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【宿命ありき】ファイアーモリブレム20【森崎VS日向】
[373]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/19(日) 21:51:14 ID:??? アンナ「アリティア国の皆さまお待たせしました!いよいよこのアリティアカップも最後の試合となりました。 アカネイア同盟軍盟主マルス王子が所属している、アリティア騎士団指揮官森崎君が率いるアカネイア! それを待ち受けるのは、その圧倒的攻撃力で先日サンパウロを撃破したヒューガー! キャプテンである日向君は、森崎君とは同郷の知人かつライバルというまさに因縁の対決! 果たしてどちらのチームが栄光を掴み取ることができるのか! ここまで稚拙ながら実況を担当してきました『秘密の店』のオーナーことアンナが 試合終了のホイッスルが鳴り響くまで、誠心誠意実況しつづけたいと思います!どうぞよろしくね〜♪」 ニーナ「一つのボールをフィールド上の22人が、己の信念をかけて一生懸命に奪い合う…… この3日間、私はサッカーという競技の素晴らしさ、そして儚さを見てきました。 今ここに宣言したいと思います。ドルーア帝国の野望を阻止し、この大陸に真の平和が取り戻されたその時… 私はこのアカネイアにサッカーを広めてみせます。 今までアカネイアに足りなかったもの。国や身分、人種や性別の壁すらも取り壊す この素晴らしき『スポーツ』こそ、この大陸に足りなかった、必要なものだと発見たのですから!」 ワアアアアアアアァァァァァアアアッ!! 観客「サッカー最高!サッカー愛してる〜〜〜!!」「俺、この試合が終わったら武器屋じゃなくてサッカー屋を開店するぞ!」 「これはこのアカネイア史においての貴重な分岐点ですぞ…」「アカネイア!最後の試合くらいスカッと勝ってくれよ〜〜!!」 会場一体がサッカーの熱に揺れて、大きく湧き上がる。そしてその歓声に押されるように 二つのチームの選手たちがフィールド上へと入ってくる。 ザッ… コイントスを行うため、森崎はセンターサークルで待つ審判のもとへと向かう。 すでにそこにはヒューガーのキャプテン、日向が不敵な笑みを浮かべ、腕を組んで立っていた。
[374]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/19(日) 21:52:29 ID:??? 日向「よう森崎。昨日は良く眠れたか?落ち込みすぎて試合放棄するんじゃないかと心配したぞ。 まァ、無事でなによりだ。アカネイアカップでの借りを返すと同時に…お前にトドメをさしにきたぜ」 そう言い放つと日向は森崎に右手を差し出す。傍から見れば、ライバル同士の対決前の相手を称える握手だ。 だが、先ほどの口ぶりから見てどう考えても日向が好意を向けているとは思えなかった。 この試合を最後に、お前は二度と俺に逆らうことができない。そんな森崎に送るせめてもの手向けの握手のようにも思えた。 森崎「(……舐めやがって。だが、下手に動いても奴の『リセット』の力で無効化されてしまう。 奴を見返すには結局この試合で日向に、そしてこのチームに勝つしかないんだ)」 以前全力で日向を殴り飛ばし、彼を再起不能に陥らせたものの、 リセットの力で自分のパンチを無かったことにされたことを思い返しながら森崎は―― ☆どうしますか? A普通に握手。しかし日向を鋭く睨みつける B普通に握手。しかいこちらは全力の笑顔で互いの健闘を願う C握手はしない。無視をしてコイントスを待つ D日向の差し出された手を払って敵意を剥き出しにして挑発する Eここだ!ここで握手による未来予知だ! 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[375]森崎名無しさん:2010/09/19(日) 21:56:01 ID:fFs/EnKA B 一貫性を保つ(アカネイアカップ最後のあれ) +おそらく日向にとって最大の挑発。
[376]森崎名無しさん:2010/09/19(日) 22:00:18 ID:DgJVKbc+ B 認めよう、現状こっちは格下だい。 だけど窮鼠は猫を噛むんだぜ!
