、カルチョで金稼ぐのが一番早い方法だったからな。 皆、金が欲しいし、テメーのつまらんエゴで金を稼げなくなっても困る。 だから、チーム一丸になったんだよ。」 ジノ「…現実的ですね。」 モンテゼーモロ「今考えると、だけどな。」
[358]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI ：2010/09/15(水) 12:33:47 ID:??? モンテゼーモロ「他には、アズリーニとはいえイタリアの代表だ。 皆、アズリーニの一員だって事に誇りを持っていたし、ロッシは特にそれが強かった。 …時代が違うし、比較にはならんが…ジェンティーレみたいにエリート意識もあったしな。 だからっつって、尊大にやるんじゃなくて、チームの意思を勝つ方向に向けさせる為にはどうするか。 ヤツはそれをいつも考えていたな。」 ジノ「…………。」 モンテゼーモロ「マッツォとはよく口論してたぜ。マッツォは楽しむカルチョが好きだが、ロッシは勝つカルチョが好きだからな。」 口論を思い出したのか、モンテゼーモロが薄く笑う。 モンテゼーモロ「勝つ為にはマッツォの力が必要だったし、ロッシは痛し痒し、といった感じだったぜ。 ただ、マッツォもアズリーニの一員である事に誇りを持っていたからな。 向いているほうが同じだ、って解ってからは、多少和解してたが。」 ジノ「…優勝したんですか？」 モンテゼーモロ「いや、準決勝でユーゴスラビアに負けた。評価は前評判からしたら上出来、という程度だったな。 ロッシは、それからミランの最衰期と怪我との戦いがあって、それを乗り越えてから今がある。 マッツォも怪我と戦ったしな。 …しかし懐かしいなぁ。またあのアズリーニで、プレイしたいぜ。」 ジノ「…………。」 今の自分達に、果たして何人があのアズリーニに戻りたいと思えるだろうか…。
[359]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI ：2010/09/15(水) 12:49:30 ID:A23U6aUM モンテゼーモロ「…ま、年寄りの苦言だけどな… 今回のアズリーニのていたらくは、ロッシがいれば無かっただろうな。 どんな実力があろうとも、勝つ意思のないチームが勝てる程、カルチョは甘くない。 ロッシの凄さは、チームに勝つ意思を伝播でき、かつ反感を与えない事だ。」 ジノ「…耳が痛いですね。」 モンテゼーモロ「ジェンティーレなんて、本当にもったいないぜ。 素質だけならロッシすら凌駕するのにな。」 話をしていると、空港に到着した。 フランツ「…それでは皆様、キャンプお疲れ様でした。 これから２日、オフを取り、４日練習し、それから試合になります。 試合は、ホームでアンコーナと戦います。…皆様の健闘を祈ります。」 …その時、フランツの携帯電話が鳴った。 先着一名様で。 ★リブタ加入なるか !card ★ JOKER…フランツ「リブタ、そしてディノ・マッツォが加入します。」 ダイヤ、ハート…フランツ「リブタ加入です。」 スペード、クラブ…フランツ「リブタ加入に失敗しました。代わりに中堅のネグロが加入します。」
[360]森崎名無しさん：2010/09/15(水) 13:00:23 ID:??? ★リブタ加入なるか ダイヤ9 ★
[361]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI ：2010/09/15(水) 13:14:02 ID:??? ★リブタ加入なるか ダイヤ9 ★ ダイヤ…リブタ加入 フランツは、携帯電話を切ると皆に向き直る。 フランツ「たった今連絡がありまして…水面下で交渉を続けていた、元オランダユース代表のリブタ。 彼が、我がモデナの一員として加わる事になります。」 モンツァ「…また、元ユース代表ですか？」 フランツ「仕方ないでしょう？チームにお金がないんです。…それともモンツァ。貴方が移籍してお金を稼いでくれますか？」 モンツァ「げぇ！それは勘弁して下さい！」 笑い出すチーム。 モンテゼーモロは、少し肩の荷が抜けた気分になった。 …後は、自分の後継者を育てるだけ… そう考えると、些か寂寥な気分にもなるが… モンテゼーモロ「(ジノが理想だが、ジノはレンタル選手…。ジノ以外だと……どいつもこいつも、まだ荷が重いな。)」 少し溜息をつき、モンテゼーモロは家路についた。 ※リブタが加入しました。
[362]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI ：2010/09/15(水) 13:19:30 ID:A23U6aUM 日常フェイズ『夜』 ジノ「リブタか。…しかし聞かない選手だな。隠れた名選手なのか…？」 『２』票入ったほうを選択します。投票は、ageにてお願いします。 Ａ 恋人候補に電話する Ｂ 手紙を書く Ｃ リブタの情報を集める Ｄ もう寝る ※長沼、カマーチョ、リベリオは、疲労困憊で休んでいます。
[363]森崎名無しさん：2010/09/15(水) 14:19:34 ID:2c+xnz1I Ｃ
[364]森崎名無しさん：2010/09/15(水) 14:28:32 ID:TlRw0stk C
[365]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI ：2010/09/15(水) 14:38:10 ID:A23U6aUM Ｃ リブタについて調べる ジノ「…ユース代表レベルなんだから、これまで雑誌に載らないってわけはないだろうし… 少し調べるか。」 先着一名様で。 ★資料はあるか !card ★ JOKER…ジノ「これは凄い。名選手じゃないか！」 ダイヤ、ハート…資料があり、そこそこ情報があった スペード…資料を見たが、あまり情報がない クラブ…ジノ「これは凄い。」
[366]森崎名無しさん：2010/09/15(水) 14:43:51 ID:??? ★資料はあるか ハート6 ★
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