[377]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/19(日) 22:39:13 ID:??? 訂正とお詫び。 372のモロドフの最後の台詞は三杉のものです。 他にも誤字がかなり目立っておりますが、どうかご容赦ください… =============== >B普通に握手。しかしこちらは全力の笑顔で互いの健闘を願う ガシッ! 森崎「忠告ありがとう。だけど、俺たちも負けないよ。 今日はお互い、いいゲームができるよう頑張ろう!(ニコッ)」 森崎は自分ができる最大級の笑顔で、日向の握手を受けた。 彼の顔からは日向の挑発に心乱されるような様子は微塵も感じられなかった。 三杉「(……君は本当にあの森崎なのか?松山も言っていたが、ここまで人は変わるものなのか?)」 若島津「(…もしも俺が森崎の立場だったらどう反応していただろうか。 俺はあいつのようにあそこまで笑顔になれるだろうか?いや…無理だろうな)」 かつての森崎を知っているものたちからすれば、彼の反応はとても信じがたいものであった。 内にはドロドロとした感情を隠しているだろう、きっと何か策を興じる前フリに過ぎないだろうと予想する。 しかし、このアカネイア大陸に来て森崎は確かに変わったのだ。 多くの出会いと別れを経験し、心から信頼しあうことができる仲間の尊さに気づいた森崎は 恐怖や圧力による心の制圧など何の意味もなさないことなのだと少しずつ考えるようになっていた。 森崎「(…以前の俺だったらぶち切れて文句の一つ二つ三つ四つ言い返してたんだろうな。 でも……今は不思議と心が穏やかだ。なんなんだろうなこの気持ち……)」 そんなことを思いながら、森崎の友好的な態度に対して非常に不満げな顔の日向にもう一度笑顔を返す。 日向「……ちっ。どうやら本格的にお前はふぬけてしまったらしいな。 森崎よ。2年前、俺たちがどうして世界Jrユースに優勝できたと思う?」
[378]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/19(日) 22:40:49 ID:??? 森崎「それは…俺たちが世界一強いチームだったからだろう?」 日向「ああ、その通りだ。そしてその世界一強いチームを作る要因となったのはなんだと思う?」 森崎「……どういうことだ?」 日向「お前や俺がチーム内で権力を求め奪い合う。その結果、全日本Jrユースには競争心が生まれ、育まれた。 世界レベルのサッカーには程遠かった俺たちがあの短期間でアレだけ強くなったのは…俺たちが決して馴れ合うことが無かったからだ」 森崎「(…そういうことか。日向、お前は……)」 ここではじめて森崎は気がついた。日向がどうして馴れ合いやチームワークを嫌っているのかを。 彼は自分が所属するチーム、全日本というチームをより強いチームにしたかったのだ。 全日本を強くする要員はチーム内の激しい競争によるもの。そして仲間を思いやったりチームワークに徹することは 成長の妨げにしかならない。世界のサッカーについていくには甘さや優しさを捨てるしかないと。日向はそう言っているのだ。 日向「テメェの腑抜けた根性には心底幻滅したぜ。もしテメェに少しでも 俺に反発する気骨が残っているなら、俺の舎弟として徹底的に鍛えなおしてやるつもりだったが… もう終わりだ、森崎有三。テメェはもう全日本には必要がない存在だ。ここで俺が引導を渡してやるよ」 そう言うと日向は森崎から手を離し背を向けた。森崎はその背中がどこか寂しそうに思えた。 森崎「(日向。お目の考えはわかる。お前の言っていることはある意味では正しいのかもしれない。 でも、お前は知らないんだ。馴れ合うことと、チームワークを尊重することは別の事だって。 この試合でアイツに分からせてやらないといけない。俺がこの手で選んだ仲間を信じるサッカーで勝つことで。 全日本を強くさせたいという気持ちは同じだ。ならば、尚更俺はここで倒れるわけには…負けるわけにはいかない!)」 決して相容れることのない思想の違い。どちらが正しいのかを証明するには、勝利を収めるしかない。 森崎は、一層勝利への決意を固めると、コイントスを迎えるのだった。
[379]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/19(日) 22:42:26 ID:??? 激突!二つの正義→ !dice !と diceの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します 奇数→アカネイアのボールから 偶数→ヒューガーのボールから
[380]森崎名無しさん:2010/09/19(日) 22:43:50 ID:??? 激突!二つの正義→ 5 日向って根本的に勘違いをしている(馴れ合いを拒否しているくせに、舎弟を作ろうとしている。 本当に対立の中から強さを見出すなら、相手を屈服させてはいけない)んだけど、 これってどのくらいスレ主の計算なのか、が気になるなあ。
[381]森崎名無しさん:2010/09/19(日) 22:46:02 ID:??? その意味では本編の森崎と新田の関係みたいのが日向の望みどおりなんだろうな
[382]森崎名無しさん:2010/09/19(日) 22:48:14 ID:??? あるいはそれこそJrユース時の森崎と翼でしょ。 どちらが屈服するわけでなく、妨害するわけでもなく、 ひたすらに対立しながら自分の力を磨いていく。 その思想自体は間違ってないでしょ。
[383]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/19(日) 23:07:05 ID:??? >>380 日向に関して一言言うのならば、この先彼には少し辛い役目を背負わせてしまうかもしれません。 日向だけでなく、全日本の他のキャラ数名にも、かなり厳しい展開を強いることになるでしょう。 森崎のサッカーパートのライバルに選択された運命に、なんとか立ち向かっていって欲しいものです。 >>381-382 誰かを憎んだりする気持ちから生み出されるパワーというものは小さなものではありませんからね。 今の森崎はマルスたちにすっかり心を解かされているので、本スレのような行動はしにくくなっています。 =================== 激突!二つの正義→ 5 >奇数→アカネイアのボールから コイントスの結果、ボールは森崎たちアカネイアからのものになった。 いきなりのキックオフシュートがこないと分かった仲間たちはどこかほっとしていた。 日向「(ワールドユースで世界を制するためには、もっと全日本が強くならなければならない。 そのためには俺が主将となり、甘さや弱さを完全に捨て去った冷徹なチームにならなければいけねぇんだ)」 森崎「(日向。お前に本当に強いサッカーって奴を教えてやるよ。 どんな手を使ってでも中心にいたかった俺が、ここまで考えを変えるようになった要因を。 俺は…いや、俺たちアカネイアは、お前のような孤独なサッカーには決して負けはしない!)」 互いに強い意思をぶつけ合いながら一瞥し、森崎は自陣のゴールマウスへと向かっていった。 アンナ「さァお待たせいたしました。いよいよアリティアカップ最終戦 アカネイア対ヒューガーの試合が始まろうとしています。 互いのチームのスターティングメンバーとフォーメーションは以下のとおりになっておりま〜す」
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0ch BBS 2007-01-24